マイノリティの「つながらない権利」――ひとりでも生存できる社会のために

マイノリティの「つながらない権利」――ひとりでも生存できる社会のために

1,760円 (税込)

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4.4

何らかのマイノリティ属性をもつ人は、生存に必要な情報を得るために当事者コミュニティへのアクセスがほぼ必須であり、コミュニケーション能力によってさまざまな差が生じている。マイノリティがつながることを半ば強いられている状況のなか、マイノリティは"つながらなければならない"のかを、根本から問い直す。

本田秀夫さん(精神科医)、飯野由里子さん(東京大学特任教員)、相羽大輔さん(愛知教育大学准教授)へのインタビューを収録。

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マイノリティの「つながらない権利」――ひとりでも生存できる社会のために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    終章 今後のあり方について、特にマイノリティの情報プラットフォームやつながりについて、海外での事例などがさらに知りたいなと思った
    資金の部分などでどのように運営されているか

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    つながる、ことを強要される/するのはやはりかなわん。という人、つながることがうれしい人。かなわん側でも生き延びられるようにすることは可能なんだが、そこにはリソースと技術がいる。その分もちゃんと割いてほしい、というのはまっとうなんだが。そこまでしろというのか、と言われそうな気もする。

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ

    【目次】

    はじめに:ここでもまた、コミュ力ですか

     第1部 問題提起編

    1 当事者コミュニティに参加できない/したくない理由
    2 当事者コミュニティの功罪
    3 マイノリティの「つながりたくない」も尊重してほしい
    4 マイノリティの運動を振り返る
     ◆番外編 私が「つながらない権利」を求めるまで

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    当事者が直面する困難は、そのもの自体の構造は健常者が相対するものと本質的には変わらない。問題は、対処の手段や難易度が格段に違うということなのだと思った。

    個人的には、XR空間のような、自分の障害を含めたアイデンティティを恣意的に捨象し選択して参画できるようなテクノロジーがブレイクスルーになるのでは

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    ・マイノリティが剥がれる恐怖(マイノリティ性のせいにしていたことにつき、同マイノリティの他の人にとって問題となっておらず、その原因がマイノリティ性ではなく個人の問題であった、自分の至らなさにあったと直面したように感じられた現象)
    →しかし、そのような場面でこそ社会モデルの考え方が必要である(対談にお

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    コミュ障の自覚があるのでタイトルや帯につられてつい手に取ってしまったのですが、大学生のレポートレベルの内容という感じの本でした。ウェブの連載をまとめた本ですが、とりとめのない内容で他の文献からの引用もなく、わざわざ書籍化する必要があったのか疑問です。もう少し見識を深めてから書いて欲しかった。インタビ

    0
    2025年07月22日

    Posted by ブクログ

    自分の立ち位置としてはマジョリティ側なので、良かれと思って行った事が、相手を苦しめてしまう事があるという事を自覚しつつ、発言に慎重にしないといけないとと改めて感じさせる。
    繋がる事なく、自由に知る事ができたり、手に入れる事ができたりできる仕組みの必要性と難しさについて考える。

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルの「つながらない権利」という言葉に最初はとても引っかかっていた。人と人とのつながりなしに生きるなんて可能なんだろうか?この社会は人のつながりの中で成立しているのではないか?

    ただ、本書が訴えるのは「誰ともつながらない」などという極端なことではない。困難を抱えた人が当事者コミュニティなしで情

    0
    2025年02月20日

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