ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧
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-看護師として働くレイチェルは、充実した生活を送っていた。やりがいのある仕事、頼もしい仲間たち、愛する家族。悩みといえば、ボーイフレンドがわがままで、つい振り回されてしまうことくらいだ。それを見て、上司のファン・トゥーレ教授が助言をくれた。「彼が望む女性になろうとせずに、そのままの君でいなさい」その言葉は胸にしみて、レイチェルはいつしか教授の存在を意識するようになった。今まで気づきもしなかったけれど、あの人はいつも私をやさしく見守ってくれた……。でも、なぜ?
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2.0ジョージーは人生を立て直しつつあった。悲しみを乗り越え、今では仕事にも希望が持てる。しかし、親しい知人の家へディナーに招かれたとき、ジョージーの身に大きな災難が振りかかった。客の中に、ジェッド・ロードがいたのだ。漆黒の髪と厳しい顔が、相変わらず謎めいた雰囲気を漂わせている。女性たちの目を釘付けにしながら、自らの離婚について平然と語りはじめたジェッドを見て、ジョージーはひどいパニックに陥った。彼女は半年前までジェッドの妻だったのだ!■18歳の誕生日に憧れの男性から突然プロポーズされたジョージー。しかしその結婚には悲しい秘密が隠されていました。ハーレクインのシリーズをまたいで絶大な人気を誇る作家キャロル・モーティマーが、壊れかけた愛の再生をドラマティックに描いた感動の名作です。
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-大都会シカゴで、ローリーは期待に胸を膨らませていた。もう、いい子は卒業。今日からわたしは自立した自由な女性になる。思いどおりにふるまい、欲しいものはなんでも手に入れるのだ。まずは人々を引きつけてやまない本『恋の綱渡り』に従い、セクシーな冒険をして、女性としての喜びを知りたい。だが、病弱な祖母を残してシカゴに出てきた理由はもうひとつある。十五歳で家を飛び出し、この町で暮らしているはずの双子の姉、ミッキーを捜し出して一緒に新しい生活を始めたい。なにがあっても、ふたつの夢をかなえよう。意を決してローリーは、まだ見ぬ家主の待つ部屋のドアを叩いた。
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-アイアン王を倒したあと、アッシュとの約束どおり冬の王国へ赴いたミーガンは、囚われの生活を送っていた。そんななか行われたのが、季節の移ろいとともに妖精界の支配権を移す儀式。1本の王(おう)笏(しやく)を夏と冬の王国間で引き渡すのだが、その夜、王を討たれたはずのアイアン族が宮廷に忍びこみ、ミーガンの目前で大切な王笏を奪い去る! 事情を知らない周囲は、怒りの矛先をミーガンに向け……。
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-アーデンは伯母とともにゲストハウスを営んでいる。世間のことに疎い伯母に代わり、実務を担当しているが、経営は苦しく、みすぼらしくなった建物を改装する資金さえない。ある日、アーデンが買い物から戻ると、新たな客が来ていた。J・スティーブンズと名乗る男性客は徒歩で到着し、何泊するかも告げず、体の具合が悪いのか部屋にこもっているという。そんな話を伯母から聞き、アーデンは不安を覚えた。夕方、部屋から出てこない例の客に夕食を運んでいったところ、アーデンはいきなりどなりつけられ、息をのんだ。「僕の部屋にこっそり忍び込むのはやめてくれ!」■『君に甘いつぐないを』でドラマティックなロマンスを流麗に描き、大好評を得たジェシカ・スティール。本作では謎めいたヒーローが登場し、勝ち気なヒロインのハートをわしづかみにしています。
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-派手な女性関係で有名な実業家、クィン・サリヴァンが逆恨みから父の会社を買収したうえ、妹との政略結婚を提案してきたと知り、キアラは彼のオフィスへ直談判に乗り込んだ――大切な妹を愛のない結婚の犠牲にするわけにはいかない……。どうにか妹との婚約破棄の約束を取りつけたものの、クィンの魅力に抗えず、キアラは彼の家で一夜を明かしてしまう。その翌朝、クィンは結婚相手は姉のほうに替えると部下に連絡していた。私をベッドに誘い込んだのは、復讐計画の一つだったのね?!怒りと絶望に打ちのめされ、キアラはクィンに宣言した。「結婚は受け入れても、あなたとベッドを共にするつもりはないわ」■復讐に燃えるヒーローの便宜上の花嫁となったヒロインは、やがて自分を愛してくれない夫への抑えきれない情熱に悩まされることになって……。人気作家アン・メイジャーのゴージャスでセクシーな渾身の一作! どうぞお楽しみください。
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3.0カリスはまたいやな夢を見て、目を覚ました。3年前に別れたザンダーと教会で結婚式を挙げる夢だ。なぜこんな夢を繰り返し見るのだろう。2人は会って早々に恋に落ち、一緒に暮らすほどだったのに、彼の裏切りを知ったカリスは、黙って逃げだしたのだ。ところが、その夢を見た日の午後、カリスの前にザンダーが現れた。彼女が仕事で抱える不動産物件の古い屋敷を見に来たという。ザンダーの目的は何? 彼にはどうしても会いたくない理由があるのに。カリスはずっと心に秘めてきたことが明かされそうで怖かった。それは彼が許すはずのない、2人の間の子供をめぐる悲しい秘密だった。
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3.0夫の死後、エマは看護師をしながらひとりで娘を育てていた。ある日、訪問先の老女の孫息子で、有名な大富豪ロッコ・ダンジェロに、3カ月間イタリアの屋敷に住み込んで、祖母を看てほしいと頼まれる――それも破格の報酬で。老女のたっての願いとあって引き受けたものの、あまりにもハンサムで魅惑的なロッコを前にし、よみがえるのは亡き夫の手ひどい裏切り。タブロイド紙で報じられていた恋人とは別れたと言うロッコに突然キスをされても、エマの警戒心は簡単に消えない。あれほど愛していた夫にさえ、私は愛されていなかった。プレイボーイの甘い言葉に、心を許してはいけないのに……。■イギリスの小さな村でひっそり暮らしていたヒロインは、愛を知らない億万長者に誘惑されたうえ、法外な給料と引き替えに一つ屋根の下で暮らすことに……。コバルトブルーの海が広がる美しいイタリアの町で花開く、ゴージャスな恋をお楽しみください。
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3.0「ラウル、会えてうれしいわ」ガブリエラは10数年ぶりに会ったラウルの手を握りしめた。でも再会がこんな日だなんて、とても悲しい。今日はガブリエラを親代わりになって育ててくれた、祖父の葬儀の日。幼いころから知るラウルとは、兄妹のように育ったけれど、事故で互いの両親を亡くして以来、今日まで会うことはなかった。抱擁を交わしながら、ガブリエラは彼の懐かしい香りに心を奪われた。今はただ、誰かにそばにいて抱きしめてもらいたい。けれど、それは今、私の腕の中にいるラウルではないはず。ガブリエラには、彼に惹かれてはならない理由があるのだから……。■兄妹のように育った幼なじみが12年の空白を経て再会。会えなかった日々を取り戻すかのように、2人の恋は燃えあがります……。パリ、ベネチア、スペインの古城へと巡る波瀾万丈のロマンスにご期待を!
