あらすじ
心にすきま風が吹いたとき、商店街の脇道に佇む“共同台所”は、いつでも、誰でも、やさしく迎えてくれる。恋愛に無関心なOL、誰にも言えぬ片思いに悩む高校生、シングルファザーと結婚したキャリアウーマン。そして、無愛想な常連・柿本が回想する、忘れられぬ人との出会い――。それぞれのあたたかな恋心と愛が溢れ出す、大人気シリーズ第3弾。お待たせしました!
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奈央さんと同じ会社のひとの初恋!
奈央の花嫁修業に柿本さんの過去!
楓ちゃんを虐めてる女の子とメールをしてる男の子にもある秘密があって...?
再婚相手の娘との関係に悩んだり、
今より1歩前に踏み出す為の勇気をくれる居場所です
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読み終わると心が満たされる1冊です(*´˘`*)
【東京すみっこごはん】第3弾!
ー今まで仕事一筋できたOLさん、家族にも打ち明けることができない悩みをもつ高校生、etc…
また、今回の作品ではついに!常連の柿本さんの過去が語られます。
怖そうな見た目と無愛想な性格だが実はとても優しい柿本さん。なぜ楓ちゃんを見守り続けるのか、すみっこごはんへ通うのか、過去を辿りながらその真相が明かされます。
ほっこり癒される物語☺️
続編もとても楽しみです!
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まだまだ登場人物が増えそうな予感です。
楓たちの同級生や、通りすがりのOLさん、縁結びの噂を聞いて飛び込んできた人。(迷っていたけれど)
間に入っていたおにぎりの話がいちばん良かったです。
すみっこごはんを作った柿本と楓の小さい時の話。
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シリーズ3作目にて柿本さんと楓ちゃんのお母様の思い出のおむすびの話しに思わず泣きそうになりました。まだ幼い楓ちゃんは愛らしくお母様がまっすぐで素敵な女性でした。
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ただただ面白い。いつも通りハラハラして、いつもどおり泣いて、いつも通りほっこりしました。読み出したら最後が気になって一気読みになる。毎回新人さんが登場してもすぐに引き込まれる。読んだ後も爽やかな気持ちになって最高です。大好き度❤️❤️❤️❤️♥️
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☆4
シリーズ第3弾
こちらのシリーズを読み始めて、最初はちょっと苦手だなぁ…と感じていた柿本さんなのですが、シリーズを読み進めていくうちに、どんどん好きになってしまっておりました!
そんな柿本さんの過去のお話である「明日のためのおにぎり」がとっても良かったです❁⃘*.゚
小さい頃の楓ちゃんがとっても可愛かった~♡
登場人物が増えて更に面白くなってきたシリーズを引き続き読み進めていきたいと思います!
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最後の話が良かった。
もう出てこないかもしれないけど新キャラクター。
改めて考えてみるとすみっこごはんの必要性あまりないような気も…
さらに思い返すと、食べたいと思うほど美味しそうない…
このシリーズどれもあっという間に読める。読み易い。
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「マイ・ファースト鱚」が印象的だった。毅がまさか純也のことが好きだとは思わなかった。また、楓の内靴に鰹節が入っていた時に楓がいいダシがとれるのにもったいないと言っていて素敵な子だと思った。
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すみっこごはんシリーズ3作目。
今回はすみっこごはんを訪れる人たちの恋心と愛情がテーマになっていて、誰かのために、その人を想って作るごはんっていいよなぁと改めて思える1冊でした。
特に最初の酢豚のお話がお気に入り。
恋煩いで胸が苦しいのを、「胸の圧迫感が…」とか言って本気で病院に行こうとする友菜ちゃんがピュアすぎる笑
牧原さんとのその後も気になります。
次のお話の鱚の天ぷらも美味しそう。
鱚の白身を「おぼろ豆腐みたい」っていう表現が印象的でした。
タイトルの「マイ・ファースト鱚」も何気に好き笑
次はどんなお料理が出てくるかな〜。
4作目も読むのが楽しみです(^^)
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3作目。ありがたいことにあと一冊続編があるみたい。今回もほっこりあったかい雰囲気で優しいきもちになれる。ちょっと普通でなくて、だめなところもあるけどみんな違ってみんないいみたいなね
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冴えないOLさんは良い人が出来そうで良かったです。楓ちゃんは男からも妬まれるんですね。大変ですね。
