成田名璃子のレビュー一覧

  • 月はまた昇る

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    女って生き物は、結婚したり子供が産まれたりする度に、妻になり母になり、それって自分を少しずつ殺していく行為だなと思っていました(います)。この物語のママたちは、すごくパワフルに、妻であり母でありながら、ちゃんと自分として生きてる、もしくは保育園を立ち上げる過程で生き返っている。こんな世の中だったら素晴らしいと思う。

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    2020年10月22日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    窪美澄さん目当てで読み始めたけれど、このように色々な作家の作品が読めるのは良い事だ。やはり‘白い結婚’ラスト2話が とても良かった。

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    2020年09月20日
  • 不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌

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     持ち込まれた靴からその靴に込められた思いを読み取り、持ち主にアドバイスするという趣向の連作短編集。
     登場人物も少なく、話もテンポよく進むため、読みやすい。話の流れによって、話し手が変わるのも面白いところ。靴に関する専門用語もあるにはあるが、がっちりした作品というよりはむしろ軽い感じで読める。他社ではあるが「新潮文庫NX」に分類されるような作品。ライトノベルとまではいかないが、わりと若年層向けの作品。

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    2020年07月24日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    結婚にまつわるアンソロジー。
    黒い方が私は好みだな(笑)

    でも、最後の話はちょっとグッと来た。

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    2020年07月19日
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私

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    卑屈だった主人公が家事が得意なことは素晴らしい才能だと気がついて強く生きていく。小説家もまた前に進み始める。面白かった。家事が得意っていいよなぁ。羨ましい。

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    2020年06月16日
  • 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私

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    専業主婦を貶され続け、浮気をされた挙句、一方的に離婚された涼子。娘の美空を連れて実家に出戻っていたが、父の紹介で有名作家の山丘の元で家政婦として働く事に。一年前に妻を亡くした山丘家のゴミの山と積もりに積もった汚れに闘志を燃やすが、気難しい山丘は何かと追い出したがっている様子。そんな山丘に懐いた美空や、明るい新人編集者のお陰で、何となく良好な関係を築き始める。自分を卑下していた涼子と、小説が書けなくなった山丘の再生の物語。ちょっと出来過ぎな最後だが、4人の繋がりが温かい気持ちにさせてくれた。

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    2020年04月08日
  • 東京すみっこごはん 楓の味噌汁

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    すみっこごはん4作目。
    SNSで見栄を張る読者モデル、片親で貧乏な中学生が登場。

    今回は楓がメインで新たな登場人物と絡み、貧困や自分でどうにもできない苦しさのようなものが物語の多くを占めていた。
    特に中学生の瑛太君、彼のその後が気になります。確かに楓みたいなタイプが苦手なのわかるかも。良い子過ぎて正論過ぎてね…
    2作目に登場した秀樹君が幸せそうで良かった。

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    2020年04月05日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    ネタバレ

    ホームレスまで落ちてしまい、明日のご飯も食べられなくなって、あとは身体しか売るものがなくなるところから、人並みに働くことが出来るようになるまでに成長する話。
    極度のコミュ障+不器用で、途中何度背中を押したくなったか。
    わたしも人見知りが激しいので、自分と重なる部分がたくさんで、少し同族嫌悪が生まれました。

    個人的には、もう少しアラン会長のひととなりとか過去とか読みたかったです。

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    2019年12月31日
  • 東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて

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    新しい章のたびに 次は誰の話しかなぁ〜っと楽しみにさせてくれます。
    柿本さんの若かりし頃に出逢った 小さい楓ちゃんと存命だったお母さんの由佳さん。「すみっこごはん」に対する柿本さんの愛情が十分に感じられるれる章だった。

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    2019年08月02日
  • 幸せの青い贈りもの

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    人生を変えることができるものが出てくる箱。その箱から出てきたものを受け取った人と、それを作った人の不思議な話。人生を変えることができる箱なんて目の前にあっても、信じるのは難しい。そこから出てきたものも、「人生」と関係なさそうものだったし。それでも不思議となにかが変わっていく。本当に不思議なものなのかハッキリとは分からないけど、信じた方が何だか幸せになれる。そんな本だった。

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    2019年08月01日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    コミュ障気味の2人が、ホームレスの人たちと関わりながら 朝食専門店を作り上げていく‥ものすごい設定だ。

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    2019年05月28日
  • 坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常

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    さらっと、でも、時にうなりながら読んだ。
    自分と向き合うことの難しさ。傷に囚われすぎてもいけないし、傷に目を背け続けることもちがう。それぞれが悩みながら葛藤しながら、もがいて、でも今を生きる。今、いるこの場所で。