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3.7明け方、突然の電話で起こされたイゾベルは、上司のタリクが事故に遭ったと知らされ、急いで病院に駆けつけた。彼はたくましい体を、狭いベッドに窮屈そうに横たえていた。イゾベルは傷ついた彼を抱き締め、慰めてあげたくなった。それは普段オフィスで接するタリクには抱いたことのない感情だった。彼女にとって、タリクは中東のプリンスで、しかも巨大企業の経営者。イゾベルは彼の有能な秘書として、そつなく仕事をこなすだけだった。ところが、その関係が急に危うくなりかけた……。1週間の安静を言い渡されたボスの面倒を、彼女が見ることになったのだ。男性として意識するようになった彼を、2人きりの小さなコテージで。■今月、S・ケンドリックが描くのは、人気のボス&秘書のロマンス。さらにそのボスが砂漠の国のシークだったら? 『砂漠に燃える恋』の関連作ともなっている本作を、ぜひお楽しみください。
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4.0美貌を武器に次々と恋人を作っては、容赦なく捨てる悪女。モデルのヘザーには、いつもそんな評判がつきまとっていた。それが深く傷ついた初恋のせいだと知っているのは、従姉だけだった。だが今回ヘザーに言い寄ってきたレイスは、いつもの相手とは違った。危険なまでの魅力をたたえ、彼女への熱い関心を隠さない。レイスはモデルの仕事にかこつけてヘザーをオフィスに呼び出し、愛人になることを条件に大きな契約の話さえ持ち出してきた。「僕はきみが欲しい。きみも僕を求めるようにさせてみせる」レイスの言葉の激しさに恐れをなし、ヘザーは家に逃げ帰ったが……。■ペニー・ジョーダンの追悼特集としてお贈りする未邦訳作品。今月は1984年の作品をお届けします。波乱に富んだストーリー展開に、作家の実力の高さが随所にうかがえる傑作です。次回は12月、彼女の遺作がついに刊行されます。ご期待ください。
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2.5著名な馬の繁殖家サリヴァンには怪盗としての顔があった。ある日盗みの現場を令嬢のイザベルに見られた彼は、悲鳴を抑えるためつい唇を奪ってしまい……感動の歴史ロマンス。
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5.0「遺言には、所領はマリア・エリザベスに与えるとあります」客の言葉を小耳に挟んだマリアは驚いた。伯母に引き取られて以来、召使い同然に扱われてきたが、実は自分は公爵の娘で、亡き母の所領をもらえるらしいのだ。マリアは伯母の家を飛び出し、馬を駆って所領を目指した。所領まであと少し。そう思ったとき、突然近づいてきた別の馬のせいで、彼女は鞍から振り落とされた。もうろうとしつつ目を開けると、放蕩貴族然とした男が立っている。一分一秒も惜しいのに、彼が漂わす魅力的な雰囲気に行く手を邪魔されることになりそうだ……。
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4.0ロンドンの病院で看護婦として働くフィリダは、両親と一緒に船旅に出る白血病の少女の付添役を務めることになった。無事出発したものの、途中で少女の病状が悪化し、フィリダは少女と一緒にマデイラ島で下船せざるを得なくなる。見知らぬ土地で重病の少女を抱え、途方に暮れるフィリダに、同じホテルに滞在する一人の医師が救いの手を差し伸べた。ピーテル・ファン・シッタート――大柄で端整な顔立ちのオランダ人だ。少女を診察すると、彼は病院に連絡して救急車を手配してくれた。なんて頼れる人。でも、明日以降はもう二度と会うこともないだろう。フィリダは複雑な気持ちを抱きながら病院に向かった。
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4.0ああ、今日もくたくただわ……。病院で住み込みの雑役係をしているクローディアは、苛酷な労働のため、ベッドに倒れ込む日々を送っていた。世話になっていた大おじが亡くなり、その家を相続した遠縁の男性に追い出されてしまったからだ。しばらくして、大おじの診察に訪れていた医師トマスが、彼女のもとを訪ねてくるようになる。何度か二人で食事したあと、彼は唐突にクローディアに結婚を申し込んだ。「結婚すればきみは自由を、ぼくはよき友人を手に入れられる」
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-亡き母が昔描いた風景画の裏側から、ゾーイは書類と写真を発見した。書類にはギリシアのタニア島にある別荘を母に贈ると記されているが、古い写真に写るハンサムな男性に心当たりはない。秘密を直感したゾーイは、謎を解き明かすために島を訪れる。紺碧の海を背景に立つ別荘は、母の描いた絵のとおりだった。ゾーイはそこで庭師らしい男性アンドレアスを見かけ、彼に不審の目を向けられながらも強く惹かれる。せっかくの滞在を目いっぱい楽しもうと、浜で泳ぎ、肌を焼いたあと、ゾーイはいつしかうたた寝をした。ふと目覚めると、知らないあいだに日焼け止めが塗られている。アンドレアスが、裸同然のわたしの体に触れたんだわ……。
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3.0社長令嬢のオードリーは、自分に自信がまったくない。だから不誠実な恋人に別れを告げたとたん相手が豹変し、“家柄しか取り柄のない退屈な女”と口汚く罵ってきたときも、ショックのあまり青ざめ、身を震わせるしかなかった。たしかに私は不器量だしつまらない女だけど、でも……。オードリーの前に一人の男が颯爽と現れたのは、そのときだ。容姿端麗で裕福そうな彼は、オードリーとの甘い関係を匂わせ、わめき立てる元恋人を見事なまでにやりこめてくれた。いったい、このセクシーな男性は誰? 本物の白馬の騎士?
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3.7挙式を目前にしながら、花嫁となるアイシャの心は晴れなかった。誰もがこの結婚を名門一族同士の政略結婚だと思っている──夫となるカルロでさえも。幼い頃からカルロに淡い憧れを抱いてきたアイシャは、不幸な事故で10年前に前妻を亡くした彼が突然求婚してきたとき、内心は複雑だった。彼はまだ前妻を忘れてはいないはず。きっと、この結婚は私にとってつらいものになるわ……。果たして、アイシャの予想は的中していた。カルロの取り巻き女性の1人から、みだらな密告があったのだ。
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3.5アラブのプリンス、シーク・ハッサンの苦悩は深かった。6年前に結婚したイギリス人の妻リオーナは、跡継ぎができないのを気に病んだ末、実家に帰ってしまった。さらに、それを知った隣国のシークが、自分の娘を後釜に据えようとリオーナの誘拐を企てているという。そんな折、妻が別の男にエスコートされスペインにいると聞き、ハッサンの怒りは爆発した。妻を守るのは夫の特権ではないか!彼は部下にリオーナを襲わせ、豪華ヨットに連れ込んだ――誰よりも先に、妻を誘拐するために。
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3.8おばの古い館を相続するため、マーシーはロンドンへやってきた。ロンドンの港湾地区はサクストン社が買収計画を進めており、高層フラット群の中でただ一軒残されたおばの邸宅と庭は、まるで時間が止まったかのような癒しの空間になっていた。開放された庭には近隣の人々が集い、いつしかマーシーは、みんなの人気者になっていく。だがそんな状況を、サクストン社の豪腕社長ランダルが見過ごすはずがなかった。買収の説得のためマーシーを訪ねた彼だったが、明るく純真な彼女に会うなり、すっかり魅せられてしまい……。
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3.5専属看護師として雇われた老男爵夫人の屋敷へ向かう途中、サファーの車はエンストを起こしてしまった。通りがかりの男性に助けられたものの、彼の言動は傲慢で腹立たしく、怒りを抑えてお礼を言うのが精いっぱいだった。ようやく屋敷に到着し、温かく迎えられたサファーは、心配していた男爵夫人に道中の出来事を語り始めた。再び怒りがこみあげてくるのを感じ、彼女は思わず声をあげた。「彼はまるで悪魔の王様のようでしたわ!」そう言い放ったとき、まさにその人物が現れた。驚いたことに、彼は雇い主の子息ファン・ドイレン男爵だったのだ。■古きよき時代の心温まるロマンスを描いて根強い人気のB・ニールズ。けなげで一生懸命なヒロインが、年上の謎めいた男性に翻弄される姿がいつも切なく胸に迫ります。秋のハイランド地方を舞台にした、看護師と男爵のシンデレラ・ストーリーです。
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4.0地元オクラホマでの親友の結婚式に出席したデビーは新婦の兄コール・ブラウンフィールドに会うなり、運命を感じた。あとを追うようにやってきたカリフォルニアで、運よくブラウンフィールド家に家政婦として雇われる。忙しい日々を送る敏腕刑事のコールをかいがいしく世話するものの、彼はデビーの思いを無視するような態度をとるばかりだ。ところがある夜、デビーが眠れずに庭のプールで泳いでいると事件現場から戻った、憔悴した様子のコールが近づいてきた。そして闇のなか、服を脱ぎ捨てるやいなや……。
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3.0“ただちに来てくれ。君の妹は助けを必要としている”修道院へ入る直前、敬虔な看護師のドミニクは、妹の嫁ぎ先であるイタリアのロマノス家から火急の知らせを受けた。美しく華やかで、陽気なあの子にいったいなにがあったの?サン・サビーナに到着し、船のタラップを降りた瞬間、高級車の脇に立ち、彼女を尊大に眺めまわしている男が目に入った。あの人が妹の夫の兄で、ロマノス家の家長ドン・プレシディオ……。このときドミニクはまだ知るよしもなかった。一生を神に捧げるという誓いが、プレシディオによって、根底から揺さぶられることになろうとは。■古典的で荘厳な雰囲気のロマンスを描くことを誰よりも得意とする往年の人気作家ウィンズピア。貴重な未邦訳作品の中でもひときわ印象的な、心を閉ざした大富豪と未来の修道女のロマンスです。
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3.3かつてキャシーはモデルとして華々しく活躍していた。だが今はジェイン・ヘンショーと名乗り、髪をひっつめて眼鏡をかけ、不動産会社で地道に働いている。ある日、彼女は経営に行きづまった雇い主から、次の仕事の面接をすぐ受けるように言われた。フランスのホテル経営者マルセル・ファルコンが、イギリスでの業務拡張のためにアシスタントを探しているという。一抹の不安を覚えながらタクシーを飛ばして面接会場に到着したとき、キャシーは凍りついた。あのマルセルが目の前にいる!破滅的な出来事のせいで10年前に別れを告げるしかなかった男性が。■イマージュの実力派ルーシー・ゴードンが描く、ファルコン家の5人の息子たちのロマンス。『波打ち際のシンデレラ』に続いてお届けする本作は、フランス生まれの次男マルセルの物語です。
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-チャステティは亡くなった婚約者との約束を果たすために、不動産会社を営む大富豪の男性、ゲイブを訪ねた。彼女はかつてゲイブの秘書を務め、密かな恋心を抱いていた。再会によって彼の魅力にふたたび惹かれてしまうが、それはゲイブも同じだった。しかし、ゲイブの弟だった亡き婚約者とのことで、ふたりのあいだには溝ができていた。わだかまりを消すためにと、ゲイブからリゾートへの旅に誘われ、チャステティは迷いながらも承知する。夜の浜辺でのキスは次第に激しさを増し、体が熱くなって……。■昨夏の急逝が惜しまれるサンドラ・ハイアットのオフィスものをお贈りします。秘書だったヒロインのある告白に愕然とするヒーローと、信じ難い現実を知って苦悩しながらも、情熱を抑えられないヒロインとの灼熱の恋――ご堪能ください!
