成田名璃子のレビュー一覧

  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    コミュ障気味の2人が、ホームレスの人たちと関わりながら 朝食専門店を作り上げていく‥ものすごい設定だ。

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    2019年05月28日
  • 坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常

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    さらっと、でも、時にうなりながら読んだ。
    自分と向き合うことの難しさ。傷に囚われすぎてもいけないし、傷に目を背け続けることもちがう。それぞれが悩みながら葛藤しながら、もがいて、でも今を生きる。今、いるこの場所で。

    読経バンドで歌う皆道が考えた歌詞がとてもいいなと思った。

    座禅を組んでみたい。

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    2019年05月12日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    主人公が売春をしようとするっていう、とんでもないところから始まり美味しいご飯に帰結する感じ。ほんとうに美味しそうで、お腹が空いた。

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    2019年04月02日
  • 東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて

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    ネタバレ

    すみっこごはん3作目。
    何事も効率重視のOL、純也の同級生毅、若き日の柿本さん、義理の娘ができたキャリアウーマンのストーリー。

    「マイ・ファースト鱚」 一番多感な思春期の子が大人になっても悩むようなプライベートな問題を話すのに、共同台所で無関係の人に聞き耳立てられてるのってどうなんだろう。
    「親子丼に愛を込めて」 義理の娘ができて上辺だけの関係じゃなく、本当の親子のようになりたいって思えるのはすごいことだと思う。ただ本当のお母さんが唯一得意だった料理の思い出は大事にしたいだろうに、毎日毎日親子丼出すのはやりすぎ感。
    若かりし頃の挫折した柿本さんと由佳・楓との出会い「明日のためのおにぎり」が涙

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    2019年01月29日
  • クラス会へようこそ あの頃の想い、取りに帰ろう。

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    双子の妹たる主人公は、姉に来ていた同窓会に
    姉のふりをして出席する。

    双子の妹である主人公から、元イケメンの男
    仕事の合間に演劇をする男、自称魔女に…と
    色々な人の視線で話がぐるぐる。
    そして事件も色々で、誰がどうかかわっていて
    どう解決していくのか。
    まさかそこに繋がる!? という驚きもありました。
    一番謎なのは、ふりをしてもぐりこんだ人、ですが。
    一体彼とどこでどうであったのでしょう??w

    近いからこそ見えていて、見えない良さと悪さ。
    それでも姉の事が好きだ、と言える主人公が凄いです。
    いやそれより、そんな姉に頼みごとをしようとした
    男もすごいですかね??
    一番すごいのは…先生かも、し

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    2018年12月12日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    『東京すみっこごはん』の著者の本。
    「ハレのヒ食堂」は朝ごはんだけを出す食堂。
    あたたかい気持ちになれる本ですが…
    やっぱり『東京すみっこごはん』が好きだなぁ…

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    2018年11月05日
  • 月だけが、私のしていることを見おろしていた。

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    会社イヤイヤ病を抱えながら働く二十九歳の咲子の、元彼への未練から抜け出したい日々は応援しながら興味深く読んだけれど、天体望遠鏡を覗いた先にいた瑞樹とのスケッチブックを通したやり取りや御曹司とのお見合いの先にあった、結婚した元彼の真相と結末に、はいはい良かったねと肩を竦める友人のような心境になった。

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    2018年10月09日
  • 不動産男子のワケあり物件

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    お祈りされ続けている主人公は、人間違いで面接へ。
    そして本採用までの3か月間、バイトをする事に。

    ものすごく社長あくどいです。
    不動産ってこんなに!? と驚くほどに。
    確かに地方からやってきたりすると土地勘がないので
    鴨になってしまいそうですが。
    物件色々見て回ったりしますけど、早い者勝ちですけど
    これはすごいというか、本当に!? と疑うほど。

    そもそも、間違えられての面接してバイト、なので
    一体いつそれがばれるのか、とひやひや。
    3話目に至っては、ついに!? という状態。
    とはいえ、社長分かりやすく『仕事』してます。
    最後まで読んだら、なんだか全員いい人な感じで
    大団円で終わってますけど

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    2018年04月13日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    ホームレスになった女の子、深幸が辿り着いたのは朝だけ営業するというハレのヒ食堂。
    食堂の経営者である晴子さんに住み込みで雇ってもらうことになるが、食堂は何故か暗い雰囲気で…。

    人付き合いの苦手な女性二人がちょっとずつ変わっていく話。
    読むと行ってきます、と言いたくなるような勇気付けられる話でした。
    白米と焼魚が食べたくなります。

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    2017年06月05日
  • 悩み相談、ときどき、謎解き? ~占い師ミス・アンジェリカのいる街角~

