しらびのレビュー一覧

  • 86―エイティシックス―

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    ネタバレ

    無人兵器「レギオン」の攻勢に共和国は同じく無人機による対抗策を打ち出していた。
    共和国市民に知らされる戦況は良く、無人機のため死者はゼロ。
    しかし本当は自分たち以外の人種をないとされる86区に押し込め戦闘機に乗せていた。彼らは人ではないとして。
    欺瞞の中で戦わされるエイティシックスの少年少女と、共和国の奥深くで指揮を執るエリートの少女。
    彼らは感覚の一部を同調させるだけで対面したことはない。
    しかし本当に心を通わせることができた時、世界はどう変わっていくのか。
    アニメを見ていたのですんなり世界に入り込めた。アニメもすごく良かった。

    0
    2022年06月25日
  • 86―エイティシックス―

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    アニメの影響で読み始めた原作小説、ようやく第1巻を読み終わりましたよ…

    アニメとは受ける印象が異なるシーンが多々有る本作。中でもトップクラスに感じたのはレーナとエイティシックス達の交流シーンかな
    アニメではパート分けを利用して両者の住む世界は異なるものだと示していたが、原作小説では流石にそこまでしていないね。その代わりに目立つのは些細な心情伝達の不備

    知覚同調を利用して離れた場所にいる人間とスムーズな遣り取りが可能になった世界。知覚の同調によって下手な無線よりも通じ合える筈なのに、レーナとエイティシックスと呼ばれる者達の会話は何処か不通気味
    言葉は過不足無く遣り取り出来ても、言葉以外のもの

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    2022年05月31日
  • りゅうおうのおしごと!16

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    今回はあいメインの巻。
    エターナルクイーンの存在感と更なる高みを意識した熱い対決。
    将棋シーンは相変わらず何がどうなっているのかわからないけど熱量にワクワクさせられます。

    ただ…どうにも師匠同士の過去の話はうーん、なんか取ってつけた感があっていまいちリアリティがなく…。

    もう1人のアイさんも何かよくわからん感じに凄くなってきてますが、将棋力のインフレも凄まじくなってきているのでどう着地するのか次巻以降を楽しみにしましょう。

    0
    2022年04月17日
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―

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    レギオンの支配域を押し返す戦いのため打って出ていた今までに対して、今回は持ち堪えられない全域からの撤退のため、避難民の随伴をしながらの戦い。

    そのため、今作の見せ場も戦闘ではなく、主要キャラクター達の心情や葛藤、信念といった内面に寄ったのかなと思いますが、

    これら人物の内面は今までも描かれてきた部分であり、作品の根幹でもあるので特に違和感なく読めました。むしろ、私には作品の魅力というか底力を感じる一冊でした。

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    2022年04月16日
  • 86―エイティシックス―Ep.7 ―ミスト―

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    レーナには赤いドレス、オレンジのチョーカーはミスマッチだと思う今日この頃。
    この巻の文体(漢字の特殊読み)見ていたらこの書き方が
    安里アサト氏のデフォルトなのではと思っていたらその通りだった。

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    2022年04月03日
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―

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    ネタバレ

    なんと言うか、今回は新たな展開のための仕込みの回という感じがした。
    物語自体はレギオンの衛星兵器による一気の攻勢と共和国の避難民輸送と共和国滅亡の話なのだけど、そこは割と淡々としてあえて昂ぶることもなく冷静に語られる。
    それよりもレギオンに取り込まれた元86達の復讐とそれに対してシンたちが戦わなければならない理不尽が、改めて思い起こされた。
    そう、このお話はそういうお話だったよなあ。
    そして今後も、懐かしい人が敵になる理不尽と悲哀が訪れるだろうことが察せられてこの物語の希望はどこにあるのか考えさせられた。

    それにしてもシンはレーナに過保護では無いだろうかと笑

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    2022年03月17日
  • 【先取り 試し読み】りゅうおうのおしごと! <白鳥士郎最新作>

    購入済み

    将棋界に興味を持ち始めたので、有名なこの作品を読んでみたのですが、こんな始まり方だったんですね以外です。良くも悪くもライトノベルという感じがします。

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    2022年03月08日
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―

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    救いはあるのか

    共和国での撤退作戦。これがエイティシックスというが如く地獄の連続。前にチラッと話に出たあの人は生きていないだろうと思ったが、まさかの敵側。最終局面なった時、一体何人生き残れるのか。

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    2022年02月24日
  • 86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー―

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    ついに10巻にして初の短編集、しかも全て基本はシンの過去編。
    初めて配属されたアリス戦隊長のいる部隊のエピソードから始まり、死に別れつつ連戦しながら成長していくシンのエピソード。
    別ればかり続いていく中、シンが削られ過ぎなかったのはファイドのお陰なのかなあと思ったり。
    あと、神父さんの影響もけっこうある気がする。

    書き下ろし3部も良かった。
    「レテの畔」「ファイド」が特に好き。

    フラグメンタル・ネオテニーは全て過去、つまりもういない人たちの物語と思うと悲しくもあるけど、シンとファイドが連れれってくれたんだねと思えば救いになる。のか。
    そして、ああつい10巻まで終えてしまった。
    残り1冊。こ

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    2022年02月17日
  • 86―エイティシックス―Ep.11 ―ディエス・パシオニス―

