しらびのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回もまた胸にズシンと堪えるお話だった。
連合王国との共同作戦。
王国の戦闘を担うのはヒトならざる少女たち。
それはレギオンと本質的に変わりない死してなお戦う道具なのだ。
その異常さ。残酷さ。
それでも、死してなお戦うことが彼女らの誇りだとしたら、そんな彼女らを戦わせる人間の誇りはどこにあるにだろう。
86たちの誇りもまた。
攻城戦での彼女たちの死屍累々の有り様。
その屍を文字通り乗り越えて戦う戦場の残酷さが胸に響く。
やっぱりこの物語は甘くない。
でも、そうして、ようやくシンは、86たちは、己の異常さに気づくのだろうか。
北の作戦はまだ始まってもいない。
次巻の展開や如何に。
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Posted by ブクログ
いやこれ敵のインフレが止まらないぞ!
レーナとシンたちがようやっとほんとうの意味で出逢ってからのその後のお話。
いやまあ確かにこれまでの巻に比べれば甘いのだけど(笑)でもその成分はラノベとしてはごく控え目。
それよりもいつまでも続く理不尽やそれに対して微妙にわかり合えない彼らの関係がシリアスな物語の本質を写している気がして、やっぱり甘くないな。
それにしてもレギオンたちのインフレが止まらない。
レーザー兵器に全知性化に光学迷彩にレギンレイブ以上の高機動化だと!
しかも流体マイクロマシンで再生可能なんて、ちょっとお手上げな感じ。
こんなんこの先人類は勝てるのだろうか?
これからますます困難な -
Posted by ブクログ
前巻ラストで触れられたシンたち86の最終任務後の出来事を描いた続編。
さすがにヒリヒリ感は前巻よりは減ったけれど戦場のシリアスさはやはり圧巻。
いや、面白かった。
平和に暮らせる環境にありながら再び戦場に舞い戻る彼らのある意味呪いのような業と86としての矜持が胸に響く。
それにしてもシンの能力はいわば遺伝的なものだったんだね。
こりゃ、まだいろいろ伏せられた設定がありそうだ。
そして始まるレギオンたちの大攻勢。
レーナの国を崩壊に追いやり彼らを再び巡り合わせることになるその戦いが下巻の主題だろう。
圧倒的な敵に対する彼らの活躍を期待したい。 -
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購入済み
なりたいオッサン図
オッサンかっこいいよオッサン。
年をとるのは誰しも避けられないもの。問題はどうとるか。このラノベはそれを教えてくれたかの様。
空気を読まない、粘りに粘る、記憶は悪いものを含め忘れる、なるほどこれがオッサン流か!
こんなオッサンになりたい。と思わせてくれる内容でした。
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購入済み
今までよりちょっと軽めの8巻
短編を回想的に挟むことで日常描写へと振った今作
中心となるのは表紙に出ている感想戦を毎回飾るこのお二人
しかし対局の熱さは健在です
特に二人の姿が見開きで現れた瞬間や最終盤は、もう控えめに言って最高でしたね
作者さんはこの作品がコメディと言い張っていますが、読んでる側としては3巻以降は完全にガチ将棋ラノベであり、登場人物それぞれの境遇や思いを盤面にぶつける熱い展開こそが持ち味な気が
現在はアニメも終盤、1クールで5巻までという都合でカットされた数々の熱い展開と感動が小説版にはありますよ!(販促)
9巻以降の展開にも想いを馳せつつ、レビューはこの辺で -
よかったっ!
改めて考えさせられました。
差別なんて、している方はきずかないんだって。
知らぬうちに、相手を傷つけているかもしれないって
序盤からシビアな感じでしたが、その感覚が気持ちいいなーって思えました -
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