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  • 愛の無常について

    愛の無常について

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    永遠の〈人生の思索者〉亀井勝一郎が、自己を素材としつつ、人間存在の実態、精神形成の行程を幅ひろく考究――。「精神について」「愛の無常について」「罪の意識について」の深い省察から生まれた、白眉の現代人生論――示唆深い人間研究の書と謳われる名著。
  • 素人庖丁記 カツ丼の道篇

    素人庖丁記 海賊の宴会

    小説・文芸
    -
    550~660円 (税込)
    料理の本質は暴力である。あくなき探求心と好奇心と殺気と、どうしようもない食への飢餓心が、人間を料理へとかりたてる。カツ丼の道にはじまり、温泉玉子の冒険、松茸のモモヒキ、千円札のテンプラなどを経て、耕治人夫人の料理に至る、絶妙のエッセイ16篇。ペンを庖丁に持ちかえ、全存在をかけて料理を作る!
  • いさましいアリのポンス

    いさましいアリのポンス

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    激しい戦争反対の意志と、鎮魂の思いをこめた受難の子どもへの励ましである佳品「川とノリオ」。身近の動物たちと子どもたちとの心の触れあいを優しく、かつ鋭い目で見つめた「ツグミ」「セキレイ」など、現代の問題を問いつづけている、いぬいとみこの作品の中から「休火山」「ベーゴマ」など名作13編を収録。
  • 小説円投機

    小説円投機

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    外国為替相場で脚光を浴びたYENは、たちまち壮烈な売買戦の対象となった。そうしたなかで、それぞれ一流バンカーとして苛酷な人生を歩む同期入社の3人組。そのうち古海は、海外融資こげつきの責めを負って退社し、一匹狼のマネーハンターとして自立するが……。世界経済の支配者・ロスチャイルドとロックフェラーの死闘を日本側からなまなましく描いた、出色の傑作長編。
  • 青い麦

    青い麦

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    美しいブルターニュ海岸の自然描写の中に、思春期の男女の悩ましい官能の芽生えを、みずみずしいタッチで描き、詩的・音楽的な表現を得た、不朽の青春小説ーー。鋭い感覚で豊かな本能の流れを捉え、近代フランス女流文学の第一人者と称されるコレット中期の代表作。
  • 運河が死を運ぶ

    運河が死を運ぶ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    頭と脚と手首のない胴体だけの死体を詰めたトランクが、アムステルダムの運河で発見される。この猟奇的事件の被害者は、日本人の商社マン。強盗説、怨恨説などが飛び交うが、いずれも推理の域を出ない。敏腕記者の追跡の前に、事件はぶきみな深淵と輪郭を見せ始めるのだが……。表題作「運河が死を運ぶ」など7編収録の傑作ミステリー集。
  • 石切り山の人びと

    石切り山の人びと

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    石切りの親方のむすこの権六は、いねむりの常習犯で、教室をずらかるのも得意だ。そんな彼が、東京から帰郷した予備役軍人の老大佐と孫娘みよの感化で、勉強し、働くようになる……。熊本の町近くの石切り山を舞台に、太平洋戦争下の人々の生活と子供たちの姿を、感動深く描いた名作。日本児童文学者協会賞・サンケイ児童出版文化賞・小学館文学賞受賞作。
  • 春の岬

    春の岬

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    こんなにも美しく幸福で、こんなにも確かで堅固なものにも、終りが来るというのだろうか? 出生を秘した瞽女の娘と名門跡見財閥の御曹子で作家志望の青年が、つちかい育んだ愛の巣。いくたびか襲いかかる波濤をのりこえ、悲しみを歳月に刻みつけてたどった愛の旅路――夫婦の深奥を限りなく哀切に綴った、感動の長篇!
  • 太閤豊臣秀吉

    太閤豊臣秀吉

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    豊臣秀吉ほど、歴史上、脚色と誇張と潤色でいろどられた武将はいない。われわれが今日、熟知していると思いこんでいる太閤像は、はたして真実を映しているであろうか? あまりにも数奇と波瀾に富むこの破天荒なわが英雄の虚像を、表の歴史、裏の歴史、その両面から真実の光をあて、裸にむいてみるのも面白い。本書は、歴史学者が独得の史観で捉えた、真説「桑田太閤記」である。みよ、百姓太閤の天下堂々!
  • ちゃんめら子平次

    ちゃんめら子平次

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    象奴(ぞうやっこ)としてのお役目を果したちゃんめら吹きの陳世才(子平次)は、6年ぶりに江戸から長崎に帰ってきたが、あわてた奉行所に捕らえられそうになり、唐人の黄旦那に救われる……。鎖国時代の唐人屋敷を舞台に、ハーフの身寄りもない少年が大人を相手にたくましく生きていく姿を、歯切れのいい江戸弁の語り口調で活写した、爽やかな感動を呼ぶ、少年小説。
  • いい女・いい出逢い

    いい女・いい出逢い

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    いま、まぶしく光っている女たち。なにが彼女たちをそんなにまぶしくさせるのか。その生きがい、結婚、恋愛、仕事、自立は? この本の中で何人もの彼女たちに出逢って、あなたらしい「いい女」になるカギを読みとってください。……「いい女」になりたいあなたのために書かれた、真情あふれるメッセージ。
  • 娘の中の娘

    娘の中の娘

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    父親を裏切り、男と失踪した長女に、複雑な気持を抱いている父親は、次女の桂子にすべての夢をかける。だが、その桂子も父親の意見をきかずに、OLになってしまう。未知の世界は、桂子に新たな目を開かせるのだが……。愛と友情に悩む乙女心と、父親の哀歓を鮮かに描いた傑作長編。
  • 武将と茶道

