戦火と混迷の日々 悲劇のインドシナ

戦火と混迷の日々 悲劇のインドシナ

440円 (税込)

2pt

5.0

アジアモンスーンの恵みをうけた肥沃な土地、おっとりとした国民性で知られるカンボジアを突然襲った「赤いクメール」の嵐。ポルポト政権下の粛清と強制農村隔離政策は百万人といわれる犠牲者をだし、国土を荒廃に追いこんだ。なぜ悲劇は起きたのか? 現地で外交官の夫とふたりの息子をつぎつぎと喪い、数年におよぶ強制労働に従事した日本女性の体験談から事実を、また、証言を考察可能な距離まで一度切り離したうえで政変の深奥を掘り起すことを試みる。

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戦火と混迷の日々 悲劇のインドシナ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦後日本人として初めてカンボジア男性と結婚し、その後1975年から1979年までのポルポト政権時代を生き抜いた内藤泰子さんのルポ。

    「奇跡の生還!」というニュース性の高さにより、殺人的なスケジュールを通して執筆・刊行されたため(新聞連載をもとに2週間で書き上げられたらしい…)、近藤さんの他の著作

    0
    2009年12月20日

    Posted by ブクログ

    タイトル:戦火と混迷の日々
    著者:近藤紘一
    発行日:1987年
    出版社:文春文庫
     日本女性の体験を追いながらインドシナの悲劇の輪郭と現状を報じたいという趣旨のもとから書かれた本で、インドシナの様々な苦しい環境について詳しく書かれている本です。自分自身もボランティアがしたくなってしまうような作品でし

    0
    2009年10月04日

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