あらすじ
ひねくれぼっちに降りかかる新たな悩み!
日々は相変わらず。友達もなく彼女もなく間違った青春……のはずが、八幡の中に生じた慣れない居心地の悪さ。それはやはり、部室にいない一人の女子が原因なのか。
それを解決できるほど器用な人間は奉仕部にいるはずもなく……。男だらけのゲーセンデート、わんにゃんショー、そして脱衣トランプ!?
間違いだらけのイベントの中で、ぼっち・八幡と奉仕部の日常はもどってくるのか……?
ひねくれぼっちの八幡だけでなく、オタクの材木座、そして平塚先生……いろいろなキャラのダメさが暴走する第三弾!
第3回小学館ライトノベル大賞、ガガガ大賞作家の渡 航(わたり・わたる)が残念系ラブコメに参戦。発売直後から話題を呼び、次々と版を重ねる注目のシリーズ。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
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ガハマさん仲直り回。
雪ノ下さんの猫好き描写もどんどん増えてきてヘタレ感が増してきてます。買ったエプロンはどこかでお披露目するのか。
雪ノ下姉も初登場。恐ろしい相手だった記憶がある。まだ触りだけしか出てきてないけど。
材木座の大富豪バトル、、いるか?
ガハマ誕生日会のやりとり面白かった。ドラマCDとかなんか懐かしいなあ。聞いてみたいかもしれない。
3巻もサイコーに面白い
相変わらず、とても読みやすい文体で安定して読めますw
ついにやにや読み進めてしまう。そんな面白さです!
あと、ひっきーとがはまちゃん仲直りできて本当に良かった!
Posted by ブクログ
アニメで放送されてない話が多くてすごく面白かった。戸塚二対してすごく優しい八幡もまたいいな。あと材木座がうざすぎるなwwwアニメじゃこんなに出番なかったのに......カットされてて悲しい。
Posted by ブクログ
間違っていない話になり始めているような。あの卑屈さ加減が、自虐的に感じているのだが、間違っていなくなったときのテイストは、どんな感じなのだろう。
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由比ケ浜と八幡の関係が紆余曲折を経てスタートラインに立った。
雪乃と八幡のデート?はなかなか良くできていたゲームセンターでぬいぐるみを取るのにも人に頼むなど、予想を裏切ってくれるので読んでいて楽しい。
しかし、脱衣大富豪は無いと思う。結局勝敗はどうなったんだ?
ドラマCDの内容も含まれていて、限定版を買えなかった自分にとってはありがたかった。
Posted by ブクログ
前巻のラストからのこれは良かった!
もうハラハラしちゃったけどうまくまとまってホッとしたよ、ほんと。それにしても八幡はほんとひねくれてるなぁ。まぁそこが好きなんだけど。
今回、ちらっと出てきたゆきのんのお姉ちゃん、なんかやだなぁ。何となくだけど。若干ゆきのんの伏線が見えてきたのかも。
材木座は相変わらずだから見ててホッとするわ。変わんねぇなぁ(笑)。
戸塚はもうマジ天使。
ほんと戸塚は性別戸塚でいいよもう。
バカテスの秀吉の部類だよもう。
え?ダメ?
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はまち3冊目.
今回も面白かったよ.
ヒッキーがゆいゆいとの関係をリセットしようとしてから二人の間がモヤモヤしてて
平塚先生(独身)が奉仕部の人員の補充を指示.
デートしたりデートしたり誕生日パーティーしたりと
なんだかんだでリア充イベントをこなしているヒッキー.
どういうことだこれは.
というか,所々に挟まれている学生ぼっち話が悲しすぎて…(´;ω;`).
一部身に覚えがあったりしてアレ.
なんだか胸が苦しいよ.
で,材木座くんなんだけど本当に必要か?
まぁ,どう考えてもKY要員なんだけど.
おじゃーまむーしはお前だ!ってアレが必要だから結局彼は必要なのか.
戸塚彩加可愛いよ,戸塚彩加.
ぐぬぬぬぬ….
