あらすじ
超豪華作家陣が紡ぐ、『彼ら』の多様な軌跡。
青春群像小説の金字塔「俺ガイル」がついに完結!
9年の軌跡とアニメ3期の放映を祝し、アンソロジー4冊を2か月連続刊行。
本作は、一色いろはをはじめとする俺ガイルの様々なキャラクターに焦点を当てた短編とイラストを収録。
平塚静、戸塚彩加、川崎沙希、葉山隼人らをはじめとしたオールスターが集結!
エナミカツミ、えれっと、ななせめるち、U35、ももこ、うかみといった大人気イラストレーターと、石川博品、王 雀孫、川岸殴魚、境田吉孝、さがら 総、天津 向など超豪華作家陣が参加!! 夢のコラボが実現しました。
さらに、ぽんかん(8)と渡 航の原作コンビも参加。本作にあてた完全書き下ろし作品も収録!
ここでしか読めない、珠玉の物語!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アンソロジーの4巻目は個人的に一番よかった。
特に第一話が驚き。
これまでずっと俺ガイルの中の話だったのに、この第一話は『俺ガイル』を読んでいる読者の青年を主人公としてその9年間の青春が描かれていて、アンソロジーとして、こう言う書き方もあるんだとまず驚かされた。
そしてその内容がまた、時々の俺ガイルに触れながら、彼の人生や好きだった人に対する想いを描いていて、これはそれこそ俺ガイルを読んできた読者みんなの人生に寄り添った物語だと思った。
そこがすごく刺さった。
正直、このお話を読むためだけにこの巻を買う価値があると思う。
二話目のリレー小説のお話でのそれぞれのキャラの個性が出た小説も良かったし、
10年後の戸塚の話もすごく苦しくてやるせないんだけど、あの頃を思い出すことで、前向きになれたのがよかった。
それにしても平塚先生には何をさせてるんだと言いたい!
良いぞ、もっとやれ(笑)
そしてラストの渡先生の話は、言わば、いろはす祭り。
彼女の黒いんだけどなぜか許せてしまうアザトかわいさがやっぱり良いなあ。
その内、八幡たちの三年生の話もちょくちょく読んでみたいなと思った。
Posted by ブクログ
さあ、十年後の戸塚がしゃべってるヒッキーの嫁って誰でしょ?嫁候補いっぱいだし!あ、お米ちゃんは無理!(笑)
やっと、いろはすキター♪やっぱり凄い子♪
アンソロで、いろはすと陽乃さんがいないなぁと思ってたんです。なんかこのアンソロジー続きそうだし、次の登場に期待しよ(笑)
こうやってアンソロジー見てると、みんな、由比ヶ浜と平塚先生が好きですね。特に、平塚先生が不憫というか、誰か平塚先生の新婚生活を書いてあげて❗(笑)
ま、雪ノンが相変わらず、負けず嫌いというか、焼きもちやきというか、めんどくさいけど可愛いという平常運転です。
読んでる時間は、楽しい時間でした。
#読書記録
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#やはり俺の青春ラブコメはまちがっているアンソロジー
#やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
一巻から10年経って
読者の立場からのストーリーも、この年月かけて完結した重みを感じます。「無花果少年と瓜売小僧」という平成の小説にも通じる感覚を覚えます。良かった。これに出会って。
鬼作
「たとえぼくたちの青春ラブコメがまちがっていたとしても、」どれだけ間違おうと決して前に戻ってやり直すことができない一回限りの現実の生において、読み返しさえすれば何度でも同じ場所に戻れる虚構作品の意義とは何なのかを問う、心に重く響く傑作。ラノベ作家多しといえど、こんな短編を書き得るのは著者ぐらいだろう。
葉山が迷走する話もわりと好き。
4冊のアンソロシリーズでは今巻が全体的に一番レベルが高かったと思う。
4巻読みました。
今回はなかなかに面白い作品が多かったです。
戸塚が八幡みたいになってる未来の話はちょっと面白かった。
川崎さんとの買い物の話は、そんな話し方か?と違和感のある部分が多かった。