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  • いけない務め
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    あの男の顔は二度と思い出したくもない。 でも、望遠鏡みたいなアレを忘れるなんて無理。 知的で自由な精神を持つアナは、10代の若さで伯爵未亡人となった。 社交界では理想的なレディとして振る舞いながらも、素顔のアナは性に奔放だった。 お相手は、父親である将軍のもとに駐屯している、若く逞しい新兵たち。 彼女との関係が知られたら文字どおり首が飛ぶ。彼らが秘密を漏らす心配は皆無で、 アナのみずみずしく溢れる若い性は、惜しみない快楽を謳歌していた。 ところがあるとき、アナは父親の命でパリに住む従兄ロバートの屋敷へ送られてしまう。 わがままなまでに疼く身体を慰めてくれる名も無き若い男たちはもういない。 ひょんなことからロバートに贔屓の娼館に連れていかれた彼女は一計を案じる。 娼婦たちが「身体もテクニックも最高なのに無愛想」と嫌っているスコットランド人の客―― ジェームズ・マッキアナンの相手を、わたしが務めるというのはどうかしら……。
  • 水曜日のプレイメイト
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    毎週水曜日の淫らなごっこ遊び。 ある時は変態司祭に懺悔する罪人に。またある時は発情した泥棒猫に。 毎週水曜日。それはフレイヤたち“プレイメイト”の約束の日。 ソールとジェイソンというハンサムでセクシーな同僚ふたりと彼女は、 毎週水曜の夜になると、それぞれのセクシーなアイディアを持ち寄り、 役になりきって互いの秘密の願望を叶えてやる。 たとえば、きょうのフレイヤは、地下室のワイン倉庫に監禁されたOL。 同僚のソールに仕事のミスという弱みを握られ、椅子に縛りつけられたまま、 ワンピースを引き裂かれ、彼に陵辱の限りを尽くされるという役どころだ。 ところがその夜、事態は予定されていた筋書きとは違う展開を見せた。 撮影に徹するはずのジェイソンが、いいアイディアがあるとばかりに割り込んでくると、 彼女を四つん這いにして後ろから犯し、ソールには前を攻めろと言い……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『小悪魔OLはエリートCEOに執着されています』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 忘れえぬ情熱【ハーレクインSP文庫版】
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    息子さえいれば、幸せだったはずなのに。 熱い視線を感じて目をやり、ウィローは釘づけになった。彼女の運命を狂わせたギリシア人富豪、テオ。女性なら誰もが夢中になるような男性に情熱的に求められては、未経験の娘などひとたまりもなかった。まだ18歳だったのだ。だが純潔を捧げたすぐあと、テオに婚約者がいると知らされ、屈辱に震えながら、逃げるように彼のもとを去った――今、テオは目をきらめかせ、自信に満ちた足取りで近づいてくる。あの日に授かった、子どもの存在だけは知られたくない。彼女は内心の動揺を気取られないよう、視線を引きはがした。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛は時空を越えて【ハーレクインSP文庫版】
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    夢ならどうか、覚めないで…。 6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。何かに導かれるようにして指にはめると、突然世界が回りだし、意識が急速に遠のいていった……。気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない――夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛ゆえの罪【ハーレクインSP文庫版】
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    ロマンスの巨匠たち~リン・グレアムの軌跡 10~不滅のリン・グレアム全作コレクション、第10弾!二度と会いたくなかった、最愛のあなた。 親友に会いに、ボリビアを訪れたジョージィは、到着早々、度重なる災難に見舞われた。入れ違いで親友がアメリカへ発ってしまったばかりか、ヒッチハイクした車の運転手に襲われかけたのだ。さらには相手から逆に訴えられて監獄に放り込まれる始末。解放してもらうため、やむなくある大富豪の名を警察に告げた。ラファエル・ロドリゲス・ベルガンサ。地元の名士である彼の名を口にすると、胸をえぐる記憶が脳裏に蘇った――4年前、彼はジョージィを残酷な形で捨てて去っていったから。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 新妻を演じる夜【ハーレクイン・ロマンス版】
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    エーゲ海に突き出た岬に立った瞬間から、彼女はギリシア富豪の妻となる定めだった。 苦しい生活を送るリジーのもとに、ある日、1通の手紙が届いた。差出人は大富豪イリオス・マノス。重大な問題が発生したので、現地まで来てほしい――さもないと、裁判沙汰にするという。リジーはなんとか旅費を工面し、彼の住むギリシアへ飛んだ。金色の瞳と漆黒の髪を持つギリシア神話の英雄さながらの彼は、会うやいなやリジーを責めた。「きみはぼくに返済の義務がある」彼女は信じていた人に騙され、莫大な借金を背負わされていたのだ。お金などまったくないと訴えるリジーに、イリオスは憤然と言った。「では、その体で払ってもらおう。ぼくと結婚するんだ!」 ■両親亡きあと、長女のヒロインは家族を守るため懸命に働いてきたものの、運命は彼女を不幸のどん底に突き落とし……。“ロマンスの女王”として不動の人気を誇り、2011年に惜しまれつつその短すぎる生涯を閉じた作家ペニー・ジョーダンの晩年の名作です。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 小さな愛の願い【ハーレクイン・ロマンス版】
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    天涯孤独の貧しい娘が、身分違いの恋に落ちて……。 病院の雑役係をしてつましく暮らすヘンリエッタは、ある日、捨て猫を拾いあげた拍子に医師アダムの足をつい踏んでしまった。しばらくして、彼女は高熱で倒れて町の診療所に担ぎこまれるが、偶然そこへ手伝いに来ていて診察してくれたのがアダムだった。ヘンリエッタは謎めいた彼に惹かれる一方、怖さも感じていたが、意外にもアダムは診察後に家まで送り届けてくれたうえ、彼女の困窮ぶりを見かねて新しい仕事まで紹介してくれた。その優しさに、ヘンリエッタの恋心は今にも走りだしそうになった。でも、高名で裕福な彼と私とでは、住む世界が違いすぎるわ。そう悟った彼女は切ない想いを胸の奥に抑えこもうとするが……。 ■ハーレクイン・イマージュを代表する人気作家ベティ・ニールズが描く、“伝説のシンデレラストーリー”がよみがえります! 両親と死別して養護施設で育ち、病院の雑役と清掃の仕事に明け暮れるヒロイン。誰もが彼女の幸せを願わずにはいられません。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ドラゴン伯爵と家政婦の秘密
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    今、あなたを愛したいの。すぐに終わる恋とわかっていても……。 イタリア人伯爵の城で、臨時家政婦に雇われたシャーロット。美貌のセクシーな城主アレッシオについどぎまぎしてしまうが、彼には亡き妻を城に幽閉していたという暗い噂があった。なぜか彼に避けられる日々の中、シャーロットは懸命に働いた。舞踏会の夜、地味な裏方のシャーロットもドレスを着て出席し、いつしか心奪われていた伯爵に、誘われるまま純潔を捧げた。それは伯爵のつかの間の戯れだとわかっていた。城を去る日のことを思うと胸がふさがった。あと1カ月だけ……。そんな折、シャーロットは妊娠に気づき、伯爵に告げるが――。 ■健気なヒロイン像で人気のA・ウエストが綴る、イタリアが舞台の幻想的な恋物語。妻の死後、心を閉ざし“湖のドラゴン”と恐れられる伯爵の凍った心を、献身的な家政婦ヒロインが溶かしていきます。17歳で母を失ったヒロインの秘密の出自にもご注目を!
