【感想・ネタバレ】86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉のレビュー

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ネタバレ購入済み

良き

2024年02月26日

キャラクターもキャラの心理描写も戦闘の描写も良き。もうこの物語めちゃお気に入り。
自分はアニメから入って、アニメがここまでだったのでこの続きが気になってました。

#切ない #感動する #エモい

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月11日

レーナと再会するまでのシン達の物語が知れる。
共和国でも最終防衛がレギオンに突破されてすごいドキドキ!レーナの鮮血の女王っていう名前もまたいい
次の巻が楽しみ!!

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購入済み

2021年11月18日

アニメを見てとても面白かったので買いました。原作ではより深く登場人物達の心象を描いていて、より深く感情移入でき、これからシン達がどのように成長するのか気になる。

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Posted by ブクログ 2021年07月30日

暴走するAIによる自立型機械<レギオン>と人類との戦いを描く物語の第2巻。
1巻で共和国に人間として扱われず、兵器として扱われた彼らが辿り着いた先。少し唐突に、きれいに終わった前作との間を埋める物語でしたが、読み応えのあるお話で、下巻に続きます。

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Posted by ブクログ 2018年06月30日

1巻ラストに描かれていた、シン達とレーナが合う間の話。シン達は連邦側でレギオンで戦い、レーナは共和国で戦う。レギオンの突然の大攻勢からそれぞれの視点から進行している感じ。
前後半で分かれているので、早速後半が気になる!

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Posted by ブクログ 2022年07月18日

アニメで時系列が飛んでたのって、原作通りだったんだ。
もうアニメで見てたので完全に脳内補完できて良かった。
フレデリカの声はすごく合っている、セリフも原作通りみたい。

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Posted by ブクログ 2022年07月04日

前巻ラストにて同調の網から逃れ自由の旅を始めたシン達。第1巻本編と2年後のエピローグ。それを軸に考えるとこの巻で描かれるのはその間を繋ぐエピソードといった扱いと思ってしまうが、むしろエイティシックスと蔑まれていた彼らの本質を描く新たな物語となっているように感じられたよ

そもそも冒頭こそその後のレー...続きを読むナを描きつつも、続く本編では何も説明無く戦闘に身を投じるシン達の姿が描かれるね
場所が変わっても変わらぬレギオンとの闘争、獅子奮迅の活躍を見せるシン。それはもしかしたら読者が待ち望んだ姿かもしれない。けれど同時に見えてくるのは変わらず差別される彼らの姿
共和国に居た頃は有色種であるというだけで人権も何もかも取り上げられたが為に悲惨な立場に追い遣られていた。普通に考えれば全く異なる土地へ行けば、そもそも異なる色が共存する国へ行けば差別なんてされないように考えてしまう
確かにギアーデ連邦はエイティシックスの立場を彼らなりに理解し温情を与えようとする。でもエイティシックスはその手を受け付けない。そこにこそ、もしかしたら彼らが差別の中で会得してしまった異常性が存在しているのかも知れず、同時にそんなエイティシックスを差別せずにはいられない人間の弱さが潜んでいるのかもしれない
そんな事を本書の様々な場面で感じ取ってしまったよ


何はともあれアニメから入った身としては少し驚くような構成だったかな。アニメでは基本的に時系列で描かれていたこともあり、ユージンの扱いも何となく行き先は想像出来つつもいざその場面が映された時には衝撃を覚えたものだった
けど原作ではいきなりあの戦闘シーンなのか……。ユージンが何者か判らず、そもそもシンが何故ギアーデで戦っているかも判らず極限の戦闘は繰り広げられ、あの場面へ至る
場所が変わっても、恐らく戦う理由が変わっても、そして差別される理由が変わっても。死神としての職務が何も変わらないシンの在り方。それは一見すると彼が86区の中に囚われたままのように映るけれど、実際の問題はもっと根深いのだと判るのが続く形で描かれた時間を遡ってのお話だね


運と兄の優しさによって辿り着いた迫害を受けずに暮らせる国、ギアーデ連邦。そこでシン達は一応の平和を享受していたね
こう見ると馴染めないわけではないのだろうし、そもそも最後まで戦い抜くと志して戦争に身を投じていたわけだから、自分達の戦争が終わって他の国に辿り着いたなら平和を享受する権利がある。エルンストが言うこの理論は多くの読者も納得できる筈のもの
だからこそ平和に背を向けて戦場こそ自分達の居るべき場所と考える彼らに衝撃を受けてしまう
共和国で彼らを地獄の中でも進むべき道と誇りを失わずに戦い続けさせたロジックが平和を拒む理由になってしまう点に驚き哀しみを覚えてしまう……

