成田名璃子のレビュー一覧

  • 月だけが、私のしていることを見おろしていた。

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    ネタバレ

    直感的に結末が読めて,それを確認したくて一気に読んでしまった.

    主人公の二宮咲子は29歳の3K女(高学歴,高年齢,高層マンション住まい).

    私はまったくそういう気持ちをもってないけど,男の人って自分より高学歴,高収入な女性をパートナーにしたがらないですよね.(とある女性がすごくいい車を買ったときいて,「あぁこれでまた婚期が遅れる」って思ったら実際にそうなってました...)

    しかも,元カレを忘れられず,新しい恋に踏み出せない,新しい恋が億劫になってしまった女性です.そんな自分を素直に認められれば突破口が開けるんだろうけど,素直になれなくて元カレへの思いは封印して生きています.

    自分にも封

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    2012年07月31日
  • 月だけが、私のしていることを見おろしていた。

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    ネタバレ

    今、同時に読み進めているものが
    ひとつひとつの単元のような形になっている本なので、
    少しずつ読んでいるため
    気晴らしにと手にとりました。

    タイトルとあらすじでネットで購入しました。

    装丁と中の絵のおかげで
    本当にマンガを読んでいるようでした。

    仕事に生きて、
    ちゃんとお給料をもらって、
    30にさしかかって、
    マンションを購入。

    彼氏は一年前に出て行った。

    そんな29歳咲子に舞い込む恋のはなし。
    一週間以内に運命の出会いがないと、一生独身と占い師に宣告され。

    恋を呼ぶのか、呼び寄せるのか。

    そして咲子には人に言えない秘密があった。
    マンションの個室にひとり。ひとりぼっち。
    望遠鏡で

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    2012年06月16日
  • 月だけが、私のしていることを見おろしていた。

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    ハッピーエンド。良いお話だった。
    うん、こういう話も悪くない。
    でもなんか御厨よりも瑞樹の方が目立ってて、御厨が少し可哀想に思った(笑)。
    幸せの形ってなんだろうって、そんなお話。

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    2012年04月30日
  • 時帰りの神様

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    もしもあの日に戻れるのなら、というタイムスリープものでした。
    フィクションなので未来に光がさす方向の話しになるようにどの話しもなっていますが、無理にいい話しにしようとすることはなく、自然に前向きになれるようになっていたので、そこが良かったです。
    ただ、最後のお話しはちょっとキツかったですね。想像するだけでシンドかった。私がその立場ならここまで頑張れないかもしれないと、共感というか、共鳴し過ぎて辛かった。ただ、神主さんが前向きになれたのはこのご両親の言葉だったから、とは思えたので、そこは良かったね、と思えました。

    読めば必ず、後悔しないような日々を過ごさないと、と思うのでしょうが、それが出来て

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    2025年12月05日
  • 時かけラジオ ~鎌倉なみおとFMの奇跡~

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    ローカルラジオ局「鎌倉なみおとFM」でDJをつとめるトッシー。時は1985年、ラジオブースからは由比ヶ浜が一望でき、ロケーションは申し分ない。自分の喋りで流行をつくってやる!と勢い込んでいるのに、全然思うように話せない。
    夜中にブースに潜り込み、架空のラジオ番組を流すふりをして1人でトークを繰り広げると、リラックスして上手く喋れる。そこへ見たこともない電話番号「090-」がかかってきた…。

    ラジオDJは話すことが得意そうだけど、こんな思いを抱えている人もいるのかな。確かに『自分が自分が』という感じでリスナーを置いていっている人もにいる。『しゃべること以上に聴くことも大事だ』という箇所を読んで

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    2025年10月22日
  • 東京すみっこごはん

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    様々な悩みや秘密を持った年齢も職業も異なる人たちが、商店街の脇道に佇む一軒家に集まって、手作りの料理を共に食べる共同台所を舞台にしたお話し。

    美味しい家庭料理がお話の真ん中にあるので、読んでいてすごくほっこりするストーリーだった。

    なんと言ってもお料理の描写がとっても美味しそうで、本当に目の前に出されたような感覚になってお腹が空く空く。笑

    特に私の胃を掴んだのは、団欒の肉じゃがに出てくる肉じゃがを、タイ人留学生のジェップくんが食べるシーン。



    僕は丼に手を伸ばして、じゃがいもに箸を入れた。

    割れ目から、さらに湯気が上る。

    軽く冷ましながらそっと噛んでみると、ほっくりと煮崩れたじゃ

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    2025年10月05日
  • 時かけラジオ ~鎌倉なみおとFMの奇跡~

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    1985年はまだ生まれてもないので時代的な共感できる部分はあまりなかったのですが、楽しく読めました!
    中でもファミリーゲームが好きでした。