  • 王子と土曜日だけの日陰妻
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    私はあなたが軽蔑している一族の娘。でも、私にも心があることを忘れないで。 父に強いられ、顔しか知らない王子に嫁いだエルスベス。新婚初夜、ハンサムで男らしい夫アマディオに純潔を捧げ、密かに胸を躍らせていたエルスベスは、彼の言葉に凍りついた。「君とベッドを共にするのは週に1度。世継ぎができるまでだ」公務以外で会えるのは土曜日だけ? それで夫婦と呼べるの?エルスベスは知らなかった。彼が彼女の一族を心底蔑んでいると。やがて週末だけの蜜月を待ちわびるようになり、夫への想いを募らせるエルスベスは、待望の世継ぎを身ごもった。ところがその日から、アマディオは姿を見せなくなって……。 ■ハーレクイン・ロマンスの伝統を守りながらも、現代的なエッセンスを加えて軽妙なロマンスに仕立てるミシェル・スマート。今作でもその手腕が冴えわたります! 王子の子を妊娠し、あらためて、彼を愛していることに気づいたヒロインは……?
  • 嫌いになれなくて【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
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    理不尽、失礼、辛辣、傲慢!なのに、なぜ彼を嫌うことができないの? 学費を稼ぎながら教師をめざしている苦学生のテディは、夏休みに親友の実家へ招待され、身を震わせた――親友の兄で裕福な牧場主キングの皮肉っぽい笑顔を思い出して。15歳のとき、13歳年上の彼と初めて会って以来、ブロンズ色の肌に筋肉質の体をした魅力的な彼に恋心を抱いてきた。しかし、勇気を出して彼の気を引こうとしたところ、侮辱されたうえ追い払われ、もう会いたくないと思っていた。だが、寮に妹を迎えに来たキングの傲慢な発言を立ち聞きしてしまう!「この夏は、テディがあのいやらしい目を僕に向けることはないだろう」彼女はショックで立ちすくんだ。嫌い、大嫌い。そう思えたらいいのに。 ■ダイアナ・パーマーの1983年の初期作をお贈りします。至極傲慢だけれど、そのじつヒロインがかわいくてしかたがないヒーローを描いて人気を不動のものにした大作家の真骨頂とも言える作品です。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 秋冷えのオランダで【ハーレクイン・マスターピース版】
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    ささやかな幸せを夢みるシンデレラ。ずっと私生活を犠牲にしてきたけれど……。 ロンドンの病院で忙しい日々を過ごす看護師長のソフィー。仕事を離れても、亡き両親に代わって弟と妹の面倒を長年見てきた。でもこの頃、将来についてふと考えてみることがある。これまで社交生活に割ける時間がなく、もうすぐ26歳になるのに、取り立てて美しくもない彼女に声をかけてくる男性もいなかった。いつか好きな人と巡り逢い、両親のように明るい家庭が築けたら……。そんなある日、休暇を取ることになった上司の代任として、オランダ人外科医マックス・ファン・オースターウェルデが現れた。ソフィーは見上げるほど長身で碧眼のマックスに冷たい印象を持ったが、彼の言葉に心をつかまれる。「きみは小細工なんて必要のない美人だよ」 ■オランダのアムステルダムと近郊のユトレヒトが舞台のロマンスで、歴史ある懐かしい街並みが旅情を誘う名作の初再版! 出逢った当初は表情からは感情を読み取りがたい年上のドクターヒーローを警戒するヒロインでしたが、乙女心をくすぐる言葉をかけられ……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 見捨てられた女神【ハーレクイン・イマージュ版】
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    捨てられ続けてきたこの人生、信じられる人なんていないと思ってた。 クリスマスで賑わう世間を逃れ、雪山へやってきた助産師のミランダ。危うく遭難しかけたところを、見知らぬ男性ジェイクに救われ、長身でハンサムで男らしさと優しさの同居する彼に惹かれる。けれど、不実な恋人に騙され、予期せぬ妊娠までした彼女は、もう男性と関係を築くことなどできないと思っていた。恋心を胸の奥にしまい込み、新しい勤め先へ出勤すると、なんと、もう二度と会うことはないと思っていたジェイクが!一方、産科医の彼はミランダが妊娠6カ月であると知って驚くが、彼女があまりに貧しくみすぼらしい家に住んでいることにさらに驚く。誰の援助も受けないと頑張る彼女を説き伏せ、自宅に連れ帰るが……。 ■歴代ハーレクインヒーローの中でも、3本の指に入る“ベストヒーロー”が活躍する名作を、満を持してお届けします! 女性なら誰しもが聞き惚れてしまうような名言の数々に酔いしれてください。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 灰かぶりとロイヤル・ベビー
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    私はまた、捨てられた。命を授かったことを知らせる前に。 サマーが5歳の頃、父は家を出ていった。もともと愛のない家庭だった。母との生活は苦しく、彼女自身も働いて家計を助け、18歳で家を出て奨学金と学生ローンで看護学校を卒業した。今、看護師として働くサマーは双子を宿していた。父親は救命救急医で恋人の――いや、“元”恋人のアレックス。5カ月前、彼は行き先も理由も告げずに突然彼女のもとを去ったのだ。父に捨てられ、愛するアレックスにまで捨てられてしまった……。深く傷ついたサマーはその後、彼との連絡を一切絶った。だが、戻ってきて妊娠に気づいたアレックスが今すぐ結婚しようと言う。と同時に、おなかの双子が王家の血を引いていることが明かされる! ■妊娠の責任を取って結婚し、結局別れた両親を見てきたサマーは、アレックスの求婚も信用できず、傷ついてしまうのでした。そんな彼女に、アレックスはこれまでひた隠しにしてきた自らの出生の秘密を――ソウラ王国の国王の息子であることを打ち明けて……。
