金原ひとみの作品一覧
「金原ひとみ」の「YABUNONAKAーヤブノナカー」「踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「金原ひとみ」の「YABUNONAKAーヤブノナカー」「踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
・登場人物に、ちゃんと嫌悪させられる。そういう物語はあまりない。普通は、「悪」にはもっと弁明の余地があったりする。でもこの作品は生々しい。とてもリアルで、心当たりがあって、それ故に嫌悪する。顔を顰めながら読まされてしまう。圧巻。
・こんなにも書いていいのか!と勇気づけられる。映像や、音楽に触れていると、語られない美学というものは自明であるとつい思い込んでしまう。でも、小説だからこそ、こんなに書けるのか!と思う。この人は、何に怒り、何に苦しみ、何に悩んでいるのか。日常の細部から、心の機微をこれでもかと文字に起こされていく。その様は読んでいてとても気持ちが良い。だからこそ、これだけの衝撃と、読後
Posted by ブクログ
金原ひとみさんの作品は初読みでしたが、圧巻でした。
人と人が完全に分かり合えることはない。それを容赦なく、徹底的に書ききった凄まじい作品。
帯やあらすじにもあるように、性搾取の告発を中心に物語が展開していくのですが、でも性被害や性搾取の悪辣さを知らしめることや、それを断罪したり怒りの感情を発露したりということはあくまで作品の中の一部分のように感じられるというか……。性加害・搾取という問題を通して「分かり合えない」ということをとことん直視させられ、痛感させられたという印象の方が強かったです。
性搾取した人と、性搾取された人。世の中に対して許せないことがある人、許せないことがないという人。男と女
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。すごい本を読んでしまった。
登場人物の視点が順を追って進んでいき、またその、逆順で折り返していく構成で、その人の視点で物語がどのように綴られていくのか気になって、どんどんページが進むし、
周りが語る人物像と渦中の人物の心境やスタンスが全く違っていたり、そもそも切り取るべきところが異なっていて、こんなの現実世界そのままじゃん、と何度もなった。
伝えたいストーリー、主張されているトピックは明瞭なものがあるわけではないのかな、告発文を基軸に進むストーリーであるものの、個々人の信念や置かれた環境、たどってきた人生の遍歴で、章によって全く違う主題が書かれてるようにも感じた。と