    謎の火事さえ無ければ☆4でした。結果的に死なない世界線になるなら火事とビギの死はいらなかったと思いました、

    第三章のp211の「じじいじゃなく、じいじだったか。いや両方かな」のセリフの意味が考えても分からなかった。誰かわかる人いたら教えてください。

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    2025年09月23日
  • 時帰りの神様

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    後悔した時に戻るタイムリープもの。
    似たものを何冊か読んだので既視感があった。
    5話目は会いに行く相手が交通事故で亡くなった子どもなので設定がずるいし、結末の意外性もなく泣かせるための話に思えた。
    そのほかは意外と後悔のネタとしては弱め。
    宮司の兄の後悔をもっと掘り下げてほしかった。
    どれもいい話だけど、本来なら変えられない過去の失敗をやり直して納得することがいい話なのかよくわからなくなってしまい感動はできず。
    結局は、後悔をしないように毎日を大切に、家族や友達に思いやりを持って接しよう、ということだと思う。

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    2025年09月11日
  • 時帰りの神様

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    続くのかなという雰囲気で終わった。 過去に戻れても未来を大きく変えられるわけではないというのは結構な障害だと思ったけど、心の有り様が変わるだけでもその後の人生の受け止め方って差が出るんだろうなやっぱりと納得した。

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    2025年08月14日
  • 時帰りの神様

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    過去をやり直すことよりも、過去にもどって想いを清算させる。
    毎日少しの気持ちの余裕があれば、明日死ぬかもしれないという意識を少しでも持ちながら生きることができるといいなと思った。

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    2025年08月08日
  • 時帰りの神様

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    なるほど、こういう視点もあったのか。時帰りとはなんぞ。そんなルール設定を目にした時、自分ならどう考えるか。生きていくといろんな後悔あるけど、それは背負っていくしかないと背負うも、到底背負いきれずに押しつぶされてしまったり、とはいえ歩くしかなくて徐々に軽くなっていくのを待つしかなかったり。

    自分ならやっぱり戻りたくないなぁ。

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    2025年07月28日
  • 時帰りの神様

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    正直、前半は、読むのをやめようかと思った。
    うーん、中高生向け感。

    1話を読み。しばらーーーーく積読。

    何とか重い腰を上げ、
    とにかく、
    最後までは読もうかと進める。

    と言うのも
    ブク友さんが最後の5話目に涙が止まらないって言うのを感想で書いてあり、タイムリープものは好きだし、せっかく手に取ったわけだし…

    そう、本書はタイムリープもの。
    鎌倉の神社にいる巫女と神官の兄妹。人の言葉がわかる白猫のタマ。
    人生に後悔を抱えた人の夢を妹の汀子が見る。
    夢見。
    この夢見で神様に選ばれた人が神社にくる。
    兄が儀式を行い、
    時帰りをさせて数日のタイムリープ。
    後悔を解決するストーリー。



    信じ

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    2025年07月25日
  • いつかみんなGを殺す

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    いったい、Gって何だろう。から作品を読むことが始まりました。

    いや〜、Gってアレだったのね。
    私は正直、苦手です。
    飛ばなければ、まだ我慢できるのですが。

    このGに1日中振り回される物語。
    プリンセス・ドリルなんて絶対に出来ないし、したくない。

    何だかよく分からなかったけど、可怪しい?可笑しい話でした。

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    2025年07月06日
  • いつかみんなGを殺す

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    タイトルの奇抜さに
    なんだこのタイトルは!?
    どんな物語なのか? Gとは何か? 
    その時は気が動転してたのか
    気になってしまい、おそるおそる
    手にとってしまいました。

     老舗5つ星ホテルを舞台に繰り広げられる
    人間と人間、人間とGとの壮絶な死闘を
    真面目にユーモアを交えて大げさに描かれている。
    最後に笑うのは己かGか?誰もがタブーとしてきたGを題材にした、親子愛、ファンタGー、
    お仕事小説。
    思いもよらない結末にGだけにジーンとしてしまいます。
    G好き、Gに興味のある人にはたまらない一冊! 
     こんなにもスリリングな一日があるだろうか?
    至る所にGが現れ一日中ずっとGに振り回され続ける。

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    2025年07月04日
  • 今日は心のおそうじ日和2 心を見せない小説家と自分がわからない私

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。
    んー、モヤモヤしたまま終わった感じ。
    しかしこの偽弟子さんは、中々非常識な気がして…お姉さんのことがあるからといって…

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    2025年07月03日
  • 時帰りの神様

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    設定とか好みなんですが、妹さんの強引な感じとか懐事情などがあまりにも出過ぎていてそこはちょっと私には余計な感じに思えてしまった。

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    2025年06月01日
  • 月はまた昇る

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    ネタバレ

    保育園に入れないのなら作ってしまえばいい!というなんともパワフルなお話です。
    展開もややご都合主義といったところは否めませんが、それぞれが自分の問題と向き合いながら奮闘する姿は眩しいものがありました。

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    2025年05月25日
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に

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    遂に完結。
    人のあたたかさ、料理を通して生まれる人との繋がり、受け取った愛は減ることはない。
    楓の成長を見届けられてよかった。

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    2025年05月17日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    おいしい白米の朝ごはんが食べたくなる物語。
    ちょっとファンタジーっぽいけど、ほのぼのできてお腹も空く。アラン会長みたいな人は、現実にはいない感じがつよくて、星みっつ。

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    2025年04月29日
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁

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    人生はままならなくて上手くいかないこともあるし、差し伸ばした手が届かないことも払われてしまうこともある。優しさは自己満足!

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    2025年04月06日