    武将と茶道

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    名器をあさり、名物道具を無上の贈り物とした武将たち。茶道は、武将の重要なたしなみの一つだった。それは智的レベルの高さを強調する手段でもあり、権力の象徴でもあった。弱肉強食の変転きわまりない社会機構の下で、武将間の離反確執の原因となったり、逆に時代の潤滑油となったりした例も多い。この書は、茶道が歴史に果した役割を興味深く解明するものである。茶道は歴史にいかなる影響を与えたのか?
  • 石田三成

    石田三成

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    石田三成にまつわる陰湿なイメージは、江戸時代、幕府御用学者によってでっちあげられた虚像である。では、三成という武将のまことのすがたは、どのようであったのか? ――「士は己れを知るものの為に死す」との真の武士の信念を常に肚に収め、故・秀吉の信頼と恩顧にこたえて、大敵・家康に挑み殉じた、三成の生涯と実像を描く会心作。
  • ベースボール・グラフィティ

    ベースボール・グラフィティ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    本場の野球は、アメリカン・ベースボール。その過去から現在までの、エッと驚く知られざるエピソード、ちょっといい話の数々を、アメリカ通で野球狂の作家が84編の名エッセーで披露。野球史に残る名選手・監督、野球ジャーナリズムや野球英語のミニ知識、著名野球人の名言珍言などなど。野球を観戦しながら、またグラスを傾けながらの、野球談義のネタにもなる異色の一冊。これであなたは、本場野球の通に!
  • ニューギニア高地人

    ニューギニア高地人

    20世紀後半、マングローブ林の奥、ナッソウ山脈の懐に、地上最後の石器文化を保持する原始農耕民・山地パプア諸族。その生活様式が文明に接し変容する……。見られる側と見る側の文化の「ズレ」を埋めゆく過程を、生々と軽妙なタッチで描き尽し、自己中心的な「文明人」に衝撃を与えたルポルタージュ。社会構造の二類型を分析、人間と文化の普遍的基盤を示す。文化人類学の分野でも高い評価を得た名作。
  • あくたれ童子ポコ

    あくたれ童子ポコ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    戦争に父をうばわれ、母にも失踪された、ポコペンことポコ少年は、従兄の復員兵士や祖母とともに、新しい土地に移住する……。悲しいこと、辛いことにあうと、思いきりあくたれてはね返す、あくたれ上手のポコを中心に、東北の漁村の少年少女の生活を、暖かい目で躍動的に描いた、ユーモア溢れる児童文学の傑作。野間児童文芸賞に産経児童出版文化賞大賞も受賞の北林八穂、発表当時のまま「やほ」としたが現在は「やお」とされる。
  • 母を拭く夜

    母を拭く夜

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    街角まで歩いてきて、急にひょいとコートでも脱ぎすてるように、いのちを脱ぎすててゆく、それが死ぬということ……。腰をすえて生き死ぬことの重みをまじまじと見つめ、ときにそのいとしさを青空のようにのぞかせて、読むものの胸に痛いほどの共感を呼びおこす。そんな表題作と「かにやまびこ」「雁の運ぶ木」「冬のヤイカテカラ」「花」ほか一編収録。
  • 犯罪総合大学

    犯罪総合大学

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    実在した毒物殺人に刺激された女子大生の殺意(「文献学的事件」)、ガン宣告を巡る妻と夫の駆け引き(「医学的事件」)、青酸カリ殺人の怪(「薬学的事件」)、母を殺した男を追うOLの心の襞(「心理学的事件」)、飼い犬主人殺しの真相(「生物化学的事件」)、小学生と担任女教師の謎の関係とは(「教育学的事件」)――知性派作家による6つの大どんでん返しミステリー集。
  • 脳波の誘い

    脳波の誘い

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    脳波を送って他人を自殺させることができるという、奇妙な老人が出現。さっ、そく週刊誌の記者が取材に赴いた。世紀の話題か、はたまた変人の世迷言にすぎないのか? だが、取材中に記者が「こんな人を殺せますか」と冗談で話に出した人物が、間もなく不思議な自殺を遂げてしまった! 謎が謎を呼ぶ、傑作推理長編。
  • 白く重い血

    白く重い血

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    カメラマンの田代がホテルのプールでスナップ写真におさめた美貌の女性は、著名なデザイナー・前川阿里子の娘・邦子だった。なぜか阿里子は娘の写真の公開を拒み、奇怪な行動に出る。そして、その邦子が原因不明の自殺をとげ、田代の周辺は謎に包まれる。彼の追及の前に、秘密のベールに覆われたある重大な事実が……
  • 入れ換った血

    入れ換った血

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    保存されていた自分のへその緒の血液型鑑定をした医者が、おのれの過去の謎を追う。そしてつきとめた驚愕すべき血の運命の真相とは…(表題作)。旅の途中、一夜をともにした女の不思議な肌の秘密とは…(「棘|のある肌」)など、医学がかかわるミステリーの粋な6編。リアリティーと合理性に、ロマン性がみごとに加味された、佐野ミステリー短編集。
  • 折々の殺人

    折々シリーズ

    小説・文芸
    -
    1~4巻550~660円 (税込)
    斬新な手法と鮮やかな結末で、常に読者の期待を裏切らないミステリーの名匠が、いままた放つ巧緻な構成の一冊。数ある名句・名歌の解説でつとに世評の高い大岡信氏の名著『折々のうた』にヒントを得て、ひとひねりもふたひねりもして織りあげた、絶妙にして意想外な短編推理8編を収録。
  • 小説三億円事件

    小説三億円事件

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    事実は小説よりも奇なり? 小説は現実よりも面白いか? 1968年に発生して日本中の話題をさらい、今なお未解決の、かの「三億円事件」をヒント・素材にして、推理作家がさまざまの視点からリアリティーのある五つの「小説・物語」として構成した、異色かつ出色の連作ミステリー集。
  • 死んだ時間

    死んだ時間

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    CMタレント殺害事件の重要参考人・時任杏子は、なぜか自分に有利なアリバイを否定してしまう。大学病院の若き医局員・加賀は、この「愛人」の態度に不審を抱きながらも、事件解決のため奔走する。だが、加賀が真相をさぐればさぐるほど、事件は意外な背景を浮かびあがらせ、思いもかけぬ方向に発展していく……。
  • 完全犯罪研究

