成田名璃子のレビュー一覧
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ネタバレ見目麗しい神主と巫女の兄妹、そして白猫のタマがいる一条神社。ここには時おり、御祭神の聖神(ひじりのかみ)に呼ばれてくる人がいる。一条神社では、過去に強い後悔を持つ人が人生で一度だけ「時帰り」することができる。人の死や歴史に関わる大きな出来事は変えることができないが、意識だけが当時に戻れる…。
高校時代の苦い告白の記憶を消したいと願う女性『この胸キュンは誰のもの』。痩せて輝いていた10年前に戻りたいと思う中年サラリーマン『思い出の苦いヴェール』。喧嘩になり夫に放った一言を後悔する子育て中の女性『高くついた買い言葉』。引っ越してしまった友達と仲直りしたい小学生『永遠の縁日』。娘を亡くした夫婦が娘に -
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もしもあの日に戻れるのなら、というタイムスリープものでした。
フィクションなので未来に光がさす方向の話しになるようにどの話しもなっていますが、無理にいい話しにしようとすることはなく、自然に前向きになれるようになっていたので、そこが良かったです。
ただ、最後のお話しはちょっとキツかったですね。想像するだけでシンドかった。私がその立場ならここまで頑張れないかもしれないと、共感というか、共鳴し過ぎて辛かった。ただ、神主さんが前向きになれたのはこのご両親の言葉だったから、とは思えたので、そこは良かったね、と思えました。
読めば必ず、後悔しないような日々を過ごさないと、と思うのでしょうが、それが出来て -
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ローカルラジオ局「鎌倉なみおとFM」でDJをつとめるトッシー。時は1985年、ラジオブースからは由比ヶ浜が一望でき、ロケーションは申し分ない。自分の喋りで流行をつくってやる!と勢い込んでいるのに、全然思うように話せない。
夜中にブースに潜り込み、架空のラジオ番組を流すふりをして1人でトークを繰り広げると、リラックスして上手く喋れる。そこへ見たこともない電話番号「090-」がかかってきた…。
ラジオDJは話すことが得意そうだけど、こんな思いを抱えている人もいるのかな。確かに『自分が自分が』という感じでリスナーを置いていっている人もにいる。『しゃべること以上に聴くことも大事だ』という箇所を読んで -
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様々な悩みや秘密を持った年齢も職業も異なる人たちが、商店街の脇道に佇む一軒家に集まって、手作りの料理を共に食べる共同台所を舞台にしたお話し。
美味しい家庭料理がお話の真ん中にあるので、読んでいてすごくほっこりするストーリーだった。
なんと言ってもお料理の描写がとっても美味しそうで、本当に目の前に出されたような感覚になってお腹が空く空く。笑
特に私の胃を掴んだのは、団欒の肉じゃがに出てくる肉じゃがを、タイ人留学生のジェップくんが食べるシーン。
僕は丼に手を伸ばして、じゃがいもに箸を入れた。
割れ目から、さらに湯気が上る。
軽く冷ましながらそっと噛んでみると、ほっくりと煮崩れたじゃ -
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正直、前半は、読むのをやめようかと思った。
うーん、中高生向け感。
1話を読み。しばらーーーーく積読。
何とか重い腰を上げ、
とにかく、
最後までは読もうかと進める。
と言うのも
ブク友さんが最後の5話目に涙が止まらないって言うのを感想で書いてあり、タイムリープものは好きだし、せっかく手に取ったわけだし…
そう、本書はタイムリープもの。
鎌倉の神社にいる巫女と神官の兄妹。人の言葉がわかる白猫のタマ。
人生に後悔を抱えた人の夢を妹の汀子が見る。
夢見。
この夢見で神様に選ばれた人が神社にくる。
兄が儀式を行い、
時帰りをさせて数日のタイムリープ。
後悔を解決するストーリー。
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信じ -
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タイトルの奇抜さに
なんだこのタイトルは!?
どんな物語なのか? Gとは何か?
その時は気が動転してたのか
気になってしまい、おそるおそる
手にとってしまいました。
老舗5つ星ホテルを舞台に繰り広げられる
人間と人間、人間とGとの壮絶な死闘を
真面目にユーモアを交えて大げさに描かれている。
最後に笑うのは己かGか?誰もがタブーとしてきたGを題材にした、親子愛、ファンタGー、
お仕事小説。
思いもよらない結末にGだけにジーンとしてしまいます。
G好き、Gに興味のある人にはたまらない一冊!
こんなにもスリリングな一日があるだろうか?
至る所にGが現れ一日中ずっとGに振り回され続ける。
こ -
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自分にとって『東京すみっこごはん』以来の作者の本。
今回は、過去に戻ることができる神社と、神主と巫女きょうだいのお話。ここへ辿り着けるのは、神社が選んだ人だけ。誰でも戻れるというわけではないらしい。
戻ったからといって必ずしも良い結果になるとは言えない、とイケメン兄の神主は諭すのだが・・・。
戻れる期間も決まっているし、過去を大幅に変えることは許されない。それでもほんの小さなきっかけを掴みたくて、人生を見つめ直したり、ちょっとした行き違いを修正したり、もう会えない人に会いに行ったり。
そもそもなぜこの神社にそういう力があるのか、神社の縁起が知りたいので、続編希望。