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4.0いったいなんの用なの?もう過去はすべて忘れたというのに。3年前に夫を亡くしたシエナは、義兄が訪ねてきたことに驚いた。義母アヴリルが病気なので、孫娘のデイジーに会わせたいというのだ。亡き夫の兄で、大会社を経営する義兄のコナンは、以前からシエナを“浮気性で金遣いの荒い悪妻”と決めつけていた。一方シエナも、夫が助けを必要としているときに手をさしのべてくれなかったコナンに今も不信感を持っている。それなのになぜか、彼を前にすると心臓が早鐘を打ち始める。結局シエナはコナンに押しきられ、アヴリルのいる南仏の別荘でひと夏を過ごすことになるが……。
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3.5姉の結婚式でギリシアへ向かう途中ドバイに立ち寄ったティナは、ティールームで後ろの席から聞こえた声に身を固くした。まさかアリがここに?ああ、どうしよう!アリとは18歳のときに出会い、ひと目で恋に落ちたものの、彼は3カ月で私に飽きてギリシアへ帰っていった。初めての恋に破れて傷ついた私は、その後モデルのキャリアも捨て、ようやく今は平和な暮らしを手に入れたのだ。もう2度とアリのような男性に人生を狂わされたくない。ティナはそっと席を立つが、結局、数年ぶりに対面することになる――彼に決して知られてはならない大きな秘密を抱えたまま。■せつなすぎる再会の物語をエマ・ダーシーがギリシアを舞台に描きます。華やかな世界も存分にお楽しみください!
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3.0まさか、故郷を出ていったダリウスが戻っていたなんて。クロエは実家に戻ったその日に彼とでくわし、愕然とした。昔あこがれていた、准男爵家の次男ダリウス・メイナード。ある晩の舞踏会でクロエを誘惑しておきながら、翌朝には自分の兄の妻と駆け落ちしたという、心ない男性だ。でも、彼のことなんてもうどうでもいいわ。わたしは恋人のイアンと結婚するために帰ってきたのだから。ところがダリウスは何かとクロエにつきまとい、淡い恋心と、あの夜の甘美な記憶を呼び覚ました。一方、イアンの態度は煮えきらず、彼女の心は揺れ始める……。■ハーレクイン日本創刊の1年後、1980年に『幻のシャトオ』でデビューし、今なお年2作のペースで精力的に執筆しつづけているS・クレイヴン。常に新旧のファンを魅了している彼女が、これぞイギリス発のロマンスといえる雰囲気たっぷりの新作を書きました。
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3.0グレイスは休暇中のカフェで耳にした噂に夢中になった。連日タブロイド紙をにぎわす有名な実業家マルコが、この小さな町にある別荘にやってくるという。マルコは冷酷なプレイボーイで、次々に美女たちと浮き名を流している。その理由が、彼が孤児として愛を知らずに育ったことにあると知り、グレイスは心を決めた。彼に会いに行こう、と。そして、私の働くロンドンの慈善団体への寄付を頼むのだ。意外にもマルコはグレイスの話を聞いてくれ、翌日、もう一度じっくり話をしたいと言ってくれた。有頂天のグレイスは気づかなかった。マルコに思惑があることに。
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-フランセスカは母亡きあと、祖父の屋敷に引きとられ、独身の伯母ともども3人で暮らしていた。伯母は未婚で出産したフランセスカの母をことあるごとになじり、フランセスカを忌み嫌って折檻しつづけた。黙ってその苦しみに耐え、幸せになることなどあきらめていたが、ある日、彼女はマーカスと名乗る青年と出会い、恋に落ちる。甘い口づけ、熱い抱擁――初めて知る、生きる喜び。しかし残酷にも、彼とその仲間たちに笑い物にされていたと知り、フランセスカの一途な思いは粉々に砕かれた。9年後、マーカスと再会したときも苦い思いは残っていて……。■皮肉な運命のめぐりあわせで再会したフランセスカとマーカス。そんなとき伯母が亡くなり、彼女が路頭に迷うと知ったマーカスはある申し出をします。誤解から生まれる愛と感動の物語です。
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3.3ブラックストーン伯爵ドミニク・ヴォーンは、最近賭で手に入れたばかりの賭博クラブに顔を出して目を疑った。雇った覚えのない仮面の歌姫が舞台で甘い歌声を響かせていたのだ。女などトラブルの元になるだけだと心得ているドミニクは、彼女を追い出すつもりで控え室を訪れた。そこにいたのは息をのむほど美しい、金髪の可憐な乙女。しかもその洗練された所作はあきらかに良家の子女のものだ。取り巻く男たちの好色な視線にも気づかずに、危険に身をさらしている彼女をなぜか放っておけず、ドミニクは忠告を与えた。無防備な唇を口づけで封じて。■父親の急逝により、突如現れた後見人に“誰かひとりと結婚する”という言語道断な申し出をされた伯爵家の3姉妹。次女カロラインは家を飛び出しますが……。3姉妹の情熱的な恋の幕開けです。
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4.0長年ロマンスに縁がないジェットは、ついに心を決めた。不本意ながらも、自分の勤める会社が開発した結婚仲介プログラムを利用することにしたのだ。選ばれた理想の男性とブラインドデートをする段となり、カリブのリゾートに赴いたが、そこへ現れた相手は……。
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-伯爵家のカントリーハウスに招かれた、令嬢のトゥルーディ。この国でもっとも人気のある独身男性、バスティアン・ウィルソンも滞在中と知り、彼女の心は弾んだ。そんな彼からいきなり途方もない賭けの話を持ちかけられ、トゥルーディの頬は真っ赤になった。
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-かつて有名なプレイボーイだったクリストファーは、車の事故で片目が見えなくなり、ハンサムだった顔にも深い傷を負った。今までの人生を虚しく思い、将来を考えるようになった矢先、とあるレストランでデラ・ラースンという可愛いブロンド女性に声をかけられ……。
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2.0海賊として生きてきたオスマン帝国の第二王子ダリクと、捕虜になった英国令嬢ウィローの情熱的な愛のゆくえとは。エーゲ海とハーレムを舞台に描かれる波瀾万丈の千一夜物語!
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-ターニャとレイフが結婚して、もうすぐ2年。燃えさかる情熱で結ばれたはずなのに、ターニャの不満はつのる一方だった。レイフが妻に求めているのは、ベッドで果たす役割だけ。心を開いて語り合ったことは一度もない。わたしは彼にとって、ただの所有物なんだわ。レイフへの思いに変わりはないけれど、このまま人形みたいに生きていくのはいやよ!真実の愛を求めて、ターニャはついに立ち上がった。●本書は、1993年2月に小社より刊行された作品を文庫化したものです。
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-事業に成功し富豪となったジェイクは、ある日、病院から連絡を受ける。元恋人のタリアが事故に遭い、緊急連絡先に彼の名前があったという。急行して救急救命室に通されたとき、彼は茫然とした。タリアは記憶をなくしていたうえに、幼い息子を連れていたのだ。
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-グレイスは1週間の調査予定で、貴重な古文書が発見された孤島の城に来た。城の主はアレッサンドロ・ヴォルタ。10年前の悲惨な事故で負傷して以来、先祖代々の古城に隠棲してきた伯爵だ。彼はグレイスの姿を目にするなり激怒して言い放った。「今すぐ出ていけ!」
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-イギリスで看護師として働くラヴィニアの夢は、両親亡きあと伯母に引き取られた妹と、また一緒に暮らすことだ。自分たち姉妹につらく当たる伯母と早く縁を切りたい。そのためラヴィニアは思いきって、好条件で働けるオランダに渡った。落ち着きしだい妹を呼び寄せよう。勤務先の病院には、病理学の権威テル・バフィンク教授がいた。その端整な容貌と温かい人柄で、看護師たちの憧れの的だ。ある日、教授に食事に誘われて、ラヴィニアは有頂天になる。彼みたいな男性に相談にのってもらえたら、どんなにいいかしら……。そんな思いが別の感情に変わるのに時間はかからなかった。★オランダのアムステルダムを舞台に、看護師のラヴィニアと医師のテル・バフィンク教授の大人のロマンスが展開されます。
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2.0幼いころ父が破産、自殺し、孤児となったダイナは、裕福な未亡人ベラに引き取られ、何不自由なく育てられた。美しく成長した今、上流社会にふさわしい結婚をしようとしている。相手は上院議員の息子で、ルックスも家柄も申し分ない。だがダイナが結婚を承諾したのは、養母の恩に報いるため。彼女はまだ、燃えるような激しい恋を知らなかった。そんなある日、ダイナはイタリア人ホテル経営者のラフと出会う。年上で傲慢な彼は、自信たっぷりにダイナをデートに誘い、すっぽかされると今度は彼女の屋敷に忍び込んでくる強引さだ。婚約者にはない熱い何かをラフに感じ、ダイナの心は揺れ始める。■ふたたび大きな注目を集めている往年の人気作家V・ウィンズピア。80年代の初期の作品には、いまも色褪せぬ珠玉のロマンスが数多くあり、HQセレクトからのリバイバル刊行は大好評を頂いています。
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3.7アテネ郊外で継父と継妹と暮らすクレアは、継父の決めた裕福な好青年との結婚を4カ月後に控えている。内気な自分にぴったりの相手だと思いつつ、彼女は迷っていた。ある日、継妹がヨットクラブで出会った男性ベンを家に連れてきた。クレアと違って奔放な継妹にお似合いの自信満々のプレイボーイだ。ベンはクレアを無遠慮に観察し、いきなり手を取ってキスをした。そのとたん、クレアは激しく震えた。いったいなぜなの?初めて経験する熱いざわめき。拒もうとしても拒めない。「君はお父さんの決めた人と結婚することなどできない」彼の言葉は、今まで平穏だったクレアの人生を根底から揺さぶった。■往年の名作家シャーロット・ラムの貴重な未邦訳作品をお届けします。初めて知る恋に戸惑うクレアと、迷う隙を与えまいとするかのように次々と誘惑をしかけるベン。二人が繰り広げる熱い攻防……はたして勝者は? 最後までハラハラドキドキが止まりません!
