しらびのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!ここ最近ので一番よかった。
今作の私的肝は、やはり夜叉神グループの”淡路”。世界最強のスーパーコンピューターでディープランニングして、将棋の未来を八一と天ちゃんに見せる、その影響。これこそラノベ(今のところ)。ここ最近、リア界に追い抜かれてる感あったし、なんか痒いラブロマ中心でしんどかったが(個人的感想)、やっぱり、こういうのが面白いねぇ。小学生がプロ棋士に連勝していくとか、無双とか。一番怖かったのが八一とその兄の会話シーンでの
P280のあの台詞
「すべての棋譜が千日手と相入玉だった。」
淡路が出した100年後の未来を破るのは
やっぱり”あい”の一手、ちゅう感じにしてほしい -
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Posted by ブクログ
共和国北域の地下ターミナルに潜むレギオンには人として大切なものを削り捨てていくエイティシックスと何処か類似性が見られた。だから前巻を読んだ時点ではレギオンを通して、エイティシックスのどうしようもなく誤ってしまった部分にスポットライトを当てていくのかと思いきや、この巻では更にエイティシックスの在り方をトレースするような存在が登場したね
むしろエイティシックスの信念を貫徹させた場合に到達すべき境地の存在と言うか……
今回の舞台となるのは北の連合王国。共和国とも連邦とも異なる方法でレギオンに抗ってきた国家
考えてみれば、レギオンによって窮地に陥った世界で清廉たらんとしていた連邦がちょっとおかしい -
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Posted by ブクログ
サラッと読めて楽しいライトノベル◎
文章も変な癖などなく気持ちよく読めて、良かったです。
読後感は特別重くはなく、ただ逆に言うと凄く印象に残るというものでもなく、気軽に楽しめる感じですね。
ライトノベルなので、そういうのを求めている気分の時には良いかと思います◎
重くないテーマの漫画を一冊読みきったような、フワッとした満足感です。
それぞれ過去のトラウマから誰かとパーティを組む事に抵抗がある4人が、なんだか都合良すぎる感じに奇跡的な組み合わせで出会い、サクサクとダンジョン攻略をしていくストーリー。
4人とも本心では仲間を切望しているので、あっという間に仲良しパーティ結成してます。
本編 -
Posted by ブクログ
前巻ラストにて同調の網から逃れ自由の旅を始めたシン達。第1巻本編と2年後のエピローグ。それを軸に考えるとこの巻で描かれるのはその間を繋ぐエピソードといった扱いと思ってしまうが、むしろエイティシックスと蔑まれていた彼らの本質を描く新たな物語となっているように感じられたよ
そもそも冒頭こそその後のレーナを描きつつも、続く本編では何も説明無く戦闘に身を投じるシン達の姿が描かれるね
場所が変わっても変わらぬレギオンとの闘争、獅子奮迅の活躍を見せるシン。それはもしかしたら読者が待ち望んだ姿かもしれない。けれど同時に見えてくるのは変わらず差別される彼らの姿
共和国に居た頃は有色種であるというだけで人権も -
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購入済み
読むのが先かアニメが先か!
アニメが面白かったので原作も!派です。
内容はネタバレになるので、感想だけ。アニメ視聴後も原作読了後も後味同じ!という珍しいタイプの本でした。その上で、どちらを先にするか迷っている方の参考になれば。
「戦車砲」と聞いて、戦車砲がイメージできる方は原作から。戦車砲がイメージできない方はアニメからのが楽しめるかなーと思います。
戦闘描写が多く、細かく描写されているのですが、描写されても知らんものはイメージ出来ない私のような人間には、アニメでの戦闘描写を見てからの方が文章内の戦闘がイメージしやすく理解しやすかったです。 -
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