    完全犯罪研究

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    完全犯罪の論理と美学を推理小説として構築した、佐野ミステリーの新境地。人間の注意力の限界と死角を巧みについた"死体運搬の怪"をみごとに暴く「死体移動」、嫉妬と狂気にとりつかれた妻の心の真実を追及した「心理殺人」など、完全犯罪と人間の推理力との息づまる競りあいを描いた、傑作6編を収録。
  • 一本の鉛

    一本の鉛

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    女ばかりが住むアパートの一室で、「デラ」のあかねが殺された。疑惑はあかねに思慕を寄せていた、学生・大田垣にかかる。彼の心証はすべてクロだった。だが、捜査の進展で意外な事実も浮かんでくる。事件を解く鍵は、1枚の宝くじと1本の鉛の新聞活字にあるというのだが……。どんでん返しの妙が冴える、鬼才の初期代表作。
  • 首一万両

    首一万両

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    面子を捨てて利のみを求めて生きる、したたかな商人上りの侍。毒と知りつつ、あえて江戸友禅の秘法に挑む職人。幕府の禁令に抗して、嫌いな家業を継ぐ張形師。若気の至りが、思いがけない人生を招く浮世絵の絵師と彫り師。……意地と工夫で日々の暮しをしのいでいく、江戸の庶民たちを描く、傑作時代小説集。
  • 証券恐慌 山一事件と日銀特融

    証券恐慌 山一事件と日銀特融

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    「きみはそれでも銀行の頭取か!」時の大蔵大臣・田中角栄は一喝した。すでに山一証券の全国の支店には、一般投資家が殺到していた。運用預り・投資信託の解約累計は6日間で177億円。このままでは、この取り付け同然の騒ぎは他社にも広がってしまう――。戦後最大の経済危機マネジメントを追究。
  • 髪の環

    髪の環

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    切られた髪、竹の花、熟れすぎた果実。絶妙の小道具たちが、男女の陰影深い感情の震えに、鮮かな輪郭を与え、そのとき、みずみずしい生命感をたたえた日常の中に、ふと非日常と幽冥の露頭が現出する。異空間へ踏み出そうとする情念の快い緊張、不安、期待……。強い美意識に貫かれた、珠玉の9短篇。毎日出版文化賞受賞。
  • 同名異人の四人が死んだ

    同名異人の四人が死んだ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    流行作家・名原信一郎の中篇小説「囁く達磨」に登場する、作中人物と同名の男が変死した。最初は単なる偶然の一致と思われた事件も、同名の変死者が4人にもおよび、犯罪性をおびてくる。名原の小説を真似した殺人鬼の理由なき犯行か? 4人の変死者と名原をつなぐ接点が見い出せないままに、事件は謎を深めていく……
  • 孤独の罠

    孤独の罠

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    推理小説史上、特異な位置を占める、幻想の詩人・日影丈吉の代表的長編。舞台は、榛名山に近い寒村。縁の薄かったわが子の火葬に立ち会った仰木は、そこで奇怪な事件に巻き込まれた。1体のはずの乳児の骨が、2体も出てきたのだ。忌わしい事件を仕組んだ犯人の意図は? 閉鎖的因習や錯綜した人間関係を追いながら、謎を探る。
  • ラトビアの霧

    ラトビアの霧

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    文化交流使節団に入ってラトビアを訪れた新聞記者・瀬尾は、通訳の美女ナターリアに心ひかれた。ところが団員のひとりが"誘拐"され、怪事件に発展する。4年前に神戸で起きた殺人、さら40余年前の中国大陸で発生した出来事が、いま歴史の霧を破って暴露される! 現地取材によって情緒豊かに描かれた、傑作長編ミステリー。
  • 日美子の完全犯罪

    日美子の完全犯罪

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    タロット占いの名手で名探偵・日美子自身が誘拐され、夫の二階堂警部に身代金要求が! しかし犯人は、受け渡しの場所に現われず、そこにはタロットカードが2枚落ちていた。その意味とは? やがて、その隣りのマンションで女性の死体が発見され、日美子までが疑惑の対象になってしまう。占いの世界と男女の愛憎を巧みにからませた、著者得意の長編ミステリー。
  • 特ダネ記者殺人事件

    特ダネ記者殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    殺人事件発生! 現場はこともあろうに、県警記者クラブの中だ。被害者は、大がかりな県庁汚職事件を追っていた敏腕記者「ゴロちゃん」こと根来だった。彼のコーヒーに、青酸カリを入れることができたのは誰か。汚職事件との関連は? 東朝新聞・姿三四郎記者のゆくてに、やがて第二の殺人が発生。事件は謎を深めてゆく……。江戸川乱歩賞作家の傑作ミステリー。
  • 天下を呑んだ男 「秀吉」が生まれた朝

    天下を呑んだ男 「秀吉」が生まれた朝

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    夢は身銭を切って購うもの――東海道吉田宿の一夜、針売りの青年・藤吉郎は、旅の僧にこう言い放った。一升八文の酒を仲立ちに「天下」への道が招き寄せられ、一人の男が歩き始める。平凡な人生を大きく転回させ、歴史に名を成す豊臣秀吉へと変貌させた叡智とは何か。英雄誕生に秘められた、成功への発想法を描く。
  • 喪失荒野

    喪失荒野

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    中国の女性新聞記者・王秀蘭は、夫・楊明徳とともに取材のため来日した。戦時中に「満州」で暗躍した特務機関員・倉田隆三と彼女との関係は、いったい何なのか? 特務機関の秘密資金の隠し場所を示した暗号文をめぐって、元機関員の間で起こる連続殺人のナゾ……。戦争が生んだ中国残留孤児の悲劇をえぐる、社会派ミステリーの大傑作。
  • 紅の幻影(勝海舟の殺人)

