すぐそばの彼方

すぐそばの彼方

638円 (税込)

3pt

4年前の不始末から精神的に不安定な状況に陥っていた龍彦の父は、次期総裁レースの本命と目されていた。その総裁レースを契機に政界の深部に飲まれていく龍彦。愛と人間存在の意義を問う力作長編!

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すぐそばの彼方 のユーザーレビュー

3.5
Rated 3.5 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    なんておもしろい政治の世界。。。
    ありていに言えばその一言です。

    主人公は与党第二派閥の領袖の息子。
    権力闘争おもしろいっすわww
    白石さんの作品にしては珍しい話ですが。
    でも白石さんの作品はどれもおもしろいんですがね。
    ちなみに他の作品は政治の話じゃないっす。
    くれぐれも政治一辺倒

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前に読んだのでうろ覚えだが、序盤のほぼ廃人のような生活から中盤の政治家として手腕を発揮するまでにかけての移り変わりが、主人公の目を通して描かれているところが面白かった。
    そして感動のラスト。ネタバレになってしまうため詳しくかけないのが残念だが、このラストを読むためだけにこの本を買ってもいいく

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    デビュー作で代表作の「一瞬の光」より良かった。「一瞬の光」では社内抗争の話が面白く、恋愛の方はなんというか、例えば大学生が「愛とは何か」を友達とだべってるのを聞くようで全く面白くなかった。本書では政治抗争についての部分が「一瞬の光」に於ける社内抗争の部分よりも分量が多く、愛の方の分量が比較的少なく、

    0
    2020年07月15日

    Posted by ブクログ

    政治の話は登場人物と関係性を何度も見返さないとわからなくなった。心の休まる本当の愛情や自分の居場所に、まわり道をしながら辿り着くお話。ラストの善し悪しはあるけれど、自分に正直にという点だけで言えば共感出来る。「男の人は魅力を感じた女をだんだん愛するようになるけど、女は愛した男にだんだん魅力を感じるよ

    0
    2017年04月05日

    Posted by ブクログ

    ある事件をきっかけに精神面が壊れてしまった男の再生の物語であり、後半では「運命の人と共に生きる事を選ぶこと」白石一文節、炸裂の男女の物語でした。
    この作者が政治家を描くのは珍しいと思います。ただ本作はかなり初期の作品であることから政界を舞台にする物語も当時の作者としては意欲的な作品だったのかなぁって

    0
    2016年06月01日

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