  • 不公平な恋の神様
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    白い雪とともに舞い降りた子爵への叶わぬ恋。消せない想いは、内気な壁の花を美しく花開かせていく―― またしても兄に花婿候補を紹介されかけ、デシーマは屋敷を飛び出した。冴えない容姿にがっかりされ、惨めな思いをするのはもうたくさん。だが直後、デシーマは吹雪で立ち往生してしまう。そこに現れたのは長身でハンサムなウェストン子爵。心優しい子爵に胸ときめかせるデシーマだが、まさか彼こそ兄が紹介しようとしていた相手で、彼もまた婚期を逃した令嬢――デシーマから逃げてきたとは夢にも思わず……。
  • スター作家傑作選~あなたの知らない絆~
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    あっと驚く展開のシークレットベビー物語!大作家が描く、ままならぬ恋のドラマ―― ■思いがけない妊娠を境に大きく人生が変化する、ドラマティックなシークレットベビー物語を2篇お届けします! さらに、人気テーマの記憶喪失や不遇なヒロインも加わり、読み応え充分です。
  • 232番目の少女 イヴ&ローク56
    3.0
    国内累計170万部の金字塔シリーズ最新刊!美しい少女を選別し、最高級の商品に育てる“学校”。搾取される彼女たちに自らの過去を重ね、イヴは執念の捜査を始めるが― 台風一過のニューヨークで、13歳の少女の遺体が発見された。完璧に手入れされた髪と肌、美しい顔立ちをした彼女が身につけていたのは、仕立てのいい制服と、不自然なほど扇情的なランジェリー。調べを進めるうち、未成年の少女達におぞましい教育を施し売買する“学校”の存在が浮かび上がる。搾取される彼女達の姿に忌まわしい記憶を呼び覚まされながらも、イヴは執念の捜査を続けるが……。
  • 間違いと妥協からはじまる公爵との結婚
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    1817年、英国。父から大嫌いな伯爵との婚約を迫られたアデルは、ハウスパーティの夜、大胆な賭けに出た。かつて求婚してくれたミスター・アトウッドの寝室に忍び込み、目撃されることで、結婚に漕ぎつけようとしたのだ。だが、なんと寝室にいたのはウルヴァートン公爵で、パーティの主催者夫婦に目撃されたアデルには、結婚する以外、名誉を守るすべはなかった。ミスター・アトウッドにも事情を説明したが、見放されてしまう。ところが、醜聞を無視しても問題のない立場にいる公爵が、結婚を申し込んでくれた。その高潔さに感謝したアデルは、結婚を決意する。 いっぽう、公爵にも思惑があった。前妻亡き後、残されたふたりの娘には母親が必要だと考えていたのだ。花嫁は条件さえ満たしていればだれでもよく、本当の夫婦になるつもりはなかった。 お飾りの妻となったアデルだったが、持ち前の明るさと優しさで娘たちとも心を通わせるようになる。そして公爵もまたアデルに惹かれるようになるが……。 偶然と妥協から始まった結婚。果たしてふたりは本当の夫婦になれるのか? 人気作家待望の新シリーズ!
  • 種まき系男子の一途なキスは甘い【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】
    完結
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    布施千秋と同期・柴谷雄哉は犬猿の仲だ。 柴谷が女の子が大好きで、誰にでも“種をまく”男だからである。 しかも社内外の女子にアプローチする彼のせいで、仕事にも支障が出始める始末! 釘をさしたらまさかの『千秋と寝れたら他の女とは寝ない』と宣言されて!? 柴谷のことは大嫌い。でも、一夜を共にするだけで今後の仕事が円滑に進むなら……。 そうして身体を許したら最後。 負けず嫌い女子と種まき系男子の『好きになったら負け』の攻防戦が始まる! 風邪を引いた柴谷の部屋に千秋が看病に訪れて…電子限定SS「熱に浮かされて」も収録。
  • 後妻の捧げる深愛は運命の糸を紡ぐ【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】
    完結
    4.4
    恋に恋する伯爵令嬢ソフィアは、社交界で羨望の的であるセドリック夫婦に憧れていた。 数年後、セドリックの妻が亡くなり、後妻を探していると聞いたソフィアは、両親に彼との結婚を勧められる。 セドリックに前妻を「一生忘れることはできない」と言われるが、前妻を大切にしていた彼となら、互いに愛情がなくても信頼で結びつく夫婦になれると思い、彼の後妻に入る。 妻として大切にされ、穏やかな日々に幸せを感じていたある日、妊娠が判明。 喜びを胸に報告に向かうのだが、前妻を想い涙する夫を見てしまう。 その姿を見てはじめて、ソフィアは夫を愛してしまったことに気付く。 一生愛されないと痛感したソフィアは、そばにいるのが辛くなり……。
  • 大正曼殊沙華~未亡人は参謀将校の愛檻に囚われる【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】
    完結
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    大正十年。新聞記者の夫・片桐良平が取材のためロシアへ渡って四年、史乃は三歳になる一人娘の波瑠を育てながら、家を出たきり連絡のない夫の帰りを待っていた。 だがある日突然、史乃は陸軍参謀本部へ呼び出され、エリート将校の清河誠吾少佐から、夫がニコラエフスクでおこった凄惨な事件に巻き込まれて殺されていたと、遺品を突きつけられる。 さらに夫はテロリストと関わっていたと仄めかされ、史乃にも危険が及ぶかもしれないと清河の監視下に置かれてしまう。 夫の死の衝撃も醒めぬまま、強引に清河邸に住まいを移されてしまう史乃親子だが、なぜか手厚い待遇で迎えられる。 さらに清河は責任を持つと言って、史乃に結婚を迫ってきて……。
  • 内緒にしてくれますか?