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3.0イギリスで高校の歴史教師をしていたサラは、同僚だった恋人を新任の女性教師に奪われ、失意の底にいた。これまでの人生、安定を求めて近道ばかり選んできたけれど、結局はこの有様……。サラは心機一転、ローマに職を見つける。出発前、サラを案じる曾祖父は、元医師らしくこう言った。“処方薬はロマンス。黒い瞳のイタリア人の恋人と楽しむこと”笑い飛ばしたサラだったが、すぐに出会いは訪れた。近郊の村で知り合った、目もくらむほど素敵な伯爵、マッテオ。情熱的に見つめられ、吸い寄せられるように身を寄せ――なんてこと、この私が出会ったばかりの人とキスするなんて!■サラのローマ行きのもう一つの目的は、年老いた曾祖父の昔の恋人“ルチア”の消息を知ることでした。そのための小旅行が、傷心の彼女の運命を変え……。遠き日のロマンスと現在進行形のロマンスが重層的に描かれた、心揺さぶる秀作をお楽しみください。
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3.3グウェンはサンアントニオ警察に入ったばかり。直属の上司はリック・マルケス――長い黒髪が魅力的な、オリーブ色の肌の男性だ。不器用なうえに極度の近眼のグウェンは、ある日、事件現場でとんでもない失態を演じてしまう。リックから厳しい叱責の言葉を浴びせかけられ、初めて会ったときから彼に惹かれていたグウェンは落胆した。信じられないほどハンサムなのに、リックは今までどんな女性とも真剣な関係になったことがないという。重い秘密を抱えているわたしなんかが相手にされるのは夢物語……。■ダイアナ・パーマーのライフワークとも言える〈テキサスの恋〉の最新作をお届けします。これまで数々の作品で印象的な役割を果たしてきたリックがヒーローとして登場します。お見逃しなく。
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3.0大手リゾート開発会社のPRを担当するリリーは難題に直面していた。社長であるゲージ・フォレスターの妹に不倫報道が出たのだ。仕事を請け負って4カ月、会社のPRは順調に成果を上げているが、とくに女性の側のスキャンダルは振り払うのがむずかしい。リリーが頭をかかえていると、ゲージは驚くべき提案をした。妹からマスコミの目をそらすため、自分が結婚を発表するというのだ。確かに彼は日ごろゴシップ紙を賑わせているプレイボーイの富豪。結婚がトップ記事になることは確実だが、彼に恋人はいないはず……。いぶかしげにゲージを見やると、青い瞳がひたとリリーをとらえていた。彼の端整な顔にゆっくりと笑みが浮かんだ。「僕と結婚してほしい」■愛や結婚を信じられず、他人と深くかかわるのを避けてきたゲージとリリー。“婚前旅行”で訪れた南の島で、似た者同士のふたりの距離は急速に縮まるものの……。期待の新人作家が描く、切なくも甘い、濃密なロマンスをどうぞご堪能ください。
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4.0床にはいつくばって銀行のオフィスを掃除していたサラは、不意に聞こえてきた男性の声に凍りついた。この声は……ラウル! 間違いない。二人は5年前、海外のボランティア活動で知り合った。ラウルは帰国する際、永遠の約束を求めるサラに冷ややかに告げた。「ぼくの人生設計の中に、きみは存在しない」あれから彼は野望を次々と実現し、今や銀行のオーナーだという。一方、サラは清掃員となり、ぎりぎりの生活を送っていた。でも、どんなにみじめで逃げたくても、再会したからには言わなければ。ラウルとわたしには、4歳になるかわいい息子オリヴァーがいることを。
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3.8レクシーはその事故のテレビ映像に衝撃を受けた。高速のボートレースで先頭の船が宙に舞った。別居中の夫のボートだ!フランコ。彼には2週間前、離婚手続きの書類を送ったばかりだった。彼の父親に重傷の息子を見舞ってくれと懇願され、レクシーはすぐさまイタリアの病院へと向かった。フランコは医療機器につながれながらも彼女との話し合いを望んでいた。結婚が破綻したのは彼のせいなのに、どうして今さら?誰が最初にものにするか賭けをして、わたしに近づいてきておきながら。携帯電話に送られてきた、仲間と笑う彼の写真は今でもおぼえている。そして親友の妹とベッドに入っている、肌もあらわなもう1枚の写真も。■シリーズを代表する人気作家、M・リードがイタリア人ヒーローと、10代で彼の妻になったヒロインの、ドラマチックなロマンスを書きました。二転三転する予測できない展開を一気にお楽しみください。
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4.0まさか彼が会社の重要な取引先の社長だとは思わなかった。彼の名はセバスチャン。豪壮な邸宅に住む、騎士を先祖に持つ貴族。ファッション業界で成功を夢見るジェシカは、セビリアにやってきた。注文服を作る最高の素材が見つかったと喜んだのも束の間、その布地を作る工場の経営者がセバスチャンだったとは……。彼とは仕事で会う前、従妹が彼の弟と起こした恋の不始末を巡って、さんざん激しい言葉の応酬をしあったばかりだった。彼は、話をするために屋敷を訪れたジェシカを従妹と思い込み、大事な弟を金目当てに誘惑した性悪女と、一方的にののしった。商談の席でもなお侮辱を続ける彼の頬を、ジェシカは思わずぶっていた!■追悼特集としてお贈りしているペニー・ジョーダンの新刊。今月と来月は未邦訳作品をお届けします。数々の長編小説を書き、多くの読者を魅了した、彼女の確かな実力をうかがわせる作品ばかりです。
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-“セルゲイ・コロドフ。コロドフ・エンタープライズCEO”ハナは渡された名刺を見て、思わず目をみはった。彼はモスクワの赤の広場で、すりに遭ったところを助けてくれた男性。でもまさか、泊まるように言ってくれたこのホテルのオーナーだなんて。ハナは案内された豪華なスイートルームを見まわした。セルゲイはさらに、今夜、ディナーをともにしたいという。ニューヨーク郊外の小さな町からやってきた旅行者に、彼のような大富豪が興味を持つはずがない……。そう思いつつも、レストランで、キャンドルの明かりを浴びた彼の美しい顔立ちを前に、ハナはそのまなざしに潜む、冷たい孤独の影が気になりはじめていた。
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4.0亡き父の遺言状はマリアにとってあまりに衝撃的なものだった。父ともほかの姉妹とも血のつながりはなく、それぞれの複雑な生い立ちが明らかになったのだ。マリアは動揺しつつも、過去と向き合う決意をする。実の母が何者かに殺されていたなんて──マリアは故郷に戻り、地元の刑事ボディの協力を仰いで母の軌跡をたどった。次々と現れる真実にマリアが打ちのめされるたび、ボディは彼女を励まし、ときには情熱的に癒やした。だが、2人の間に強い絆が生まれかけたとき、運命はまたもマリアに残酷な試練を与えようとしていた……。
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-故郷テキサスに戻ってきたキャサリンは、亡き父の牧場がすっかり様変わりしていることに驚いた。牧場監督のルールが我が物顔で采配を振り、競走馬の飼育まで手がけている。長く牧場を離れていたとはいえ、オーナーの私には報告すら来ていない。怒りが頭をもたげる一方、ほろ苦い思い出が胸によみがえった。ルール――彼はいつだって特別な存在だった。今も忘れられない17歳のあの日、彼に抱かれたまま、時間が止まればいいと思っていた……。■ファン待望、リンダ・ハワードの1984年の名作をお届けします。強引な初恋の男性との再会物語です。
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4.5アムンは体内に取り込まれた無数の魔物の声に正気を失いかけていた。他人の“秘密”をのぞく力を持つ彼は数週間前、仲間を助けるために地獄に赴き、邪悪な思考を取り込みすぎたのだ。その重荷を仲間に背負わせぬよう、彼は固く口を閉ざして一人苦痛に耐え続けている。ところがそこへ、謎めいた金髪の女が現れたとたん、悪しき声が静まり返った。アムンは安らぎを与えてくれた彼女に強い結びつきを感じるが、彼女の頭から飛び込んできた秘密に恐怖をおぼえる。そんなことがありうるだろうか?彼女がかつて仲間を殺した敵だとは。
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3.0ウェディング・プランナーのレイチェルは、親友の結婚式に参列した。ネイトという魅力的な男性も列席すると聞いていたが、いくら大富豪、ラテン系、弁護士などと並べ立てられても、恋愛の苦手な彼女は興味が持てなかった――彼を一目見るまでは。ネイトの情熱的な視線にほだされそうになる自分を叱りつけ、レイチェルは努めて関心のないそぶりを続けた。ボールルームで盛り上がる人波をかき分け、彼が近づいてきて言った。「一緒に踊ってくれるかい?」きっぱり断ろうとレイチェルが顔を上げると、彼は隣にいた別の女性を連れて、ダンスフロアへ消えていった。
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-デーナは若き上院議員。彼女が次の選挙にも出馬するのか、最近、町はこの話題で持ちきりだ。今も同窓会の会場で、デーナは人々の好奇の目にさらされていた。誰もが彼女を遠巻きにするなか、まっすぐ近づいてくる人影に、デーナは目を奪われた。サム・レミントン。愛につたなかった少年の日の面影は消え、時を経た今、彼は危険な香り漂う大人の男となって戻ってきた。そして、挑むような目をして、手を差し伸べている。デーナはその手に手を重ね、ゆっくりとダンスフロアに踏み出した。私は彼と話す機会を十五年間待っていたのだ……。■ネイトの共同経営者サムが主人公。苦く切ない恋のゆくえを、ベストセラー作家スーザン・クロスビーが描きます。
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-ヒンドレ村のビアトリス・ブラウニングは二十六歳。獣医の父を手伝いながら、のどかで単調な毎日を送っていた。ある日、突然その平穏が破られた。父が心臓発作を起こしたのだ。幸い近くにいたオリバー・ラティマー医師のおかげで、一命はとりとめた。そして数日後、臨時に父の代理を務めるため青年獣医コリンが現れ、たちまちビアトリスは彼と恋に落ちた。だが、明るい魅力的な外見の裏にコリンは全く別の面を隠していた。ショックを受けたビアトリスを支えてくれたのはまたもオリバー。彼女の感謝はいつしか愛に変わったけれど、オリバーの心は……。■“ドクターとの恋物語”――正義感にあふれた知的なお医者さまは、まさに女性の憧れ。そんなドクターに恋をしてしまったら?