柿本さんとお母さんにああいう過去があったんだなとしみじみしました。
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シリーズ3作目。 相変わらず温かい物語。 今作は特に、誰かを想う愛情に溢れたお話だった様に感じます。 サブタイトルにもある親子丼のお話では、田上さんの言葉が子育て中の私に言われているようにも感じて涙が溢れそうでした。 自分と子供の境界線を引くのがとっても難しい。 子供を背負ってやっているつもりで、自分をずっしり子供の背中に乗せてしまうのね。 本当その通り。 そうやって後悔したり、反省したり、罪悪感を感じながら子供に育てられてる。
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全体的にちょっぴり切ない話が味を出していたと思います。心が寂しくなったとき、誰かと食べるご飯は、お腹を満たす以上の力があるんだなあと思いました。
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シリーズものと知らず初読。題名通り東京のすみっこにひっそりとある共同台所にまつわる短編集。
どの話もツンと鼻の奥が痛くなって、でも胸には温かい気持ちが優しく広がるようなものばっかりでした。
私もここに通いたい。
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『東京すみっこごはん』シリーズその3。
恋愛も結婚もコスパが悪いと避けてきたOL。
楓をライバル視する同級生。
前妻の娘に心を開いてもらえない女性。
そして、何と言っても、ボクサーを引退したばかりの若き日の柿本さんと由佳さん、幼い楓ちゃんの出会いのエピソードがまた、沁みる〜。
美味しい料理の出てくる物語は大好き。丁寧な料理、ちょっとした隠し味、そこに込められた愛情、思いやりが、五感に訴えかけてくる。
だけど、かえりみると、自分はろくに料理をしなくなって久しい。
これでは、子供の舌の記憶に残ることはできないだろうなぁ…
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生きるのが下手な人間の寄り添うところ、東京すみっこごはん。拒絶は受け入れることの裏返し。悲しみや悩みを抱いた人間たちの再生のドラマ4話。それぞれの生き方を追体験しました。成田名璃子 著「親子丼に愛を込めて」、東京すみっこごはんシリーズ№3、2017.4発行。
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前半は新たにすみっこごはんを訪れる人を主役にした話が続いたので今回はそういう構成なんだなと読んでいたら、若き日の柿本さんの不器用な純粋さにやられてしまった。
今ではすっかりひねくれ者を装ってるけれど、すみっこごはんを陰で支えてるだけのことはありますね。
それにしてもレギュラーメンバー達の他人との関わり方が優しくていいなあ。
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心にすきま風が吹いたとき、商店街の脇道に佇む“共同台所”は、いつでも、誰でも、やさしく迎えてくれる。恋愛に無関心なOL、誰にも言えぬ片思いに悩む高校生、シングルファーザーと結婚したキャリアウーマン。そして、無愛想な常連・柿本が回想する、忘れられぬ人との出会い―。それぞれのあたたかな恋心と愛が溢れ出す、大人気シリーズ第三弾。
『マイ・ファースト鱚』と『親子丼に愛を込めて』が良かったなぁ。弱い部分、悪い部分も全部含めて、「自分」であることを認めてあげることの難しさが、しっかり描かれている。
受け入れがたい辛いこともあるけれど、それでも必死に生きている人たちの物語に、胸を打たれる。
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酢豚、天ぷら、おにぎり、親子丼…
すみっこごはん第3弾は愛が溢れる物語ばかり。
美味しいものを食べてもらいたい。
その気持ちはとっても純粋な愛なんだと思う。
料理を作ることは、
言葉にしなくても思いを伝えることができる手段なのかもしれない。
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美味しそうなご飯と、それにまつわる人間模様が描かれた小説。食べ物の描写はどれもとても美味しそうで、翌日丁寧なご飯が食べたいっていう気持ちにさせてくれる。
それぞれ違う登場人物(だけど最終的には繋がっている)のストーリーも、読み終わると心がほっこりした。
すみっこごはんシリーズは他にもあるのが分かったので、また違うのを読みたいと思う。
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今回は恋愛要素多めだったな。
メニューは酢豚、キスの天ぷら、おにぎり、親子丼だ。
いつも口の悪い柿本さんと、由佳さん(楓のお母さん)のエピソード、良かったなぁ。柿本さんがすみっこごはんを大事にしてる理由がわかった。
由佳さんはとても魅力的な人で、由佳さんの生前のお話をもっと読みたいと思った!
