成田名璃子のレビュー一覧
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結菜さん。彼女のした事は決して許される事ではないけれど、大切な人の死を乗り越えるのは、とても難しく時間がかかりますよね。ましてや、人を憎みながら生きていくのは本当にしんどい。人の心もおそうじでピカピカに出来たらいいのに。
それにしても美空が感性豊か、そしていい子すぎて心配になります…。やっと少しず...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の自由研究の話題や、亡くなった奥さんの料理の隠し味の秘密など、今回も盛りだくさんでした。
人が亡くなると、作ってくれた料理の味も無くなって悲しいのですが、無くなるわけではなく探せばあるのですね。(しかも、結構身近に)
亡くなった妹の玉子焼きの味を再現させたいなぁと思いました。
後、再開...続きを読むPosted by ブクログ -
偶然見つけたシリーズ本。
読んでいて何度もほっこりさせられ、感動させられ、読み終えてしまうのがとっても寂しかったです。
またいつか読み返したい…!そんなシリーズ本でした。Posted by ブクログ -
戦争がどんなに酷いものか書かれており、途中では泣きたくなるようなシーンもあった。
この本のキャッチコピーは「誰もが、織り人なのだ。」というのもあり、芳乃の作品と同レベルの作品を織ることがこの本の結末ではないと思いつつ、詩織がどんな成長をしたのかもう少し書かれて終わってくれればいいのに…。と感じた...続きを読むPosted by ブクログ -
オーダーメイドの靴がこんなにも奥が深いとは思いませんでした。靴に関する謎解きをおもしろく読みました。
シリーズ化してほしいですね。
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1985年と未来を繋ぐラジオ番組「ラジオがはねたら」のDJトッシーと4人の未来のリスナーを結ぶじんわりと心温めてくれるストーリー。
各章の主人公皆の、そしてトッシーの心の叫びが聴こえてくるよう。
何より第4章の「今、この時。」はかなり気持ち持っていかれた。
俊夫とビギが互いを心の拠り所とし、見守り支...続きを読むPosted by ブクログ -
不思議なラジオ番組、「ラジオがはねたら」。過去からの放送は、未来の孤独な心の人々に寄り添ってくれる…。 とても素敵なストーリーでした。 「ラジオがはねたら」DJトッシーのあたたかい言葉は時代を超えて尚、未来の人達を前向きにさせてくれて…。言葉に嘘がないんですよね。真っ直ぐだから胸を打つ。 受け取る側...続きを読むPosted by ブクログ
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試し読みをして、その後一気に読了してしまいました。
美空ちゃんと先生のやりとりが可愛くて、光景が目に浮かんでニヤニヤしながら読み進め、すぐに読み終わり。
ものすごく久しぶりに小説を読みましたが、続編をすぐに購入したいくらいに引き込まれました。
涼子さんの幸せを願ってやみません。
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前作も面白かったので読みました。先ずは読みやすいです。そして、家事について考えることができます。私は心が洗われるような気がしました。
3児の父親で仕事もバリバリやってますが、忙しい時こそ掃除や家事などする事が大事だと思っています。やった方が家庭も仕事も上手くいきますね。
さて明日は台風なので掃除...続きを読むPosted by ブクログ -
自然界にある色彩がいかに素敵で
しかもそれを糸にうつし取り、染め上げるなんて
うっとりと憧れる世界。
またその様を表現する描写の素晴らしさはもちろん
芳乃と詩織それぞれの人生も興味深く
なかなか読み応えのある作品だった。Posted by ブクログ -
金子さんの職人気質ながらも
相手のことを認めて更に精進する姿が好きだなー。
誰かを失っても、受けた愛は消えることはない。
むしろ時が経てば経つほど育っていくって
台詞も身に染みる。
成田さんの比喩もすごく楽しい。
金子さんの料理姿を
神楽でも舞うように流麗と表す一方で
丸山さんのことを茎わさびのよ...続きを読むPosted by ブクログ -
瑛太くんの
自分なんかに手が差し伸べられるわけがない。
失敗した時のことを考えるとはじめから
受けとらないほうがいい。
が印象に残っている。
手を差し伸べる側、受け取る側
両方の葛藤が滲み出てるなと感じた。Posted by ブクログ -
1985年から、人生に煮詰まり苦悩している現代を生きる4人にラジオが繋がります。DJである主人公もくすぶった人生に未来の人との交流から自分を見つけていきます。本当にこんなラジオがあれば良いなと思いました。Posted by ブクログ
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男は絶対読むべきですね。特に結婚してる男…そして家事をやらない方は特に…
家事の大切さを実感できる本です。家事をするのが当たり前。生活するためにやらなければならない。
共働きの夫婦また専業主婦の方々にもとっても良い刺激になる物語です。
私はこの本に出会えてよかったです。共働きで3児の父親ですが、家事...続きを読むPosted by ブクログ -
様々なテーマで描かれているなと。
自分も結婚する気はないし、何者なのか
何がしたいのか、何が残るのかと考えることがある。Posted by ブクログ