成田名璃子のレビュー一覧

  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    焼き魚が無性に食べたくなるのと、あの方法でご飯を炊きたくなる。
    読んだもの、見たものですぐに何か食べたくなる私にはとっても困った小説でした(もちろん本当は困ってない 笑)。

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    2023年01月14日
  • 世はすべて美しい織物

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    昭和12年。
    養蚕農家の娘である芳乃は、季節の草木から染料をつくり、生糸に染め上げて織る作業までを自らするのが至福であると思っていた。
    だが、桐生の新田商店の次男に見初められ嫁いで以降も織物には携わっていたが、戦争もあり人生は揺れ動いていた。

    現代。
    母子家庭で育った詩織は、母親の支配や干渉無しでは生きられないのか…というもやもやとした感情の中で、仕事の後こっそりと機織り工房へ通っていた。
    そこで桐生の手しごと市に参加してみないかと誘われ…。

    桐生でわかった詩織の出生の秘密。
    一子相伝の織物をめぐり昭和と現代、ふたつの運命が、紡ぎ、結ばれる。

    こういう繋がりがあったのか、とそれは当然の如

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    2023年01月10日
  • 世はすべて美しい織物

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    織物に取り憑かれた人々が人生を達観した仙人のようにも時を忘れて無邪気に遊ぶ子どものようにも見えてその極端さが危うくも目が離せないほどの強烈な魅力を放っている。
    残念ながら私には創作の才は無く共感できる部分はあまり無かったけれど才があるからこその喜びや苦悩がありのままに描かれていて息をするのも忘れてしまいそうなほどのめり込んで読んだ。
    人生は思い通りにいかないからこそ思いがけず出会った奇跡のような瞬間が尊く一つ一つ積み重ねて出来た層が振り返ってみると織物のように美しいものになっている。
    綿々と続いてきた桐生の織物の歴史や美しい自然、芳乃と詩織の目を通して見た景色がそういうことを教えてくれた。

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    2023年01月09日
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁

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    シリーズ4作目。

    いつもと違ってわかりやすいハッピーエンドではないお話が続き、あれ?と思ったのですが、最後は希望の持てる展開だったのでホッとしました。

    瑠衣さん、瑛太くんのその後もどうか幸せなものでありますように、と思います。

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    2022年12月29日
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私

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    家事に対するマインドを変えてくれたことに感謝しています。私は掃除が苦手で克服しようと「掃除本」ばかり読んでは実行出来ずにいました。そういう時にこの本を読んで家事(特にお掃除)ができる人の頭の中が実感できました。家事をする家と向き合って観察して気持ちよく暮らせるよう工夫する。このマインドを知ってから本を読んで掃除の方法をインプットすることを辞めました。ストーリーも楽しめましたが、家事の実用書としても使える本だと思いました。

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    2022年12月06日
  • 世はすべて美しい織物

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    織物に取り憑かれた人々のお話。

    戦前、芳乃という薄髪の女性が、達夫という立派な商家の次男に見初められる所から、話は始まる。
    自分に満足な縁談など来るわけがない、と疑念を抱く芳乃に、好きなように染めて織れば良いと伝える達夫。

    章が変わると、現代、詩織の視点に変わる。
    手芸部に入りたいと言っても、決して許さない、厳しい母親との確執が描かれる。
    さて、二つの視点はどこで交わるのか。

    天才とは、文字通り、天から与えられた才能なのかもしれない。
    けれど、その才に耐えられる者と耐えられない者がいる。

    そして、その才を取り囲む人達も。

    家族であることって、簡単ではないんだよなー。
    他人だけど、断ち

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    2022年12月04日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    読み始め、主人公の行動に嫌悪感を抱き、途中で読み諦め、長らく積読状態となってました。久しぶりに手に取り読み進めていくとスルスル読めました。あともう少し読み進めていれば…と後悔しました。おいしく、ゆっくりと人生の再生ストーリーでした。

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    2022年11月17日
  • 東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて

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    すみっこごはんシリーズ3作目。

    今回はすみっこごはんを訪れる人たちの恋心と愛情がテーマになっていて、誰かのために、その人を想って作るごはんっていいよなぁと改めて思える1冊でした。

    特に最初の酢豚のお話がお気に入り。
    恋煩いで胸が苦しいのを、「胸の圧迫感が…」とか言って本気で病院に行こうとする友菜ちゃんがピュアすぎる笑
    牧原さんとのその後も気になります。

    次のお話の鱚の天ぷらも美味しそう。
    鱚の白身を「おぼろ豆腐みたい」っていう表現が印象的でした。
    タイトルの「マイ・ファースト鱚」も何気に好き笑

    次はどんなお料理が出てくるかな〜。
    4作目も読むのが楽しみです(^^)

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    2022年09月30日
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に

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    しまった。最後だと思って読んでいて途中からどうも知らない人物が出てくると思ったら1作抜けて最終話を読んでしまった。

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    2022年09月24日
  • 東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて

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    3作目。ありがたいことにあと一冊続編があるみたい。今回もほっこりあったかい雰囲気で優しいきもちになれる。ちょっと普通でなくて、だめなところもあるけどみんな違ってみんないいみたいなね 

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    2022年09月12日
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス

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    すみっこごはんシリーズ2作目。

    いろんな悩みや問題を抱えた人たちが、共同台所「すみっこごはん」でおいしい家庭料理と人の温かさに触れて、前向きな気持ちになれてほっこり。
    …だけじゃないのがこの作品のいい所。
    今回は地域の再開発に伴うすみっこごはん解散の危機が物語の1つの軸になっていて、特に終盤ではハラハラさせる展開もあり、最後まで楽しく読むことができました。