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    いつものように人使いの荒い嫁の命令でゴミ捨て場へとやって来た。 不満をぶつけるようにゴミを投げ捨てると、見事に破れるゴミ袋。 ツイテいないと思いながらゴミを片付けていると、俺はそこであるモノを見つける。 このとき見つけた『あるモノ』が、この先、俺にラッキーな展開をもたらすのだが……
  • 結婚という名の悲劇【ハーレクイン文庫版】
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    フィアのもとを、イタリア富豪サントが3年ぶりに訪ねてきた。二人が夜を共に過ごしたのは、たった一度。その後サントはまったく連絡をくれなかった。フィアとサントの家には長年の確執があったから、妊娠に気づいたフィアは、一人で息子を育ててきた。サントは息子の存在を知る由もない。なのに今、フィアが息子と住む家を買いたいのだと言う。足元にまつわりついてきた幼子を慌てて隠そうとしていると、サントの顔色が変わった――そう、息子は彼にそっくりだった。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ハロー、マイ・ラヴ【ハーレクイン文庫版】
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    出席したパーティになじめず、邸宅の静かな2階へ逃れ、寝室でつい眠り込んでしまった秘書のホイットニー。女性の叫び声で目覚めたとき、大変な事態に巻き込まれていた。隣に見知らぬハンサムな男性が肌もあらわに横たわっている!彼は館の主の大富豪スローンで、叫んでいたのは婚約者だった。ホイットニーに気づかずベッドに入っただけのようだが、婚約は破棄となり、彼女は申し訳なさでいっぱいになった。償いに何でもしますと謝罪すると、スローンは言った。「結婚を待ちわびる母のために、婚約者の代役を務めてもらう」 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 非情なプロポーズ【ハーレクイン文庫版】
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    魅せられて、捨てられて……。密かに育んだ、大富豪との子。 ステファニーは休暇でイタリアの避暑地を訪れたとき、別荘の庭を散歩中、思いもよらぬ人物と再会した。片時も忘れたことのない元恋人、マテオ・デ・ルーカ。10年前の夏、19歳の彼女はマテオに恋して純潔を捧げたが、ほどなく彼に飽きられ、一方的に捨てられたのだった……。「ママ?」そのときふと、庭に息子が出てきて彼女を呼んだ。ステファニーは慌ててマテオにいとまを告げ、心に思った。家族さえ知らない秘密を、彼に明かすわけにはいかない――最愛の息子の父親が、マテオだということは! *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 条件つきの結婚【ハーレクイン文庫版】
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    跡継ぎを作るための、愛なき結婚。のめり込んではいけないのに―― イタリア大富豪セザリオの使用人である父が騙され、知らずして盗みの片棒を担がされたことを知ったジェシカ。赦しを請うため、勇気を振り絞ってセザリオの屋敷を訪ねる。じつは以前、ジェシカは彼に誘われて食事をしたが、強引に唇を奪われてベッドに運ばれかけ、逃げ出したのだった。あの一件以来、彼を避けていたけれど、やむをえないわ……。ジェシカの必死の頼みに、セザリオは傲慢な笑みを浮かべると、赦す代わりに“条件つきの結婚”を迫り、こう言い放った!「僕との子作りに同意すれば、2年以内には解放してやろう」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 妻という名の咎人【ハーレクイン・ロマンス版】
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    大富豪の彼は知りもしない。私がまだ清純なままだと。 「弟を破滅させた君と、僕は結婚しようと考えている」義兄クルスの蔑むような眼差しに、トリニティは凍りついた。2年前、スペイン大富豪クルスのメイドだったトリニティは、彼の弟リオから息子たちの世話をしてくれと頼まれた。母のない双子があまりにも哀れでリオと名ばかりの結婚をしたが、いま奔放な夫は急逝し、彼女が子供たちの後見人に指名された。クルスは信じている――悪女の私が弟をたぶらかして死なせたと!愛する双子を奪われたくない一心で、彼女はクルスの言葉に従った。乱れる胸の奥で、いまだにうずく彼への想いをもてあましながら。 ■双子もクルスも愛するがゆえ、果てしない苦しみを背負ったトリニティ。スペインの古城で積年の想いが溢れ出し、ついにクルスと夢の一夜を過ごしたものの……。数奇な運命に弄ばれた孤独なヒロインの初恋を甘美に描いたアビー・グリーンの名作をお見逃しなく! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 囚われの結婚【ハーレクイン・ロマンス版】
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    愛されていないとわかっているのに、あなたの誘惑を拒みきれなくて……。 ケイトは妹とふたり、片田舎でひっそりと暮らしている。4年前、亡き母の親友の息子で大富豪のニコラスと結婚したが、艶聞を耳にして深く傷つき、家を出て別居しているのだ。彼にとって結婚はただの隠れ蓑。本当に愛していたのは、社交界の華と謳われる人妻だったなんて……。ある日、反抗期の妹が家を飛び出して行方がわからなくなり、ケイトが狼狽していると、家の前に見覚えのある車が停まった。ニコラス! なぜここにいるの?彼は悠然と妹の無事を告げ、自分が後見人になると申し出た。だがその見返りは、ケイトが妻として彼の元に戻ることだった! ■クラシックな世界観とドラマティックな作風で人気のヘレン・ビアンチン。彼女の隠れた名作をお贈りします。身勝手な夫を憎みきれず、苦悩するヒロインの心情が胸に迫ります。まるで蜘蛛の糸に絡めとられたような結婚生活のゆくえは……? *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 海運王に贈られた白き花嫁
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    以前の冷たい夫と、今の穏やかな夫。教えて、どちらが本当のあなたなの? 10カ月前にヨットから落ちて行方不明だった夫が見つかった?探偵からの連絡を受け、すぐさまギリシアへ飛んだイミーは、夫のゼフに会うなり仰天した。嘘でしょう?あの冷酷だった海運王が、こんな優しい笑顔を見せるなんて。ゼフは妻の存在はもちろん、すべての記憶を失っていた。じつはイミーとゼフは3年契約の偽りの夫婦だった。仇敵の娘であるイミーを強引に娶った彼は、妻に指一本触れず、ずっと蔑んできた。彼女に残された希望は契約満了後の離婚だけ。だがゼフにキスされた瞬間、イミーは不覚にもときめいて……。 ■名ばかりの花嫁としてヒーローに贈られたヒロイン。戸惑いながらも互いに惹かれ合う気持ちを抑えられず、ついにある晩、ふたりは本当の夫婦に。そんな矢先、ヒーローの記憶が戻り始めて……。マヤ・ブレイクの個性が光る、珠玉の夫婦再生ロマンスです!
