しらびのレビュー一覧
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購入済み
まだまだ続くそうです。
登場人物増え過ぎて、挿絵あっても誰状態。戦闘シーンも自分の理解力無さ過ぎて読みにくい。初期は面白くて何度も読みかえしていたが、近年は流し見で終わってしまう。
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Posted by ブクログ
色々な特典小説を集めた短編集。
副題の通り青春の一コマを集めたような作品が多い。
各キャラクターの誕生日シリーズとか^^思わずニヤニヤしてしまう。
誰かが誰かを想っている光景はやっぱり良いなあ。
そんな中、「杯に射す影」のありし日のスピアヘッド部隊全員での桜の花見の光景は今だからこそグッとくるものがある。
その後の酔っ払いレーナには吹いたけど笑
なんにせよ、厳しい戦いの中にもそれぞれがそれなりの青春をいきているのは素直にうれしい。
あとラストの模擬戦のカオスよ!
まあ、なんだ。壮大な夢話と思っておこう。
イラストにファイドのはっちゃけぶりが楽しいけど^^ -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズを忘れてそうなところから読み返そうと思い再読。
この小説版は数年前に読んでいて、アニメも1年前に見たので今回はオーディブル版で聞きました。
オーディブル版の凄いところは読み手が上手すぎるキャラクターモノマネをしてくれる点で、特に女性キャラの演じ分け(+セオ)が凄かったです。
声優乗り移ったかと思いました。
ギアーデ連邦に辿り着いたものの、敵レギオンの大行軍により再度戦うことになったシン達。
羊飼いとなってしまったキリオと対峙するシン、そしてフレデリカ。
キリオがフレデリカ守ったところ、本当に良かったし、シンとレーナが出会う所は泣けるし面白いしで何度見てもうるっと来ました。
個人的 -
Posted by ブクログ
想定外…というか、このような内容のエピソードが本作で描かれる事を想像していなかったという意味で意外なストーリーとなっている今巻
物語当初においてエイティシックスとは迫害された弱者であり、それで居ながら誇りを抱えて無限地獄を戦い続けていた強者。86区を出た後は戦い続ける日々は変わらぬままに自分達を、そして自分達の未来をどうするかに焦点が当たっていったから本作の主役はいつだって彼らで。だからこそ彼ら以外があの悲惨に過ぎる世界をどう生きているかなんて考えた事がなかったかもしれない
だって読者からすれば、彼ら以外は全てモブなんだから
今巻を読み終わってから改めて冒頭に記述されたヴィーカの言葉を見ると -
Posted by ブクログ
第9巻にてエイティシックスの多くが戦争の無い世界について考えられるようになって、更にはレギオン停止への希望も見えてとかなり事態は良い方へ向かっていると感じられたのに……!
たった一日で戦局が引っ繰り返るってどういう事さ…。おまけにその方法が衛星軌道上からの攻撃だなんて……
本作は早い時点でレギオンによって空が封じられたから、ある意味では前時代的な地上戦に終止していた。それが本作の特徴だと思っていた。だから慮外の衛星軌道をレギオンが利用する展開は本当に予想外で
これまでもレギオンによって幾らでも発生してきた理不尽。その極地を見た気分だよ……
あまりにあまりな被害と戦線の後退。けど、その中で -
Posted by ブクログ
シンエイ・ノウゼンという子供が死神になるまでの物語プラスα。その為にシンが死に隣接した存在になるまでを描いているというより、シンエイ・ノウゼンを構成する欠片を纏めているといった印象を受けるね
だからこそ、ラストの帰結に繋がるのだろうし
シンエイ・ノウゼンは特別に不幸だったというわけでも死に惹かれていたわけでもない
ただ、数千万人に一人みたいな気味の悪い奇跡によって有り得ない程の戦闘適性を持っていただけ。それによって仲間が死に絶える戦場であろうと生き残れてしまった
また、エイティシックスが押し込められた八六区という絶死の戦場が平時なら何の価値もない戦闘適正に意味を持たせてしまっただけ
