しらびのレビュー一覧
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購入済み
なりたいオッサン図
オッサンかっこいいよオッサン。
年をとるのは誰しも避けられないもの。問題はどうとるか。このラノベはそれを教えてくれたかの様。
空気を読まない、粘りに粘る、記憶は悪いものを含め忘れる、なるほどこれがオッサン流か!
こんなオッサンになりたい。と思わせてくれる内容でした。
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購入済み
今までよりちょっと軽めの8巻
短編を回想的に挟むことで日常描写へと振った今作
中心となるのは表紙に出ている感想戦を毎回飾るこのお二人
しかし対局の熱さは健在です
特に二人の姿が見開きで現れた瞬間や最終盤は、もう控えめに言って最高でしたね
作者さんはこの作品がコメディと言い張っていますが、読んでる側としては3巻以降は完全にガチ将棋ラノベであり、登場人物それぞれの境遇や思いを盤面にぶつける熱い展開こそが持ち味な気が
現在はアニメも終盤、1クールで5巻までという都合でカットされた数々の熱い展開と感動が小説版にはありますよ!(販促)
9巻以降の展開にも想いを馳せつつ、レビューはこの辺で -
よかったっ!
改めて考えさせられました。
差別なんて、している方はきずかないんだって。
知らぬうちに、相手を傷つけているかもしれないって
序盤からシビアな感じでしたが、その感覚が気持ちいいなーって思えました -
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Posted by ブクログ
ネタバレ今回の竜王防衛戦は2008年の第21期竜王戦(渡辺竜王-羽生名人)をベースに、話中の「名人が水を飲む」もその時に実際にあった話(渡辺 明「勝負心」で知りました)を含めてなぞられているようです。
「最後の審判」問題は勉強不足で正直、知りませんでした。
そのような想定が一応あるのだと驚きでした。
主人公:八一が苦しみ、周囲のキャラクターに支えら戦いに赴く姿や、弟子をとるきっかけとなったエピソードが描写された時は、集大成的にこの巻で物語が終わるのかと思ってしました(笑)。
毎回、次巻が楽しみなのですが、初めて読んだ時の衝撃が忘れられず、過度の期待は禁物と思いながら刊行を待ちたいと思います。 -
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ネタバレ 購入済み
将棋って面白いね!
とても面白い作品でした。序盤、おっさんの・・・から始まったときは、大丈夫なのかこの作品と思いましたが、読み進めていく内にドップリとその世界観にハマってしまいました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ1、2巻と同じように将棋の魅力を、厳しさを正面から見据える内容で良かったです。
私も振り飛車党員ですが、「捌き」という概念の描写にはうなりました。中飛車、最高です!
そしてプロローグの「二十歳のわたしへ」の手紙、書いたキャラクターが明かされ、その師匠とのやりとりは感動的でした。
才能より、努力よりもっと大切なものは「憧れ」と著者は提示してます。正解かどうかではなく、それは著者の願いなのかもしれないと。
あとがきで著者は宣言してます、剥き出しの魂をぶつけることで、読む人の心を揺らしたいと。揺らして頂くこと期待して次巻を楽しみに待つことにします。 -
Posted by ブクログ
難波熱血将棋物語3巻。
天才達が活躍する1~2巻も読み応えがあったが、才能のない者、追い詰められた者として苦しむ桂香さんが主人公の今巻は本当に、言葉にならない。研究しても研究しても伸びない勝率。焦り。年齢制限。優しさが枷になることもある。どれだけ頑張っても圧倒的な才能の前には心が折れるしかない。天才に心を折られることもある。
姉弟子でさえ自身を卑下するとは、八一の才能はどれだけのものなんだ。その姉弟子にさえ届かない桂香さんはどれだけ才能がないと言うんだ……!
圧倒的な才能を傍で見ながら、伸びない自分に悩み泣き苦しみ嫌いになりでも諦めきれなくてみっともなく足掻いて、それでも将棋しかなくて、将棋