親子丼の話は、最初は繭子にイライラ…
16歳の娘がいる男性と結婚して、私の結婚生活で唯一の問題は蓮花(連れ子)だって…連れ子がいると知ってて結婚しておいて、連れ子からも散々気を使われてるのに、なにその言いよう!?と、子を持つ親として腹が立った。
でも、すみっこごはんの田上さんも楓も、そんな人にも優しいのね…。
生まれた頃からのホームビデオを見て、尊いこの子を守る、育てると心に決めたラストは良かった。
しかし、それは蓮花への母性や愛情なのか?
私は、繭子のあの気持ちは、大事な娘と死別しなくてはならなかった愛子への憐憫ではないのだろうか?と思ってしまった。
どちらにしても、蓮花が大事にされるなら良いのですが…。
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第3作目、柿本さんがボクサーの時や楓が学校で嫌がらせを受けてたり、楓のお母さんの話など、ご飯を作るだけでなく、個々の過去の話が入ってきたりとても面白く読めてます。
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柿本さんっいいわー.
不器用で口が悪くて…でもいいわー.
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カリップリっな酢豚.
サクサクでフワフワな鱚の天ぷら.
柔らかくしっかり握ったおにぎり.
とろんとした親子丼.
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今回も食べたくなるものばかり.
でも前作の唐揚げには勝てず!
唐揚げ!唐揚げ!
今日は唐揚げするんだー❤︎❤︎
ビールも飲むっ
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シリーズ3作目。
何事においてもコスパを重視するOL、すみっこごはん常連の純也に恋する同級生の男の子、40代半ばで結婚したものの義理の娘との関係に悩む女性のエピソードと、柿本と楓の母であり、すみっこごはんのレシピの作成者・由佳との出会いも描かれる。
3作目なので、メインの登場人物のエピソードは抑えめで、ほとんど短編集と言った感じがする。
それでも章ごとに描かれる料理への愛情が、文章からも伝わってくるから不思議。
決して難しい料理を題材にしている訳ではないが、ただ作るのではなく、どんな料理でも食べてくれる人への愛情が大切だと言うことを全編を通して、教えてくれる。
1作目の主人公となるコスパ重視のOLの考え方も理解出来る分、コスパでは測れない愛情も大事だと、最終章で描いているのは構成が見事だと思う。
他の作品と比較して、申し訳ないが、「澪つくし」シリーズのように巻末にレシピがあると、もっと嬉しいかも。
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今回は、ちょっと恋愛絡みや親子愛の物語が多め。純也くんは、本当にいい男の子だなぁと思う。このまま ほのぼのとすみっこごはんが続くといいのになぁ。
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新しい章のたびに 次は誰の話しかなぁ〜っと楽しみにさせてくれます。
柿本さんの若かりし頃に出逢った 小さい楓ちゃんと存命だったお母さんの由佳さん。「すみっこごはん」に対する柿本さんの愛情が十分に感じられるれる章だった。
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すみっこごはん3作目。
何事も効率重視のOL、純也の同級生毅、若き日の柿本さん、義理の娘ができたキャリアウーマンのストーリー。
「マイ・ファースト鱚」 一番多感な思春期の子が大人になっても悩むようなプライベートな問題を話すのに、共同台所で無関係の人に聞き耳立てられてるのってどうなんだろう。
「親子丼に愛を込めて」 義理の娘ができて上辺だけの関係じゃなく、本当の親子のようになりたいって思えるのはすごいことだと思う。ただ本当のお母さんが唯一得意だった料理の思い出は大事にしたいだろうに、毎日毎日親子丼出すのはやりすぎ感。
若かりし頃の挫折した柿本さんと由佳・楓との出会い「明日のためのおにぎり」が涙腺にくる。3作目ではこの話がとにかく印象的だった。