成田名璃子のレビュー一覧

  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に

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    ネタバレ

    終わってしまった。
    最終巻は、最初から最後まで
    泣きながらあっという間に読み終わってしまった。
    始めの頃は、このままでいったら、
    人数増えすぎないか?って思ってたのに、
    まさかみんな居なくなっていくとは。
    でも、最後まで読んで別れは
    寂しいだけじゃないんだって思えた。

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    2021年09月12日
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に

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    きれいにまとまった。おもしろかった。
    寂しくもあれど、変に引っ張らず心地よい余韻の残る幕引きに拍手です(^^)

    「あの頃と同じ距離感」を直ぐに取り戻せる仲間が出来るって素晴らしいじゃない?
    常連だけの場所じゃない、入れ替わりながら、そんな仲間ができ続けていくことが理想な場所だよね。

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    2021年09月05日
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁

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    一区切りが近いことを感じさせる巻でしたね。起承転結の“転”から“結”の一画目くらいまでというか。まぁ次で完結って分かっちゃいるのだけど。

    創作物なんだから、感情移入とか「実在したら」なんて考える意味があるの?とか思うくせに、やっぱり読み心地としては無視できず・・・そういう自分には、主人公はこの物語の上ではとても魅力的に映ってる。実在したら・・・少なくともネガティブには捉えない自分であって欲しい・・・気はする^^;

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    2021年06月26日
  • 今日は心のおそうじ日和2 心を見せない小説家と自分がわからない私

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    ネタバレ

     ようやく住込家政婦の生活にも慣れてきた所へ、山岡の弟子志望なる若い女性が押しかけてきて…

     3人のゆったりとした優しい時間に、突如割り込んできた結菜。どんどん自分の居場所を取られていき、苛立ちを隠せない涼子。だが、その結菜の動向も何だか怪しくて、どうなるかと思ってましたが、まさかそんな展開だったとは…理由が理由だけに糾弾し辛かったけど、それでもあの3人の穏やかな空間には割り込んで欲しくないです。

     涼子も山岡も心に傷を持っているので、そう簡単には付き合わなさそうですが、いずれ本当の家族になって欲しいです。

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    2021年06月14日
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私

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     成田名璃子「今日は心のおそうじ日和」、素直じゃない小説家と自信がない私、2019.9発行。面白かったです。テーマは「掃除」。ゴミ屋敷化している屋敷の(有名な)小説家、山丘周三郎(娘を事故で、妻を病気で亡くし独り身)とその家政婦になったバツイチのシングルマザー、平沢涼子の物語。涼子の娘、美空(みく)(小3)がいい味・いい役をこなしています。掃除(家事)をするということは、心を整えること。はい、同感です! 続編が出てるようで、楽しみです。

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    2021年05月08日
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私

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    家へ出戻るが、そこでも兄嫁にノースキルのお荷物扱いされ身の置き場が無かった。そんな涼子に、住込の家政婦の仕事を紹介されて…

     とにかく涼子の元旦那が酷すぎる。ある意味モラハラ洗脳で、涼子の専業主婦を馬鹿にしすぎるのに閉口気味でした。卑下してるけど、あそこまで家事スキルがあれば家事代行サービスで働けるレベルですね。
     
     娘の美空がとても賢く、家事を頼まれている小説家の山丘の気難しい懐に上手く入り込んで緩衝材になってくれてました。
     頑なだった山丘とも少しずつ打ち解け、そして山丘自身のトラウマも美空のお陰で解消されていくのがとても穏やかで心地よかったです。

     出版社の川谷が癒し系で私のお気に

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    2021年05月06日
  • 月はまた昇る

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    保育園をつくりたいので、こんなのもおもしろいなあ、と思いながらサクサク読めた。たのしいだろうな。
    今はまだ何もできていないので、とてもまぶしく思えた

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    2021年02月06日
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私

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    ネタバレ

    表紙絵が#井田千秋 さんだったので読んでみたこちら。
    とても面白かったです。
    専業主婦の家事は立派な仕事。
    でも、主人公のこなす家事は私には無理ー(^_^;)。
    しっかり者の娘さんと
    優しい周りの人たち、
    主人公が幸せになってよかった。
    最低な元旦那さん、こんな人いるんだろうか…。

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    2020年12月11日
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁

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    成田名璃子 著「楓の味噌汁」、東京すみっこごはんシリーズ№4、2018.9発行。今回は、クリームコロッケ、SUKIYAKI、楓の味噌汁の3話。高校2年の楓のまっすぐな気持ちが、読者にそのまま伝わってきます。常連のメンバーがそれぞれの個性で場を盛り上げていきます。味わい深い3話。反省があり・・・、再生があり・・・、夢があります。貧乏で高校進学が難しい中3の奥村瑛太君にも、次回ではいい話が待っていることを期待しています!

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    2020年12月08日
  • 月はまた昇る

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    真面目に素直に真っ直ぐに。
    気持ちよく読めました(^^)

    初読みの作家さんでした。
    他作品も要チェック!