    ネタバレ 購入済み

    覚悟をして読んだけど、状況は地獄で凄惨。
    そんな中で、時々ホッコリする話もあって、少しずつ読んだらいいと思っていながら、一気に読んでしまいました。
    シンの女房役が完全に身に付いてしまっているライデンに出遅れる様子のレーナをとても応援したいです。

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    2022年02月10日
  • 86―エイティシックス―Ep.9 ―ヴァルキリィ・ハズ・ランデッド―

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    ネタバレ

    今回は聖教国編。宗教国家に助っ人に行くお話でした。
    86世界、結構国が多いのですね。海あり岩山あり。そして今回は火山灰降る灰色の世界です。
    徐々に明かされていく感じが良い。進んでるという手応えもあるし。
    前巻がセオ回というならば、今巻はクレナ回と呼んでよいのでは。
    今回はクレナ頑張ったね。シャナは痛かった(寒かった。かorz)けど。そういう意味ではシデン回とも言えるかな。
    そして聖教国。まさかの小さな子どもを犠牲にした上で成立するとか、ほんと狂気ですね。軍団長の彼女自身が犠牲者でありエイティシックスたちの鏡になっているというのがしんどい。
    こういう答えは出ないどうしようもなさは、しんどくもある

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    2022年02月05日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 2 オンパレード

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    2巻読みました。

    アンソロジー1よりは個人的に好きな話が多かったので見ていて楽しかったです。
    平塚先生まじで大好きなんでラーメンの話とかに気に入りました!

    #ほのぼの #癒やされる #笑える

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    2022年09月29日
  • 86―エイティシックス―Ep.5 ―死よ、驕るなかれ―

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    人間関係がキツい

    正直難解な描写や語彙は少し読みづらいけど、先が気になる作品です。ただ、人間関係の複雑さは読んでいて辛くなる。ハッピーエンドになるかな。

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    2022年01月20日
  • 86―エイティシックス―Ep.4 ―アンダー・プレッシャー―

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    早く読みたかった

    一巻の終わりの続きが早く読みたくて待ち遠しかった。シンとレーナとのイチャイチャが味わえる。次巻は少しドロドロしそう。

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    2022年01月20日
  • りゅうおうのおしごと!15.5 ~髪を切った理由~【電子限定配信版】

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    サイドストーリーとしてはいい

    本編では語られなかったどうしてあいが髪を切ったのか知れるという点ではとても良かった。しかし、少し価格が高いというのは否めない。

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    2022年01月03日
  • 86―エイティシックス―Ep.3 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈下〉

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    追いつきます、と言われ、追いつかれたその先に見てもらいたい景色があるのか。
    もしそれが、見てほしい景色ではないのなら、見てほしい景色になるように頑張り続けるのは動機になるのだと思う。

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    2021年12月27日
  • 86―エイティシックス―

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    人権という点で考えさせられます。

    もし有色人種を人型をしたブタと定義して、そのブタだけで戦争をしたら、戦死者ゼロにできるだという話。

    そこには他国との戦争という状況があり、誰かが戦わなくてはいけない。
    そこで、白人種が、有色人種を固めて、戦わせる。有色人種は、家族を守りたいという思いで最初は戦争を担い、軍役すれば人民権を与えるというエサを信じ、ますます働く。そして、誰もいなくなれば、反乱も起きないし、補償も不要になる。

    数が多いものが勝つというのは、不条理だなと。

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    2021年12月27日
  • 86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー―

    ネタバレ 購入済み

    衝動買いしてしまった。

    アニメでファイド復活のあと、ファイドの話が あることを知り購入しました。結果プラモのファイドも購入しました。こういうキャラって後に身を呈してってなりそうですが、ならないこと祈ります。

    #感動する

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    2021年10月24日
  • 86―エイティシックス―Ep.6 ―明けねばこそ夜は永く―

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    ネタバレ

    戦功
    ・「無慈悲」さん鹵獲
    ・高機動型撃破
    ・阻電撹乱型充電ユニット・発電プラント破壊
    あたりだろうか.とにもかくにも連合王国編は完結.

    今回の目玉行事は濃厚なるシンレナ.色々とうったらうったら言ってるが,申し訳ないがオマイラ好き同士なんだからくっつけよ!ってツッコミ一つで終わってしまう気がする.EP7はホントにそんな感じっぽいが,そうじゃなきゃシンをぶん殴る.

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    2021年09月22日
  • 86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー―

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    短編集。

    前半の幼いシンが戦場に立ってから、本編に至るまでの軌跡を描いた短編連作がとても響いた。
    彼のスカーフの由来や仲間を最後まで連れていくと言う約束、近接戦闘の戦い方やパーソナルネームの理由、そしてファイドとの出会いなど、本編で触れられてこなかったあれこれの経緯が語られて物語に一層深みが増した気がする。
    それと共にシンがどれほどの辛い経験を経て本編に至ったのかが分かって今更ながらに胸が苦しくなる。

    どのお話も戦隊が全滅していく辛い悲惨なお話の中で、ファイドの話はオアシスのようにほっこりとした。
    イラストも可愛すぎ^^
    そしてまさかのファイドの過去と正体。
    ははあ、そうだったんだと。

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    2021年07月15日