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    昼はOL、夜は人気占い師ミス・アンジェリカ、という顔を持つ田中花子。人々による騒音から遠ざかるため、自分の秘密の部屋に閉じこもり、そしてその部屋の鍵穴から世界を観察していた彼女。だが、占いを通して出会った人々や考えにより、少しずつその秘密の部屋の扉が開いていくことに。「秘密の部屋」という言葉の使い方が好き。秘密の部屋は自分にとっての避難場所、というのはすごく共感できた。続きの気になる終わり方。

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    2017年06月02日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    少し都合の良い展開に感じた。
    出てくるご飯は美味しそうで、朝ごはんを大事にしたいと思わせてくれた。
    晴子さんの旦那さんの話は、ちょっとドキッとした。忙しい事を言い訳に、食べる事をを疎かにしてはいけないと、反省する。
    茜ちゃんの話も同じで、父親が家を出たのは家での食事のせい、豪華だから良いと言う訳ではなく、家庭の味が大事。
    やっぱり、生きる事は食べる事、なんだな。

    2016.12.17

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    2016年12月18日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    よくある食べ物系小説だけれど「ハレのヒ食堂」という名前の意味に触れたときなんとも言えない温かさに胸が浸されたような気持ちになった。
    今日も明日もハレのヒであれ。

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    2016年10月18日
  • ハレのヒ食堂の朝ごはん

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    ほっこりして楽しく読めた。
    さいごがちょっとすっきりすぎたかな。
    多分もう読まないけど、暇つぶしには良い本だった。

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    2016年10月16日
  • 不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌

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    几帳面で偏屈な靴職人天野の元に、恋人の推薦で京香がデザイナー且つ雑用係としてやってくる。
    そこにやってくる奇妙な依頼の話。
    キャラクターが立っているし、きれいにまとまっているけどちょっと物足りない感じ。
    きれいにまとまりすぎた感じかなあ?

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    2016年05月10日
  • 不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌

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    ネタバレ

    靴屋を舞台とした日常のミステリー。靴屋というのが目新しくて面白かったが、結末が雑。伝説のシューズデザイナーが主人公自身というのは、まぁいいとしても、ゲスな元カレ(雅也)を描きたかったのならば、徹底的にゲスぶりを描き切って欲しかった。最後の最後で存在感が無くなってしまっていた。

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    2016年03月31日
  • 悩み相談、ときどき、謎解き? ~占い師ミス・アンジェリカのいる街角~

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    ネタバレ

    昼は地味なOL、夜は人気占い師アンジェリカこと田中花子。他人を遮断していた彼女はキャンドルアーティスト誠司と知り合い、拒絶していた他人とのかかわりを持ち始める。 占いに持ち込まれる厄介ごとはどこにでもありそうな平凡なことばかり。でも悩んでいる当人にとっては大事なんだよね。 誠司はいい人かもしれないけど周りにいたら面倒な人だな。ラストは気になる終わり方だったので続きも読みたいな。 気になったのは誤字。あとがきでは作者が第一章のタイトル間違えているし。校閲の人はいないのか?

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    2016年01月28日
  • 悩み相談、ときどき、謎解き? ~占い師ミス・アンジェリカのいる街角~

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    平凡なOLって自分で言ってるわりには、数ページ目で白馬の王子様と出逢う主人公。『嗚呼、これは現実離れした話だ・・・』と若干興醒めしてしまった。凄く読みやすい文体なんだけど、万人受けする作品ではないと思う。恋愛じゃなくっても人が変わる要素はたくさんあるし。

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    2015年11月27日
  • 月だけが、私のしていることを見おろしていた。

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    1週間後までに相手を見つけなければ、一生××

    占い師にそう言われたら、焦る。そんな、28歳の女性のリアルが描かれていた。途中までは、心がいたくなるほど共感できて読んでたけど、最後のオチがほぼ想像通りで盛り上がりに欠けた。

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    2015年11月03日
  • 不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌

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    恋人に言われて帰国して、紹介された所へ行ってみれば
    聞いた話とまったく違った現実が待っていた。

    口が悪い雇い主の元、とある目的を持って
    仕事をする主人公。
    同じ国内にいるにもかかわらず
    そうそう会えない彼氏。
    しかもその彼氏の口から聞いたのは
    驚くべき雇い主の過去。

    この時点で、そっち方面だろうな、と思いましたが
    想像通りな状態に。
    しかも最終的には、天然女子のおかげで
    『彼氏』にきっちり引導も渡せました。

    連続短編5話。
    靴屋なので、当然靴についての話ばかり。
    おかげ様で、多少靴に詳しくなった感じがします。
    自分だけの靴。
    ちょっと憧れます。

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    2015年10月25日
  • 不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌

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    靴にまつわる5編のミステリー連作短編集。
    天野、京香、雄大それぞれキャラが立っていて読みやすかった。
    靴や靴跡から謎を紐解いていく過程に興味を惹かれる。靴に託された想いや真実にもじんわり。
    天野と京香2人でどんな靴が出来上がるのか、今後も読んでみたい。

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    2015年07月23日