    紅の幻影(勝海舟の殺人)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    浴槽の中に浮いていた水野昇の遺体は、解剖の結果、事故死として処理された。だが、事件を予感したひとりの捜査官は、この作家志望の男の遺稿に目を通し、完璧に仕組まれた犯罪の痕跡を嗅ぎつける。美貌の作家夫人殺害の犯人を推理する、遺稿に隠された重大な事実とは? 遺稿を第一部として完結させながら、第二部につなぐ異色の構成をとる長編推理。
  • 私自身のアメリカ

    私自身のアメリカ

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    美への限りなき旅路を歩む、国際的な画家池田満寿夫が、そのユニークな発想でイメージ豊かに描き出す、素顔のアメリカ! ニューヨークに在住し、愛妻リラン夫人との生活を核に、アメリカの友人たちとの間でおりなされる日常の「アメリカ」は、「日本」との慣習の差異をつぶさに語りかけ、生活の根底を見直させる。
  • 日美子の誘拐集団

    日美子の誘拐集団

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    産院から新生児が、看護師とともに誘拐される。わが子を奪われた母親は、友人の二階堂日美子に助けを求めた。日美子のタロット占いは、どう謎を解くか? 捜査陣と犯人との息づまる駆け引きのなか、奇妙な誘拐交渉請負い人や私立探偵まで介入して、事件は思いがけぬ展開をみせる。人気の日美子シリーズ会心長編。
  • 日本国憲法殺人事件

    日本国憲法殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「天地製薬のチミドールは、実験データが捏造されたもの」という匿名投書が、東邦新聞社にあった。偶然、この抗生物質によるショック死事件が続いて起っていたのだ。その矢先、実験の鍵と思われた男が怪死した……くちなしの花の中で。遺された憲法条文の切り抜きは、何を意味するのか? "斎藤栄流トリック"が意表をつく、本格推理。
  • 日本のハムレットの秘密

    日本のハムレットの秘密

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    旧一高生・藤村操が、「巖頭の感」を遺して身を華厳の滝に投じたのは、明治36年5月のことだ。この天才少年の哲学的自殺から70年を経て、推理作家である私の許を訪れた若い女性は、藤村の死は偽装自殺ではなかったか、とほのめかす。しかもその女性は、藤村の孫だと自称する。では藤村は、なぜ偽装自殺を試みたのか? 暗号解読の興味を含め、推理は大胆に展開する。
  • 湘南海岸殺人事件

    湘南海岸殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    大友部長の策動で、風見は小田原に転勤を命ぜられた。怨みはやがて殺意に変わり、綿密な殺人計画が練られていく。ゴルフと釣りが趣味の大友をどう殺すのか? そして、ついに磯釣り中の大友を、海に突きおとした! 完全犯罪の成立、とほくそ笑む風見だが、意外な展開が待っていた! 愛憎うずまく湘南を舞台に、様々な惨劇を描いた傑作8編を収録。
  • 少年探偵ジャーネ君の冒険

    少年探偵ジャーネ君の冒険

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    瀬戸内海の小島に家族旅行をした、ジャーネ君こと平井少年は、思いがけず、慶長小判を発見した。島の数少ない住人は、大さわぎ。ところが、厳重に保管したはずの金庫から、小判が消えた! 犯人は誰か? どうやって盗み出したか? をめぐり、平井少年の活躍がはじまる……。他に「ジャーネ君の寒い冒険」を併録した、異色のジュニア向け本格ミステリー。
  • 終焉の姉妹(上)

    終焉の姉妹

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    生の重みと戦争責任のありかを問う、衝撃のノンフィクション・ドラマ。ルソン島の戦場で餓死1人、満州で生死不明1人、長崎に投下された原爆で被曝したために、つぎつぎと死亡した5人――9人中、7人のきょうだいを戦争で失い、米兵に犯されて私生児を生まされた姉妹がたどった、長く悲しい道のりを描く。
  • ドキュメント 明仁天皇 新天皇はどう育てられたか

    ドキュメント 明仁天皇 新天皇はどう育てられたか

    青年期にイギリスを訪問し、英王室のあり方に多くを学んだ昭和天皇は、自らそれを天皇家にも取り入れてきた。皇太子をはじめとする子供たちの育て方も変革されたが、典型的なのは、戦後、アメリカ人家庭教師ヴァイニング夫人を起用したことだろう。激動の昭和史を背景に、新天皇・明仁の育てられ方を描く。
  • 夫の始末

    夫の始末

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    女にとって、夫という男は、何ものなのか。「物事の始末が悪い」と言われ続けた著者が、この世の名残りに、散らかし放題に「始末」をつける。劇作家同士、雑巾を縫う夫と山を歩く妻……。見事に違う、個性鮮やかな夫婦の60余年を戯画化した、何ともおかしい自伝的連作集。女流文学賞・紫式部文学賞、W受賞作。
  • 狐の鶏

    狐の鶏

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    真次はこのところ、恐ろしい夢に身も凍る思いをしていた。斧を振るって兄嫁の望を、自分の手で殺してしまう夢だ。ところが、一仕事おえての午睡からさめてみると、夢そのままの光景が眼前に展開しているではないか。果して自分の行為は、夢なのかうつつなのか。あやかしの世界の殺人を描く表題作ほか4編を収録。
  • 幻想博物誌

    幻想博物誌

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    転地療養先の千葉の海岸で、心を魅了された美貌の女の異常な死を超現実的感覚で描き出し、この世のものと思われぬ妖しい虚構の世界を構築する「月夜蟹」はじめ、蟹、蝶、猫、からす、馬、鵺の6種の動物のそれぞれの持つイメージに触発され、存分に幻想の翼伸ばしてつづる、日影文学の魅力を結晶させた好短編集・全6編。
  • ライン河心中

