しらびのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『86―エイティシックス―Ep.3〈下〉』は、物語の大きな節目を刻む巻でありながら、読者の心を最後まで揺さぶり続ける力を持っている。あの第1巻のエピローグへと繋がっていくことを知りつつ読み進めるにもかかわらず、戦場の緊張感、仲間の生死、そして新たな舞台での戦いの苛烈さに、ページをめくる手は止まらなかった。むしろ「知っている結末」に至るまでの過程が、これほどまでに重厚で、そして切迫したものであったかと痛感させられる。
特に印象深いのは、主人公シンをはじめとする86たちが直面する「なぜ戦い続けるのか」という根源的な問いである。死地に身を投じることが宿命であるかのように描かれる一方で、その姿は決し -
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Posted by ブクログ
面白かった!
とうとう、完結した。
そして、私のこうなったらいいな、と思ってた
まんまその通りの結末に歓喜。
結末、というか二年後のエピローグが、希望のとおりだった。
そう、八一VSあい
できたら、この対局をたっぷりと読みたかったが、
まあ、これはこれで、スッキリした。
それはまあ、ええとして
なんといっても、今回の肝は居飛車VS振り飛車
面白い構図にするためというか、
人間味の振り飛車にスーパーコンピューターの居飛車
前作までの、あのめちゃくちゃしんどい”将棋の未来”から一転
やっぱり将棋の未来は人間が作るんや!的な面白さが全面に出てて
大変美味しゅうございましたな。
八一vs大石おもろかっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ物語が一区切りを迎えたかに思われた彼らの歩みが、再び新たな局面を迎える今作。舞台を移し、関係性を再構築しながらも、根底に流れるテーマは一貫して「戦いの意味」と「生きることの重さ」にあります。
本作の魅力は、キャラクターたちの内面の揺らぎを丁寧に掘り下げる筆致にあります。とりわけシンの静かな葛藤や仲間たちとの関係性の深化は、単なる戦記ものとしてではなく、人間ドラマとしての重みを与えています。
ギアーデ連邦という新たな環境における軍事的・政治的な緊張感、そして〈レギンレイヴ〉の登場により戦闘描写にも一層の臨場感が生まれ、作品世界に厚みを加えています。
また、フレデリカという新たな登場人物が、 -
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Posted by ブクログ
ネタバレちょっと自分の感想を書くと重たい雰囲気になってしまいそうなので、ChatGPTにチャラギャル感盛り盛りで作成してもらいました。
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やっばくな〜い!?『86 -エイティシックス-』、マジで読んで正解って感じ!最初はちょっと重そ〜とか思ったけど、読み出したら止まんなくて寝不足になったんだけど〜!
てかさ、あの人種差別の設定、ガチで胸糞悪くてムリ〜ってなったけど、逆にリアル感ヤバくて深すぎた。人を「いないこと」にするって、冷たすぎでしょ?共感しかなかったわ。
でもレーナたん、マジで推せる!ガチガチのお嬢様かと思いきや、芯強くてズバッと行動するとことか、惚れた。ギャル的にはああいう子 -
匿名
購入済み魔法少女IFなので当然本編とは切り離して読むべきなんですが、それでもやはり安里先生が書いたものなんだと、86なんだと思わずにはいられない作品です。
どうしても本編の内容が頭にありイメージやキャラクター崩壊が避けられない部分があるため☆ひとつ減らしましたが、IFなんだと割り切ることが出来ればとてもいいパロディだと思います!というのも、全力でふざけているのがよく伝わってくる文面ですが、各用語を中心として本編の要素や設定が多分に盛り込まれていて、ハチャメチャな設定が多くありつつも、軸となっている部分はシリアスで重ため。読んでいて切なくなる点もありました。
原作読者ならば、重すぎる本編の合間に心を休め -
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Posted by ブクログ
今回も面白かった!
テーマは『密室』で在り来りなテーマにも関わらず、その事件の設定を上手く活かしてるなと感じたストーリーでした!
前回はミステリーとしての展開に力を入れた反面、今回はラノベとしてのストーリー展開に力を入れた感じかな?と思います。
しかしながら少し、ん?となるところもあるけど、今回もちゃんとミステリーしているのでやはりラノベ&ミステリーの融合がされてて個人的に読みやすく楽しめる作品!
もしかすると、ミステリー気になるな?って初心者の方にはおすすめ出来るシリーズになるかも♪
それぞれのキャラ個性をしっかり活かしながら、今後も本格ミステリーを繰り広げてくれる事を期待して、是非