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-夜の救急センターには、素早い処置を必要とする患者が運ばれてくる。てきぱきと冷静に対処するルイーズ・ペインに皆は一目置いていた。夜間勤務の婦長という普通の人とは昼夜逆の生活をしているのも、彼女には妹二人と弟一人を扶養する義務があるからだ。父を追うようにして母が亡くなってから、もう二年になる。黒髪に整った顔は人目を引くが、ルイーズ自身は気づいてもいない。以前は若い医師たちが頻繁にデートに誘ったけれど、妹弟の存在を知ると彼らの熱はたちまちさめていった。それがある日、長年にわたって尊敬してきた一人の顧問医師が、ルイーズより先に妹や弟の心をすっかりつかんでしまった。■“ドクターとの恋物語”―正義感にあふれた知的なお医者さまは、まさに女性の憧れ。そんなドクターに恋をしてしまったら?
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3.0メルの父親と継母が軽飛行機の墜落事故で世を去ったとき、十九歳の彼女には三人の弟と、多大の借金が遺された。葬儀から三週間後、悩み多いメルを一人の男性が訪ねてくる。継母マーゴットの弟で、海運・造船業を営むエティエンヌだ。マーゴットの贅沢によって家の負債が増えたこともあり、メルは彼にさえも恨みの気持ちを向けてきた。エティエンヌが言うには、このままではすべてを失ったうえ、弟たちを里子に出すしかなくなるという。不安におののくメルに、数日後、彼は信じられない提案をした。「ぼくときみが結婚すればいいと思う」
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5.0アラブの王国で王族子弟の養育係をするリアは窮地に陥っていた。王室専用機のパイロットであるリアの兄と、国王の愛娘サミーラ王女が駆け落ちしたというのだ。しかも明日は王女の結婚式。この婚礼は国の命運を左右するほど、政治的な意味をもっている。ああ、私はどうすればいいの?国王の逆鱗に触れたリアは国外退去を命じられたが、出国直前、何者かに連れ去られ、砂漠の要塞に囚われてしまった。驚いたことに、王女の婚約者のシーク・シャリフが出迎えると、傲然と彼女に告げた。「君は人質だ。私のベッドを暖めてもらう」
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4.010歳で養父母を亡くし、裕福な義理の祖父のもとで育ったクレア。ろくに学校にも行かせてもらえず、こき使われる日々だったが、その祖父がついに先日、闘病の末に亡くなる。そして弁護士が遺言を読み上げたとき、クレアは愕然とした。長年祖父に尽くした使用人の老夫婦には何一つ遺されていないが、クレアには、いとこの誰かと結婚すれば全財産が譲られるという。大好きな夫妻を路頭に迷わせないためには、遺産を継がなくちゃ……悩んだ末クレアは、いとこの1人デインに思いきって求婚した。かつて密かに憧れていた、今や財閥トップで遠い存在となった彼に。
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2.0レイチェルは暴漢に襲われかけたところをたくましい男性に助けられた。夜道で顔も見えないというのに、その男性の発する危険な香りは暴漢以上だ。困惑するレイチェルを残し、彼は名乗りもせずに立ち去った。翌日、その男性がカレン・ローガンだとわかって、レイチェルは愕然とする。嘘でしょう?あの札つきのならず者が、なぜ私を助けたの?この町に彼を温かく歓迎する者は一人もいないはず。そう、十五年前、謎の死をとげたカレンの父親をのぞいては……。
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4.0ジャスティンは富も地位も権力も手に入れ、人生の絶頂期にいた。だがなぜか心だけは満たされず、妙な違和感をぬぐえないのだ。サラは今ごろ、どこでどうしているだろうか?2年前、ジャスティンは恋人のサラを冷酷に傷つけたうえ、彼の子供を身ごもったと知るや追い払ったのだった。そんなある日、ジャスティンが乗っていた車が事故を起こす。彼は一命を取りとめたが、大切なサラとの記憶をなくしていた。まるで別人に生まれ変わったように変貌したジャスティンは、運命に導かれるまま、サラが暮らす村ヘイブンへと旅立った。
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4.5個人の患者に付き添う派遣看護師として働くイゾベルは、壮大な屋敷で、緊張しながら雇い主を待っていた。現れたドクター・トーマス・ウィンターはハンサムだったが、イゾベルをひと目見て顔をしかめ、若すぎて不適格だと決めつけた。トーマスとともにストックホルムを経てポーランドへ渡り、彼が幼いころ世話になった養育係(ナニー)を引き取りに行くのだが、脚が悪く気むずかしい老婦人を、彼女には扱えないと言うのだ。イゾベルはくじけそうな心を奮い立たせ、大丈夫です、と請け合った。このときは想像もしなかった。まさかトーマスに恋をするなんて。そして、美貌の婚約者がいる彼は、決して振り向いてくれないことも。■穏やかな作風で読者の心を潤すベティ・ニールズ。謎めいた年上の男性に翻弄されるようにヨーロッパ各地を転々とし、一生懸命期待に応えようとしているうち、いつしか心は彼にとらわれていて――そんなヒロインのいたいけな心が甘酸っぱい、至極の初恋物語です。
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3.0ケイトリンは土地を手放すかどうかの瀬戸際にあった。頼みの綱は、知り合った老シークが息子同然にかわいがっている大富豪からの資金援助だ。ところが現れたのは、かつての恋人ルークだった。6年前、妊娠を告げようとしていたケイトリンの前から、突然姿を消したルーク。彼がシークの息子も同然ですって?動揺する彼女を、高級スーツに身を包んだルークは冷ややかに見た。捨てられたのはケイトリンのはずなのに、彼はひどく怒っている。「きみとぼくとはもうなんの関係もない!」そう言っておきながら、ルークは激しいキスをしてきて……。■愛し合いながらも実ることのなかった恋。6年後、狂おしき再会を果たした2人は、互いに隠されていた真実を知り、驚愕します。人気作家アン・メイジャーが描く激情の世界をお楽しみください。本作は、『アマルフィの花嫁』の関連作です。
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-きらびやかな宮殿の中庭に腰掛けたイブは、新しい仕事の申し出を受けてためらっていた。つい最近までアメリカから出たこともなかった自分に、地中海に浮かぶ小国の王室の厩舎マネージャーが務まるだろうか。だが、心配なのは責任の重さや王室のしきたりだけではない。彼女の雇主――ステファン王子の存在だ。指図するのが当然のような、尊大な振る舞いに苛立ちながらも、イブは力と知性を兼ね備えた王子に惹かれずにはいられなかった。そして売り言葉に買い言葉で仕事を引き受けたとき、ようやく気づいた。島に囚われた今、彼の魅力から逃れる術はないのだと。■仕事はうまくやりたい半面、ステファンとは距離を置きたいイブ。ところが事はそううまく運ばず……。人気作家リアン・バンクスの描く、情熱的な王子の誘惑をご堪能ください。
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4.0私の初めての恋人、ランツォが来ているなんて……。ジーナはパーティ会場で彼と再会し、身を震わせた。10年前の夏、2人は森の奥で木漏れ日を浴びながら愛を交わした。だが数週間後、彼は一方的に別れを告げてイタリアへ帰った。当時の苦悩と悲しみがよみがえるなか、今や大物実業家となった彼から思いがけない提案を受ける。「半年間、僕の秘書になってほしい。高給を約束しよう」失業中の身にもかかわらず、ジーナは迷った。ランツォのもとで働いたら、私はきっとまた傷つけられる。いまだに彼に抱かれたくてたまらないのだから。
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4.0交通事故で顔に激しい損傷を受けたジャッキーが望んだのは顔面を復元する手術ではなく、別人に生まれ変わること。整形手術で新しい顔を手に入れた彼女は過去の弱い自分を捨てた。ブルック・アダムソン。それがいまの彼女の名前だ。夫に奪われた息子との再会を果たすためには強くならなければ!大企業のトップで仕事人間の夫レイフとの結婚はつらい思い出ばかり。何がいけなかったの?どこを間違えたのだろう?そこにあると思っていた愛は最初からなかったのかもしれない。でも、どんなことをしてでも息子に会いたい。たとえレイフにどう思われ、どれほど邪魔をされようとも。■ハーレクイン・ロマンスのベテラン作家キャロル・モーティマーが描く、運命的な再会と愛の再生の物語です。はらはらする展開も存分にお楽しみください。
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3.0最初は、夢を見ているのかと思った。サウスベリー病院に職を得たサラは、理想と希望に燃えていた。資格を取って念願の職業につけたのがうれしくて、病院を見てまわっていたら、一人の男性に出会ったのだ。なんて美しいブルーの瞳の持ち主かしら。強烈な魅力に全身が震え、ただ見つめることしかできず、彼が近づいてくるだけで天にも舞いあがりそうな気持ちになる。これがひと目惚れというもの? 絶対に話しかけなくては。今すぐに!サラはとっておきの笑顔で男性の前に立ちはだかった。それが運命の仕掛けた罠とも知らずに。■7/5刊でお届けした『甘美な賭け』の関連作です。生まれて初めて愛し、純潔を捧げたジェイミーに、生涯忘れられない女性がいると知ったサラ……。このせつない恋のゆくえは?
