ダ・ヴィンチ編集部のレビュー一覧
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サイン会をきっかけに、すっかり朝井リョウさんのファンになってしまった。
朝井リョウ特集!!ということで、普段は読まない雑誌を読んでみた。
新刊『イン・ザ・メガチャーチ』を主軸に、いろんな視点から朝井リョウさんに迫る特集で面白かった。
インタビューはもちろん、対談、他の作家さんや著名人による朝井リョウの一面、好きな朝井リョウ作品の紹介などバラエティ豊かな内容。
個人的には、他の作家さんから見た朝井リョウさんの話が、それぞれの視点が感じられて興味深かった。
作家さんの言葉選びや表現の仕方ってやっぱり面白いなあ…と実感。
この特集のおかげで『イン・ザ・メガチャーチ』を再読するときの解像度が上がりそ -
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朝井リョウさんが大好きなので、特集されていると知り久々に隅から隅まで読んだ。普通の人には見えないところまで世界が見えている天才なんだろうなということと、どこにでもいるような青年の一面を持ち合わせているんだろうなということの両方を思った。「私が見た、朝井リョウの一面」で皆が口をそろえて朝井さんの観察眼を褒めているのが印象的だった。私はこれまでただただのめりこむように朝井さんの紡ぐ物語に没入してきたけれど、”朝井さんが世界をどう見ているのか”というのをちょっと意識しながらあらためていろいろ読み返したいなと思った。魚豊さんとの対談もふたりの素直さが出ていてよかった。
「尾崎世界観の書かなかったこと日 -
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ブク友の皆さまこんにちは。
先日は、私の体調をご心配いただいたコメント等ありがとうございました。
おかげさまで、一昨日受診してきて体調は完治はしませんが、だいぶんよくなりました。本も読めます。ご心配いただきありがとうございました。
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今月号のダ・ヴィンチは伊坂幸太郎さんの特集が目当てで買いました。
作家生活25周年だそうです。
タイトルは「次世代に受け継がれる物語」。
25周年なんですね。
私が地元の小説講座でお目にかかったのが、2004年と2005年なので、もう20年以上たったのですね。
伊坂さんも私もまだ30代でした。
この本、伊坂さんの写真もたくさんありますが、まだまだ -
購入済み
しゃれた構成のアンソロジー
煙草をテーマに有名作家の有名小説の番外編ばかりを集めたという大変にしゃれた構成のアンソロジー。
もとの小説を読んでいれば読み返したくなるし、読んでいなければ読みたくなるという、出版社 作家の術中にはまってしまうたちの悪い本。
番外編ではあるが元の本の色合い香りを程よく保った佳作が多い。 -
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大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
正直楽しかったです。
作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
限ら -
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穂村弘さんのインタビュー、鈴木晴香さんのインタビュー、朝井リョウさんの特集を舐めるようにして読む。
どれも、どきっとさせるようなことがいくつも書かれていて、歌人怖いな、作家怖いな、他者怖いな、ってなった。
朝井リョウさんの特集での村田沙耶香さんの寄稿が最高すぎた。
「朝井さんは、ご自身が見ているものを独自の視野と解像度でわーっとスキャンしている感がある。」と述べたそのちょっと後の文章で「もしも日本のデータベースに誰か人間を一匹提出しろと宇宙人に言われたら、迷わず朝井さんを差しだすだろうなと。」という村田さんらしいif話。大好きです。
穂村弘さんのインタビュー。
「ずっと怯えてるやつは応援し -
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伊坂さん特集と知ってダ・ヴィンチ初購入。
短編小説よりボリュームがありました。
お目当ての伊坂さんインタビューには大満足。
語り口調が小説の登場人物のようで、ひとり静かに興奮しました。
書き下ろしエッセイ、伊坂作品をモチーフにした掌編、伊坂ファンの作家さんによる対談も全て面白かったです。
伊坂さんについて語りたくなったらこの雑誌を開こうと決めました。購入してよかった。
その他、瀬尾まいこさん、朝比奈秋さんがそれぞれ「ありか」「受け手のいない祈り」について語られているページがあり、ちょうど2作とも読みたいなと思っているところなのでますます読みたくなりましたし、三浦しをんさんの連載はさすがです -
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ネタバレ金原ひとみ先生のインタビューめっちゃパーソナルイズポリティカルだな〜と思った 扱うテーマがそういうものが多いから著者の口からから出る言葉にそういうものが感じられるのはとてもいいな〜
村田沙耶香先生が、自分がすごく平凡に浅はかで汚くて愚かだから実験するのに(物語が生まれるのに)便利と言っててなんて人なんだ…と思った。この前番組に出てたときも実験の結果を書き留める、書き留めたものが小説になると仰っててほんとうに全然理解できなくてすごいな……と呆然としてしまう。
少し読んだことある作品の作家の方とか気になってる本の作家さんだったりしたので読んでて楽しかった〜!伊坂幸太郎のマリアビートル超大好きだか