  • 富豪が望んだ双子の天使
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    寂しい夜は我が子を抱きしめて思う。この孤独を、愛する彼に温めてほしいと。 サディは3歳の双子の男児を育てるシングルマザーとして、ヨハネスブルグで孤軍奮闘の日々を送っていた。4年前、ロンドンで出会った富豪のアンガスと一夜を過ごしたあと、彼女は連絡先をなくしてしまい、数カ月後、妊娠に気づいた。名前しか知らないせいで、彼のことはさがしようがなかった。二度と会えないとわかったときは、どれだけ泣いたか知れない。そこへ突然、遠い外国にいるはずのアンガスが彼女を訪ねてくる。記憶にある以上に魅力的な彼に、サディの胸は騒いだ。だが彼は双子が写った写真を突きつけ、説明を求めてきて……。 ■R-3754『富豪は愛も魔法も信じない』に登場していたシングルマザーに興味津々だった方、お待たせしました! ヒロインはヒーローと再会し、惹かれる気持ちが再燃します。しかし彼は子供のことは望んでも、ヒロインを生涯の伴侶として考えてはいませんでした。
  • バハマの光と影【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
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    翻弄されたくないのに、翻弄されてしまう。高慢な大富豪に恋なんてしたくないのに……。 1年前、信じていた人に裏切られて傷ついたニッキは、心の傷を癒やすため青い海を見渡せるリゾート地へやってきた。浜辺で物思いに耽るニッキを、じっと見つめる男が一人――先ほどホテルで会った、尊大な雰囲気漂う彼は、冷たい瞳で彼女を隅々まで見回すと、表情一つ変えずに立ち去った。いけない、彼の豹のような獰猛さと美しさに魅せられてしまいそう。ニッキは怖ろしさと同時に、ときめきにも似た感情に身を震わせた。だがほどなく、人も愛も信じられなくなっていた彼女は、大人の色香漂うその男、実業家キャル・スティールから意外すぎる言葉をかけられることになる。「ぼくと恋をしないか?」 ■1985年の初版当時ダイアナ・ブレイン名義で発表された、巨匠ダイアナ・パーマーによる幻の名作です! 口を開けば辛辣な物言いをするキャルですが、時間をともにするうち、ニッキは彼にどこか寂しげな陰があることに気づき、惹かれていってしまうのでした。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 誘惑の落とし穴【ハーレクイン・マスターピース版】
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    純真無垢な乙女が陥る、危険な恋の落とし穴―― 結婚詐欺師に騙されて傷心した親友のため一肌脱ぐことにしたケリー。舞踏会で魅力的な女性を演じて結婚詐欺師の男を誘惑し、首尾よく惹きつけたら、鉄槌を下す計画だ。じつのところ、恋もろくにしたことがないケリーには荷が重かったが。ところが会場で出逢ったのは、鋭いダークブルーの瞳の大富豪ブラフ。魂まで見透かされそうな彼のまなざしに、ケリーは警戒した。私の役目は、この舞踏会で妖艶な大人の女を演じきることよ!しかし、ケリーが時折見せる不安そうな様子に疑念を抱いたブラフは、心の中で豪語した。“最初のキスでたいていのことはわかる”そして、彼女の隙をついて、熱く激しく唇を奪った――! ■《特選ペニー・ジョーダン》から、中世の面影を残す町ライ・オン・アバートンに住む女性たちのロマンスを描いた4部作〈美しき報復〉の1話目をお贈りします。ケリーは、恐ろしく男性的なブラフの唐突なキスのテストでどうなってしまうのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 婚約は偶然に【ハーレクイン・イマージュ版】
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    わたしは誰? あなたは誰?この胸の愛を、信じていいの? どうしよう……自分の名前すら思い出せないなんて!病院で目覚めた彼女は、クレアという名前であること、交通事故で頭を強打して記憶を失ったことを看護師から説明された。だが何より彼女を不安にさせたのは、左手の薬指に光るダイヤの指輪。もしかしてわたしは誰かと婚約しているの?そこへ、背の高いハンサムな男性が訪ねてきた。タイラスと名乗る裕福そうな彼は、クレアの婚約者だという。クレアはタイラスの豪華な大邸宅で静養することになり、思い出せなくとも彼への愛情は日々育っていった──その朝までは。突如として記憶を取り戻した彼女は絶句した。彼は……誰なの? ■もしも愛した相手が婚約者ではなく、別人だったら……? 記憶のラビリンスとも言うべき謎めいた展開に引きこまれる、大人気作家ジェシカ・スティールが円熟期に生んだ大ヒット作をお届けします! *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 午前零時の壁の花
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    わたしは日陰にいるのが分相応。そう自分に言い聞かせるけれど……。 NYの語学教師リアーンは、母や姉妹と今季最大のパーティへ。名うてのイタリア大富豪アレッサンドロ・ロッシが主催者だという。美しい漆黒の髪に彫りの深い顔立ちの男性に足を踏まれたリアーンは、それがアレッサンドロであることに気づいて心臓が早鐘を打った。だが彼の興味を引いたのは、明るく社交的な妹のほうで……。壁の花となったリアーンが独りテラスにいたとき、真夜中の鐘が鳴った。ふと、会場から駆け出していく妹を見つけて外へ捜しに行くと、階段のところにアレッサンドロがガラスの靴を持って立っていた。その靴は妹が落としていったもの。切なさをこらえるリアーンに、アレッサンドロが言った。「彼女を見つけるのを手伝ってもらいたい」 ■HQイマージュでトップを争う大人気作家ケイト・ヒューイットの新作が2年ぶりに登場! いつかおとぎばなしのように王子が現れるのを密かに夢みる日陰の姉リアーンと、愛や結婚を信じず誰とも恋愛しないと決めているアレッサンドロのラブストーリーです。
  • 鷲の男爵と修道院の乙女
