M-1はじめました。

M-1はじめました。

1,760円 (税込)

8pt

\崖っぷちから始まった起死回生の漫才復興プロジェクト/
M-1グランプリをつくった元吉本社員がその裏側をすべて語る!

今世紀のお笑いブームの陰には、
忘れ去られていた漫才を立て直そうと奮闘した
1人の吉本社員の泥臭いドラマがあった――。

毎日会社に行くのがつまらなかったぼくは、
「ミスター吉本」の異名を取る常務からあるプロジェクトを言い渡された――
その名も「漫才プロジェクト」。

M-1につながる一歩がここから始まった。

【プロローグより】
ぼくはわくわくしていた。いよいよ始まるのだ。
この数か月、この日のために走り回ってきた。
これから漫才がどうなるか、今日の結果によってすべてが決まる。
(中略)
廊下には1000枚の1万円札が大きな透明パネルの中に入れられて展示してあった。
1000万円分の1万円札だ。並べてみると1000万円は意外に少なかった。
たったこれだけか、と思った。
けれどもこの1000万円のために、みなしゃかりきに奔走してきたのだ。
そしてこの1000万円をかけて10組の漫才師が今からしのぎを削るのだ。
間もなく生放送が始まる。

★全員が「アゲインスト」な状況を打破する、
あらゆるビジネスパーソンに響くストーリー!

一人も味方がいない状態で任命された、やらされ仕事。
それを淡々とこなしていくうちに、仲間が増え、自分も必死になり、
やがてライフワークへと昇華した。
どんな仕事も、輝きを放つ可能性を秘めている!

★M-1グランプリの誕生秘話からイノベーションの真髄を学べる!

ガチンコ勝負による人と人との生々しいぶつかり合いが、
人々の胸を打つ特大コンテンツとなった。
新しいものは「人の必死さ」から生まれる!

★中川家、島田紳助、松本人志ほか著名芸人のエピソードが満載!

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M-1はじめました。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・カラオケと同じ、素人も参加できることが広げた。

    ・爺になって酒の肴は思い出話。それが多ければ多いほど酒はうまい!!

    ・0か100方式の弊害。投票性は、とがりを減らす。点数性がとがりを救う。
    オンエアバトルは万人受け。

    0
    2025年07月09日

    Posted by ブクログ

    今や年末の風物詩となっているM-1グランプリ。
    これは2001年に始まりました。

    実はその当時は漫才はオワコンと言われていて
    単なる古典芸能的な扱いを受けていました。

    多くの漫才師たちが、そんな現状を憂いている
    のと、彼らが本当に漫才を愛しているのを知っ
    た著者が、M-1という勝負の場を企画しま

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    ・M-1をやることになったきっかけ
    ・当時の漫才師たちの気持ち
    ・スポンサーが決まるまでの話

    第1回(2001年)のM-1には
    こんな芸人が出ていたとか。

    第2回から始まった敗者復活戦は
    当初反対意見が多かったとか。

    M-1ファンにはたまらない本でした。

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    正直言ってまともに観たことがなかったM-1だったが、こんな歴史があったとは知らなかった。今では当たり前にお笑いの方々が活躍されているが、M-1がなかったら今は違う風景となっていたかもしれませんね。

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    一気読み
    Y氏のくだり、これ紳助さんにでもコメント聞かないと事実はわからないなと思ったらきちんと後書き

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    今や大人気のM-1だけど、最初の立案時は得体の知れない企画モノで誰からも相手にされなかったのね。当時の苦労がうかがい知れます。最初からスポンサーになってたオートバックスには先見の明があってあっぱれ。今だに続く漫才ブームがあるのは谷さんと紳助さんのお陰ですね。

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    そうそう、たしかに漫才はあまり流行ってなかった!
    それをこんなに復活させて…。
    まさかこんなに大ヒットするとは思わなかったです。
    それは初代チャンピオンの中川家だったり、これに関わった方々が着実に活躍していったからでしょうね。
    そして、こんな大きな大会を半年で仕上げたことに驚きです。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    M-1グランプリができるまでの話。吉本社員の奮闘記。今となっては市民権を得た年末の風物詩だが、誕生するまでには幾多の障壁があった。これを読んだら必ず第一回大会を見たくなるだろう。

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    漫才復興の為にどうしたらいいか?だった一人指名される主人公どうしたらいいかMー1を立ち上げに至りスポンサーは?テレビ局は?ノンフィクションのご苦労話、今でこそ優勝した漫才師は有名になってテレビ各局に登場している。本書に登場する人々は皆さん有名人、Mー1は今でこそ年末の番組に、いや-こういったご苦労話

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    衝撃的に面白かった。今では当たり前になっているM-1始動まですべての回顧録。忘れられてしまった漫才という文化を呼び起こすための政治・広報・営業活動、スポンサー探し、テレビ局への折衝など、事実は小説より奇なりという言葉では形容しきれないリアリティある物語が最高であった。最初から最後まで飽きさせない展開

    0
    2023年11月18日

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