    どうなることかと思ったけれど、なんとかすみっこごはんが危機を乗り越えられそうで良かったー。
    最後に出てきたミートローフがとっても美味しそうで、自分でも作ってみたくなりました。

    前作の感想にも書いたけれど、読むと自炊のやる気が出てくるの

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    2022年08月21日
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁

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    今回はハッピーエンドといかず、ほろ苦い終わり方。人に寄り添うことの難しさを感じる。
    次回作が最終話とのことで、今後の展開が気になる。

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    2022年08月14日
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス

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    どんどん読み進めてしまった。
    読んでいるときは、ついつい手抜きで作ってしまう料理に対して、もっと愛情込めて且つ楽しんで作ろうと思うのだが、現実はなかなかである。
    一作目では「すみっこごはん」の成り立ちが明らかになったが、今作では再開発の波が「すみっこごはん」を襲う。各話の登場人物にドキドキほっこりしながらも、「すみっこごはん」を巡るいろいろな動きも気になるところです。

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    2022年08月02日
  • 東京すみっこごはん レシピノートは永遠に

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    ネタバレ

    高校三年の春、楓は悩み続けていた。あの時、一人の少年の希望を守れなかったことを…。失意に暮れ、卒業後の進路も定まらぬ中、ずっと二人で暮らしてきたおじいちゃんの身に異変が!?そして、すみっこごはんの常連たちにも決意の時が近付く。年齢も職業も異なる人々が集う“共同台所”が舞台の大人気シリーズ。それぞれの旅立ちがやさしく胸を打つ最終巻!

    ページを開いた途端に、物憂げなモノローグ。嫌な予感がしながら読んでいくと、楓ちゃんにとって大きな試練が待ち受けていた最終巻。こんなにいい子なのに、辛い試練を課すなんて…と思って読んでいたけど、周りの人たちが支えてくれるから、楓ちゃんはきっと乗り越えていけると確信し

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    2022年08月01日
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス

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    一作目に引き続き、ほっこりと読みやすく
    あっという間に読み終えました。

    今作に出てくる有村さんというおじいさんは
    長年の経験や成功からか自分が一番正しいと思っていて、最初はなんだこの人と読んでいました。

    ですがすみっこごはんで孫くらいの年齢の女の子から真剣に料理を教わったりして素直で真っ直ぐな人柄が見えてきました。

    また強引で人にとやかくアドバイスしてしまうのは利他的であるが故にそうなってしまうのだなと気付きました。

    なんだか独りよがりで良いところが無さそうに見える人も、深く知ろうとすれば良い面があるのだなと改めて感じました。

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    2022年07月29日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    若い頃は恋愛の先のゴールが結婚で
    とても幸せなことだと思っていた

    時間をかけながら夫婦や家族の形が変わっていく
    夫婦の数だけ形もあって
    結婚の意味がある
    それはまさにこの短編集の最後の
    「いつか、二人で。」の一節にあったように
    夫婦の最後にならないと結婚の意味は分からない

    この本は黒い結婚と白い結婚に分かれている
    黒はダークで少し現実離れをした設定
    白は現実的な設定
    バラエティーの富んでいてどの話も面白かった
    窪美澄さん
    滝羽麻子さん
    中島京子さん
    の作品は読んだことがあるけれど
    殆どの作家さんの作品を初めて読んだ

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    2022年07月15日
  • 不動産男子のワケあり物件

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    【どうかその住まいがあなたの憩いの場所となりますように】

    モテない、金ない、覇気がないと負の三拍子が揃った苦学生·充の内定が決まった不動産会社の物語。

    個人のお客様が住む場所を探して斡旋する、人生の大切な岐路に立ち会いたいと。
    そんな大志を抱けども会社の方針は違うようで。
    本命物件と比較物件を紹介してお客の度量を計るような業界の汚さ。
    それは極めてシビアな利害関係と客の争奪戦。
    お客を格好のカモにして搾取するやり方には辟易とするが、業界の闇を抱えた会社も枚挙に暇がない。

    それでも人としての人情味を忘れてはならないのだ。

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    2022年06月21日
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス

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    相変わらずテンポが良くて読みやすい。
    「本物の唐揚げみたいに」の沙也はそれっきりしか出てこなかったので、続く「失われた筑前煮を求めて」の有村さんもこの回限りかと思いきや、サブタイトルの「雷親父とオムライス」でかなり主要な役どころが最後、あんな展開だなんて…衝撃大きかった。

    筑前煮の話の最後はかなりうるっときた。不覚にも電車内で涙が出そうになった。


    そういえばスパイの話、すぐに見当ついてしまった(笑)

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    2022年06月16日
  • ベンチウォーマーズ

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    駅伝という競技性と、
    メンバー一人一人の短編がつながっていく形が
    合っているなあと思った。

    でも、だんだん恋愛要素が強まったので、
    ちょっと熱が冷めてしまったー。
    できれば、最後まで青春もので、友情もので、
    成長ものであってほしかった。

    恋愛だって青春だけど。

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    2022年05月30日
  • 東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて

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    ネタバレ

    冴えないOLさんは良い人が出来そうで良かったです。楓ちゃんは男からも妬まれるんですね。大変ですね。
    柿本さんとお母さんにああいう過去があったんだなとしみじみしました。

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    2022年05月11日