しらびのレビュー一覧

  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 3 結衣side

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    他のアンソロジーの作品を見ても思うのだが、書き手によってクオリティにほんと差が出るな。

    1番いいなと思ったのはどうしても、由比ヶ浜結衣は麺を食べたいだ。キャラクターの特徴をしっかりと押さえつつ、特に由比ヶ浜の魅力、かわいさをしっかり描けているように思えた。挿絵も1番いいと思った。

    あと、渡航の短編ももちろんよかったが、雪乃のお父さんも由比ヶ浜のお父さんも尻に敷かれてる感が滲み出てるな。作者の性格がよく表れているように思う。作中に登場しない比企谷、雪の下、由比ヶ浜の父親が登場したのはよかった。

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    2020年05月09日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 2 オンパレード

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    今作では葉山にスポットが当たることが多かったように思う。オリジナルでの葉山は完璧の裏にひっそりと影の部分が描かれている感じだったが、今作は葉山の闇の部分が強調されていたと思う。だがそれがいいと思った。特に未来を描いた話は、比企谷と葉山の歪んだ友情を描いていて面白いと思った。色々な意味で全く対照的で、でもどこか似ている側面もある二人がこのような関係性に落ち着くってのは納得がいくし面白いなと思った。高校時代からハヤハチに目をつけてた海老名さんは意外と目敏いのかもと思ったり…

    雪乃sideもそうだが、未来の話を描くってのは俺好みなのかも。どちらも楽しく読めた。

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    2020年04月29日
  • りゅうおうのおしごと!12

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    「もし、あいつの視点で書かれた物語なんてものがあったら、それはきっと……どんな壁でも努力で越えられるとかいう、さぞ希望に満ち溢れたお話なんでしょうね。」

    天才と凡人の物語、りゅうおうのおしごと、もう12冊目。
    今回は八一が帝位挑戦のタイトル戦第1戦目と、並行して銀子がプロになれるかどうかの三段リーグ最終盤。
    凡人側が熱い一冊でした(凡人といっても世間一般基準では天才の集団だけど)。

    それぞれの対局がクライマックスになるたびに、読んでいるほうも息苦しくなるような、圧力を感じる将棋小説です。

    ライトノベルとしてはなかなかに登場人物の多い本作、それぞれに人生を賭けた将棋への情熱があり、勝ったも

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    2020年02月22日
  • りゅうおうのおしごと!11

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    ついに決着した。鈍感ラノベ主人公じゃなかった。素晴らしい。

    内面さらけ出しまくって人間らしさ全開なんだけど、ラノベ登場人物的な人間らしさというか、この世界での人間の生々しさというか、ラノベ文法というか、上手く言えない。単にぶっちゃければ良いという作りではないのが良いなと思いました。

    なんぼ天才でも幼児だけで風呂入らせちゃいかんよ桂香さん。

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    2020年01月06日
  • りゅうおうのおしごと!10

    購入済み

    見るものはありますが

    将棋の棋士という一般人には分からない世界に触れられて良いと思います。ただこの作者は今回の岳滅鬼といい、キャラを極端な方向に振りすぎな気がしています。
    名前ももう少しノーマルなものの方が現実味が出て良い気がします。

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    2019年11月29日
  • 86―エイティシックス―Ep.7 ―ミスト―

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    ネタバレ

    今回は完全に、本当のライト回。
    一度もレギオンとの戦闘シーンが無いとか、もう『86』じゃないだろ(笑)。

    前作では、シンがイジイジしてたけど、今回はレーナかよ・・・。
    もう女王様いい加減にしろ!!
    シデンじゃなくてももうひっぱたくよ(笑)。

    でも、ラストシーンを読むとちょっと『リア充バクハツしろ!!!!』と叫びたくなる気持ちも無いでもない。
    とりあえず、シンのラストのセリフは最高(笑)。



    と言う訳で、この7巻のレビューはこれで終わり。

    次巻には、キッツい戦闘シーンのあるレギオンとの最終対決を期待。


    たまには僕もこんなレビューでもいいでしょ?

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    2019年10月30日
  • りゅうおうのおしごと! 9巻

    ネタバレ 購入済み

    あいが闇から抜け出て、棋士として本当の強さに目覚めるシーンはよかったが、後半部分のコミック版オリジナルストーリーには、2次創作ならともかく公式としては違和感があった。
    百歩譲って認めるにも、天衣ちゃんか八一の夢オチで終わってほしい内容だった。
    コミック版10巻が原作やアニメ版と比べて省略が多かったので、この展開に紙面を使うくらいなら、原作5巻部分をコミック版10巻にもっと反映してもらいたかった。

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    2019年09月21日
  • 86―エイティシックス―Ep.3 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈下〉

    hi

    購入済み

    突然でてきたフレデリカ。
    好きになれない。嫌い。

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    2019年09月12日
  • りゅうおうのおしごと! 9巻

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    ネタバレ

    あいの闇堕ちからの復活・姉弟子大活躍はよかったけど、正直八一のお誕生日回のオリジナル展開はついていけなかった。でも、批判覚悟での構成らしいので、ラストまで読んで判断すべきなのかも。

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    2019年08月18日
  • 86―エイティシックス―Ep.6 ―明けねばこそ夜は永く―