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    2020年11月21日
  • 幸せの青い贈りもの

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    どのお話しもじんわり心にしみわたる世界で、読み終えた後余韻に浸りながら、また是非成田さんの本を読みたいと思った。

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    2020年10月21日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    ネタバレ

    最悪な結婚について書かれた短編が4つと、最高な結婚について書かれた短編3つ。
    黒い結婚の方は、「かっぱーん」と「愛の結晶」はイマイチ。あとは黒も白もとても良かった。黒い結婚の「水際の金魚」と「家猫」は、わかりやすく結婚に向かない人を描いている。自分が一番可愛い、みたいな。
    白い結婚の方は、「シュークリーム」は婚約者の彼に不信感を抱き始めるけど、大どんでん返しで安心する素敵な話。こういう人いるよね、と思った。周りからは「要領のいい奴」とちょと誤解されるんだけど、実は見えないところでけっこう努力している。けな気というか。「あいつは要領がいい、ずるい」などと妬む人は、そういうことに想像が及ばず、自分

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    2020年08月16日
  • 黒い結婚 白い結婚

    購入済み

    楽しく読めました

    いろいろな 結婚、夫婦のストーリーが面白いです。

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    2020年08月08日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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     「ハレのヒ食堂」は,吉祥寺,公園の池のほとりにある朝ごはん専門店。
     こだわったブランド米。八王子産のこだわりの朝取り野菜と卵。どれも美味しいけれど,今ひとつ流行っていない。

     人一倍どんくさくて要領の悪い深幸は,バイトをクビになリ,住むところもなくなってホームレスになりかけたところを,ひょんなことで,このハレのヒ食堂で給仕として働くことになる。
     店主の晴子と,お互い不器用な二人が,お互いに助け合いながらハレのヒ食堂を切り盛りしていくようになる。
     こだわり抜いた食材と,抜群に料理の上手な晴子が作る朝ごはんは,とても美味しいのにアラン会長と呼ばれるホームレスの老人には認められない。お客も

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    2019年02月08日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    のほほんと話が進んでいくのかと思ったら、途中から引き込まれました。読んだ後、キーとなるシーンを読み返しました。それから、冒頭のシーンはどこに入る部分なのかも、考え直しました。そして、読み終えた日は、ガスでご飯を炊きました。
    爽やかな話。中学生の息子にも読ませたいです。

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    2017年01月26日
  • ベンチウォーマーズ

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    この本を手に取ったきっかけは、本屋さんの『酒飲み書店員大賞コーナー』でした。


    え~どんなコーナーよ、それ!笑


    が、最初の印象です。でもなんと12回も選考会をしている様子!これは面白そう!と思い、購入しました。
    これが読んでみたら、酒飲みじゃなくても楽しめる!なんとも、青春真っ只中のお話でとても心地が良くなる本でした(^^♪

    出てくる5人は最初、本当に不器用です。というか、素直じゃないというか…でも作りすぎてなくて、共感できるところも沢山あって。



    THE・高校生の青春!



    っていうのが、第一印象でしたが…
    高校生じゃなくても、こういう場面あるなって思います。

    例えば、大きな

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    2017年01月21日
  • 不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌

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    ネタバレ

    自分の足に合わせてデザイン&作られた靴なんて素敵で憧れる。そしてその靴に色々な意味が隠れてるなんてワクワク。京香のデザインで天野が作るパンプス…最高なんだろうな

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    2015年05月25日
  • 悩み相談、ときどき、謎解き? 2 ~占い師ミス・アンジェリカの消えた街角~

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    昼間はOLのミスブースカ(愛称)、夜は占い師ミスアンジェリカ。
    女たちの悩みのエネルギーに変えるために始めたインチキ占いだったが、今や人気の占い師に。
    しかし、様々な悩みを抱える人々集ういつもの街角で、人気の占い師ミスアンジェリカは人を占うことに責任を感じ、ひそかに姿を消した…。

    やっぱりこの人の文章体が好きだわ…。
    すっと入ってくる。
    主人公の心の移り方だけでなく、関わる人の心の内も上手く描かれているし、シンプルな結末だけど、そこがまた味わい深く、いつの間にか引き込まれているんだよな。
    メディアワークスからの出版ってのもピッタリなんだよね。
    違うシリーズが発売しちゃったけど、このタイトル

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    2015年02月03日
  • 月だけが、私のしていることを見おろしていた。

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    面白かった!
    29歳独身女性の焦りとか恋とか周囲のプレッシャーとか
    そういう系の恋愛モノかと思ったら
    最後にまさかのファンタジー要素が.
    切ねぇ….
    でも良かった!

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    2013年09月11日
  • 悩み相談、ときどき、謎解き? ~占い師ミス・アンジェリカのいる街角~

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    自分の殻に閉じこもってる人は最近増えていると思います(初等教育の影響?).本作の主人公田中花子(別名,ミスアンジェリカ,またの名をミス・ブースカ)もそういう人間です.話が進むにつれ,ミスアンジェリカも自分の殻をやぶって秘密の部屋の外の世界と交流をもっていきます.
    自分の殻を作って外と交流を避ける若者たちに読んでもらいたい1冊です.

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    2013年06月14日