    読経バンドで歌う皆道が考えた歌詞がとてもいいなと思った。

    座禅を組んでみたい。

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    2019年05月12日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    主人公が売春をしようとするっていう、とんでもないところから始まり美味しいご飯に帰結する感じ。ほんとうに美味しそうで、お腹が空いた。

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    2019年04月02日
  • 東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて

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    ネタバレ

    すみっこごはん3作目。
    何事も効率重視のOL、純也の同級生毅、若き日の柿本さん、義理の娘ができたキャリアウーマンのストーリー。

    「マイ・ファースト鱚」 一番多感な思春期の子が大人になっても悩むようなプライベートな問題を話すのに、共同台所で無関係の人に聞き耳立てられてるのってどうなんだろう。
    「親子丼に愛を込めて」 義理の娘ができて上辺だけの関係じゃなく、本当の親子のようになりたいって思えるのはすごいことだと思う。ただ本当のお母さんが唯一得意だった料理の思い出は大事にしたいだろうに、毎日毎日親子丼出すのはやりすぎ感。
    若かりし頃の挫折した柿本さんと由佳・楓との出会い「明日のためのおにぎり」が涙

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    2019年01月29日
  • クラス会へようこそ あの頃の想い、取りに帰ろう。

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    双子の妹たる主人公は、姉に来ていた同窓会に
    姉のふりをして出席する。

    双子の妹である主人公から、元イケメンの男
    仕事の合間に演劇をする男、自称魔女に…と
    色々な人の視線で話がぐるぐる。
    そして事件も色々で、誰がどうかかわっていて
    どう解決していくのか。
    まさかそこに繋がる!? という驚きもありました。
    一番謎なのは、ふりをしてもぐりこんだ人、ですが。
    一体彼とどこでどうであったのでしょう??w

    近いからこそ見えていて、見えない良さと悪さ。
    それでも姉の事が好きだ、と言える主人公が凄いです。
    いやそれより、そんな姉に頼みごとをしようとした
    男もすごいですかね??
    一番すごいのは…先生かも、し

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    2018年12月12日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    『東京すみっこごはん』の著者の本。
    「ハレのヒ食堂」は朝ごはんだけを出す食堂。
    あたたかい気持ちになれる本ですが…
    やっぱり『東京すみっこごはん』が好きだなぁ…

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    2018年11月05日
  • 月だけが、私のしていることを見おろしていた。

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    会社イヤイヤ病を抱えながら働く二十九歳の咲子の、元彼への未練から抜け出したい日々は応援しながら興味深く読んだけれど、天体望遠鏡を覗いた先にいた瑞樹とのスケッチブックを通したやり取りや御曹司とのお見合いの先にあった、結婚した元彼の真相と結末に、はいはい良かったねと肩を竦める友人のような心境になった。

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    2018年10月09日
  • 不動産男子のワケあり物件

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    お祈りされ続けている主人公は、人間違いで面接へ。
    そして本採用までの3か月間、バイトをする事に。

    ものすごく社長あくどいです。
    不動産ってこんなに!? と驚くほどに。
    確かに地方からやってきたりすると土地勘がないので
    鴨になってしまいそうですが。
    物件色々見て回ったりしますけど、早い者勝ちですけど
    これはすごいというか、本当に!? と疑うほど。

    そもそも、間違えられての面接してバイト、なので
    一体いつそれがばれるのか、とひやひや。
    3話目に至っては、ついに!? という状態。
    とはいえ、社長分かりやすく『仕事』してます。
    最後まで読んだら、なんだか全員いい人な感じで
    大団円で終わってますけど

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    2018年04月13日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    ホームレスになった女の子、深幸が辿り着いたのは朝だけ営業するというハレのヒ食堂。
    食堂の経営者である晴子さんに住み込みで雇ってもらうことになるが、食堂は何故か暗い雰囲気で…。

    人付き合いの苦手な女性二人がちょっとずつ変わっていく話。
    読むと行ってきます、と言いたくなるような勇気付けられる話でした。
    白米と焼魚が食べたくなります。

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    2017年06月05日
  • 悩み相談、ときどき、謎解き? ~占い師ミス・アンジェリカのいる街角~

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    昼はOL、夜は人気占い師ミス・アンジェリカ、という顔を持つ田中花子。人々による騒音から遠ざかるため、自分の秘密の部屋に閉じこもり、そしてその部屋の鍵穴から世界を観察していた彼女。だが、占いを通して出会った人々や考えにより、少しずつその秘密の部屋の扉が開いていくことに。「秘密の部屋」という言葉の使い方が好き。秘密の部屋は自分にとっての避難場所、というのはすごく共感できた。続きの気になる終わり方。

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    2017年06月02日