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読んでるとたまに、わはは八幡www→はははこやつめw→ははははは→はぁ→あー……てなるの、どうにかなりませんか。コメディタッチなのに、八幡のぼっちオーラ強すぎて痛くなくなったお腹が痛くなるよ。ぼっちオーラバトラーまじおっかねえ。
それにしても、今回のぽんかん⑧さんのイラスト凄いなー。黒の柔らかさが半端ない。特に表紙のゆきのんはB全ぐらいに引き伸ばして飾りたいぐらいw
あとは戸塚まじ天使。
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由比ヶ浜と八幡の仲直り回。
由比ヶ浜奉仕部の穴を埋めてくれるようなそんな存在だと思いました。
とうとう雪ノ下姉が出てきてこれから一波乱起きそうで楽しみです。
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2巻のラストで気まずい感じになってしまった八幡と結衣の関係はどうなるのか、というのが3巻のメイン。
雪乃の姉、陽乃が登場したり、雪乃と八幡の過去での意外なつながりなどの伏線を残して、次巻以降への期待を十分に持たせつつ、良い感じに区切りがついていたと思う。
作者の、人間を見る観察眼の鋭さと、巧みな言葉遊びを交えた、テキトーなように見えて、実はよく計算されている(ように思われる)文章はすごいと思う。20代後半くらいの世代直撃の他作品のパロネタは今回も健在だった。
しかし、由比ヶ浜結衣ちゃんと戸塚くんは可愛い。
Posted by ブクログ
アニメでは放映されなかった、由比ヶ浜の誕生日プレゼント選びと、遊戯部との対決のエピソードが描かれている巻。原作ではヒッキーにフラグが立ちまくっていて驚いた。あと、この作品に材木座って必要なのかね?このキャラのおかげで話が無駄に長くなるし、テンポも悪いし…。アニメ版で、材木座をほとんど出さなかったのは正解だと思う。
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戸塚ルートへまっしぐらな感じが拭えない所ですが、実際は、ゆきのんやガハマさんの好感度もアップさせているわれらがヒッキーくんです。とりあえず、ガハマさんとの関係もなんとなく修復して、ゆきのんとちょい微妙(まあ元からちょっと遠いのですけど)な感じでしょうか。ボーナストラックの誕生日会を読むとそうでもない気もしますけどね。まあ、あれはあくまで番外編という位置づけなのでしょう。
Posted by ブクログ
孤独を主張するヒッキーだが、ふと気がつけば、辛い過去を話せる同級生が、部員がいる。それらは既に友達では…と呼べるとも思うのだが、彼の成長はまだまだ発展途上。
水面下で揺れ動く三角関係(?)ぽい部分にも注目。
Posted by ブクログ
残念系日常系ラノベ第3段。
今回は結衣の誕生日会をメインに、八幡・雪乃・結衣の人間関係がクローズアップされています。
#八幡×雪乃
きっかけはどうあれ、東京ワンにゃんショーやショッピングモールで行動を共にする二人。
二人の距離が近づいているのは間違いないでしょう。
出会った当初の八幡だったら
「女の子が俺と二人で行動するわけがない。きっとこれは何かの罰ゲームだ!」
などとビクビクしながら一緒にいたはず。
出会った当初の雪乃だったら
「なんで私がこんな男と一緒にいないといけないのよ」
といって即座にわかれるはず。
これまでの積み重ねで、二人の間には「こいつなら大丈夫」とある種の信頼関係が生まれているんだね。
ただ、それを恋愛感情と判断するのは早計か。
雪乃がエプロン姿を八幡に褒められていて照れてたりもするけど、
「男子に」「八幡に」褒められて照れたというよりは単純に
「友達に」褒められて嬉しかったから照れてたんじゃないかな。
友達経験の少ない二人だから、その感情が恋愛感情に変わってもおかしくないけどね。
#八幡×結衣
今回のメイン。全巻ラストでぎくしゃくした二人。
そもそも友情を、特に女子との友情を信じていない八幡。
「自分と仲良くする女子には何かしらの理由がある」と考えており、
事故の原因の犬の飼い主が結衣だと分かってからはその償いに優しくしてるのではないかと考える。
どんだけ捻くれてるんだよ!と言いたくなるところだけど、これまでの経験を考えたらそうなっちゃうのかなー。
誕生日会で結衣にプレゼントを渡す八幡。
しかしそれはプレゼントというよりお礼だという。
「事故はお前だから助けた訳じゃない、これは気にかけてくれたお礼だからこれで全部チャラ、
もう俺を気にかけなくていい」
「同情とかそんなつもりじゃなく、ただ・・・ただ・・・」
雪乃の取り成しで一応新たなスタートが切れた二人だけど、まだまだどこかぎこちない。
結衣には明らかに八幡を異性として意識している描写もあり、
良くも悪くも「ただの友達」というわけにはいかないのでしょう。
この二人はまだまだ時間が必要か。
#雪乃×結衣
順調の一言。
結衣の方は当初から雪乃を慕っているような感じではあったけど、
ここにきて雪乃の方も結衣を大事にしていることがはっきりしてきた。
きっかけはやはり結衣が一時的に奉仕部に来なくなったことなのかな。
友だちの誕生日会を企画するとか、昔じゃ考えられない。
…まぁその誕生日を直接聞けないあたりは相変わらずだけどw
この二人にはこのまま仲良くしてってほしいな。
「彼女いないの?」
「この男にまともな男女交際など不可能」
「2人は付き合っているんじゃ?」
「いくら私でも怒ることくらい、あるのよ」
八幡を話題にしたこの二人の掛け合いは読んでて楽しいw
そんなわけで、なんだかんだでいい青春をおくっている八幡&奉仕部。
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」というタイトルを考えると、これからラブコメ分も強くなってくるのかな。
今後も楽しみです。
#最後に一言
あれ、川崎の出番は…?