    ライン河心中

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    高利貸の老女が、横浜の自宅で変死を遂げた。神奈川県警の西岡刑事はカンで、甥による殺人との目星をつける。愛人を伴ってライン河観光の旅に出た甥を、西岡もあり金はたいて追跡した。すると、異国では予想外の展開となって西岡をおどろかせる……。トリックの妙を示した、秀作ぞろいの好作品集。
  • Nの悲劇

    Nの悲劇

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    野口英世博士が1928年、アフリカで病死したときに遺したことばは、「わからない」のひと言だった。博士の死因に疑惑を抱く「私は」、生前博士と交際のあった父の日記を秘かに調べ、一人の白人女性の存在を発見する。そして、博士の死の真相を握っていると見られるその女性は、近々日本へ来るという。だが、その彼女の身の上には異変が……
  • 味覚の文学散歩

    味覚の文学散歩

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    味覚随筆ほど、楽しいものはない。真夏の食欲のないときも、気に入った食べものの本を読めば、何となく食べる気がおきるし、味覚の秋ともなれば、初秋の憂鬱など吹き飛ばしてくれる。食うことの思いに執念を燃やす著者が、味覚を主題とする数々の文学作品に、美味追求や味覚極楽の世界をのぞき、味覚の風土を訪ねる好エッセイ。
  • 絶唱

    絶唱

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    山陰の大地主の跡取りとして、何ひとつ不足のない青春を過す園田順吉が、初めて知った真実の恋。相手は小作人の娘・小雪だった。身分差ゆえ周囲の反対は激しい。ふたりは松江に逃げ、順吉の友人の庇護でささやかな新世帯をもつ。だが、戦争の激化が再び彼らの純愛を搖さぶり始めた! 愛の高貴を描く不朽の青春文学。三原順子・広岡瞬の主演でドラマ化され、好評を得た青春純愛物語。
  • 真夜中の意匠

    真夜中の意匠

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    遺産相続に絡むと見られる殺人事件が発生した。被害者・岡弘の父はがんセンターに入院中で、余命いくばくもない。母・久子は後妻で、弘の死は、相続者の法律関係を複雑微妙なものにした。叔父・京二郎の事件前後の行動も不可解である。だが、重要関係者には鉄壁のアリバイが……。幾重にも連なるアリバイの巧妙さで、推理小説界に反響をまきおこした傑作長編。
  • 日本のヒトラーの秘密

    日本のヒトラーの秘密

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    城塞のような病院で、白覆面に顔を隠し、山下清次郎と名乗る男が射殺された……。替玉殺人か? 誤殺か? ヒトラーと符合する条件を備えたこの男の正体は何者か? 大きな謎の陰で、もう一つの陰惨な密室殺人劇が進行していたとは……。奇想天外な仮説に託し、日本のヒトラー台頭の予兆に抗した、異色の本格推理。
  • 海の碑

    海の碑

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    自然開発か環境保全か? 自然の宝庫、鹿児島県志布志湾の工業開発をめぐり、意見はまっ二つに割れ、激しい抗争が続いていた。折しも開発反対派の野鳥学者・福島が現地で行方不明になり、彼は遠く離れた箱根の芦ノ湖で死体となって発見される。死体移動を謀った犯人の狙いは? 開発という最も今日的なテーマに、殺人の謎を交錯させた著者会心の傑作推理!
  • ハムレット殺人

    ハムレット殺人

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    高層マンションの火事に巻きこまれた私は、人妻を救助する。その際、彼女が手にしていた小箱をあずかるのだが、いつの間にか紛失してしまった。そしてやがて、彼女の夫が、海で奇怪な死を遂げる。警察は、私を殺人の共犯者では、と疑うのだが、その理由とは? トリックの名手が、短編に腕の冴えを発揮した本格推理作品集。
  • ソヴィエト見聞録 放送記者の見たままノート

    ソヴィエト見聞録

    小説・文芸
    -
    1~3巻550円 (税込)
    「マルコ・ポーロかオークラか」と言われるほどに、世界各国を社用私用で旅行してきた日本人特派員・大蔵雄之助は、ソヴィエト国内をできる限り這いずり回る決意をした。かくて1000日足らずの滞在中に、外国人に開放されている地域のほとんどを見学し、開放されている自動車道路の9割を走破するなどの大活躍!
  • 殺人の棋譜

    殺人の棋譜

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻550円 (税込)
    将棋界の俊鋭・河辺真吾八段の愛娘が誘拐された。「身代金1000万円を軽飛行機から投下せよ」というのが、犯人の要求であった。折りしも河辺八段は、将棋最高位を賭けて不敗の名人と対局しなければならなかった。犯人追求の行方と勝敗の帰趨が絡み、異常なスリルを醸す、第12回江戸川乱歩賞受賞作。
  • ふなくい虫

    ふなくい虫

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ふなくい虫。流木に喰いつき、ひとり、隣の虫にぶつかりそうになると、慌てて折れまがり、暗い木のなかを、ばり、ばり、と喰いすすむだけの一生。相手の顔も見ず、尻っぽの先をひらひら泳がせ、孤独に受精するという。孤独のホテルのけだるい倦怠に身を任せる5人の男女は、人類断絶の時代の開始を告げるのか。錯綜する愛欲関係に精神の孤絶感を刻み、現代の予感する終末の世界を、詩的に、残酷に謳いあげた、荒地のものがたり。
  • FL無宿の叛逆

    FL無宿の叛逆

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    外国(Foreign)の言語(Language)または文学(Literature)を専攻した大学中退者が集まって考え出した、奇妙な商売の数々。主観的には魂の放浪者であり、客観的にはヒッピーである彼らの行動は、アイディアの優秀さとうらはらに、いつも現実からしっぺ返しを喰らう――。ユニークに若者の一面をとらえた、出世作。
  • 夜の鶴

