【感想・ネタバレ】俺が生きる意味1 放課後のストラグルのレビュー

あらすじ

愛憎入り交じる、生き残りを懸けた物語。

「斗和くん、何読んでるの? 試験前なのに余裕だね」
人生最後の平穏の日。
人類が生態ピラミッドの頂点から転がり落ち、人間が捕食される側にまわった日の学園生活は、青葉萌由里のそんな言葉からはじまった――。

放課後、萌由里とその親友である赤峰寧々音から同時に別々の場所へ呼び出しを受けた。それが自分への告白であると気付いた斗和は、返事をするために移動を始める。
そのときだ。ピィンと弦を弾くような耳鳴りが聞こえ、世界が一瞬、暗転したように感じた。自身がどこか、高い所へ上っていくような錯覚を覚える。夢から覚めるときの感覚に似ているような気がした。
それは単なる錯覚だったのかもしれない。耳鳴りが消え去った後も、教室や自分自身にもなんら変化はなかった。
いや、何かが違う。どこかおかしいと思った。漠然とした不安が渦巻いているような気がする――そう、この予感は正しかったのだ。

第5回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞『キミとは致命的なズレがある』で異彩を放った赤月カケヤ、待望の新作!
イラストを担当するのは、表情豊かなキャラクター描写が好評のしらび。

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

全6巻完結。とても凄惨で衝撃的な作品です、放課後の校舎編と水族館編とデパート編は。最終巻は壮大になりすぎの感。
『キミとは致命的なズレがある』を先に読むと"アンスバッハの門"のことが判る。
妹の一花だけが可愛い。

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2023年11月24日

Posted by ブクログ

装甲悪鬼なんたらの筋をあなた自身が公開するぶんには許すのですかね
同じガガガ文庫でいえば『ケモノガリ』と同じく
少年マンガと青年マンガの中間にある諸群で良く見られる
暴力への滾りある日常からの解放を創作に楽しむ冒険小説
一作目同様作者の趣味がおさえようとしているのにあふれているが
そこがこの分野では持ち味かもしれない
みんなが『蝿の王』みたいにごりっぱでもつまらないし

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2018年10月26日

Posted by ブクログ

これはいい意味で期待と違った。なかなか容赦の無い絶望的なラノベです。好物です。読み終えて次を読みたくてたまらなかったですわ。あと、その容赦のなさゆえ、他の普通の話とかを読む際に、しばらく影響がでましたわ。

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2014年03月03日

Posted by ブクログ

圧倒的な化け物たちと、次々に殺される生徒たち。その中で主人公たちはかろうじて生き延びるものの……。

絶望的で圧倒的な状況の中でも、諦めることなく戦う主人公たちはよいけれど、デブとその女のキャラはもうちょっとなんとかならなかったのかなあ。特に後半のデブは普通に嫌悪感しかわかなかった。

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2013年09月08日

Posted by ブクログ

学校から出られなくなった。
突然現れた怪物たちが残った生徒たちを襲い出す。

というわけでどんどん死んでいく生徒たちとか
怪物つえーとか
空気を読めない女子とか
会話テンポのずれてる女子とか
声がでかいだけの男子とか
読んでてイライラする要素いっぱいですね。
特にあの女最悪だよな。
いろいろな作戦を駆使して怪物を殺そうとしている奴に
「そんなひどいことするの?かわいそうだよ」
みたいなこと言って躊躇させた上に
そいつが怪物に食われるシーンとか。
あんなファッキンガールこそ真っ先に死ねばいいのに。

映画とか見ててもいつも思うけど
明らかに邪魔な奴ほど長生きするよな。
キャーキャー騒ぐだけの女とか
余計なものを触る子供とか。

イライラするわー。
でも話は面白いんだよな。
ぐぬぬ。

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2013年08月18日

Posted by ブクログ

『キミとは致命的なズレがある 』の赤月カケヤ最新作 。

これは、ライトノベルの皮を被ったパニックホラーだ…!
って思って読んでたら、作者もそのつもりで書いてたんですね。

内容がヘビーで、1章読んだ時点で
「あ、これは時間あるときに一気に読まないと無理」
と、判断して寝たら夢に出てきたレベル。

昔ゾンビ映画好きがゾンビハザードに巻き込まれるラノベがあったけど、
設定的にはそれと大差ないくらいのご都合設定。
自分は、普通ならその失笑設定の違和感で物語に入り込めないのですが、
この作品の描写力は否が応でも物語に引きずり込まれる感じ。
吐き気を催すような凄惨な映像が、
押しつぶされそうなほどの緊張感が、
ページをめくる手を止めさせてくれません。

途中ラノベっぽい雰囲気が漂う場面もありますが、
逆に違和感を感じてしまうほど。
これの次巻を読まなかったとしたら、
それは作品のせいではなく自分のせいでしょう。
もしかしたらヘタれて読めないかもしれませんw

しかし、あの終わり方に対してどう続くのかは気になります。
思考誘導した上でのフェイクの可能性もありますし、
ミステリなら確実に犯人みたいな違和感漂ってる人いますし、
語られていない設定がどう繋がってくるのか?

続巻はもう今月出るようです。
…どうしよう…?w

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2013年04月10日

Posted by ブクログ

あの赤月カケヤが新シリーズを引っさげて帰ってきた! と興奮しながら項をめくった。新作は学園パニックホラー+異能力もので、あとがき等での語り口が変わっている。それでもこれを書いたのが赤月カケヤであると感じるのは文中に頻出する「致命的な」という言葉。某ツインテールラノベと似た効果を狙っているのか? 性質を直裁に表された名前のキャラとそうでないキャラの違いが気になる。「新世界より」読んだ方がいいのかなー? てっきり「Strange Strange」へのオマージュかと思った。二巻は今月出るらしいので楽しみ。

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2013年04月06日

Posted by ブクログ

平穏な学園生活の中で突如現れた壁により学校は隔離され、校内は化け物が徘徊する場所と化す。
主人公は抗うが…
学園を舞台とするパニックアクション

2巻に続く終わり方なのであんまり否定的なことを書きたくはないんだけど、パニックになってる割に会話とかに緊張感がない部分が多いんだよね。
バトル中の長セリフもあり、なんか違和感が多いんだよね。
あと納得いかないのは巻頭ではなく巻末に化け物の紹介があること。
これを見て読むのと見ないで読むのではイメージの掴み方が全然違ったんじゃないかな。
ラノベの特徴をもっとうまく使って欲しかったな。

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2014年02月10日

Posted by ブクログ

デビュー作より強烈な個性を放った筆者が満を期して世に出すシリーズ作!サイコホラーかと思ってたら、異形の化け物に追われるスクールパニックものだった。校内敷地図がついているが、どことなく位置関係が分かりにくいのが残念。おそらくガガガだからこそ出せた異色作。化け物に人が生きたままバリバリ食い殺されるし、助かるために化け物に捕まった生徒を見捨てて逃げたりする。気分的にはR15。主人公トリックという伏線が出てきたところで主人公は殺されてしまうのだろうか。生き残るのだろうか。2ヶ月連続刊行という無茶ぶりに感謝して2巻を読みたい。何のために2冊同時に買ったと思ってるのさ!

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2013年05月08日

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