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    かつて、すきになったラノベ作家がこんな刊行ペースで新刊出してくれたことがあっただろうか……(ハマったシリーズものが打ち切りになるか作者が書けなくなるかレーベル移る呪いにかかってる)
    物語の終着まで見届けられますようにと願うばかりです。

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    2019年05月05日
  • 彼女を言い負かすのはたぶん無理

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    競技ディベートを題材にした
    部活バトル(スポーツ競技と同様の意味で)もの
    きちんと競技として取り扱っているのは良いのだが
    「ゲーム」内における「ミステリ」のようほどには
    その「きちんとルールが定まった中での勝負」が描けておらず
    競技ディベートというのがあってこういう感じのものなんですよ
    という紹介に留まってしまっていて
    極端に言えばリプレイ(競技進行例描写)のような出来
    娯楽作品としては残念
    主人公やヒロインらもきちんと設定されているけれども
    活躍場面が用意されていないので
    おとなしく役割分担の枠内に留まる
    題材自体は上に書いたようにミステリと同等に
    バトルとして用いられるものだと思うので

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    2018年12月08日
  • 図書迷宮

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    二人称丁寧語調に加え、ルビ付用語や詠唱、登場人物達の口調と、迸る若さに不安しかない第一印象を吹き飛ばすように意外にもはじめから自然に読めて厚さも全く苦にならなかった。こう見えて基本がしっかりしているのだろうか…?二転三転する終盤はよくわからなかったものの置いてきぼり感は然程ない。不思議な本だった。

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    2018年10月16日
  • りゅうおうのおしごと!9

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    >今ならわかる。
    >この気持ちをきっと人は―――――――と、呼ぶのだろう。

    ライトノベルの中では(そもそも続けて出版されている中では)貴重な継続購読枠。

    あいも変わらず 最 高 の熱血将棋ノベル。
    読むたびに「うえお久光」を思い出してしまいます(シフトだけでも続きを・・・!)。

    こんだけ熱くてガチな将棋物語と、ライトノベル的な楽しさを両立できるのがすごい。たぶん将棋部分も「盛って」いるところが多分にあるんだろうけど・・・。

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    2018年10月03日
  • りゅうおうのおしごと! 8巻

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    雷登場。雷に憑かれたようなあいがどうなっていくのか、目が離せない。独自の解釈がちょっと増えてきたので、また原作を読み返したくなる。姉弟子が可愛くていい。とりあえず通報しました。

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    2018年08月25日
  • りゅうおうのおしごと!7

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    6巻で完結したと誤解していたら、先日9巻が発売されたことを知る。とりあえず本屋に行ったら7巻だけ手に入った。

    内藤九段や米長元名人の影が懐かしい。新キャラとして藤井先生(新しい方)も登場、今後の成長が楽しみだ。

    お話はオッサンをスポットした展開。ただ繰り返し趣向のようで意外性はない。プロブレムの2解を意識したのか対称的に仕上げたか。

    それにしても図面皆無でよく書ける。「ヒカルの碁」の将棋版と言えるかも。

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    2018年08月20日
  • 86―エイティシックス―Ep.4 ―アンダー・プレッシャー―

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    相変わらずの機械の説明が長い長い。
    多分レギオンとジャガーノートの説明が省略されたら本の薄さが半分になる気がする。

    ストーリーは一旦スローダウン中。
    レーナとシンがようやく出会えたものの、戦いに巻き込まれて大きな進展がある訳でもなく。
    最後にこの戦いの原因でもあり鍵ともなる内容が次巻への伏線として描かれてます。

    機械説明にうんざりしつつもキャラクターが魅力的なのは変わらず。
    きっと次も買ってしまう。

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    2018年05月15日
  • りゅうおうのおしごと!8

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    山城桜花戦。他のレビューにあるように、過去に執筆した短編を合間合間に挟み込んでいるという実験を行っているが、たしかに短編集のような印象を受け、テンポがわるくなってしまっている。本編自体はいつものように熱い展開なのだが……

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    2018年05月01日
  • 86―エイティシックス―Ep.3 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈下〉

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    戦うことしか知らない少年が、その先に果てることしか想像していなかった子供たちが、「未来」を与えられた時にどのように考え、振る舞うのか。本作はそんなところを突いているのかもしれない。それは取りも直さず、現代の社会問題の一つにも通じる、のかも。

    そんな深読みをしてしまった。戦闘、情景描写にやや難はあったが(著者に見えているものが読者に伝えきれないもどかしさ、的な)、その分骨太さを感じるのも確か。綺麗にまとまったのも良かった。

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    2018年03月05日
  • 86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉

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    著者デビュー作でもある前巻が綺麗に終わっていたのでどのような続巻になるかと思ったが、描かれなかった空隙に魅力的な新キャラを加えてきっちり仕上げてきた。

    戦記物というより戦闘物で、戦闘描写は緻密且つ著者の軍事ネタ好きが多いに反映されている感だが、個人的にはルビの振り方などがちとマニアックに振れているようにも感じ、とはいえフワッと理解でも読み進められたのでなんとかなった。

    因果関係がよく分からない部分はあるが、下巻で解消されることを期待し、次へ。

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    2018年03月05日
  • 86―エイティシックス―Ep.2 ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―〈上〉

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    大賞受賞作はともかく、2巻にして前後編とは読者を舐めた真似している。しかも半年先。とりあえず数ページ読んで放り投げて積み本扱い。下巻出てから読む。

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    2017年11月25日