    夜の鶴

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    二十数年間いつくしみ育ててきた娘の結婚を前にして、寂しさにたえ、限りなき親の愛を寄せて、未来の伴侶に理解ある忠告を贈る父親の姿――。「焼野の雉子夜の鶴」にも比すべき父性愛あふるる書。
  • 小川未明童話集(3)

    小川未明童話集(3)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    国境の山が見える原っぱに集まる子供たちと、くず屋の爺さんや青年との心のふれあい、貧しい子と富める子との葛藤を、世相を反映しながらパノラマ風に構成した「青空の下の原っぱ」や、「風だけが叫ぶ」「しいの実」「金歯」「太陽と星の下」など、闇を通して光を描きつづけた、未明の昭和初期から戦中・戦後へかけての歩みを示す、代表作15編を収録(全3巻完結)。
  • 不知火の化粧まわし なにわの源蔵事件帳

    なにわの源蔵事件帳

    小説・文芸
    -
    1~4巻550円 (税込)
    大阪と東京との対抗意識は相撲界にも持ちこまれ、東西合併興行は大さわぎ。上方力士の梅ヶ谷が勝利を収めて湧く大阪の町で、元大関・不知火の化粧まわしが3本盗まれる。不知火も上方から東京に出て、頂上をきわめた名力士だった。元大関のまわしなどを、誰が何の目的で盗み出したか? 海坊主の親分の活躍に期待が集まる! 快調大阪捕物帳。
  • メトロ・クルージング

    メトロ・クルージング

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    今日もメトロは、さまざまな恋人たちを乗せて、東京の地下を走る――。かき消されそうな小さなハート、デパートでデイト、わがままカップル・コンテスト、すれ違いの待ち合わせ、反対側のプラットホーム……など、26組の恋人たちが繰り広げる、ささやかで、ひめやかでちょっと過激なラブ・ストーリー。『恋人たちのデジャ・ヴュ』改題
  • 六歌仙暗殺考

    六歌仙暗殺考

    小説・文芸
    3.2
    1巻550円 (税込)
    不可解な心中事件から始まった連続殺人の謎に挑む、名探偵・南条圭の推理。殺害現場には僧正遍昭、在原業平といった六歌仙の歌仙絵が、つねに残されていた。犯人を追う鍵は六歌仙の秘密にあるのだろうか。最も現代的な舞台設定と懐しい探偵小説の世界。古典と現代を結びつける、井沢元彦の歴史ミステリー。
  • 白洲正子の生き方

    白洲正子の生き方

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    類稀な審美眼、研ぎ澄まされた美意識は、どのようにして形成されたのか。能に始まり、骨董、茶道、生け花、きものなど日本の古典文化への造詣を最高点まで追求していくさまは、人生に確たる物差しを持つことの大切さを示してくれる。生き方の達人・白洲正子の生涯を通して、日本人が失ったものを問いかける。
  • 沈める鐘の殺人

    沈める鐘の殺人

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    名門女子学園に赴任した若い女教師は、いきなり夜の池で美少女を救うことになる。折しも、ひと気のない園内で鐘が暗く鳴りはじめた……。不吉な予感は適中した。この学園には過去に怪事件があり、現在まで尾をひいているらしいのだ。女教師の前に出現する奇妙な出来事、奇妙な人物! ホラーの雰囲気ただよう青春推理長編。
  • 小川未明童話集(1)

    小川未明童話集(1)

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    時代にさきがけて、近代童話のけわしい道を切りひらいた日本童話の父、小川未明のロマンの香り高い童話集第一巻。人間の世界で幸福に暮らすことを願って陸にうみおとされた人魚の女の子は、欲に負けた人間に悲しみを託した赤いろうそくを残して売られていった…「赤いろうそくと人魚」をはじめ、「野ばら」「月夜と眼鏡」など初期の代表的名作18編を収録。
  • 殺人の花客

    殺人の花客

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    舞台は新宿新都心の超高層ホテル。初めて会ったのに恋に陥ちた二人。別れ話がもつれて出口を探す男と女。若い娘を相手にプレイに耽る初老の男。その中を忍び歩く空き巣狙い。突然起きた不可思議な殺人事件が何組もの男女を巻き込み、因縁の糸で結ぶ。もつれた糸を解こうと新宿署の敏腕刑事・牛尾が出動!
  • 地球を肴に飲む男

    地球を肴に飲む男

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    パリで医者が禁じるほど贅沢なフォア・グラを味わい、百年前に消えた幻の酒を捜しに中国へ飛ぶ。メキシコでは蛆(うじ)虫入りのテキーラをぐいっと飲(や)り、宮城県では少女のような浅漬けに舌鼓を打つ――。名物教授が世界を舞台に珍食、珍酒との遭遇体験を綴るエッセイ。読むだけで涎(よだれ)が出る逸品ばかり。
  • 東京のオカヤマ人

    東京のオカヤマ人

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    エッセイと呼ぶにはあまりに怖い物語。ホラー大賞を受賞して上京間もないイワイに、ぶんぶん寄って来るヤバイ人々。「ぼっけえ」「きょうてえ」「やっちもねえ」など岡山弁のニュアンスを存分に盛り込んだ、人気ホラー作家とっておきの14話。ここまで書いたら、もう岡山には帰れんかも。
  • 女狐

    女狐

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    お前、私と相対死しておくれでないか――女の一言が男を出口なしの恋の地獄へと落とした。大店の若内儀・お艶との心中の仕損じから落ちぶれた伝次の、無惨きわまる恋を描く表題作をはじめ、市井に咲いた毒の花・悪女を凄艶に描いて鮮やかな時代小説デビューをかざった傑作短篇集。
  • 幽霊時代

    幽霊時代

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    「生きている心地がしないんです」と患者は精神科医に訴えた。生きながら幽霊と化す奇病「幽霊症候群」はまたたく間に全国に蔓延し……。表題作をはじめ、透明なポエジーにみちた「ケンタウロスの子守唄」、パロディSFの傑作「エンゼル・ゴーホーム」等、著者のみずみずしいSFへの初心が結晶した短編集。
  • プラネタリウムのあとで