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友もなく、彼女もなく、孤高の学園生活を送る少年達の残念な物語の第3弾。
これといった目立った良さは説明できないんだよ。
だけど、なんか惹きつけ、いや、「引き」付けられる面々なのよね。
最後まで読むと材木z……中二しか残ってないけど、全体でかなり安定した憐れさだね。
ちょっと気になるところが、普通の学園生活に近づいているところかな。
ヒッキーに磨きがかかることを祈ります。
Posted by ブクログ
由比ヶ浜とギクシャクしてしまったため、雪乃と一緒に誕生日を祝おうと計画する八幡。
いつも通り戸塚はかわいいし、材木座はウザいし、雪乃と八幡の歪みっぷりは健在。
雪乃の姉が登場したりして少し雪乃の過去が明らかに。
まぁ、あんな姉の元にいたら・・・ね。
あとは安心のローカルネタです本当に(ry
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相変わらずのぼっち。微妙に傷がえぐられていく。まぁ傷をえぐるだけじゃなくて、ちゃんとストーリーがあるのでイライラすることなく読めるのは著者の力だろう。
ドラマCDがあるが、そっちを買っておけばと今更後悔。
で、何時になったら先生にフラグをたてるんですか?
Posted by ブクログ
やはりぼっち同士の会話は痛々しくて面白いな。主人公の過去が切なすぎんだろw
前回の引きから、もっとゆいゆいしたりするのかなと思ったけど、わりと雪乃押しだった。まあいちおうはラブコメ(?)なんだし、そりゃそうか。ほんのちょっとだけ関係が変わって、収まるところに収まった感じ。
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雪乃さんの背景がとても気になる。普通のラブコメに走るのではなく相変わらずのぼっち具合な主人公の思考言動が面白い。それだけではなくそれぞれのキャラの事情も色々見え隠れしてきてますます楽しくなってきそうです。
Posted by ブクログ
奉仕部の日常を描くのはそのまま。だけど、八幡と結衣はぎくしゃくしたまま。そんな感じの3巻。途中で結衣は八幡と雪乃が付きあってると勘違いするけれど、最後はそうじゃないことが分かって関係性が元通りになる。といった感じ。やっぱ文章は面白いし、ツインテールとブラウス姿のゆきのんにはかわいいと素直に思った。ぽんかん⑧さん最高。
Posted by ブクログ
小町が可愛い。
そして、彩ちゃんが可愛すぎる!(男子だがな)
休みの日、小町と出かける八幡。
出先で見かけたゆきのんと合流。
そしてあった結衣。
ナニカを勘違いして、一人で離れていこうとする。
週をまたいで結衣が出てきた奉仕部で、どう切り出すか悩んでいると、材木座登場。
遊戯部と勝負という事になり、大貧民を始める。
何故か脱衣。
どうにか乗り切り、部室に戻る3人。
そして、八幡から結衣にプレゼント。
チョーカーだと思ったら、犬の首輪だった・・・
ボーナストラックとして、「たとえばこんなバースデーソング」というお話が入ってます。
結衣の誕生日ということで、学校からカラオケ店に場所を変えて祝う。
八幡、ゆきのん、彩ちゃん、小町、そして材木座も加えて、結衣を祝う。
充実した誕生日を祝い終わって、カラオケ店から出てきた彼らの前に一人の女声が出てきた。
平塚先生が・・・一人で・・・
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解れても大丈夫。また強くなって糾うから。
