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横浜・元町の古びた靴修理店「コルドニエ・アマノ」。几帳面で偏屈ながら確かな腕をもつ店主・天野健吾のもとには、奇妙な依頼ばかりが舞い込んでくる。霊が憑いている靴を修理してほしい、ハイヒールの踵を取ってフラットにしてほしい――。天野は「靴の声」を聞きながら、それぞれの顧客が抱えた悩みも解きほぐしていく。心温まる連作ミステリ。
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Posted by ブクログ
オーダーメイドの靴がこんなにも奥が深いとは思いませんでした。靴に関する謎解きをおもしろく読みました。 シリーズ化してほしいですね。
横浜 元町の古びた靴修理店「コルドニエ・アマノ」。 店主の天野が靴の声を聞いて日常の謎を解き明かす。 登場人物のキャラが魅力的で楽しく読めた。
以前に靴に関わる仕事をしていたのでなんとなくこれはあれだな、とか想像しながら読み進められて楽しかった! 登場人物も多すぎず、初めは京香になんだこのプライドの高い女は、、と思ったけどなんでも全力でやっちまう女性なんだなと思った。 私は京香の恋人のこと許してないし、もっと成敗されてほしかったー!! ...続きを読む続きがあればいいのにー!!の作品でした!! 元町行きたくなった!!!!
一流の靴職人の元へ恋人の紹介で働く事になった京香。そこにはある指令があった。そんな中靴に関する色々な出来事?事件が持ち込まれる。それを解決していくのが斬新だった。しかし、恋人の感じでは他に女が居るだろーって誰もが思う。そして、最後の方である真相が明らかにされる。
作者に対する期待値が上がってるうえに、靴、靴職人という期待値上がっちゃうテーマですからねぇ。ハードル高いッス。 メインキャラにも明るさが出て吹っ切れた感じのところで終わるのはハッピーエンドなのかもしれないけど、この物語についてはここから本番になって欲しかったな。続編があればもっと楽しく読めそうなんだ...続きを読むけどなぁ。
持ち込まれた靴からその靴に込められた思いを読み取り、持ち主にアドバイスするという趣向の連作短編集。 登場人物も少なく、話もテンポよく進むため、読みやすい。話の流れによって、話し手が変わるのも面白いところ。靴に関する専門用語もあるにはあるが、がっちりした作品というよりはむしろ軽い感じで読める。他社...続きを読むではあるが「新潮文庫NX」に分類されるような作品。ライトノベルとまではいかないが、わりと若年層向けの作品。
几帳面で偏屈な靴職人天野の元に、恋人の推薦で京香がデザイナー且つ雑用係としてやってくる。 そこにやってくる奇妙な依頼の話。 キャラクターが立っているし、きれいにまとまっているけどちょっと物足りない感じ。 きれいにまとまりすぎた感じかなあ?
恋人に言われて帰国して、紹介された所へ行ってみれば 聞いた話とまったく違った現実が待っていた。 口が悪い雇い主の元、とある目的を持って 仕事をする主人公。 同じ国内にいるにもかかわらず そうそう会えない彼氏。 しかもその彼氏の口から聞いたのは 驚くべき雇い主の過去。 この時点で、そっち方面だろう...続きを読むな、と思いましたが 想像通りな状態に。 しかも最終的には、天然女子のおかげで 『彼氏』にきっちり引導も渡せました。 連続短編5話。 靴屋なので、当然靴についての話ばかり。 おかげ様で、多少靴に詳しくなった感じがします。 自分だけの靴。 ちょっと憧れます。
靴にまつわる5編のミステリー連作短編集。 天野、京香、雄大それぞれキャラが立っていて読みやすかった。 靴や靴跡から謎を紐解いていく過程に興味を惹かれる。靴に託された想いや真実にもじんわり。 天野と京香2人でどんな靴が出来上がるのか、今後も読んでみたい。
自分の足に合わせてデザイン&作られた靴なんて素敵で憧れる。そしてその靴に色々な意味が隠れてるなんてワクワク。京香のデザインで天野が作るパンプス…最高なんだろうな
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不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌
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成田名璃子
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