【感想・ネタバレ】M-1はじめました。のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月01日

そうそう、たしかに漫才はあまり流行ってなかった!
それをこんなに復活させて…。
まさかこんなに大ヒットするとは思わなかったです。
それは初代チャンピオンの中川家だったり、これに関わった方々が着実に活躍していったからでしょうね。
そして、こんな大きな大会を半年で仕上げたことに驚きです。

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Posted by ブクログ 2024年02月11日

M-1グランプリができるまでの話。吉本社員の奮闘記。今となっては市民権を得た年末の風物詩だが、誕生するまでには幾多の障壁があった。これを読んだら必ず第一回大会を見たくなるだろう。

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Posted by ブクログ 2024年02月02日

漫才復興の為にどうしたらいいか?だった一人指名される主人公どうしたらいいかMー1を立ち上げに至りスポンサーは?テレビ局は?ノンフィクションのご苦労話、今でこそ優勝した漫才師は有名になってテレビ各局に登場している。本書に登場する人々は皆さん有名人、Mー1は今でこそ年末の番組に、いや-こういったご苦労話...続きを読むは読んでいて実に素晴らしい!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月03日

非常に面白かった。1980年代前半に起こった漫才ブーム。その後は、終わった古いものだと認識されていた。漫才復興のために、ガチンコの漫才コンテストM‐1を仕掛ける。

現在では、年末の風物詩となり、ある意味で文化とまでなっているM-1の裏側がよくわかった。1つの文化を根づかせる大変さと、著者の熱意がと...続きを読むても伝わった。

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Posted by ブクログ 2023年12月26日

どんな想いでどんな仲間とどんなゴールを目指すか。
1つの夢を実現したノンフィクション物語兼ビジネス書兼お笑い歴史解説書。

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Posted by ブクログ 2023年12月23日

物心ついた時にはお笑いや漫才は一般的に支持を得ていたものだったから、復興の裏方でこんなに奔走した人がいたのは知らなかった
こんな仕事がしたい

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Posted by ブクログ 2023年12月10日

まだ「漫才プロジェクト」という社内通称だったM-1を島田紳助のもとに持ち込み開催にこぎつけた吉本興業の元社員によるノンフィクション。紳助が帯とあとがきを提供している正真正銘の“本物”である。日本のお笑い史、いや芸能史に残すべき功績の舞台裏だけにめちゃくちゃ面白い。やはりこういう歴史はちゃんと残してお...続きを読むかなければ大きな損失だ。一部の匿名関係者(正確には関係者になり損ねた登場人物か)への恨み節もご愛嬌wフジのTHE MANZAI復活特番がコケたから朝日放送に話が行ったとか日テレ土屋Pの価値観とか、月並みだが歴史とは数奇なものである。松本人志が審査員を引き受けた瞬間のエピソードは鳥肌ものだし、「トップバッターは基準点」は著者が自ら審査員に説明したというのも貴重な証言。あと中川家とやすともがたまに話している「M-1出ないと言ってたのに」のエピソードが会社側の目線で語られており、でもほぼ齟齬が無いことに笑ってしまったw

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Posted by ブクログ 2023年12月05日

面白かった。第一回からずっとリアルタイムで見ている大ファンの1人としては凄く良かった。
巻末に書かれていた10年に戻すって案は凄く賛成です。

俺は子供の頃からずっと変わらず漫才が好きだったけど確かにあの頃は漫才番組無かったなぁ。ってこの本を読んで思い出した。

谷さんが俺と同じ滋賀県民であることも...続きを読む嬉しかった。そして、多分湖東地区w親近感!!尊敬!

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Posted by ブクログ 2023年12月02日

どこの業界も同じだが、新しいものを作るのは本当に骨が折れる仕事であることが身に染みる内容。筆者の意志強く、諦めない姿に感動を覚える。

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Posted by ブクログ 2023年11月26日

話が面白くてスイスイ読める。
M-1は吉本が作ったからどこかでは吉本優位なんだと思っていたが、生みの親の熱意から察するにそんなことはないんだと感じた。
今年のM-1も楽しみ。裏方さんもメンバーチェンジがあるようだが、熱意やM-1の成り立ちを知ったからこそ、いつも以上に楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2023年11月18日

衝撃的に面白かった。今では当たり前になっているM-1始動まですべての回顧録。忘れられてしまった漫才という文化を呼び起こすための政治・広報・営業活動、スポンサー探し、テレビ局への折衝など、事実は小説より奇なりという言葉では形容しきれないリアリティある物語が最高であった。最初から最後まで飽きさせない展開...続きを読むで、これ面白くないという人がいるんだろうか。名作!