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    愛する夫がよそよそしい。夜だけはそうじゃないのに……。 21歳のジェネヴラは、10年間入れられていた修道院から呼び戻された。たとえ母が貴族でも父を知らぬ婚外子では縁談などないと思っていたが、このたび、急に結婚させられることが決まったのだ。夫となる人物が老人であろうが醜かろうが受け入れるしかない――そう覚悟したジェネヴラだったが、いざ会ってみると、相手は金髪の男爵で鷲を思わせる勇壮な騎士セント・オーバン卿だった。彼が唇に笑みを浮かべた瞬間、純情なジェネヴラは恋に落ちた。この人のために生涯を捧げたい。あの微笑みを何度でも見たい。しかし結婚生活が始まると、セント・オーバン卿は新妻を避け続けた。すばらしいのは夜だけと知って、ジェネヴラは当惑するしかなかった……。 ■会ったこともない相手との縁談に怯えていたものの、セント・オーバン卿の忘れ得ぬ微笑みに出合い、この人と幸せになりたいと強く思ったジェネヴラ。そんな彼女とは相反するように、新妻に対して抑制的な態度をとるセント・オーバン卿には、暗い秘密があり……。
  • 子爵の身代わり花嫁は羊飼いの娘
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    子爵の花嫁のふりをする私――ベールを脱げば、ただの灰かぶり。 マーサは幼い頃、上流階級にのし上がりたい父方の祖父から“不義の子”の烙印を押され、邪魔とばかりに屋敷を追い出された。今は農場でかいがいしく羊の世話をする毎日を送っている。そんなある日、祖父の手元に残された異母妹が、さる子爵と政略結婚させられそうになっていることを知る。だが妹には別に恋人がいて、子どもまで身ごもっているらしい。姉妹は外見がそっくりなので、婚約披露の舞踏会から結婚式までの1週間、マーサに時間稼ぎをしてもらっている間に駆け落ちしたいと妹は言う。妹の幸せを願い、マーサは身代わり花嫁として祖父の屋敷へ向かった――新郎の子爵ザカリーと会い、一目で激しく心を揺さぶられるとも思わずに。 ■姉妹の違いは髪の色だけ。赤毛のマーサは妹と同じ濃い褐色に髪を染めると、妹のメイドを伴って一路祖父の屋敷へ。婚約者ザカリーはまるでヴァイキングのようにたくましく聡明な男性でした。こんなにすてきな人がなぜ、評判のよくない成り上がり者の孫娘などと結婚しようとしているのか不思議に思うマーサでしたが……。
  • 仮面の妖精【ハーレクインSP文庫版】
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    孤独を忘れて、あなたを愛せたら…。 牧場の権利を一部買い取り、ゾーイはヘイズ牧場にやってきた。血の繋がらない養父母のもと、愛のない冷め切った家庭に育ち、すべてに幻滅していたゾーイは、この牧場に本当の家族がいると突きとめたのだ。正体を明かさぬまま、両親を捜そうとするゾーイをうろんげに見つめる男性がいた。J・D――ヘイズ牧場の経営者だ。一度結婚に失敗しているJ・Dは、都会育ちのゾーイを別れた妻のように派手好きな女に違いないと決めつけていた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 捨てたはずの愛【ハーレクインSP文庫版】
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    お願い、この娘を奪わないで! シャネイは3歳の娘と一緒に、カーニバルの喧騒を楽しんでいた。そこで思わぬ相手とでくわしてしまう――夫の弟夫婦と。スペインの名家の一員で、億万長者のマルチェロと結婚し、上流社会に溶けこもうと努力したシャネイだったが、嫌がらせを受けたうえに、夫に愛人までいるとわかり、逃げるようにして、故国オーストラリアに帰ったのだ。その後に妊娠が判明し、娘を産んだことを隠してきたのに、このままではマルチェロにすべてを知られてしまう。案の定、夫は自家用飛行機ですぐさま現れた。娘を奪うために。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • せつない秋【ハーレクインSP文庫版】
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    彼はドクターで男爵。身分違いの恋は叶わない。 婚約者にほかに女性がいると知って、サファーは病院を辞め、専属看護師として、ある老男爵夫人の屋敷に勤めることにした。ところが男爵家の嫡子、ロルフ・ファン・ドイレンの存在が、すべてを忘れたい、傷ついたサファーの心を波立たせる。冷たい態度で接する一方で、サファーを見つめる目が熱い。真意がつかめないサファーは、その奇妙な誘惑に戸惑いつつも、秀麗な貴公子ぶりの美貌の彼から、磁石のように目が離せない。ある日、ロルフに思わせぶりな言葉を囁かれ、動揺した。「僕には好きな人がいるが、その人には恋人がいる」と――。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 情熱の罠【ハーレクインSP文庫新装版】
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    ロマンスの巨匠たち~リン・グレアムの軌跡9~尊大なスペイン富豪にもてあそばれた、貧しいウェイトレスの運命は…?大好評、リン・グレアム全作コレクション、第9弾。 友人と誕生日を祝った真夜中の帰り道、ベラは道に迷い、誤って対向車と正面衝突してしまった。幸い相手に怪我はなかったらしく、運転席から男性が降りてくる。さっき見かけた人だわ! 高級車に乗った、スペイン系の伊達男。国中の女性が憧れる富豪の銀行家だと友人は言っていたっけ。彼はなぜかベラを娼婦と決めつけ、侮辱の言葉を並べたて始めた。こんな男とかかわってはだめ。あとは保険会社に任せよう。ところが翌日、保険が切れていたという恐るべき事実が判明した。屈辱的だけれど、彼にもう一度会って話をしなければ……。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • まだ見ぬ我が子のために
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    身も心も切り裂かれた別れのあと、忘れ得ぬ女性は子供を産んでいた! 世界で5本の指に入る大富豪の義理の娘――キャシー。うぶな彼女はレイフを一目見たとたん恋におち、純潔を捧げた。だが夢のような日々は、またたく間に終わりを告げた。残酷すぎるレイフの裏切りが義父の非道な企みとも知らず……。6年半後、キャシーがフランス人貴族と政略結婚させられる直前、衝撃の事実を知ったレイフは急いで彼女のもとにやってきた。今も忘れられない最愛の女性がお腹を痛めて産んだ、まだ見ぬ我が子に会うために。 ■アン・メイジャーはドラマチックな愛憎劇で定評のある大ベテランです。そんな彼女が大人気のシークレットベビーをテーマに冴え渡る筆を振るっているのが本作です。USAトゥデイのベストセラー作家の真骨頂が遺憾なく発揮された名作をぜひお楽しみください。