そうして再び戦場へ舞い戻る日々の中で特異な存在として登場するのはやはりフレデリカだろうね
前巻において死地を戦うエイティシックスに関わる事になったのは脳内花畑なレーナだった。けれど彼女は彼女の理想を押し通して最後まで関わるのを止めようとしなかったし今も関わり続けている。どれだけ侮辱されても軍属として戦い続ける彼女は一角の戦士と言える
フレデリカは生まれによる部分もあるのだろうけど達観した面がかなり有り、更にはエイティシックスの意志も尊重する度量を持っているし、大統領のエルンストと遣り合う程度の賢さも有る。同時に自分一人では何も出来ない幼さを持っている点は彼女が本質的には庇護される対象であると示しているね

そういった意味ではシンにとってレーナはもしかしたら戦友足り得た人物かもしれないけれど、フレデリカは年長者として守らねばという感覚にさせられるのかな?
それは兄に守られる形でギアーデに辿り着き、同時に兄の大切さを思い出したシンにとってフレデリカは扱いに困る相手と言える

一方でフレデリカもかつて自分を守護していたキリヤとシンを重ねている点にこの二人の関係性のややこしさが見えるのだけど……


大切な者を守るためではなく、かと言って仲間を連れていくためでもなく。エイティシックスは何のために戦っているのかと問いたくなる絶望的な戦場
フレデリカが見てしまったシンとキリヤの共通項。そして遂に牙を剥いたかつて守っていた者による凶弾
守るのか守られるのか。誰のためか自分のためか。価値観の曖昧さや緊迫感が際立つ中で次巻に続くか……

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月03日

人として扱われず戦いのためだけに使いつぶされるエイティシックスたち。
それでも生き残った彼らが最後に与えられるのは、戻ることの許されない偵察任務だった。確実に死ぬための手段として。
シンたち5人が終わりのある自由としての旅路の果てにたどり着いたのは、レギオンを生み出した後帝国を打倒したギアーデ連邦だ...続きを読むった。
憐れまれ保護された彼らが選んだその先は。
レギオンが全ていなくなるまで、彼らは憐れむ者たちが望むような未来を夢見ることはないのだろう。
そこにかつての仲間たちがまだいるのだから。

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Posted by ブクログ 2021年06月29日

1巻のラストまでの空いた時間を補完する物語です。

シン達はどのようにして、連邦に辿り着き戦場に戻ったのかという部分に焦点が当てられています。

このシリーズは本当に胸に来る書き方が上手いです。
今巻も読みながら、辛くなるシーンが度々ありましたが、それを含めての魅力であり、とても面白かったです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年02月28日

残念だがお兄ちゃんターン二回目と一人称妾な幼女だけは受け付けなかった。それが大きなマイナスポイントだが、それを差し引いても面白かった。ラストシーンの盛り上がりもワクワク感も高く下巻にも期待

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Posted by ブクログ 2018年06月21日

前巻ラストで触れられたシンたち86の最終任務後の出来事を描いた続編。
さすがにヒリヒリ感は前巻よりは減ったけれど戦場のシリアスさはやはり圧巻。
いや、面白かった。

平和に暮らせる環境にありながら再び戦場に舞い戻る彼らのある意味呪いのような業と86としての矜持が胸に響く。
それにしてもシンの能力はい...続きを読むわば遺伝的なものだったんだね。
こりゃ、まだいろいろ伏せられた設定がありそうだ。

そして始まるレギオンたちの大攻勢。
レーナの国を崩壊に追いやり彼らを再び巡り合わせることになるその戦いが下巻の主題だろう。
圧倒的な敵に対する彼らの活躍を期待したい。

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Posted by ブクログ 2021年12月27日

戦争で生き残ったものが、どう思うのか。
一緒に死にたいと思うのか、平穏に暮らしたいと思うのか。
彼らに選ばせることが自由で、平穏を押し付けることは檻に入れることというのは、その通りだと思う。

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Posted by ブクログ 2018年03月05日

著者デビュー作でもある前巻が綺麗に終わっていたのでどのような続巻になるかと思ったが、描かれなかった空隙に魅力的な新キャラを加えてきっちり仕上げてきた。

戦記物というより戦闘物で、戦闘描写は緻密且つ著者の軍事ネタ好きが多いに反映されている感だが、個人的にはルビの振り方などがちとマニアックに振れている...続きを読むようにも感じ、とはいえフワッと理解でも読み進められたのでなんとかなった。

因果関係がよく分からない部分はあるが、下巻で解消されることを期待し、次へ。

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Posted by ブクログ 2017年11月25日

大賞受賞作はともかく、2巻にして前後編とは読者を舐めた真似している。しかも半年先。とりあえず数ページ読んで放り投げて積み本扱い。下巻出てから読む。

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