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Posted by ブクログ 2024年04月09日

M-1関係の本は一杯出てます。
その中では1番リアルかな。
ただ、スタートのM-1だけでなくてその後も観たいですね。
それだと『はじめました』ではないですね。

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Posted by ブクログ 2024年04月05日

 今では国民的認知度が高いM-1。低迷していた漫才を盛り上げるために立ち上がった元吉本プロデューサーの谷良一氏が記した初回を立ち上げるまでの回顧録である『M-1はじめました。』。今となっては懐かしい島田紳助。その彼の理解や協力なくして成し得なかったことやオートバックスに協賛してもらうまでの苦難等が赤...続きを読む裸々に綴られている。初代王者の「中川家」が当初は参加に難色を示していたという事実も面白い。審査員に松本人志を据えた先見の明も素晴らしいが、今後はどうなるのか?余計な心配が頭をよぎる。

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

M-1を作った人の自伝。

『プロジェクトX』のような感じで、芸人のことはあまり出てこなかったものの面白かった。

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Posted by ブクログ 2024年02月06日

漫才コンテスト「M-1グランプリ」の創設奮闘記。著者は紳助とM-1を立ち上げた吉本興業のプロデューサー。平易な言葉で書かれたドキュメンタリーといった内容で、面白くて一気に読んでしまった。

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Posted by ブクログ 2024年01月07日

今となってはクリスマスのビッグイベントになっているM-1.その創設した方の話.

正直、今このタイミングでの出版は遅いがなぜ?と感じるが、個人的にはこのタイミングでなければ読んでいなかったので良かった.

お笑いが好きであるが、M-1を観たのが2020年と2023年のみ.他の年は観ていない.また、今...続きを読むとなっては、お笑い賞レースとは以下があるほどになった(他にも小さいものが数多く存在する).
M-1グランプリ・キングオブコント・R-1グランプリ・ABCお笑いグランプリ・THE W・NHK上方漫才コンテスト・上方漫才大賞・THE SECOND ~漫才トーナメント~

これらの創設は、M-1の成功なくてい語れないと思う.その初陣を切った話のため、かなり面白く読めた.

全6章の構成であり、
 ・~第3章は参加する漫才師集め
 ・第4章~が審査員集めから予選以降
の話となっている.第3章までは、著者ならではの苦労話、雲をつかむような話が展開され、これこそが本邦初公開といえる誰もが知らなかった内容であり面白すぎた.そのため、第3章までは★5つだった.第4章以降は、開催はされるだろうな、という雰囲気が強くなり、また、なんとなく想像できる部分が増えていったため、★3つの評価とした.

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Posted by ブクログ 2024年01月06日

破格の賞金1000万円を打ち出したのは、参加者を募るためであり、また他のコンテストと一線を画すためとありました。

それが今では、賞金よりもその名誉のために、多くの漫才師が死闘を繰り広げているように思います。
ある意味、M-1グランプリという大会が、漫才を盛り上げるという役割を果たし、完成した証拠で...続きを読むあるように感じます。

自分は、そんな完成された状態でしかこの大会を見たことがありませんでしたが、本書を通じて、ここに行き着くまでの過程や、著者たち製作陣の想いを感じることができ、益々M-1グランプリのことが好きになりました。

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Posted by ブクログ 2024年01月05日

2023M1後に、審査員の博多華丸大吉の大吉さんがpodcastでこれを読んで採点を変えたと言ってて拝読。
漫才の立て直しに尽力した様子が当時の関係者の名前含めてセキララでおもしろい。オートバックス社を前に見積もり変えたり予選を様子を見せないとかもうゴールのためになんでもするのなんでもがすごい。
...続きを読むとオートバックスの社長カッコ良すぎる。

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Posted by ブクログ 2024年01月02日

いかにも舞台裏って感じ。面白い。
ただ作家としてこの人に実力があるかと言われたら、微妙なワーディングやストーリー展開だったり。

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Posted by ブクログ 2024年01月02日

今や国民的なイベントになったm-1グランプリ。

結果を出した漫才師がその記録を綴ったものは多くあるけど、企画の発端、その舞台裏を綴る本は珍しい。

m-1の企画意図は、"漫才プロジェクト"であって、"ニュースターの発掘"、"吉本興業の芸人を際立たせ...続きを読むる為のイベント"では無いと言う事です。
→実際、その日一番ウケた漫才師が優勝するが、全国区の"人気タレント"になったかと言うとそうゆう訳では無いです。例えばミルクボーイなんかその典型ですね。