    プラネタリウムのあとで

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    友人の眞姫に誘われて、美香萌(みかも)は同級生の川田歩と眞姫の兄の4人で鉱物採集にいく。心の中で小石を作ってしまう秘密の体質を持っている美香萌は、石に詳しい川田のことが少しずつ気になっていく。ある時、眞姫から川田が好きだと聞かされて――(「笑う石姫」)。他にも別世界へ誘う3作品を収録した、美しくも切ない珠玉の短編集。
  • プラネタリウム

    プラネタリウム

    小説・文芸
    3.9
    1巻550円 (税込)
    恋をしたことがないのに恋多き女と誤解されている中学生の美野里。付き合ったつもりのない相手から新学期早々に別れ話を切り出されてしまう。その時、美野里のもとに青いカケラが落ちてくる。それは後輩の恋心が結晶してできたフレークだった(「あおぞらフレーク」)。東京の"世界谷"を舞台に描かれた4つの不思議な物語。
  • 窓辺の猫

    窓辺の猫

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    長い人生を彩った愛しきものたちへの挽歌。30年余の歳月を北国の風土の中で共に暮らした犬や猫たち……デベソのシャム、花火の音が苦手のコリ-、ボケで長生したチロ……彼らへの愛情を自分史に重ね描く長編。
  • はなれ駒あそび駒

    はなれ駒あそび駒

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    馬を愛し、駒を愛してやまない著者がつづるユニーク随筆集。オグリキャップを愛しトウカイテイオーに魅せられた競馬の楽しみを馬たちの想い出に託して語り、60の手習いで、駒音高く盤上に鉄火の心意気を示す将棋修行の快感を、先崎・羽生・谷川など若き名棋士たちの人となりと共に描きだす痛快エッセイ。
  • 鳥のくる庭

    鳥のくる庭

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    身辺のことどもを優しい目で拾うエッセイ集。長く北海道に住み、その一隅から季節の移りゆきを綴り、さりげない暮らしのひとこまの中の新しい発見を語り、旅・交遊・文学を思う。やすらぎに満ちたエッセイ集。
  • 海音寺潮五郎短篇総集(一)大老堀田正俊他

    海音寺潮五郎短篇総集

    小説・文芸
    -
    1~8巻550円 (税込)
    歴史文学の第一人者、海音寺潮五郎の傑作短編80余編を全8巻に編成。武士の潔さ、日本人の美意識を追求した作家の精髄がここに。第1巻は処女作「うたかた草紙」、実録文学「大老堀田正俊」、西南戦争を背景とした「南風薩摩歌」、忠臣蔵の片岡源五右衛門を通して武士道観を描く「白菊」など、著者が作家としての地位を確立させた記念碑的作品群12篇を収録する。
  • 青の回帰(上)

    青の回帰

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    トルコの広大な高原地帯の僻村で、駐在商社員三田村五郎は、日本の大女優石河永子を知り、激しく惹かれていく。永子は、この国に浸って動かない夫、高名な画家権藤浩太郎に会いに来たのであった。丁度、先妻との娘小野笙子も又父に会いに来ていて、運命は不思議な糸で、人々を複雑に結んでいく……。
  • ものは言いよう

    ものは言いよう

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    言葉は心を映す鏡。不倫と不貞の違いはどこにあるのか。時代を経て移りゆく、あるいは変わらぬ男と女の関係を読み、衣食足りて礼節を知らぬ世の中のことごとを憂える。世界各地への旅に出て想うこと、幅広い交遊の中に感じること、なにげない日常の会話や所作、すべてに心ある言葉を紡ぐ。ベストセラー作家の6年間の身辺記。
  • 五人女捕物くらべ(上)

    五人女捕物くらべ

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻550円 (税込)
    朝の神田川に、女が1人釣り糸を垂れていた。「おおい、姐さん、御注進」。猪牙舟(ちょきぶね)が真一文字に近づいて来る。太公望のおせんと綽名(あだな)される売れっ妓は、老岡っ引小平次の手先として、恐るべき連続女殺しに取り組んでいく……。次々と、五人の女岡っ引が小平次と共に難事件に挑む、連作江戸推理作品集。
  • 老いること暮らすこと

    老いること暮らすこと

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    90を越えている母の在宅介護、体力に不安を感じながらの孫のお守り。老いとは七面倒なものだと思いながら、少しずつ甘受する。年を重ねて心に浮かぶのは、よくもここまで生き延びて来たものだという感謝である。主婦業をこなしながらもの書き仕事を続け、活躍し続けるベストセラー作家の興味深い日常。
  • 自分を好きになる方法

    自分を好きになる方法

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    16歳のランチ、28歳のプロポーズ前夜、34歳の結婚記念日、47歳のクリスマス、3歳のお昼寝タイム、63歳の何もない一日。リンデは「お互い心から一緒にいたいと思える相手」を求め続ける。密やかな孤独と後悔、それでも残るほのかな期待を丁寧に描いて、女性たちの圧倒的な共感を呼んだ第27回三島由紀夫賞受賞作。『異類婚姻譚』で2016年度芥川賞を受賞した人気作家による長編。
  • 恋愛白書

    恋愛白書

    容姿端麗じゃないけれど、なぜか気になる存在で、やたらに女のコにモテるスクールエイジ(高校・大学生)の男のコたち。そんな彼らの魅力の秘密と奔放なLOVE&SEXの実態を、徹底取材で綴る。17歳の高校生から26歳の医大生まで、17人の赤裸々な衝撃レポート。(『愛しきSEXドライバー』改題)
  • レモン・ドロップス

    レモン・ドロップス

    小説・文芸
    3.9
    1巻550円 (税込)
    大好きな友達や家族との日常を、「あたしなりの決意」をもって生きている、15歳の美希。恋の予感を遠くに見つけて、三日月形のレモンドロップをなめるたびに、10代だけの特別な時間が結晶に変わっていく――。大人になった"女の子"にこそまっすぐに届く、甘酸っぱいキラキラがたくさんちりばめられた、せつない物語。
  • 白い月黄色い月

