しらびのレビュー一覧
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遂に完結です。とても良い終わり方でした。
結末はどうなるんだろうってずっと考えてて・・・選んだルートは予想通りだったけど、誰かが泣く展開にならなかったのは本当に良かった。
そしてルート選択後! 最高ですね。短編集を出すつもりって言ってたけど是非後日談も入れて欲しい! -
巻末の誕生日会部分が本編のリミッターを外したような、外伝モノ感があって、ニヤニヤしながら読んでました。
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お気に入りの作品です。
言葉遊びやオマージュ、ネタが満載で、アニメ、ゲーム、マンガ、ネット好きにはたまらないです。
主人公に自己投影しまくるし、物の見方の角度がたまらないです。Posted by ブクログ -
話の終わりに向けた節目の一冊? 三人の関係が変化して行かざるを得ない中で、存外に余韻を残すラストに。昔の楽しかった頃が懐かしいけど、3人+αが葛藤しどのような選択をしていくのか、期待したいです。Posted by ブクログ
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青春ものとして最高のシリーズだと思う。登場人物たちの不器用な青春がただただ愛おしい。10巻以降の後半戦、主人公は色々と決断に迫られそうだが、今まで通り、よろめきながらも乗り越えて行くことを期待。あと、幅広い読者に読んでもらうため、一般文芸としての再出版はどうでしょう?Posted by ブクログ
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今巻の銀子と天衣の女王戦、暴言も飛び交うが真剣に将棋に向き合う熱い闘いだった。
今後予想される、銀子vs あいの公式戦での真剣勝負も楽しみ。
恋愛面では、あいや銀子と比べて圧倒的不利な立場にある天衣が、これからどのように竜王の心を手に入れようとするのか楽しみ。 -
りゅうおうのおしごとは1巻から読み続けていますが、この巻が一番面白かったと思います。
ただ個人的に心残りになったのは、銀子ちゃんの心臓病の件です。シリーズ最後のほうで死んでしまうのではないかと不安になってしまいました。 -
なんでもないような1シーンを、人間を掘り下げて掘り下げてドラマに仕立てるのが上手い。キャラクターにこれでもかというほど向き合っているのが伝わってくる。物語の上でもかなりキーになる巻では。Posted by ブクログ
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本書は、連合王国編の後編。
レギオンとの戦いに従軍するシンを始めとする86達は、前巻の攻城戦でシリン達が見せた自らの身体を喜んで犠牲する戦い方にショックを隠しきれない。
シリン達は人間ではないが、死者の脳を利用して作られた表情のある女性兵士型人造妖精だ。
彼女たちは、「勝利の為の死こそ我が目的」とば...続きを読むPosted by ブクログ -
異界と化した東京へ進入する非合法のレイダーである少年少女の物語。超高難度ダンジョン探索型ボーイミーツガールの今作は敵である救務庁への潜入というケタ外れに難易度の高いミッションが主となっている。相変わらず危機的状況を描くのが非常に上手い。今作のピンチの骨子はひた隠しにしていた身元の発覚と、別行動による...続きを読むPosted by ブクログ
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紫色の霧に閉ざされ、壊滅した東京都心を舞台にしたダンジョン探索型のボーイ・ミーツ・ガール。ダンジョンと化した東京、跋扈する異形の怪物クリプテッドと、人類の敵EOM(エネミーオブマンカインド)、ドロップアイテムかつ、EOMに対する唯一の対抗策である、赤緑青の、強化、感覚、修復の三種類の注入(ショット)...続きを読むPosted by ブクログ
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エネミー・オブ・マンカインド編の後編。ステルス&エスケープを中心に練りこまれたアクション、常に死と隣り合わせの緊迫感は後編でも変わらず。相変わらず絶望的なシチューエーション作りが上手く、主人公たちを容赦なく危機的状況へと追い込む手腕は見事である。EOMと戦うためのショットの本数という視覚化された絶望...続きを読むPosted by ブクログ
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連合王国編の完結回。
今回はさすがに前回ほどの衝撃はなかったなあ。
いや、いいことだ。
前回、死せる戦闘人形シリンたちの有様に衝撃を受けたエイティシックス達が、生きていることの意味自らに問うた今回。
ようやく、彼らの中に生きる意味が見つかったのだなあ。
戦闘場面は、今回は珍しくあまり心配しなかっ...続きを読むPosted by ブクログ