成田名璃子のレビュー一覧

  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私
    家事って、誰でもやれることみたいなイメージで、低く見られがちな仕事。というか、あまり世間では、仕事と思われてないかも。

    でも、生きていく上で、掃除や食事や洗濯は、誰にとっても発生することで、それらに丁寧に取り組むことはすなわち、人生の質を上げることに繋がるのかもしれませんね。

    軽く見られがちな家...続きを読む
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス
    東京すみっこごはんの2巻目。
    "雷親父とオムライス"のお話がとても好きです。
    とても心に染みわたります。
    誰かのために料理をしたくなる本です。
    ぜひ1巻からどうぞ。
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に
    終わってしまう寂しさを感じながら、噛み締めるように読みました。フィナーレにふさわしい、素晴らしいお話でした。別れの辛さを乗り越えた楓。前に進んでいく強さ。瑛太やノートのもやもやも上手く回収されスッキリです。本当に面白かった。いつまでも忘れません。大好き度❤️❤️❤️❤️❤
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁
    順風だった楓ちゃんの苦悩が描かれて、ハラハラしました。亡くなったお母さんの幻影とのギャップに苦しむものの、周りの助けで乗り越えてくれ最終的にはほっこりでした。いよいよ後1巻で、寂しくなります。大好き度❤️❤️❤️
  • ひとつ宇宙の下
    4話のオムニバス形式。
    パパ、ママ、息子の家族がメインなんだけど、最初は「ママってばなんでそんなこと言うの〜?」って思ってたのに
    どんどん、紐解かれてゆく。ママにはママの、想いがある。

    家族が家族に、
    家族としての役割から、自分自身に
    ふれながら、羽化する物語。
  • 東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて
    ただただ面白い。いつも通りハラハラして、いつもどおり泣いて、いつも通りほっこりしました。読み出したら最後が気になって一気読みになる。毎回新人さんが登場してもすぐに引き込まれる。読んだ後も爽やかな気持ちになって最高です。大好き度❤️❤️❤️❤️♥️
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん
    ピンとはりつめた空気がだんだん柔らかくなって、
    読み終わる頃にはポカポカとあたたかい気持ちになる作品。

    こだわりとか、真面目さとか、
    ただただ一生懸命に取り組んでいるだけなのに、
    そのことが周りにいる人に緊張感を与えてしまう。
    かといって力の抜き方も分からない。

    晴子さんの姿に自分がピッタリ重な...続きを読む
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に
    寂しくて悲しくて、切なくて、途中は泣きすぎてしんどいくらい。
    でもきちんと最後まで読まなくちゃ。
    やっぱりお別れが寂しいけれど、旅立ちを止めることは出来ないから、ぐっとこらえて笑う。
    でも、美味しいごはんを通じてできたご縁は、優しく強く、ずっと残る。
    また再会したら、みんなでどんな話をするだろう?ど...続きを読む
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に
    面白かった。毎回じんわりと泣きながら読んだけど、最終巻のパンチはすごかったなあ。
    考えたら一番最初の話だってなかなかのパンチやったもんな。
    幻想だけではない現実をつきつけてくるシリーズ。
    抗えないものはあるから、それだけに、自分を大事にせなあかんなあとしみじみ思った。
    いい本を読んだなあ。著者の別タ...続きを読む
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に
    久しぶりに小説をガッツリ読みました♪
    面白かった〜!
    最後は見事に泣かされましたけど。

    ラノベらしく難しい語彙も出てこないし、文字数も少なめでめちゃくちゃ読みやすいです。

    短編集の形を取っていて、物語ごとに主人公が変わるのも飽きが来なくて楽しい。

    いじめ、婚活、貧困、離婚、夢、独居老人、ネグレ...続きを読む
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁
    案の定の一気読みさ…。

    今回は、結構なバックグラウンドを持つゲストの登場で、そこに「ねたまれる存在」として絡む楓ちゃんの話でオチ。
    ただ、どれもまるっと解決!には至っていないところが、
    「続き、読まねば…!」
    と、なってしまう。笑

    瑠衣ちゃんにも(逸子さんのほうがいいお名前やと思うけど)、瑛太く...続きを読む
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス
    安定の面白さ。足りなくも、くどくもなく進む展開。ハッピーな内容だけど、有村さんの件は泣いてしまった。風のように現れて去ってしまった。筑前煮で苦労していた頃がずいぶん前の事で、とても長くすみっこごはんにいたような気がした。秀樹君にしっかり伝えてもらった。感謝の気持ちになった。とても気持ちの良い本だ。大...続きを読む
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私

    泣ける

    私も理由は違えど荒んだ気持ちだったので、とても心に響きました。私にも心の掃除が必要だったようで大泣きしてしまいましたが、今ではスッキリとした気持ちです。
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁
    読み出したら止まらなかった

    今回は、3つの物語
    貧困、家族の形がテーマ
    ハッピーエンドとは限らない
    続くのがわかるけど…
    早く読みたい
    今までと違った
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス
    良いわ…!
    前作もかなり良くて、娘に勧めようか迷ったあげくやめたんやけど、これはちょっとおすすめしよう。

    ひつこいけど、連作短編大好き。
    そのうえ伏線の張り方がわかりやすいし、読んでてすかっとするところが多い。

    ちょっと都合がよすぎる展開? と言われるとそうなんかもしれへんけど、わたしはこのくら...続きを読む
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に
    きれいにまとまった。おもしろかった。
    寂しくもあれど、変に引っ張らず心地よい余韻の残る幕引きに拍手です(^^)

    「あの頃と同じ距離感」を直ぐに取り戻せる仲間が出来るって素晴らしいじゃない?
    常連だけの場所じゃない、入れ替わりながら、そんな仲間ができ続けていくことが理想な場所だよね。
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス
    すみっこごはんは、とっても素敵なサードプレイス。無意識に助けを求めている人達の前に現れる魔法の扉みたい。

    他人同士が家庭料理を作りあって食べるのがいい。自分の料理を他の人に食べてもらう機会ってなかなかない。誰か食べてくれる人がいるから料理ってちゃんと作れるところあると思う。習い事やサークルと違って...続きを読む
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁
    一区切りが近いことを感じさせる巻でしたね。起承転結の“転”から“結”の一画目くらいまでというか。まぁ次で完結って分かっちゃいるのだけど。

    創作物なんだから、感情移入とか「実在したら」なんて考える意味があるの?とか思うくせに、やっぱり読み心地としては無視できず・・・そういう自分には、主人公はこの物語...続きを読む
  • 今日は心のおそうじ日和2 心を見せない小説家と自分がわからない私
     ようやく住込家政婦の生活にも慣れてきた所へ、山岡の弟子志望なる若い女性が押しかけてきて…

     3人のゆったりとした優しい時間に、突如割り込んできた結菜。どんどん自分の居場所を取られていき、苛立ちを隠せない涼子。だが、その結菜の動向も何だか怪しくて、どうなるかと思ってましたが、まさかそんな展開だった...続きを読む
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス
    前作と違って、ちょっと切ない話が多かったけれど、どれも心温まるものでした。
    シリーズものですが、話ごとに主人公が変わるので飽きないし、一人一人のキャラクターをさらに知ることができて、より物語の世界観に浸ることができました。