2050年の世界 見えない未来の考え方

2050年の世界 見えない未来の考え方

ビジネス・実用
2,750円 (税込)

13pt

人口、気候変動、エネルギー、民主主義、格差、テクノロジー、地政学的変化――。世界を揺るがすこれらの問題は、この先どうなるのでしょうか? 日本、アメリカ、中国、ヨーロッパなどの未来は? 世界を変える「5つの力」と「10大要素」とは?

膨大なファクトと経済学、地政学、歴史的な洞察を通じ、英国の定評あるジャーナリストが、30年後の世界を大胆に予測します。20世紀の社会構造と冷戦後の世界秩序が崩壊し、世界はいま大きな変化が押し寄せてきています。誰もが世界の先行きに関心を持たざるをえません。本書は、人々が知りたい「その先」をファクトとバランスのとれた展望をもとに照らし出します。

著者は、『ファクトフルネス』のハンス・ロスリングのように、専門家ほどネガティブな誤った認識を抱きがちだという「専門家バイアス」の問題を指摘し、ファクトに基づいたポジティブな見通しを重視するのが特色です。世界主要地域、グローバルな重大なテーマに即して歴史、現状を整理し、様々な見方を紹介しつつ、きめ細かくかつ包括的に、著者独自の展望を提示します。本書ではたとえば次のような展望が示されます。

1.世界人口の約2/3が中間層と富裕層になる
2.アメリカの先行きは明るい
3.アングロ圏が台頭する
4.中国が攻撃から協調に転じる
5.EUは中核国と周辺国に分かれる
6.インド亜大陸の勢力が強まり、世界の未来を形成する
7.アフリカの重要性が高まり、若い人材の宝庫となる
8.グローバル化は〈モノ〉から〈アイデアと資金〉にシフトする
9.テクノロジーが社会課題を解決する
10.人類と地球の調和が増す

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    日経BP
  • 掲載誌・レーベル
    :
    日本経済新聞出版
  • タイトル
    :
    2050年の世界 見えない未来の考え方
  • タイトルID
    :
    1391596
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年07月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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2050年の世界 見えない未来の考え方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    かなり面白かった。主に地政学と人口動態から予測する未来。足元は不確実で不安定だとしても、2050年まで目線をのばせば、いくつかのシナリオが見える。各国の指導者が何回か変わるなかで、ワーストケースは回避されるのではないか。(足元だけ見れば、やはり、なんとも歯切れが悪くなるが)

    2050年、世界における日本の存在感のさらなる後退と、鎖国傾向は納得感が高い。それはそうだとして、どうするか。

    0
    2026年03月18日

    Posted by ブクログ

     2050年の世界とは。見えない世界を、できる限りのサイエンスの力で予測する。とはいえ、予測は当たらない。だからこそ、その輪郭を示し、それに備えることに意味があるとしている。
     社会のあり方はどのように変わるのか、ベルリンの壁はなくなり、中間層の経済圏がどこの国でも出てくる。インド、中国が、西洋の生活を羨ましく、そうなりたいというエネルギーが消費を促していく。
     政治と経済は分離すべきという西洋の考え方を大きく飛ばして、中国は政治的な経済的成長を西側諸国に向かって伸ばしていく。権益取得、中国という国自体の繁栄のために、政治が経済を動かしていく。
     各地域、各国の分析も非常に広いが、示唆に富む。日本は、経済成長を止めた、平均寿命が最も高く、清潔な都市、素晴らしいサービス水準、しかも高齢化と戦う最初の先進国だ。しかし、国民が、失われた20年の後、経済的な豊かさを放棄すれば、高齢化、つまり十人の労働力が七人の老人を支える構図を受け入れることで、別段困らないのではないかと記載されている。非常に面白く、日本はそれを受け入れそうな気さえする。インドは、自信を持った優秀な人材を多数輩出し、テック企業に供給する。国家の成長は確実で、周りのバングラ、スリランカなどが政治の問題でずっこけているがどう立て直すか。アメリカは、経済成長が先進国で唯一高い、それは人だと。優秀な人を作り上げるエコシステム、移民を惹きつけ続ける都市の魅力がある。経済的な立ち位置は、インド、中国の対等によって下がるが、引き続き中心にいるだろう。
     地球への負担を減らす術は見つかる。これが著者マクレイ氏の主たるポイントの一つだ。ESGという言葉で投資行動は変わった。再生可能エネルギーの重要性も確実に増している。先進国が、老いることで消費量が減る一方で、若い成長国、アフリカなどが消費する。これをどのようにコントロールしていくか。そして、懸念点として、自然災害などによる、簡単には動かせないフィジカルな首都機能の低下を挙げている。もう一つの最大の課題は気候変動だ。貧困をなくせば、それだけエネルギーを使う人、家族が増えるからだ。気候変動という課題、2050年までに気温上昇を1.5度に抑えるという目標をどのように貫徹するか。一個人、一企業、国という単位では、到底難しい課題にリーダーシップが必要だと思う。国連でも、なんでもいい。ただ、日本という国の生活様式にヒントがあるとすればそれを輸出することも可能だろう。
     要すれば、2050年の世界を予想することなんて最初から無理だ。でもそこに叡智を集めれば、そのより良い世界へのヒントが生まれてくる。AIもその一つだ。一方で、さらなるリスクとして、中東情勢の悪化、宗教対立、情報革命の罠などを挙げ、世界第3位の経済大国にインドがなることを前提に、その中で英語圏のトップであるアメリカが引き続き存在感を持つこと、アフリカが無視できなくなること、オーストラリアとニュージーランドが豊かな国として認められることになること、などを指摘している。
     いずれにせよ、世界が2050年により良いところにあるように、我々世代は責任と決意を持って変える。その動きを、本当にやる。そして、多くの人に影響をもたらす動きを作り出す必要がある。

