冲方丁の作品一覧
「冲方丁」の「血契のアナスタシア」「オイレンシュピーゲル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「冲方丁」の「血契のアナスタシア」「オイレンシュピーゲル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部中退。1996年『黒い季節』でデビュー。『マルドゥック・スクランブル』、『天地明察』、『蒼穹のファフナー』、『光圀伝』など多数の作品を手がける。代表作『マルドゥック・スクランブル』での日本SF大賞受賞をはじめ他の作品でも多くの賞を受賞している。
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人と人との係わりに胸を打たれた
評判になった時には読まず、最近になって初めて読みました。作品のテーマは数学と天文学ですが、人と人との係わりを描いた小説だと感じました。
もちろん、数学や天文学に造詣があれば更に楽しめることと思います。
周囲にいる人物がみな主人公の成功を願い、祈り、力を尽くすところに胸を打たれました。主人公と相容れない立場の陣営については深く掘り下げないので、黒々とした悪意に触れることなく、気持ちよく投了することができました。
著者の作品は他に読んでいないのですが、他の傾向の作品も読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
本屋大賞受賞作ということで手を出したが、主人公・春海がおっとりした性格で嫌なところがなく、とても好感が持てた。
導入にて、わざわざ絵馬を見に行くことに何の意味があるのかと思いきや、絵馬の中で算術の問答が行われており、いわば算術掲示板。その存在も面白いし、それら算術自体に夢中になっている算術オタクである春海も面白い。
磯村塾の壁にも同じように問答がたくさん貼られており、そこにはどの問題にも一瞥即答する故に解答さん、解くだけで問題は出さないから解盗さん、などと呼ばれる関孝和という謎の男が存在する。
読んでいて一番好きだったのがやはり、北極出地の観測隊の中での2名の老人、62歳書道家の建部昌明と、
Posted by ブクログ
『春はあけぼの』って、実は1000年前の“推し活”だった。これを知っていたら、学生時代の古文の授業はもっと楽しかった気がします。
冲方丁さんの『はなとゆめ』は、『枕草子』をまったく新しい視点で見せてくれる歴史小説です。
主人公は清少納言。彼女が仕えた中宮・定子は、一条天皇に深く愛されながらも、藤原道長による熾烈な権力争いの中で次第に追い詰められていきます。宮中では血縁や権力を巡る争いが続き、誰もが生き残るために戦っていました。
そんな中で、清少納言が選んだ武器は剣でも政治でもありませんでした。
「好きなもの」を書くこと。
『枕草子』は、定子という一人の女性の美しさや知性、宮中で過ごし