少しずつ少しずつ八幡くんが築いていく関係、甘いだけじゃないけど面白くて好きになる。
それでもまだ偽物と思うの?答えを知りたい。
Posted by ブクログ
同情と清算と戸塚の話。ぼーなすとらっく有り。非モテ三原則とか、ちょいちょい出てくる比企谷の後ろ向きな格言を密かに楽しみにしている。戸塚大好きなところも気が合いそうだ。材木座の活躍はただでさえ少ないのにアニメ版だとバッサリ切られてるので一番ページ数を消費して描かれている今巻のエピソードは貴重
Posted by ブクログ
“「三つ巴のバトルロワイアルだから、もちろん共闘もありだ。君たちは対立するだけでなく、協力することも学んだほうがいい」
なるほど、確かに最初に邪魔な奴を結託して潰すのはバトルロワイアルの定石だ。
「ということは、常に比企谷くんは不利な状況で争うことになりますけど……」
「だよな」
もう反論とか抗議とかする以前にすんなり受け入れてしまった。どう考えても俺VS.あと二人という構図になってしまう。
だが、悟りの境地に達している俺と対照的に、平塚先生は不敵な笑みを漏らした。
「安心したまえ。今後は新入部員の勧誘も積極的に行っていく。ああ、もちろん勧誘するのは君たちだが。つまり、自分の手で仲間を増やすことができるのだよ。目指せ、一五一匹!」
平塚先生は自信満々に言うが、仲間の数に、如実に年齢が現われていた。最近は五〇〇近くいるだろ、あれ。
しかし、仲間を増やせだなんて簡単に言ってくれるなこの人。
「どちらにしろ比企谷くんには不利なルールね。勧誘に不向きだし」
「お前に言われたくねぇぞ……」
「なに、君たちは現に一人入部させている。難しく考える必要はない」
まぁ、言われてみりゃ確かにそうだ。ただ、いつもいつでもうまくいくなんて保証はどこにもないけど(そりゃそうじゃ!)。”[P.35]
由比ケ浜とのすれ違いをリセット。
兄妹で手を繋いで歩くとか可愛すぎる……。
エプロンの件可愛い。
比企谷のボッチまっしぐら思考が辛いよ。
特装版買えば良かった(でも金なかった)。
“「つまり、今日一日に限り、恋人のように振る舞うことを許可する、ということよ」
「すげぇ上から目線だな」
わー、うぜぇ。
俺がイラッとしたことは雪ノ下に伝わったのか、雪ノ下はぎろっと俺を睨んできた。
「何か不満でも?」
「別に不満はねぇよ」
「そ、そう……」
雪ノ下が拍子抜けしたように素で驚いた顔を見せる。
しかし、驚かれるようなことじゃない。こいつと恋人などまっぴらごめんだが、恋人のふりをするぶんには別に構わない。
雪ノ下は嘘を吐かない。だから、こいつが今日一日と言えば寸分たがわず今日一日であり、恋人のように、と言うのであればそれは間違いなく恋人そのものではない。
だから俺は安心してこの提案に乗ることができる。
雪ノ下が俺のクズさに全幅の信頼を寄せるように、俺もまたこいつとどうこうならないことに関してだけは絶対の自信を持っている。これはこれで信頼と呼べるのかもしれない。なにこれ、全然平和的じゃないんだけど。
雪ノ下は呆けた表情をしていたことに気づいたのか、隠すようにくるりと背を向け、あさっての方向に話しかけた。
「……あなたはてっきり嫌がると思ったけれど」
「いや、特に断る理由もないしな。っつーか。お前は嫌じゃないのかよ」
俺が逆に問い返すと、雪ノ下は取り澄ました表情で振り返る。
「別に構わないわよ。知り合いに見られているわけでもないし、周囲に他人しかいない状況なら勘違いされて風評被害に遭う心配もないもの」
さっくり俺まで他人扱いされていた。まぁいいんですけども。”[P.119]