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    2050年の世界のたたき台を示した良書。
    アメリカの繁栄や中国の今後など、多くの示唆があり、たたきとしては、世界のコンテクストを理解するためには必読だと思った。

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    最近読んだこの手の未来予測の本の中では、とても良く書かれた内容でした。決して飛躍したものでは無く、我々の一世代あとの世界を現実的且つ冷静に想像しています。今まさに世界が抱えている課題が見えてきます!

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    未来は明るい。
    人口が100億人に達する。
    南アフリカがくる。
    アメリカは、砕石法?で、石油の産出国としての地位を磐石にしてる。
    食料問題もなんとかなってる?
    テクノロジーがどうなるかが、予想が難しい。
    日本は、企業の技術力、高齢化社会、若者の海外志向・内向き志向、国の財政・債務超過?、中流層の流れ、自信を持つことなどが、2050年に向けてのトピックのよう。

    0
    2025年12月15日

    Posted by ブクログ

    全世界を地政学的に幅広く分析して未来を考えるヒントがたくさんあった。アメリカ、中国、ヨーロッパ、インド、日本、確かにそうなりそうだと思える。これを土台に考察を深めたい。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    2024/01/23

    25年後の世界ってどんな風になっているのだろう、と思い。

    目新しいことはほとんど何もなく、そりゃあ今こうなんだから当然その予想になるでしょうな、っていう内容が大変多かった。

    でもよく考えたら、今ある状況の延長に2050年があるのだから、今我々が持っている情報からかけ離れた突拍子もない未来が提示されるわけが無い。

    突拍子もない未来が訪れる可能性はゼロではないが、それよりも現状から地続きの未来が待っている可能性の方が限りなく高い。そういう観点で読むと、日本は今も2050年も平和な国であり続けるし、閉鎖的な国であり続ける。

    後は、未来予測としていちばんわかりやすい情報は人口動態だという認識を持った。今存在する人は25年後も大部分は存在するし、出生率もいきなり増えたり減ったりはしないし、人間の寿命も(医療が行き届けば)頭打ちになる。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    生産ラインを効率化したように、サービスの生産性を高める方法を見つけなければいけない

    2050年には、社会の構造に関するいまの考え方は時代遅れ、その前提に立っておかなければいけない

    歴史は繰り返さないがよく韻をふむ

    アメリカが、世界一の経済大国ではなくなることを認めるためのナラティブ
    アメリカが自信を失ったら世界は今よりはるかに危険になる

    中国とアメリカ間の緊張

    宗教戦争の寛容と不寛容

    情報が増えれば増えるほどソーターとブースターの価値は高まる

    グローバル化はモノの移動からアイデアと資金の移動へ

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    2025年47冊目。満足度★★★★☆

    英国人ジャーナリストによる少し先(ひと世代先)の世界予測の書

    非常に多岐にわたる事柄がカバーされている

    ただし、著者の言う通り本書は議論の「たたき台」としての側面が強く、必ずしも著者の主張についても「歯切れが悪い」感じがした

    それでも、世界の今後の大きな方向性を掴むのには有益だろう

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    筆者自身が言っていますが、ネガティブバイアスを排するために基本的に前向きに語られる未来像です。地域別に描かれる未来予測に新たな発見がありました。

    0
    2025年03月02日

2050年の世界 見えない未来の考え方 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    日経BP
  • 掲載誌・レーベル
    :
    日本経済新聞出版
  • タイトル
    :
    2050年の世界 見えない未来の考え方
  • タイトルID
    :
    1391596
  • ページ数
    :
    464ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年07月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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