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3.0ソフィーは親友のジャスパーに頼まれ、恋人のふりをして、彼の父親である伯爵の誕生日パーティーに出ることになる。同性愛者のジャスパーが、それを隠すため、一芝居打とうというのだ。彼の城に着き、兄のキットを紹介されたソフィーははっとした。城に来るまでの列車の中で見かけ、ひと目で惹かれた男性だわ。そのキットの前でジャスパーの恋人を演じるとは、なんて皮肉なの。一方のキットはソフィーに疑念の目を向け続けていた。列車の中でも派手な格好で人目を引いていた彼女は、どう見ても弟の爵位目当ての女性だ。誘惑をしかけてみれば、その正体がわかるかもしれない……。■今月と来月の2回にわたってお贈りする〈秘密だらけの恋〉。由緒ある伯爵家を舞台にしたラブストーリーをインディア・グレイが描きます。豪華な雰囲気もお楽しみください。
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-5年前、冷酷な兄に、結婚を誓ったジェラードとの恋を引き裂かれて以来、アメリアは断ち切れぬ彼への想いを胸に秘め、生きてきた。ある日、友人の屋敷で開かれたパーティで今は伯爵となったジェラードに思いがけず再会する。アメリアのもとを去ったのち、戦地スペインで結婚した彼は、妻を亡くして途方に暮れ、幼い娘を連れてイギリスに帰国したのだった。娘がアメリアになついたのを喜んだ伯爵に、やがて彼女は求婚される。自分の良き伴侶、娘の良き母親になってほしい、と。愛の言葉はひと言もない――これが、待ち焦がれた彼からの求婚なの?絶望を押し隠し、アメリアは求婚を受け入れたが……。■「王子様を夢見て」、「身分違いの花嫁」で友人たちの恋の成就に奮闘したアメリア。5年ぶりにかつて愛した男性と再会し、やっと幸せをつかめると思いきや、2人の前に予期せぬ試練と黒い企みが立ちはだかります。
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-ルークが経営する牧場の隣に、非行少年のためのサマーキャンプが開設された。少年たちの悪行に悩まされるようになり、ルークはキャンプの責任者、ベリンダに苦情を申し入れに行く。美人だけれど高慢そうなベリンダに反感を持っていたルークだが、子供たちに対する彼女の熱い思いに心動かされ……。
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4.0秘書のジェンマは上司の客に会ったとたん、ひと目で激しく惹かれた。ギリシアの大富豪、レオン・ステファナーデス――噂によれば身勝手なプレイボーイだ。彼はすぐさまジェンマの心を読みとり、誘惑しようとする。「条件も約束もなしにつき合って、友好的に別れよう」そうささやいてジェンマを抱き寄せ、唇を重ねてきた。なんて厚かましい! 平手打ちをしてやるわ。そう思ったのに抵抗できず、されるがままになってしまった。
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4.0八年前、キャリーはサンタンデール公国の君主リュクに恋をし、一夜をともにしたものの、翌日にはつらい別れを経験した。彼の名づけ親である伯爵夫人に、仲を引き裂かれたのだ。経済ジャーナリストとして成功した今も、心の傷は消えていない。ところが、伯爵夫人の孫でリュクのお妃候補だったマリアが、キャリーの弟と電撃結婚をすることになり、その報告のために城を訪れなくてはならなくなった。つらい気持ちでリュクと再会し、事の次第を伝えるが、大公殿下の答えにキャリーは言葉を失った。「マリアがぼくと結婚しないなら、きみに結婚してもらおう」
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-キャットは亡き大伯母から受け継いだ宿を切り盛りしている。経営は決して楽とは言えないが、好きな仕事だから自分の人生に満足していた。愛する相手がいないことを除いては。ある日、宿泊客としてダニエル・ウエストという男性が現れた。いろいろな地方を取材して記事を書くのを仕事にしているという。ブルーの瞳がすてきな背の高い男性に、キャットは運命を感じた。本物の愛が訪れるのをずっと待っていたけれど、ダニエルがその相手かもしれない。キャットはうきうきしたが、ほどなく衝撃的な事実を知って、甘い夢は打ち砕かれた。わたしはとんでもない人に胸を焦がしてしまったんだわ!
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-アンドリアはリムジンの後部座席で大きく一つ息をした。彼女が代表を務める団体への寄付金を受け取るため、〈テキサス・キャトルマンズ・クラブ〉の舞踏会へやってきた。この寄付の背後にはキース・オーウェンズがいるとわかっていたものの、断れる話ではない。キースはクラブの中心人物で、かつて彼女の恋人だった。プロポーズを待ち望んでいた学生のアンドリアに向かって、あろうことかキースはビジネスのパートナーになれと言ったのだ。以来彼とは口もきかずに過ごしてきたのに、なぜ今ごろ?そんな思いを振り払うようにリムジンを降りた彼女の前に、よりいっそう魅力を増したキースが立っていた。
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3.0パーティのあいだじゅう、ナターシャはけらけらと笑い続けている。飲み慣れないシャンパンのせいとわかってはいても、夢心地だった。今日突然フィアンセから婚約解消を言い渡された彼女には、絶望の涙に暮れる心の置き場がわからないのだ。そんなナターシャを、ぞくぞくするような視線で見つめる男がいた。敏腕経営者でプレイボーイと名高い、ジョー・ファラル。ナターシャは、思いきりうっとりと微笑を投げかけた。やがて二人はそっと会場を抜け出し、郊外へ車を走らせていた。いつもの内気な娘は消え、大胆で情熱的な女がそこにいた。これもみんなシャンパンのおかげ……夢なら一夜だけでも覚めないで。■HQイマージュでは、7月より往年の名作家C・ラムの未邦訳作品を続々刊行していく予定です。それに伴い、HQセレクトでは貴重な過去の作品を併せてお贈りします。時を経てなお色褪せない初期の名作『夢一夜』をお楽しみください。
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-「きみと愛を交わしたい」久しぶりに再会したフォーチュン家の御曹子ダラスがいきなり発したぶしつけな言葉に、マギーは驚愕した。亡くなった奥さんに今も思いを寄せているという彼がどうして?マギーは職を失い、行き場がなくなったため、ダラスの経営する牧場で働く両親のもとに身を寄せていた。きっと彼はわたしのことを、妻を忘れるためのつかのまの情事の相手と考えているのだ。ひどい侮辱だわ! 怒りにうち震えながら抗議しようと口を開いた瞬間、今度は唇を奪われた。■品行方正な紳士と評判のダラスが態度を豹変させた真意は? 大人の駆け引きが楽しめます。
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-CIAの機密情報局〈アリエス〉のエージェント補佐ケリーは、局長のハッチに呼び出された。行方不明になったエージェントの捜索を命じられたのだ。この任務に成功すれば正式なエージェントに昇格できる。彼女にとって、これ以上のチャンスはない。だが、ただ一つ問題があった。イーサンと組んでカップルを装い、社交界のパーティに潜入しなければならないのだ。彼はずっと憧れてきた男性。しかも地味で経験不足の私が社交界だなんて。躊躇しているケリーに、イーサンの容赦ない言葉が飛んだ。「一日二十四時間の訓練が必要だ。だから一緒に住んでもらう」■機密情報局〈アリエス〉の敏腕エージェントたちが次々と巻きこまれていく巨大な陰謀とは……。
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-クリオは今夜のパーティにやってくるジョシュを待っていた。たくましくハンサムな彼は町の女性みんなのあこがれの的で、名家の美しい令嬢クリオも、その例外ではなかった。ただし、貧しい時代にクリオの祖父から援助を受けて成功した彼は、決して彼女に近づこうとはしなかった。では、なぜ目が合うだけで雷に打たれたような気持ちになるのだろう?手がかすめるだけで熱い衝撃が走るのはどうして?荒々しく謎めいたジョシュに拒まれるたび、クリオは思い出すのだった。十数年前、珊瑚礁に囲まれた青い海で彼の頬にキスしたことを。それ以来二人の間に芽生えた、切っても切れない運命という名の絆を。
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3.0ドレスデザイナーのアラベラの前に、思いがけない人物が現れた。罪なほどセクシーなイタリア人富豪ルキーノ・モンティセリ――妻子の存在を隠して愛の言葉をささやき、わたしの心をもてあそんだ男。しかし今、アラベラを見るルキーノのまなざしは怒りに燃えていた。「きみの雇い主のマリアは僕の叔母だ。きみはモデルをやめたあと、売れる見込みもないドレスをマリアに買い上げさせて大損をさせた」ルキーノは衆目を集めてドレスの在庫を売りさばくことを要求した。アラベラが自作のドレスを着て彼とデートをすればいいというのだ。しぶしぶながら、アラベラはルキーノの要求を受け入れた。ふたたび感じた胸のざわめきには気づかないふりをして。■あふれるほどの富と魅力を兼ね備えているルキーノですが、じつは悲しい秘密を抱えていて……。ミラノとメルボルンを舞台に繰り広げられる切なくも美しいシンデレラストーリーをお楽しみください。
