成田名璃子のレビュー一覧
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第一巻と最終巻だけを読むという不届きな読み方をしたのが申し訳なく、第二巻も読んでみた。
新しい登場人物が加わり、いろいろなことが起きる。
妻に先立たれたうるさ型のご老人、有村さんの存在が際立っている。
奥さんの筑前煮の味の秘訣を見つけたり、無菌栽培のように育てられている小学生、秀樹くんと関わったり。
この秀樹くん、新しくできたマンション住まいの新住人。
お母さんは食にうるさく有機野菜に凝ったりする。
両親は名門中学に入らないと人生積んでしまうと思い詰めている。
彼が有村さんに連れられて地域の旧住民と触れ合ううちに変わっていくーというストーリーになっていた。
普通のスーパーに売っている食べ物だって立派な食べ物だ、というすみっこの常連さんの考え方に共感する。
が、現実には親の価値観は子どもにとって絶対だ。
それに食へのこだわりは、ほぼ宗教への信仰心に近いものがある。
このお話の秀樹くんやそのお母さんのように、そう簡単に変われるとは思えないんだけどなあ、と思ってしまった。
最後はすみっこごはんが地域の再開発に巻き込まれる話。
田上さん夫妻が活躍し、ちょっとしたサスペンスの雰囲気。
お話として楽しく読める。 -
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『東京すみっこごはん』シリーズも第5弾。
そして、最終巻になりました。
『東京すみっこごはん』と出会ったのは2016年7月の事。
母の入院中で、駐在先から母が1人暮らしをしていた実家に戻っていた時のことです。
私自身の気持ちも落ち込んでいるときだったので、『東京すみっこごはん』は心の真ん中にずどんと響きました。
気持ちも沈み、食欲がなかったこともあり、食べることが疎かになっていた時でした。
『東京すみっこごはん』を読んでいると、食べること=生きること。
生きること=母の愛を感じること。
しんどかった気持ちが、少しだけ解き放たれたようでした。
東京のとある町の片隅にある「共同台所 すみっこごはん」
その看板には ” 素人が作るので、まずい時もあります ”
なんて、書いてある。
「すみっこごはん」を守って来た常連さんたち。
そして、時々、この場所に引き付けられるようにしてやってくる人たちがいる。
「すみっこごはん」に集う人たちにとって、ここは欠かせない場所で、心のよりどころ。
時には心に溜まった荷物を、少し下ろせる場所でもあって…
シリーズが進むにつれ「すみっこごはん」に集う人々にも、それぞれ新たな道が。
第5弾では悲しい別れもあって。
辛すぎる…
だけど、きっと「すみっこごはん」はずっと続いていくはず。
新たな一歩を踏み出して! -
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シリーズの第一作を読み、次に読むのは、この最終巻。
なにか、パンの耳を食べずに残すとか、デザートを先に食べてしまうような背徳感(…大げさな)を感じなくもない。
しかし、久しぶりにあった人たちに、いつものように受け入れられたような感じではあった。
ヒロインの楓は、高3になっている。
将来に悩み、受験勉強もしなくてはならない。
「瑛太くん」だけはここで初めて見る名前だが、あとはみなおなじみの人たち。
しかし、すみっこごはんを支えてきた大人たちが、次々と抜けていくのがこの巻。
それどころか、おじいちゃんまでが。
みんなが次のステージに進む。
それは実際の生活にも起こることなのだけれど、ちょっとここまで立て続けだと、ツクリモノ感が否めない。
が、物語全体としては、温かく、親しみやすい。
楓を応援したくなる。 -
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ネタバレ最初の数ページ読んで”結菜は素直で一生懸命だけど、ドジっ子で天然だから、空回りばっかり!だから周りの皆はほっとけないのテヘw"みたいな、愛され系キャラのつもりで書いてるなら、自分の肌には合わなさ過ぎて、この人の作品は今後読めないかも・・・と思ったら、ちゃんと腹黒で安心
逆に美空が、結菜の事探るつもりで、懐いた振りしてたって言うのは、腹黒過ぎて引いた
先生は結菜の過去を知って、何とかしてあげたいと思った(そうか)
涼子や美空と暮らす事で、何かしら良い変化が有ると思った(そ、そうか?)
なので結菜が故意に意地悪してるけど、それに対して怒る涼子を君らしくないと窘めたりした(・・・何でやねん!)
何とかしたいなら、リスクは自分が背負うべきで、涼子が我慢しなければならない理由が見当たらない。 -
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シリーズ2作目
前作から1年後、先生の家に押しかけの弟子希望の女性が来たり、涼子さんにお見合い話が持ち上がったり、美空の様子がちょっと変わってきたり
押しかけ弟子の結菜さん、謎ですな
後半で正体がわかった後も、行動の目的というかがよく理解できない部分がある
本当に故人の事を想うのであれば、他にやりようはあると想うけどね
涼子さんのお見合い
前作もそうだけど、親の思惑がなんとも面倒くさい
もし自分の親がこんなだったらすげーウザいし、何も頼りたくなくなるな
しかしまぁ、世間の目というのも一応気にすべきなのもわかるけど、本人や子供の意思を重要視していなそうなところが嫌
幸いにしてよく出来た相手だったからよいものを
最悪、涼子さんが可能性として指摘していたような事件ってあるからね
そして、美空
この子出来すぎじゃない?
物語の都合でものすごく賢く無邪気さを利用して立ち回らせているように想う
しかしまぁ実際にこんな聡い子がいるものかね?
そんな美空の苦難
もし自分の子の担任がそんなだったら抗議の嵐だぜ
その前に、涼子さんと同様に我が子の変化に気づかない可能性が大だけどね
終わり方が明らかに続編があるような感じだけど
今年発売されたやつなので、続きは当分先になるな