  • 世継ぎを産んだウェイトレス
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    再会した彼は私のことなど忘れていた。あの甘い日々はつかの間の夢だったの? マデリンが息子とつましく暮らす小さな家に、ある日突然、イロニア王国の使者が訪れた。すぐに渡航せよとの通達だった。とうとう私の重大な秘密を知られてしまったの?6年前、短期留学生としてケンブリッジで学んでいた彼女は、イロニア王国の皇太子パリスと激しい恋に落ちた。妊娠がわかったのは帰国後で、密かに出産するしかなかったのだ。今や国王となったパリスと思わぬ再会を果たしたマデリンは、「きみは誰だ?」という彼の非情な反応に凍りついた。だが息子の存在を知るやパリスは態度を翻し、彼女に迫り……。 ■個性豊かな物語を描いて人気のケイトリン・クルーズ。今作はシークレットベビーをめぐる、王道のロイヤル・ロマンスです。王位継承者である息子のために結婚を承諾したヒロイン。ヒーローの心の闇を垣間見ると同時に、彼を愛していることに気がついて……。
  • 古城の大富豪と契約結婚
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    わたしはアテナ、戦いの女神よ。あなたの愛を勝ち取るために生まれたの。 養父母のもとで囚人同然の生活を送ってきたアテナには、8歳以前の記憶がない。そしてある日、売られることになった。花嫁として、顔も知らない中年の男に。自由が欲しい。好きなところに行き、好きなものを食べ、恋愛をしてみたい。そして、本当の家族を捜したい!アテナは、夫となる男のもとに向かう車から飛び降り、駆け出した。どこまでも逃げ続けたがやがて力尽き、意識を失う直前、温かい腕に包まれた気がした――。目を覚ますと、豪華な室内にいて、男性の声が響いた。「そのドアを開けることはできない。きみはぼくのものだ」 ■今まで屋敷の外へ一歩も出たことのなかった無垢なヒロインは、古城に住む体中に傷のある大富豪に契約結婚を持ちかけられ……。自由を求めるヒロインと、孤独を求めるヒーローの恋の行方は?ご好評いただいた『ギリシア神に隠した秘密』の関連作です。
  • 嘆きのウエディングドレス【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
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    囚われて、身代わり花嫁に。新妻は夫への叶わぬ恋に嘆く……。 親友の結婚式に参列するため、ミラノを訪れたエリザベス。新郎のルチアーノは黒髪と金色の瞳を持つイタリア大富豪で、その類いまれな魅力に、彼女は思わず惹かれそうになった。みずからの心を戒めるエリザベスだったが、挙式直前になって、あろうことか彼女の兄が新婦と駆け落ちしてしまう!しかも兄は会社で横領事件を起こしており、その件はすでにルチアーノが肩代わりして解決したという。エリザベスも兄の不始末の片棒を担いだと疑うルチアーノは、自分の屋敷に彼女を閉じこめ、脅迫めいた口調で言い放った!「君の兄を刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」 ■愛なき結婚はできないと、ルチアーノの要求を退けたいエリザベスでしたが、彼に莫大な借金をしている身で選択肢などあるはずもなく……。とうとう結婚を受け入れた彼女に、ルチアーノは余裕綽々の様子で、キス1回で1ユーロの返済と言って口づけをするのでした。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • とっておきのキス【ハーレクイン・マスターピース版】
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    好きになってはいけない人は、好きにならずにいられない人で……。 ジュリーが秘書を務める教授が退官することになり、新しいボスとして、世界的権威のオランダ人医師シモンがやってきた。女性なら誰もが夢みる長身で魅力的な姿にときめくジュリーだったが、彼は仕事に一途で何かにつけ厳しい態度で接してくる。その冷たさと、たまに見せる笑顔との落差に戸惑いながらも、ボスの要求に応えようと、ジュリーは懸命に働いた。あるとき、オランダ出張への同行を命じられた彼女は、不安と同時に密かな喜びを感じた。ボスと二人きりになるなんて!ところがそこで、彼が若い女性を抱き寄せるのを目撃してしまい、ジュリーの淡い恋心ははかなく散るのだった……。 ■唯一無二の作風で大人気の作家ベティ・ニールズの名作を集めたシリーズ《ベティ・ニールズ・コレクション》より、甘く切ない恋物語をお贈りします。出張先で図らずも恋の芽を摘まれたジュリーは、これ以上好きになってはいけないとボスを避けるようになり……。 *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 嘘と秘密と白い薔薇【ハーレクイン・イマージュ版】
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    身分が違うと追い払われたシンデレラ。密かに産んだ子の父親と、再会する―― 会社に勤めながら独りで息子を育てるケイトは目の前の顧客に愕然とした。第5代ウィンダム男爵ジュリアン。最初で最後の恋人。18歳の夏、ケイトはイギリスを旅行中に彼と恋に落ちたが、男爵位を継ぐジュリアンに彼女はふさわしくなく、彼の母親から本人も別れを望んでいると告げられ、失意のなか帰国した。彼の子を身ごもっているとわかったのは、2カ月後のことだった……。きっと今頃ジュリアンは貴族令嬢と結婚し、父親になっているでしょう。ときどきそんな思いに胸を痛めていたが、まさか今、再会するなんて!ああ、片時も忘れたことのない、愛しいジュリアン。だが彼はあの日のままの屈託のない笑みで囁いた。「はじめまして」 ■2022年夏、惜しくも87年の生涯を閉じたマーガレット・ウェイ。主人公たちの断ち切れぬ愛の絆のみならず、脇役たちの葛藤や心の闇までをも如実に描き出す名作家でした。そんな彼女が綴った本作は、シークレットベビーがテーマの、極上シンデレラ物語です。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 純白の灰かぶりと十年愛