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3.0父親の葬儀の日、セリーナは弔問に訪れたギリシア人――アリステデス・サラントスの姿を見て驚いた。ゼロから海運業を興した彼は、今やセリーナの父の宿敵として、一族の前に大きく立ちはだかる存在だったのだ。セリーナの兄たちが憎悪の目で睨みつけるなか、アリステデスは彼女に歩み寄り、短い悔やみの言葉を残して立ち去った。葬儀からの帰路、セリーナは路上に佇むアリステデスに心を動かされ、彼の宿泊しているホテルまで車で送っていく。豪華なスイートルームで熱く甘い2日間を過ごしたあと、置き去りにされ、彼の子供を一人で育てることになるとも知らずに。■愛と陰謀の3部作〈ゾハイドの宝石〉で人気を不動のものにしたオリヴィア・ゲイツの新作をお届けします。はたしてヒロインは、ギリシアの海運王の心に愛を甦らせることができるのでしょうか。
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3.8シチリア島の空港で、ローレルは居たたまれない気分だった。滑走路に乗りつけた車から降りてくる、長身の男性に目をこらす。クリスチアーノ。そこには今でも胸が締めつけられる夫の姿があった。そう、あれはわたしの夫。でも、もうすぐ“元夫”になる人。2年の別居生活の後、ローレルは彼の妹の結婚式に出るため戻ってきた。当然会うはずのクリスチアーノとは、正式に離婚の書類を交わすために。なのに、彼は再会を早めてまで、なぜわざわざ出迎えに来たの?初めての子どもを失ったとき、仕事を理由に連絡さえくれなかったのに。ローラはそんなクリスチアーノに耐え切れずに家を出たのだった。癒えない胸の深い傷を抱えたまま、ローラは彼と向き合う覚悟を決めた。
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3.0ポピーがルカとの将来を夢見ていたのは18歳のときだった。イタリア名家の子息で5歳年上のルカとは完全に身分違いだったが、彼の愛は真摯で、疑うべくもなかった。運命のあの日までは。ルカは突然、同じ階級の女性と結婚し、ポピーを捨てたのだ!「いい人生を送ってほしい」あまりに無責任な一言を放って。そして7年後、スコットランドの城にひとりで住むポピーの祖母が、老朽化したその城を当局に没収されるかもしれない事態に陥る。心配になったポピーは嵐をついて城に着いたが、祖母の姿はない。不安を覚えていたそのとき、戸口に現れたのは、懐かしい大柄な男性のシルエット――ずぶ濡れのルカがそこにいた。■人気急上昇中のキム・ローレンスが、運命的かつセクシーな再会の物語を描きました! 政略結婚のために恋人を捨て、富豪の地位を築いたイタリア人ルカと、突然の裏切りに心砕かれながら明るさを失わなかったポピー。著者の魅力がいつも以上に味わえる一作です。
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3.5「王女である君が、どうして政略結婚を避けられると思うんだ?」サミアはサディクの言葉に耳を疑った。思いもよらないことだった。サディクは大国アル・オマールのスルタン。彼女は隣国の王女。確かに二人が結婚すれば、双方の国にとって大きな利益にはなるだろう。でも、こんな求婚の仕方があるだろうか? まるで何かの取引のようだ。彼にとって世継ぎをもうけるための“政略結婚”と愛人との関係は別。美女を選んでは捨てるプレイボーイぶりは、誰もが知っている……。だがサミアは、今とはまったく違う彼の孤独な姿も目撃していた。あのときサディクはうなだれ、心の痛みが手に取るように伝わってきた。あれが誰も知らない彼の素顔だとしたら……。サミアは返事を迷った。■先月刊行の『オアシスの熱い闇』にも登場した王国、アル・オマール。その国を治めるスルタン、サディクの物語をお届けします。傷心の王と純真な王女が紡ぐ砂漠の熱い夢の数々にご期待ください。
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4.0タリンは海辺で火事を発見し、必死に消そうとしていた。少しも衰えない火の勢いに立ち往生していた彼女のもとへ、ひとりの男性が加勢に現れ、窮地を救ってくれた。ケイドと名乗るその男性はたくましく魅力的な容貌を持ち、タリンの記憶では、ゴシップ誌で時折見かける金融界の大物だった。意外な男性との出会いに、タリンはとまどったが、ケイドは彼女を臨時の秘書として雇いたいと言いだし、さらに驚かせる。すぐ申し出に応じたものの、喜ぶ彼女はこのとき想像もしていなかった。ケイドが、最愛の弟を自殺に追いやったのがタリンであると疑い、真相を突き止めようとして近づいてきたのだとは……。
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3.0ロンドンの豪華なホテルのロビーでひと目見た瞬間、アレーナは全身がとろけ、たちまちその男性のとりこになった。彼の名はキリル、ロシアの実業家だという。勇気を出して声をかけたものの、冷たくあしらわれ、アレーナの初恋はたちまち消え去ったかに思えた。ところが、彼女の姓を知ったとたん、キリルの態度が一変する。「きみとの再会を期待しているよ」この人なら、きっと本物の恋の喜びを味わわせてくれる。うぶなアレーナは天にも昇る心地だった。だが、彼の真の狙いは競争相手の彼女の兄を出し抜くことにあった……。■昨年12月、惜しまれつつ、その生涯を閉じたペニー・ジョーダン。ハーレクイン・ロマンスでは、追悼特集として今月から4カ月連続で彼女の作品をお届けします。
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3.310年前、父が頭に大怪我を負ったあの日がローリの人生を変えた。以来、意識が戻らない父の看病に明け暮れ、大学進学も、恋も諦めたのだ。その父がついに亡くなり、抜け殻になったローリも、ようやく自分の人生を歩き出そうと思い始める。まだ恋をする気にはなれないけれど、割り切った甘美な関係を誰かと楽しめたら――そんな秘めやかな願いを偶然知り、相手に立候補したのがクイン。親友の兄で建築家として成功した、今や住む世界の違うエリートだ。昔なじみで憧れていたクインからの突然の申し出に、ローリは目を丸くした。
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-3年間世話をしてきた我が子同然のマックスが奪われてしまう!養育係のフレイアは愕然とした。母親の死後、父親のラフェが現れ、今まで見向きもしなかった息子を母国スペインへ連れていくというのだ。噂どおり薄情で冷酷そうなラフェを見て、フレイアは心を決めた。私もスペインへ行こう──彼と一つ屋根の下に暮らすことになっても。
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-人生を思いどおりにしてきたリンクは今、生まれて初めて困惑していた。引き取った妹の遺児は赤ん坊で、養育係はみんな長く続かないのだ。そこへ、顧客の娘アナがリンクを頼ってブラジルから訪ねてきた。とびきりの美人だが自立心は人一倍旺盛。そこにリンクは目をつけた。「ニューヨークで働きたいなら、まずはうちの養育係にならないか」。
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-エマはいとこのウェインが遺した船を見に来た。隣の高級船から、暗い陰のある男性が自分を見ているのに気づき、不安を覚えて足早にいとこの船に乗った。が、船室へ下る階段を踏み外して、思わず悲鳴をあげてしまう。すると先ほどの男性が現れ、彼女はその場に凍りついた。ハーランは悪夢のような体験で心と体に傷を負い、その後遺症を癒すために船で療養生活を送っていた。今は誰とも関わり合いになりたくなかったが、隣の船を訪ねてきた女性が転倒したのに気づいて、いやいやながらも彼女を助けるために船内に踏み込んだ……。
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4.0メリー・ジェーンは中学生のころ両親を亡くし、姉のフェリシティと二人、伯父に引き取られて成長した。今、フェリシティは恵まれた美貌を生かし、売れっ子のモデルとして大活躍している。一方平凡な娘メリー・ジェーンは、伯父が遺したコテージで、お菓子を焼き、小さな喫茶店を営み、つつましく生計を立ててきた。彼女はひょんなことから、高名な医師サー・トマスと知り合った。たくましく、しかも深みのある豊かな魅力を持つ大人の男性に恋心を抱き始めていることに、メリー・ジェーンは気がついた。だが、彼を姉のフェリシティに紹介したことから、サー・トマスはすてきな姉にのめり込んでいくようで……。■“ドクターとの恋物語”――正義感にあふれた知的なお医者さまは、まさに女性の憧れ。そんなドクターに恋をしてしまったら?
