成田名璃子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりに小説をガッツリ読みました♪
面白かった〜!
最後は見事に泣かされましたけど。
ラノベらしく難しい語彙も出てこないし、文字数も少なめでめちゃくちゃ読みやすいです。
短編集の形を取っていて、物語ごとに主人公が変わるのも飽きが来なくて楽しい。
いじめ、婚活、貧困、離婚、夢、独居老人、ネグレクト、財産相続、仕事、ジェンダー、連れ子、インフルエンサーの実情、格差社会、病気、別れ、死、生きる意味。
身近なことから社会問題まで、
世相をあらゆる角度で切り出して、
ひとつずつの短編にしているので丁寧に向き合える。
ただ、
深さは無いのでリアリティは欠けますが、
『知るきっかけ』にはなるので勉強するって意味ではちょうどイイ作品だと思います♪ -
Posted by ブクログ
案の定の一気読みさ…。
今回は、結構なバックグラウンドを持つゲストの登場で、そこに「ねたまれる存在」として絡む楓ちゃんの話でオチ。
ただ、どれもまるっと解決!には至っていないところが、
「続き、読まねば…!」
と、なってしまう。笑
瑠衣ちゃんにも(逸子さんのほうがいいお名前やと思うけど)、瑛太くんにも、わかりやすいハッピーエンドがきてほしい。マジで。
この二人に共通してることは「頑固」かもしれへんけど、ままならんことが多すぎるねん。そんなんしんどいねん。
晴彦さんの、「真面目すぎてぱんぱんの風船みたいになっている」と、いうのは、ちょっとだけ、「ハッ」となってしまったな。
真面目すぎることに関してはわたしも相当やと思う。もっといい加減でもええんかなーって思い始めてきた矢先のことやったから、ぱんぱんの風船になるのはよろしくないけど、真面目と隣り合わせの情熱はなくしたらあかんのちゃうかなとも思った。
だってそれが、すべても原動力なんやもんね。
晴彦さんのその後の話はないのかなあ。こっちも、気になる。
いや、瑠衣ちゃんにしろ、瑛太くんにしろ、晴彦さんにしろ、みんな真面目すぎるんやね。
それが、どうか、いい方向へと転がりだしますように。
そんな人生が訪れますように。
明日がきてもいいけど、このまま苦しまずに終えれるなら明日なんてこなくていいと思うとか、わかりすぎてしんどい。
だけど客観的にみたら、そんなことを願うくらいの生活なら手離してしまえと思うから、わたしも、現状を手放そうと思う。
そこから何かが始まるかもしれないから、って、客観的には思うから、わたしも、手離して始まる未来を信じたい。
たとえその未来が納得のいくものでなくても、それはゴールではなくて過程やから、また、次を目指してすすめばいいんやなと、
思った。 -
購入済み
泣ける
私も理由は違えど荒んだ気持ちだったので、とても心に響きました。私にも心の掃除が必要だったようで大泣きしてしまいましたが、今ではスッキリとした気持ちです。
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Posted by ブクログ
家へ出戻るが、そこでも兄嫁にノースキルのお荷物扱いされ身の置き場が無かった。そんな涼子に、住込の家政婦の仕事を紹介されて…
とにかく涼子の元旦那が酷すぎる。ある意味モラハラ洗脳で、涼子の専業主婦を馬鹿にしすぎるのに閉口気味でした。卑下してるけど、あそこまで家事スキルがあれば家事代行サービスで働けるレベルですね。
娘の美空がとても賢く、家事を頼まれている小説家の山丘の気難しい懐に上手く入り込んで緩衝材になってくれてました。
頑なだった山丘とも少しずつ打ち解け、そして山丘自身のトラウマも美空のお陰で解消されていくのがとても穏やかで心地よかったです。
出版社の川谷が癒し系で私のお気に入り。
元旦那もバチが当たりそうで、胸がスッとしました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最悪な結婚について書かれた短編が4つと、最高な結婚について書かれた短編3つ。
黒い結婚の方は、「かっぱーん」と「愛の結晶」はイマイチ。あとは黒も白もとても良かった。黒い結婚の「水際の金魚」と「家猫」は、わかりやすく結婚に向かない人を描いている。自分が一番可愛い、みたいな。
白い結婚の方は、「シュークリーム」は婚約者の彼に不信感を抱き始めるけど、大どんでん返しで安心する素敵な話。こういう人いるよね、と思った。周りからは「要領のいい奴」とちょと誤解されるんだけど、実は見えないところでけっこう努力している。けな気というか。「あいつは要領がいい、ずるい」などと妬む人は、そういうことに想像が及ばず、自分では何の努力もしない人だ。
「ダーリンは女装家」は、15歳の頃の純粋な初恋もうまく描かれているし、40歳の大人の愛も素敵だ。女装が趣味の彼を愛し、理解し、お互いに理解しあい、ボーダーを超えて行く。
「いつか、二人で。」も、愛しあい、支えあって生きた老夫婦の物語で涙が出ます。
結婚って、いいよね、と黒から読んで白で終わったから思えた。逆に読んだらそうは思わなかったのかも!? -
Posted by ブクログ
「ハレのヒ食堂」は,吉祥寺,公園の池のほとりにある朝ごはん専門店。
こだわったブランド米。八王子産のこだわりの朝取り野菜と卵。どれも美味しいけれど,今ひとつ流行っていない。
人一倍どんくさくて要領の悪い深幸は,バイトをクビになリ,住むところもなくなってホームレスになりかけたところを,ひょんなことで,このハレのヒ食堂で給仕として働くことになる。
店主の晴子と,お互い不器用な二人が,お互いに助け合いながらハレのヒ食堂を切り盛りしていくようになる。
こだわり抜いた食材と,抜群に料理の上手な晴子が作る朝ごはんは,とても美味しいのにアラン会長と呼ばれるホームレスの老人には認められない。お客も一部の常連以外には増える様子がないが……。
主人公の深幸,店主の晴子,それぞれ訳ありだし,不器用で上手く立ち回っていくことができないし,それがもどかしく感じます。けれども,その不器用さもどこか読んでいる自分と重なる部分があります。物語がどうなるんだろう,アラン会長に認められる朝ごはんはできるのだろうか,とドキドキしながら読みました。
不器用だけど,それを超える頑張りと,今までそれぞれ心に殻を持っていた二人が少しずつ打ち解けてパートナーとしてハレのヒ食堂を切り盛りしていく姿に,なんか温かい気持ちになっていきました。
成田名璃子さんの小説は,いつも美味しそうなご飯が出てきて,食べたくてたまりません。 -
Posted by ブクログ
この本を手に取ったきっかけは、本屋さんの『酒飲み書店員大賞コーナー』でした。
え~どんなコーナーよ、それ!笑
が、最初の印象です。でもなんと12回も選考会をしている様子!これは面白そう!と思い、購入しました。
これが読んでみたら、酒飲みじゃなくても楽しめる!なんとも、青春真っ只中のお話でとても心地が良くなる本でした(^^♪
出てくる5人は最初、本当に不器用です。というか、素直じゃないというか…でも作りすぎてなくて、共感できるところも沢山あって。
THE・高校生の青春!
っていうのが、第一印象でしたが…
高校生じゃなくても、こういう場面あるなって思います。
例えば、大きなプロジェクトにかかわって出世すると自他ともに思っていたのに外された上に転勤とか…自信がなくて積極的に行動できなかったりとか…
本質的な部分って、環境が変わっても同じだなって。
「いやいや社会人になったら、もっと複雑でしょ~」
なんて言わずに、ぜひ読んでほしい!
がんばることのキラキラさを思い出せますよ~(*^^*)