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Posted by ブクログ
「源氏物語」は、平安時代の貴族社会における複雑な人間関係と恋愛を描いた傑作だ。光源氏は、経済力や男らしさだけでなく、相手への思いやりと誠実さが重要であることを示している。 当時の貴族社会では、娘を嫁がせることで家族の地位を高めることができたため、女性の役割が重要視されていた。一方で、光源氏自身も「一線を超えた不祥事」で皇室出自から平民に落とされ、再び貴族の地位を得るという曲折を経験している。
登場人物が多く、複雑な人間関係が描かれているのは、紫式部の卓越した筆致によるものだが、最後に登場する浮舟は、紫式部自身の姿を重ねて描かれているのかもしれない。
本文にある「女性にモテるための条件は経済力や男っぷりも大切だが、何よりも推しが強いこと、まめであること」とある。
Posted by ブクログ
阿刀田さんの知ってますかシリーズ。何作か読んでいますが、どの作品もよく研究されていて大変参考になります。
源氏物語
平安中期 全54帖
主人公級 30人
和歌 795首
この和歌が凄いですね。男女別年齢別能力別全て考慮して、紫式部が創作しているのですから。
おおよそ3部構成とされています。
第一部 1から33
光源氏栄華への道
第二部 34から41
光源氏苦悩に満ちた晩年
第三部 42から54
宇治十帖
光源氏亡き後の世界
阿刀田さんは、主体となるストーリーを満遍なくおっています。そしてわかりにくい人間関係や血縁関係を繰り返しながら展開するので、源氏物語の解説書としてとてもわかりやすいと思います。
ストーリーを主としているので、小説を彩る部分、各祭事とか絵合わせの情景などは、思い切って省略されています。ですから、小説として楽しむには物足りないかもしれません。
ユニークでアイロニックな感じで、時に男性陣を語ります。夕霧(光源氏の息子)とか薫(光源氏の子とされている柏木の子)は、真面目ちゃんとして厳し目かなと思います。
〈オンデマンド講座覚書〉
源氏物語「生と死」
平安時代 もののけが憑依して病気になると思われていた。調伏するためには、験者が加持祈祷を行い、病人からもののけを取り出して、よりましと呼ばれる人間に憑依させる。そこで、名前を名乗らせて(名告り)調伏となる。
源氏物語ではよりましを使わない。
死への順路
招魂
もがり 遺体の安置
入棺
出棺 清水寺南方 冥土の入り口 葬送地
野辺送り 鳥辺野
普通は母親はついていかない
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