成田名璃子のレビュー一覧
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すみっこごはんシリーズ3作目。
今回はすみっこごはんを訪れる人たちの恋心と愛情がテーマになっていて、誰かのために、その人を想って作るごはんっていいよなぁと改めて思える1冊でした。
特に最初の酢豚のお話がお気に入り。
恋煩いで胸が苦しいのを、「胸の圧迫感が…」とか言って本気で病院に行こうとする友菜ちゃんがピュアすぎる笑
牧原さんとのその後も気になります。
次のお話の鱚の天ぷらも美味しそう。
鱚の白身を「おぼろ豆腐みたい」っていう表現が印象的でした。
タイトルの「マイ・ファースト鱚」も何気に好き笑
次はどんなお料理が出てくるかな〜。
4作目も読むのが楽しみです(^^) -
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すみっこごはんシリーズ2作目。
いろんな悩みや問題を抱えた人たちが、共同台所「すみっこごはん」でおいしい家庭料理と人の温かさに触れて、前向きな気持ちになれてほっこり。
…だけじゃないのがこの作品のいい所。
今回は地域の再開発に伴うすみっこごはん解散の危機が物語の1つの軸になっていて、特に終盤ではハラハラさせる展開もあり、最後まで楽しく読むことができました。
どうなることかと思ったけれど、なんとかすみっこごはんが危機を乗り越えられそうで良かったー。
最後に出てきたミートローフがとっても美味しそうで、自分でも作ってみたくなりました。
前作の感想にも書いたけれど、読むと自炊のやる気が出てくるの -
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ネタバレ高校三年の春、楓は悩み続けていた。あの時、一人の少年の希望を守れなかったことを…。失意に暮れ、卒業後の進路も定まらぬ中、ずっと二人で暮らしてきたおじいちゃんの身に異変が!?そして、すみっこごはんの常連たちにも決意の時が近付く。年齢も職業も異なる人々が集う“共同台所”が舞台の大人気シリーズ。それぞれの旅立ちがやさしく胸を打つ最終巻!
ページを開いた途端に、物憂げなモノローグ。嫌な予感がしながら読んでいくと、楓ちゃんにとって大きな試練が待ち受けていた最終巻。こんなにいい子なのに、辛い試練を課すなんて…と思って読んでいたけど、周りの人たちが支えてくれるから、楓ちゃんはきっと乗り越えていけると確信し -
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ネタバレ『東京すみっこごはん』最終巻。
高校三年生になった楓は、悩み、迷いながらも大学への進学を決意したのだが、その一方でお馴染みのメンバーが、示し合わせたのかと思うほどに次々とすみっこごはんから離れ、新たな道へと進んでゆく。
そして最終章では、楓を男手ひとつで育ててきた祖父が、天国へと旅立っていった。
シリーズのはじめ、さびしさと幼い反発から家を飛び出した末にすみっこごはんにたどり着いた楓は、出会った多くの人に愛を注がれ、その手を人に差しのべられる、すてきな18歳に成長した。
愛を注いでくれた人がいなくなっても、その愛はどんどん育ってゆく。
きっとこれからも、手を合わせてきちんとごはんを食べて