その辺がm-1がm-1である理由なんだろうな、と。
予選の開催方法や審査の決定方法等、第一回を経て段々と洗練されて行く過程も見える、"お仕事ドキュメント"です。

たった1人で始めたイベントや企画が大きなうねりとなって完結する様は見ていて痛快でした。

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Posted by ブクログ 2023年12月19日

M-1の創立談。オートバックスとの交渉やその話が舞い込むところなどは、リアリティのある偶然感など含めてヒリヒリでした。

吉本の仕事も他の仕事と似てると思いました。下記は勉強になったところ。

・いかにキーマンを早めに抑えるか(島田紳助)
・身近な人脈からあの手この手で実態を抑える(過去の担当芸人か...続きを読むらヒアリング)
・センターピンを抑える(コンセプトがブレないようにあえてシビアな場を突き通す)
・一度走り始まったら多くの人の力で加速度的に仕事をスケールさせる

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月18日

 12月半ばの日経新聞書評で取り上げられていた。
 面白そうと(そもそも、お笑いは大好きだ)、書店で求めた。さて、エッセイ? タレント本?どのコーナーにあるのか? 店員さんに尋ね、連れていかれたのはビジネス書の棚だった。
 なるほど。帯にも、こうあった。

「崖っぷちから始まった起死回生の漫才復興プ...続きを読むロジェクト」

 吉本興業のいち社員が、ひとつのプロジェクトを成功させるまでの泥臭いサクセスストーリーだ。

 1980年代の漫才ブームから、かれこれ30年。確かに、漫才は低迷していただろう。世紀も改まり、社命によりその復興を担うわけだが、現状把握から始まり、分析を行い、社内外の賛同者を募り、紆余曲折、停滞期を経て、ブレイクスルーが生じ・・・ と、ビジネス的に見ても、その経緯は面白い。一種、プロジェクトXを見ているようだ。

 話は、第1回の成功までが描かれるが、その後、今に至るまでの流れ、継続させることの難しさや、そこでの創意工夫、そして見切りのつけ方なども、少し語ってくれても良かったかなと思うところ。
 まぁ、そのあたりは、一視聴者としても傍目ではあるが見て知っている部分もあるか。

 帯の言葉を寄せた島田紳助。
 巻末にも紳助と著者で交わされるやりとりが掲載されているが、ムネアツでいい。清々しい気持ちになる。

 やはり、笑いは、いい!

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Posted by ブクログ 2023年12月11日

M-1誕生に至るまでのドキュメンタリー。M-1の前にも漫才のコンテストは数多あったが、なぜM-1がここまで成功できたか。1000万円の賞金だとか、その場で得点が開示されるガチンコさであるとか、幾つかの要素はあれど、やはり企画の中心にいた筆者の熱量が最大の要因だろう。それが確かな熱量を持って伝わってく...続きを読むる。プロジェクションマネジメントの事例としても良書だと思う。オススメ。

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Posted by ブクログ 2023年12月09日

<目次>
第1章  はじまり
第2章  M-1起動する
第3章  猛者たち
第4章  漫才、漫才、漫才
第5章  頂点へ
第6章  新たな挑戦

<内容>
今や漫才師の登竜門、M-1グランプリ。それを立ち上げた吉本のプロデューサーの内幕もの。20世紀最後の「漫才ブーム」が終焉し、新たなる漫才ムーブメ...続きを読むントを起こすべく、2001年に立ち上がったM-1グランプリ。その立ち上げまでの苦労をまとめている。著者の熱さが伝わる本である。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月28日

今でこそ当たり前のように漫才ブーム、漫才師の活躍もあり年末の恒例行事になっているm1だったり、
でも初開催までは、漫才がテレビで目立つこともなく、漫才をやりたい人はいても、見られる場はなく、逆に技術より見栄えが取られる現実があった。
テレビ局やスポンサー探しも反対する人が多い中で、島田紳助とかたくさ...続きを読むんの味方や責任を引き受けてこの大会を実現できたのはすごいことだ。

勝者と敗者をきっちり区別すること、優勝だけでなく敗者復活者と決勝進出者の漫才の環境をわけたことも印象に残った。

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Posted by ブクログ 2024年01月09日

今当たり前のものがどのような経緯で出来上がったか。この件だけでなく、様々な当たり前の以前に人がどのように関わったか考えさせられる本。一意専心、人は本気のひとに心を動かされる。

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