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憲法と政治には、一筋縄ではいかない相互作用のダイナミズムが働いている。憲法は民主政治のプロセスを形づくる法であると同時に、そのプロセスを通じて、憲法自体が改正されることもありうるからだ。本書では、こうしたダイナミズムを「憲法政治」と定義し、国会の信任で内閣が成り立つ「議院内閣制」の統治構造に切り込んで、憲法改正の難しさの深層を考察する。緻密な取材を重ね、「憲法改正」をめぐる現実政治の潮流と統治構造の改革論を重層的に描くドキュメント。
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今ある危機
このご時世で評価しづらいが安倍政権の改憲への違和感を機に、読んでみた。背景や歴史的経緯を再確認できて理解深まる
Posted by ブクログ
憲法改正 そこは最後の政治フロンティア。これは自由民主党が、再登板した総裁のもとに平成~令和において任務を続行し、 未知の改憲プロセスを探索して、新しい憲法と日本を求め、前人未踏の国会に勇敢に航海した物語である。 上皇陛下の譲位がなければ、改正の発議までたどり着けたのだろうか?と言う巨大なifが残...続きを読むる。 あと、優秀なルポタージュが突然「あるべき論」になって面食らう。
安倍晋三の改憲の方針が「96条から」となった時から、ある政治記者が憲法について勉強しながら記録をとり本にしたもの。 憲法が主題だが、当然集団的自衛権を巡る論争、天皇の生前退位、緊急事態条項、コロナ、そして平成デモクラシーとは何か、この10年で政局はどう動いたか、そういったことをまとめて知ることができ...続きを読む大変勉強になった。今は名前をあまり聞かない政治家たちもつい数年前まで活躍してたんだな。
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憲法政治 ――「護憲か改憲か」を超えて
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清水真人
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