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4.0マチルダは両親を亡くして以来、医師である伯父のもとで育ち、今は診療所を助けて看護師として働いていた。そんな彼女の静かで平穏な毎日も、伯父の死で一変する――すべての遺産を継いだ従兄に家を追い出されたあと、老人看護の職にやっと就くが、過酷な労働に倒れてしまったのだ。八方ふさがりの彼女に救いの手を差しのべたのは、伯父の知人である魅力的なオランダ人医師、ラウヴェルトだった。他人も同然の彼に突然プロポーズされ、マチルダはとまどった。なぜなら以前、結婚は“都合がいい”と彼が言うのを聞いたから。
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3.0タビサは友人のエイデンに頼まれ、彼の従妹の結婚式に列席した。ゲイであることを隠す彼のため、恋人のふりをして。そして教会でエイデンの兄ザヴィアに初めて会い、その強烈な男性的魅力にひと目で心を奪われる。初めは冷ややかな目を向けていたサヴィアも、披露宴の会場となったホテルの一室でタビサに誘いをかけ、抵抗できずに二人はそのまま激しく結ばれてしまう。だが余韻に浸るタビサを、彼はなじった。サヴィアは、弟に対するタビサの愛情を試すためにベッドをともにしたというのだ!■ハーレクイン・ロマンスの作家キャロル・マリネッリのメルボルンを舞台にしたセクシーな恋物語です。お互いに惹かれながらも行き違ってしまった二人の恋の行方は?
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3.0充実したケリーの人生で唯一の問題は、夫ドルーとの関係だ。もともと、ドルーはケリーの父親の会社を手に入れたくて、彼女は両親から自由になりたくて、便宜的に結婚したにすぎない。だから本当は夫に惹かれていても、ケリーは仮面をかぶり続けた。他にも女性がいるという彼に心を見せたら、傷つくだけだもの!ここ数年ケリーは、出張の多い実業家である夫の予定を把握し、彼がロンドンに戻るときはわざと旅行に出て、会うのを避けてきた。そんなふたりが、ある日パリで鉢合わせした。なんとドルーは、欲望を隠しもせずケリーに迫ってきて……。
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-ある日コリーンは、車を運転中トレーラーに衝突され、全身に傷を負ったばかりか、同乗していた妹も亡くした。遺された妹の幼い子供たちはコリーンの入院中に、伯父であるケイド・チャルマーズの家に引き取られたらしい。子供たちに会いたくてたまらず、コリーンは彼の家を訪ねるが、ケイドには迷惑そうに冷酷そのもののまなざしを向けられ、愛する甥にも“ママを殺した”と非難される始末。コリーンはあまりのショックにその場で意識を失った。そして目覚めたとき、介抱してくれたのは意外にもケイドで……。
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4.0ジョージアはまだ23歳の若さながら、昼間はウエイトレス、夜はダンサーとして、町のバーで休む暇もなく働いている。本当はやりたくない仕事だが、病弱な母を抱えているうえ、家の修理やその他の問題で、普通の収入では足りないのだ。ある晩、いつものように仕事を終えたジョージアは酔っ払いにからまれ、獣医のジョーダンに救われる。こんな私を、身を挺して守ってくれる男性がいるなんて……。情熱的で優しい彼に急速に惹かれるジョージアだったが、彼女にはどうしても素直になれない事情があった。
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3.0旅行代理店を営むマンディに、ある朝1本の電話がかかる。相手は今をときめく実業界の大物であり、新聞の社交欄をつねに賑わすプレイボーイのコナーだった。彼は近々モロッコで開催予定のビジネス会議の手配を、すべてマンディに頼みたいというのだ。転がりこんできた幸運に興奮するマンディだったが、打ち合わせで初めてコナーと対面するや、不安にかられた。信じられないほどのハンサムな容姿と圧倒的な存在感──彼に同行して1週間も過ごすなんて、本当に私にできるの?
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4.0メレディスのこれまでの人生は不幸一色だった。小さな島国、チャタム王国の貧民地区で女手一つで育てられ、バレリーナをめざすが、恋人のために諦めて母になる道を選んだ。だが、その彼にはすぐ捨てられ、あげくに娘と母を事故で奪われた。心のよりどころは、貧しい少女たちのために開いたダンス教室。そして、今年の春の祭りで王子と踊ることになったのだ。レッスンに現れたプリンス・キアナンは魅力的で自信に満ち、おとぎ話を信じないメレディスでさえ、惹かれずにはいられない。それにしても、決して感情を見せない彼のダンスは堅苦しすぎるわ!祭りまで数日――王子の心を開くため、メレディスは一計を案じる。■軽やかな作風で人気のカーラ・コールターが放つ感動のロイヤル・ロマンス。貧しさと絶望から、若くしてドライな心を持つようになったヒロインと、踊るのが大の苦手という堅物のプリンス。ダンスを通じて心が通い合ってもなお、身分の差は超えられなくて……。
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-ある日、アレクサがジェット機内の清掃をしていると、驚くべき“忘れ物”を機内で発見した――かわいい双子の赤ん坊だ。すぐにジェット機のオーナーであるセスの元妻が置き去りにしたと判明。困り果てた彼に、アレクサはベビーシッターを頼まれてしまう。ハンサムな億万長者、セスの操縦するジェットが向かったのは、フロリダの太陽がまぶしいプライベート・アイランドだった。過去の経験から男性との深いかかわりを避けてきたアレクサに、セスはセクシーなまなざしで危険な誘いをかける。「週末だけでいい。ふたりでアバンチュールを楽しもう」アレクサの体の奥で欲望の炎が燃えあがり、大胆な自分が目を覚ます。■真夏のバカンスにぴったり! RITA賞受賞作家キャサリン・マンが描くのは、南の島でセレブ気分を満喫いただける熱い恋の物語。
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3.0「1日だけ、わたしと入れ替わってくれない?」フロリダで出会ったエメリーヌの頼みに、ハンナは仰天した。確かに顔は瓜二つで、身長も年齢も同じだけれど、エメリーヌはブラバント国の王女、わたしとは育ちが違う。即座に断ったものの、深刻な事情があるらしい王女に泣きつかれ、数時間という約束で、ハンナは身代わりを引き受けた。ところが、エメリーヌは2日たっても戻ってこず、ハンナは王女になりすましたまま別の国へ飛ぶ羽目になった。訪問先のラグヴァ国で彼女を待っていたのは、エメリーヌの婚約者だという、国王のゼイルだった。■かわいいヒロインとセクシーなラブストーリーを描くのが得意なジェイン・ポーターの久々の新作をお届けします。なんと、プリンセスの身代わりとなってしまったヒロインは……。
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3.3有名な会社社長で、女性たちの理想の男性としても知られるライアン。クライアントの1人である彼のオフィスを、ローラは週に1度訪れる。だが彼と私語を交わすことはなく、格好も地味なものを選ぶ──本当は、ライアンの男性的魅力を意識していることを隠すために。そんなある日、ローラは途方に暮れていた。もう先は長くないであろう祖母を喜ばせるため、つい“運命の男性に出会った”と嘘をついてしまったからだ。心ここにあらずの状態を、いつもは冷淡なライアンに気づかれ、思わず真実を告げてしまったローラは彼の言葉に唖然とした。「では僕がその運命の男性を演じてあげよう」■いつもセクシーなラブストーリーを届けてくれるミランダ・リーの待望の新作です。愛を信じない男性と、恋人同士を演じることになったヒロイン。この恋のゆくえは?
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3.5夫のアントニオのもとを去り、イタリアからシドニーに戻って5年。クレアは前を向いて生きていくためについに離婚を決意した。ワーキングホリデーでイタリアに行き、美容師として働いていたとき、彼女は若き外科医のアントニオと出会い、思わぬ妊娠によって結婚した。ところがその子供を死産して以来、2人の仲は冷えきり、結婚生活はわずか1年しか続かなかった。そのときにすべて終わったと思っていたのに……。弁護士を通した離婚の申し立てにアントニオは応じず、直接会って話し合いたいと要求してきた。クレアはそれを恐れた。彼と会ったら自分がどうなるかわからなかったから。■『悲しい誤解』のスピンオフ作品をお届けします。前作のヒーローだったマリオの兄で、優秀な形成外科医アントニオのせつないラブストーリーです。
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