そも -
Posted by ブクログ
冒頭、まずは衝撃が大き過ぎた前巻のフォローから
前巻ラストの衝撃と言えばそりゃセオの件が筆頭に来るけれど、他のメンバーだって大きく傷ついている。小説においてはどうしても数として扱わなければならない犠牲だって、当事者としては顔も声も知る相手。幾ら絶死の戦場で死に慣れたエイティシックスと言えど、仲間の喪失に何も思わないわけではなくて
特に長年の隣人を失ったシデン、戦えなくなったのに生きているセオ関連の心理ダメージは大きいようで
喪失の一方で遂にレーナがシンに応えたぁ……
第1巻の頃から特別な繋がりを持ち始めていた二人。本当に少しずつ心を近づけていって互いの差を理解して。そうして何度も大切な相手を -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回はレギオンとの戦闘もあるけれど、それよりも愚かな造反軍の顛末に焦点が当たったお話だった。
あと、レーナはおやすみ回^^
造反軍の愚かさ、自分では何も決められず誰かに責任を押し付ける様は、ある意味共和国の白豚どもと似通っていて、だからこそシン達86が、自分の事を自分で決められる王たちが、一層尊く感じてしまった。
けれど今回はなんと言っても再登場したクジラ(原生海獣)の印象が強い。
なんか起きるんじゃないかとドキドキした。
あれ、これもしかしてクジラくん今後重要な意味を持つの? と思ったけど後書きでそれは否定されてた。えー。
共和国がらみで色々伏線が張られているようなので次回も気を抜けない -
購入済み
待ってたー!
続きを楽しみに待ってました!が、発売日が延期になり、忙しい時期と被ったため、しばらく読めず(TдT)
さっき、やっと読み終えた!
人の自由について考えさせられますね。
アニメの中で、シン達が手に入れた死をも含めた自由。あの映像美しかったなぁ。
それとの対比が、、、ねぇ。。。
前巻に続き、人間が内側に隠しているものが物語の主軸。個人的にはこっちの人たちの心情の方が理解しやすいので読んでいて、グサグサくるけど面白い。
正しくありたいと思う人たちの在り方も、読んでいて爽快感がある。
続き早く読みたいです! -
ネタバレ 購入済み
絵がかわいい
全部絵のレベルが高いし内容も良かった。こういう公式のものは中身が薄いことが多いけれど、これはその辺の同人誌よりも絵が上手いし、公式が良い方に働いている。86好きな人はクスリとできます。
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Posted by ブクログ
前巻の穏やかな空気を少しだけ引きずる前半部
特にシンの告白を有耶無耶にした上でキス逃げという前代未聞の振る舞いをしたレーナの醜態は面白いけど酷い(笑)
だからこそレギオンとの戦いが始まってからの、エイティシックスが戦う場所とはどのような場所かを思い出させる熾烈極まる絶死の戦場の悲惨さが際立つのだけれど
ゼレーネによって齎された戦争終結の手段。ひとまずフレデリカという存在の重要性は穏便に扱われたものの、まず秘匿司令部の場所を調べなければならないようで
それを思えば事はそう簡単ではないのだけど、これまで戦争に終わりがあるなんて想像すら出来なかった点を思えば、終わりが在ると知れただけでも充分過ぎ -
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Posted by ブクログ
まさかこの作品で休暇を楽しむエイティシックスの面々が一巻丸々描かれるなんて想像もしなかったなぁ…
戦場に出れば死も無情も恐れぬ戦模様を見せつけるエイティシックス。けれどこうしてホテルに宿泊して観光や休息に勤しむ彼らを見ていると、やはり芯の部分は少年少女だったんだなぁなんて今更感じてしまったよ
前巻にてまたもや恥ずかしい告白みたいな事をしたシンとレーナ。もはや二人の想いは周囲の知る所となっているわけだけど、当人達はそこまで思い至ってないしそもそも直面する自分の想いにあわあわし続けている印象
このあまりにもゆったりとしていて、誰かに急かされる事もない時間と空間は二人に自分の内面を直視する時間と