    白い月黄色い月

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    朝も晩も月の光に包まれたハピネス島。いつの間にかぼくが迷い込んだここは、カエルみたいなホテルオーナーや、しゃべる百科事典のビブリオという変わった人ばかりが暮らす不思議な世界だ。ある日、なくした記憶を取り戻そうともがくぼくの前に、謎めいた黒い人影が現れる。心の深淵を描くミステリアスな冒険ストーリー。
  • 社長の決断 その裏側

    社長の決断 その裏側

    危機と混迷に直面したとき、社長は何を根拠に決断したか! 長い歴史を持ち、規模の大きさを誇っても、企業の命運は明日さえ知れない。社会はいつもめまぐるしく変り、価値観は揺れ動く。企業の存亡が問われる局面で、経営トップの下した決断は、どんな結果をもたらしたか。実名と実例をあげて分析する。「名社長 決断の極意」改題。
  • 王を探せ

    王を探せ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    恐喝をしていた男が殺され、容疑者が四人上がったが、何と全員同姓同名。しかもそのころ真犯人は次の殺人を用意中! 得意の鉄道トリックを使う鬼貫警部ものの長編!
  • イエローキャブ

    イエローキャブ

    「あかん。日本人は魅力ないもん。」元スタイリストのヨシコ(35歳)、ドラッグの売人リカ(24歳)、東京とニューヨークでレイプを体験をした冬美(31歳)……孤独と貧乏暮らしに耐え、それでもアメリカに居続ける彼女たち。5カ月に及ぶ徹底取材の後に見えてきた日本女性の意外な素顔とは? 衝撃のレポート!
  • あしたはアルプスを歩こう

    あしたはアルプスを歩こう

    小説・文芸
    4.2
    1巻550円 (税込)
    なんかへんだ。雪が積もりすぎているのである。視界は白く染まり、風に飛ばされそうになりながら、標高2320メートルの小屋に駆けこんだ。――トレッキングをピクニックと取り違え、いつもの旅のつもりでイタリア・アルプスの雪山に挑んでしまった作家が見たものは? 自然への深い感動を呼ぶ傑作紀行。
  • 薄荷草の恋

    薄荷草の恋

    小説・文芸
    3.7
    1巻550円 (税込)
    遠距離恋愛のひかると田口は、なかなか一緒に過ごせない。ひかるがハードな仕事の合間を縫って、久々に4日間休みが取れたと思ったら、すれ違い。会いたさが不満になって、「仕事、やめっ言うんじゃ! 」「何よっ! 」と喧嘩になるが……。表題作はじめ、男女の本質と恋愛の妙を温かく描いた8篇の恋愛小説集。
  • 男の城

    男の城

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    マイホームができてみると、設計図の書斎は子供部屋に化けていた。桐原は怒った。妻や義母から逃避する書斎こそ、夢にまで見た男の城ではないか。そしてやっと手に入れた書斎は廊下脇の貧相な部屋。それでも桐原の心のなかでは大書斎なのだ――。女臭ふんぷんたる当世マイホームの中で、けなげに生きる男たちを絶妙な語り口で描く傑作集。
  • ひどい感じ──父・井上光晴

    ひどい感じ──父・井上光晴

    小説・文芸
    3.8
    1巻550円 (税込)
    没後十数年たっても愛され続ける作家・井上光晴。その生涯は多くの謎に包まれていた。旅順生まれ、炭鉱での労働経験、それらはすべて嘘だった。何事もドラマチックに仕立てなければならない、「全身小説家」井上光晴の素顔とは? そして、ガン闘病の真実。小説家・井上荒野が父の魅力のすべてを書きあげる。
  • 空白の起点

    空白の起点

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    大阪出張の帰途にあった小梶鮎子は、真鶴の海岸付近で男が崖から突き落されるのを車中から目撃した。墜落死した男は目撃者の父親、小梶美智雄であったという驚くべき事実が後日判明する。鮎子はまったく偶然に父親の死を目撃したのか。被害者は多額の生命保険に加入していた。異常な死の背後を追及する本格推理。
  • ビッグボーイの生涯

    ビッグボーイの生涯

    小説・文芸
    3.9
    1巻550円 (税込)
    昇ほど「休戦の価値」「休戦の美学」を知った男は少なかったのではないでしょうか。彼は人生に四期ありとしましたが、大いに休んだおかげで、人生を四倍に生きたともいえます。そこには、「人生四倍、休戦の哲学」とでも呼ぶべきものがあったと思います(「あとがき」より)。 大きく休み、大きく生きた男の人生評伝。(講談社文庫)
  • 生き残りの条件 欧米対談旅行

    生き残りの条件 欧米対談旅行

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    世界的名士11人が語る不安の時代の生き方。世界的に活躍するビジネスマン、ジャ-ナリスト、学者、芸術家の成功の条件とは何か。各界の代表的人物が語る秘訣の数々。"不安の時代"の生き方を示唆する対談集。(講談社文庫)
  • あくび指南書

    あくび指南書

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ユーモアと諷刺たっぷりの痛快辛口エッセイ。身の回りには、なるほどこんなに言いたいことばかり。粗忽の使者、転失気、あくび指南……。落語にネタをとって、旧友、悪友、知己、家族、あたるをさいわい斬りまくる。
  • ビジネス・エリートの条件

    ビジネス・エリートの条件

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    世界経済、国際政治の動向がただちに国内企業に影響し、日に日に進む技術革新が、起業の体質を変えてゆく……。現在に繋がる国際化時代に突入した1970年代。不況、就職難にあえぐ世の中で、伝説の経営者達が考えた突破口とは? 今の難局を切り開く鍵は、ここにある!(講談社文庫)

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