成田名璃子のレビュー一覧
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寄付のために始めた、町角占い師。
それが思いのほか評判になり、さまざまな客がやってくる。
そしてそれを目当てに、色々なお店も近くに出来上がっていく。
連続短編になっていて、ものすごく読みやすかったです。
本格的な謎解き、というわけではなくて、お客さんのお悩みが
解決されるまで…のような。
推理していくわけではないです。
が、主人公の推測が思いもつかない方向に行ったりして
そのギャップがかなり面白いw
平凡な名前である主人公を密かに(?)想っているらしい
キャンドル売りの青年は、じみ~に確実に
彼女の中に入って行っています。
それを許しているのに気がつかないのも楽しいですがw
しかし一番の -
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ネタバレ直感的に結末が読めて,それを確認したくて一気に読んでしまった.
主人公の二宮咲子は29歳の3K女(高学歴,高年齢,高層マンション住まい).
私はまったくそういう気持ちをもってないけど,男の人って自分より高学歴,高収入な女性をパートナーにしたがらないですよね.(とある女性がすごくいい車を買ったときいて,「あぁこれでまた婚期が遅れる」って思ったら実際にそうなってました...)
しかも,元カレを忘れられず,新しい恋に踏み出せない,新しい恋が億劫になってしまった女性です.そんな自分を素直に認められれば突破口が開けるんだろうけど,素直になれなくて元カレへの思いは封印して生きています.
自分にも封 -
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ネタバレ今、同時に読み進めているものが
ひとつひとつの単元のような形になっている本なので、
少しずつ読んでいるため
気晴らしにと手にとりました。
タイトルとあらすじでネットで購入しました。
装丁と中の絵のおかげで
本当にマンガを読んでいるようでした。
仕事に生きて、
ちゃんとお給料をもらって、
30にさしかかって、
マンションを購入。
彼氏は一年前に出て行った。
そんな29歳咲子に舞い込む恋のはなし。
一週間以内に運命の出会いがないと、一生独身と占い師に宣告され。
恋を呼ぶのか、呼び寄せるのか。
そして咲子には人に言えない秘密があった。
マンションの個室にひとり。ひとりぼっち。
望遠鏡で -
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もしもあの日に戻れるのなら、というタイムスリープものでした。
フィクションなので未来に光がさす方向の話しになるようにどの話しもなっていますが、無理にいい話しにしようとすることはなく、自然に前向きになれるようになっていたので、そこが良かったです。
ただ、最後のお話しはちょっとキツかったですね。想像するだけでシンドかった。私がその立場ならここまで頑張れないかもしれないと、共感というか、共鳴し過ぎて辛かった。ただ、神主さんが前向きになれたのはこのご両親の言葉だったから、とは思えたので、そこは良かったね、と思えました。
読めば必ず、後悔しないような日々を過ごさないと、と思うのでしょうが、それが出来て -
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ローカルラジオ局「鎌倉なみおとFM」でDJをつとめるトッシー。時は1985年、ラジオブースからは由比ヶ浜が一望でき、ロケーションは申し分ない。自分の喋りで流行をつくってやる!と勢い込んでいるのに、全然思うように話せない。
夜中にブースに潜り込み、架空のラジオ番組を流すふりをして1人でトークを繰り広げると、リラックスして上手く喋れる。そこへ見たこともない電話番号「090-」がかかってきた…。
ラジオDJは話すことが得意そうだけど、こんな思いを抱えている人もいるのかな。確かに『自分が自分が』という感じでリスナーを置いていっている人もにいる。『しゃべること以上に聴くことも大事だ』という箇所を読んで -
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様々な悩みや秘密を持った年齢も職業も異なる人たちが、商店街の脇道に佇む一軒家に集まって、手作りの料理を共に食べる共同台所を舞台にしたお話し。
美味しい家庭料理がお話の真ん中にあるので、読んでいてすごくほっこりするストーリーだった。
なんと言ってもお料理の描写がとっても美味しそうで、本当に目の前に出されたような感覚になってお腹が空く空く。笑
特に私の胃を掴んだのは、団欒の肉じゃがに出てくる肉じゃがを、タイ人留学生のジェップくんが食べるシーン。
僕は丼に手を伸ばして、じゃがいもに箸を入れた。
割れ目から、さらに湯気が上る。
軽く冷ましながらそっと噛んでみると、ほっくりと煮崩れたじゃ