しらびのレビュー一覧
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アニメからの続き、姉弟子の空銀子に焦点の当たった話。
藤井聡太の登場とアルファ碁などAIの台頭が、実際の将棋界にも相当の影響を与えているのが伺える巻だった。
生まれ持った才能の違いを暴力的なまでに味わい絶望するも、絶対的に届きたいものために、(たとえそれが自分という存在を摩耗させていくものだと分...続きを読むPosted by ブクログ -
このはっきり書かなさ具合が持ち味。読者側に行間を埋めることを期待して、読者はそれを楽しむ。じれったくて苦しい。味方を探しながら、陽乃、雪ノ下ママ、雪乃との対決に挑む。八幡は態度保留にして有耶無耶にすることは許されず、態度を決めることを求められる。この先どんなふうに決着させるのか。冒頭カラーページの各...続きを読むPosted by ブクログ
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バトルシーンはやや分かりにくいが画力はかなり高く、原作を違和感無く表現している。いいコミカライズだ。巻末の原作者書き下ろし掌編もまたよかった。次巻にも期待したい。ただラストにあの展開が来るのは早い気がする。Posted by ブクログ
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すごく面白くて一気読みした。終盤以降泣いて、ラストシーンでもっと泣いた。上手い言葉が出て来ないが、読めてとてもよかった。急ぎ既刊全て購入したい。Posted by ブクログ
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ここ最近は3人の関係に
今までとは違うもどかしさがあった。
でも本巻では久しぶりに
今までの3人の活動に戻った
気がして少し落ち着いて読めた。
物語も終盤だが
比企谷たちがどんな結論で
最後を迎えるのかとても気になる。
次巻が楽しみ。Posted by ブクログ -
正直、終盤まで長くて退屈だったけど、最終章の最後の雪ノ下のセリフを見て「ここまで読んできてよかった」と思った。次巻(14巻)で完結。Posted by ブクログ
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良い出来
「デザイア」のようなキャンペーン物語として
というのでなく一話ごときっちり楽しめる
「ARAレジェンド」「ブレイド」と同じような味わい
プレイヤーも内輪受けでなく素晴らしい
ここがすごいというのはないが総合して欠点なしPosted by ブクログ -
うわー、読み終わった後の胸の苦しさが半端ない。
こうくるか。
やっぱり、こうなっちゃうのか。
これは苦しいなあ。
否応なく終わりに向かう重苦しさに、それでも読まずにはいられなかった。
そして本編以上に苦しくて痛くて切なかったのが、interlude。
八幡以外の登場人物たちのそれぞれの想いが、どれ...続きを読むPosted by ブクログ -
相変わらず最高に面白かった。
今回は攻城戦。レギオンに占拠された難攻不落の城をどう落とすかという物語だったが、結末はネタバレになるので書けない・・・。
もう、ほんとにこの小説はライトノベルじゃないよね。確かに美少女が主人公でラブな要素あるけど、それを圧倒的なまでに押し流す冷酷で破壊的な戦場描写。
今...続きを読むPosted by ブクログ -
「比企谷八幡の消失」的内容。TDLはファンサービス
本シリーズで、初めて八幡はトップカーストのコミュニケーション手法に理解を示す。
無駄も多いが、言葉を尽くして、相互理解・調整をしていく手法。
当然、ぼっちでは、ひとりでは、できない方法である。
奉仕部の和解は、珍しく青春、青春した内容。
スプラ...続きを読むPosted by ブクログ -
全く照れずに言う「馬鹿じゃないの」が面白いな。平塚センセの教師感あるときと恋愛の心配されてるときのギャップが可愛すぎる。ギャップ萌えってやつかな......
アニメ以上に心の声が多くていろんなネタがあって(知ってたら)すごく楽しめるなと思った。Posted by ブクログ -
アニメで放送されてない話が多くてすごく面白かった。戸塚二対してすごく優しい八幡もまたいいな。あと材木座がうざすぎるなwwwアニメじゃこんなに出番なかったのに......カットされてて悲しい。Posted by ブクログ
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ダンサリエルシリーズを思い出す芸と才能のお話に達し得ていて素直に称賛
「ファンなら褒めろ」に続いて
「いままでのは受け狙いで書きたくて書いたのでなかった」は本音
読者の気持ち良くなる話と作者の満たされる作品は違うのだからしかたないね
読者の殆どが永世六冠の名前も知らないへだたりをどう埋め合わせるかが...続きを読むPosted by ブクログ -
今巻も力の入った一作
「矢倉は終わった」「もう雁木も終わり」の大転換をかなり上手く描いて感心
主人公と脇役の魅力を描く場面の緩急もくどくなく
無理に理屈付けせずご都合主義をきれいに使っていて見事な塩梅
『らじかるエレメンツ』からよくぞここまで大成したものだ
成長できる作家というだけでも貴重な存在Posted by ブクログ -
4巻の後半、2年前に読んだひとつのシーンを、今もまだ覚えている。1巻から読み始めて、当時の最新巻である4巻を手に取るまで時間はかからなかった。圧倒的に面白かったからだ。でも、喫茶店の通路沿いの席で4巻を読み、そのシーン、天衣が主人公にひとつの言葉をかけるシーンを噛みしめるように読んだ時、今までの3巻...続きを読むPosted by ブクログ
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あつい、アツイ、熱い。
浪速のシンデレラ、夜叉神天衣回。
本当に読むのがもったいなく感じるが、読みたくて読みたくてしかたなくなる作品。
キャラが本当に生き生きと矜持を持って動き感動する。
読んでると感動し、涙がこみ上げて来ることも。
白鳥先生の文も素晴らしく、また、しらび先生のキャラ達の可愛さった...続きを読むPosted by ブクログ -
半分くらいはラブコメみたいな流れだった。今までが結構シリアスだったからギャップが面白かった。特に、レーナとフレデリカのやり取りとか。
終盤になるとレギオンの進化がすごかった。とうとう知性を獲得した。
次巻からの戦いがヤバい。Posted by ブクログ -
シン達、スピアヘッド戦隊が連邦軍として戦場で戦うのがメインの話。
兄を討ってから自分の道を探せないシンの苛立ちとそれをラストにほぐしたレーナのやり取りが良かった。
自分のやりたい事を見つけるのって難しいよなぁ。1人で悩まず他人を頼ることも必要と思える一冊でした。Posted by ブクログ