しらびのレビュー一覧

  • りゅうおうのおしごと!2
     将棋を題材にしたライトノベルシリーズ二作目は、さらに新たな弟子が加わってくる物語となっている。新キャラも名はあい(天衣)というのだから、もしアニメ化したら混乱しそうな設定だろう。
     それはさておき、今回も熱い棋戦が描かれているが、一方でラブコメ物としては路線を明確化した印象がある。基本は八一の鈍感...続きを読む
  • りゅうおうのおしごと!
     のうりんで人気を博している白鳥さんの新たなシリーズで、将棋をテーマに採ったライトノベル作品である。
     本作では本格的に将棋を描いており、その熱い勝負の世界を描くことが主題になっている。そのため、のうりんで見られるようなエロパロの類は描かれず、その意味でライトノベルとしてもかなりバランスの取れた作品...続きを読む
  • りゅうおうのおしごと!2
    負けた時、相手に対する悔しさや怒りはない。
    後悔は全て、努力しなかった自分に。
    怒りは全て、弱かった自分に向かう。


    負けて泣けない者も強くはなれないのだ。
  • りゅうおうのおしごと!
    漫画版が面白かったので読んでみた。

    実力派作家が満を持して上梓する難波熱血将棋物語。16才の史上最年少の竜王タイトル保持者が、10才のJSを弟子にとる……といういろんな意味で夢に溢れた物語。

    この物語を指す形容詞を一つ選ぶならば「熱い」。
    JSあいちゃんの「しょうぎがすきっ!」という気持ちが、九...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7
    アニメ(第2期)でも放映された、京都への修学旅行の話。ついに謎キャラの海老名さんがフィーチャーされた。三浦による海老名評「空気を読まないで(周囲に)合わせる」があまりにも的確で、思わず膝を打ってみたり。謎キャラの謎がひとつ解けて気分スッキリ!
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11
    【本物】とは何か。
    どこかで「それ」が見えても、見えないようにごまかして過ごしてきた…。
    そして迎える後悔。
    だから、今度は間違わないように。
    でもまた懲りずに繰り返し間違えてしまう…。
    実生活で経験してきたことが、このシリーズを読むと、いつもドロッと胃の腑に染み込んでくる。

    平塚先生は、感じるの...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11
    バレンタインデー回ということで、それだけでもドキドキなイベントなのに、さらにもうひと波乱あり、ページを繰る手が止まらなかった。

    ここまで、はたして八幡は雪乃とくっつくのか、それとも結衣と…という感じで話を追っていたが、どうやらこの青春ラブコメはそういう2元論でおちつくほど簡単にはいかないようだ。
    ...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5
    アニメで放映された体育祭のエピソードを、裏側まですべて描いた巻。相模南の再チャレンジは現実社会と同じく試練の連続で、なんでここまで「本当のこと」を書いてしまうんだろうと思いつつ、読者を飽きさせないストーリーはさすが。前巻(第6巻)の文化祭実行委員会と、本巻の体育祭実行委員会で繰り広げられた「人を動か...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11
    そろそろ物語全体も終わりに近づいてきてるようですね。

    葛西臨海公園の観覧車と水族館を使った比喩表現が見事です。
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6
    文化祭の回。アニメ第一期の最後の話と対応しているものの、ストーリーも人物描写もアニメ版よりずっと深いので、ほとんど別作品として楽しむことができる。本巻の見どころは、やっぱり雪ノ下姉妹の関係性と即興バンドでしょう。それから、なんちゃって実行委員長の相模南。こういう痛いキャラに、リアルでもバーチャルでも...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9
    あの八幡が、あの雪乃があそこまで心の内を露わにするとは。
    7巻から続いていたギスギスとした微妙な雰囲気。
    それを見事に解決してくれたんじゃないでしょうか。
    確かに間違った青春ラブコメをしてるのかも知れない。
    でも間違いつつも前に進んでいける八幡たちが羨ましいと思う。

    中盤まで胃が痛い展開が続いただ...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5
    私は千葉に住んでるのですが、主人公がいろはちゃんとデートするお話などは千葉の情景がとてもリアルに描写されていて、まるで私がいろはちゃんとデートしてるかのような気分に浸れました。
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5
    ずーっと一色いろはがメインの話が続きます。

    一色いろはが好きな人なら楽しめるでしょう。
    これまで一色いろはに興味がなかった人も、
    彼女のあざと可愛い魅力に気付くはずです。
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9
    7巻から始まった俺ガイル中盤戦を締めくくるにふさわしい巻であった。

    捻くれ主人公の八幡の心にも大きく、そして決定的な変化が訪れ、また雪乃や結衣との絆もまた、新たな段階に踏み出したように思う。

    季節はクリスマスシーズン。新生徒会を手伝ったり、みんなでディスティニィーランドに遊びに行ったりと、400...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6
    1~6巻までで見ると、間違いなくこの文化祭エピソードである6巻が最高潮に盛り上がっていた。

    実行委員会の活動であったり、クラス演劇、そして有志バンドのライブなど、とにかく見どころ満載であり、今までの登場人物もほぼ総出演するお祭り回であった。

    今回も、八幡の自己犠牲によるヒールっぷりが、結果的に雪...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8
    正直、前巻で比企谷のやったことがどうしてダメなのか分からなかったんだけど、今巻で葉山くんの取った行動を見て理解できたような気がします。もし自分の友人が誰かを庇うためにわざと悪役を演じたら、そこにどんな目的があったにしても良い気分にはなれないですよね……。
    今回はいつもの解決方法と違ったし一件落着!か...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5
    現代ぼっち文学の最先端を突っ走るラノベ作品、通称「俺ガイル」の第5巻。いよいよ凄みが増してきた。優しくも正しくもない世界で、生きづらさを感じながらも生きていかねばならない潔癖な青少年が、いつか自分を許せる日が来るのか。と書くと何だか高尚な感じがするけれど、実態はダメな人物のダメな日常を描いているだけ...続きを読む
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2
    この小説、はまちとか俺ガイルとかすごい略し方だなって笑った
    ヒッキー轢いたリムジンってもしや…と思うのだけどどうなのだろう
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10
    そのままでいたいと思いつつも、少しずつみんなの関係性が変わっていく感じがした。

    やはりヒッキーはスペック高いなぁ。
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8
    痛く胸に文章が突き刺さってくる。何これ、デシャヴ?……八幡の出す結論とすれ違うヒロインたち。決着はつくのだろうか。いづれは。