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    哀れな灰かぶりは王子様にふさわしくない。どんなに心をこめて愛していても。 その日、17歳のフルリーヌは名家出身のラウルに会いに出かけた。横暴な父親が許さないので服は不格好な白いワンピースしかなく、リボンも買えないために長い髪はとかすのが精いっぱいだったけれど。だがラウルは気にせず、「君が18歳になったら結婚しよう」と言って熱烈なキスをしてくれ、フルリーヌは最高に幸せだった。父親が現れ、猟銃を突きつけて彼女を連れ去るまでは。10年後、パリで再会したラウルはあの日の約束を忘れてしまったのか、華やかな女性とデートをしては世間を騒がせる億万長者となっていた。そんな彼に、意気地なしのフルリーヌはすっかり自信をなくしてしまう。そもそも二人は住む世界が違う。結婚を夢見た私がばかだったのね……。 ■『愛の都で片想いの婚約を』『大富豪と名もなき薔薇の出自』の関連作で、三つ子の億万長者最後の一人の物語がついに刊行です! ヒロインはヒーローを陰ながら愛するだけにしようと決めますが、なんともう一人の灰かぶり、彼女の妹がヒーローに恋をして……。
  • スター作家傑作選~こぼれ落ちたメモリー~
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    記憶喪失が、夫婦の愛のかたちを変える――名ばかりの疎遠の妻、家出をした若妻の物語。 ■“記憶喪失”がテーマのドラマティック・アンソロジー! ロマンスの女王L・グレアム作『誰も知らない結婚』では、記憶を失った夫が名ばかりの妻に契約以上の行為を求め……。また、数多くの感動作を描いて人気のJ・テイラー作『忍び寄る過去』は、夫との辛く悲しい思い出を忘れた妻の物語。名作2篇をお楽しみください。
  • 神様がくれた恋の花
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    大人気“ロマンスの女王”が勢揃いした、宝石箱のようなスペシャル・アンソロジー! ■押しも押されもせぬ大人気作家が勢揃いした豪華装丁版アンソロジーを特別刊行。巻末にロマンスの女王リン・グレアムと世界のファンのQ&Aを収めた特別付録付き!
  • お仕置き志願
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    むきだしの尻を平手打ちされ、 令嬢は奇妙な興奮をおぼえた――。 ジェンは男の膝の上にうつぶせにされ、露わになった尻を撫でられていた。 彼は従姉妹の婚約者で、壁を隔てたホールでは婚約パーティの真っ最中だ。 「ワインをこぼしたあのメイドの代わりに、きみが罰を受けると言うんだな?」 頭上から発せられる低い声と屈辱的な姿勢に、どうしようもなく感じてしまう。 彼の手はお尻を撫でまわしながら濡れた奥に指先を浸し、あそこに届きそうで届かない。 お仕置きが始まった。白く丸くつるりとした尻に、平手が何度も打ち下ろされる。 痛い、痛いわ……! ジェンの目尻に涙がにじみ、脚の間が燃えるように熱い。 と、いつのまにか平手は止み、彼はズボンの前を開けてそれを取りだした。 「口で」ひと言、威圧的な口調で命令される。従姉妹の婚約者のものを……? お仕置きのあとの、甘い甘いご褒美。ジェンは迷わず舌を絡め、吸い始めた。
  • 図書館の静かな倒錯
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    書棚の隙間から伸びる 見知らぬ男たちの手に弄ばれ、絶頂を迎える! 退屈きわまりない大学図書館のアルバイトで、私の唯一の息抜きは、 午後に30分ほどかけて館内を周り、返却本を書棚に戻す作業。 ほとんど人の来ない5階の、天井に届きそうなほど高い書棚と書棚の間で、 お気に入りの卑猥な本を開いて、5分だけ、オナニーするの。 パンティに手を入れて、くちゅくちゅ触っている私の目の前で、 本が数冊、書棚の向こう側から抜き出される。こちら側の数冊が落とされる。 トンネルになった穴から手が伸びてきて、まっすぐ、わたしの胸の先に触れてくる。 顔の見えない傍観者のために、わたしは本を片手に持ったまま、 ブラウスを開いて乳首をまさぐる彼の手を借りながら、イクまでオナニーを続けるの……。 するときょうは、書棚の下のほうからも手が伸びてきて、私のスカートに潜り込み――。
  • チェンジ
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    だめ、友達カップルの前でこんなこと…。 その夜、互いのパートナーを“取り替えっこ”して――!? 私の恋人はライアン。男っぽくてワイルドなタイプで、 女友達のケイの恋人はショーン。いかにも科学者っぽい、線の細さがセクシーなタイプ。 あるとき4人でキャンプに行き、私たちは同じテントに寝ていた。 耳のすぐ横で聞こえるショーンの寝息に、私はどうしようもなく感じていた。 ライアンが反対側から手を伸ばしてきて、疼きの源を探り始める。 「や、やめてよ……」囁き声で抵抗するのに、彼はますます大胆になって、 ふとんの下で私の脚を割り、硬いモノを突き入れてきた。 2人ともわかっている――ショーンもケイも目を覚ましていることを。 私をイカせながら、ライアンはショーンに見せつけているのだ。 ほら、おまえも彼女とやりたくないか、と。 そしてケイにも。おれなら、きみをこんなふうにイカせてやるよ……と。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『野獣とイケメンに愛される夜~秘蜜の交換~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 夜のパフューム
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    「もうぐっしょり濡れてる」 「指と舌でイカせてほしいのか」 二人は私の好みを知り尽くしてる。 今宵、メレディスはホルターネックのドレスに身を包み、 ルームメイトのジョシュとウィルを両脇に伴って、 大富豪ロバート・クリーヴドンの屋敷で催されるパーティに赴いた。 ロバートは、メレディスと同伴の男たちを思惑ありげに見やりながら、 「屋敷のなかを好きに見てまわるといい。特に主寝室は見ものだよ」と言った。 主寝室のドアを閉めると、メレディスは海に面したガラス窓に手をつき、息をのんだ。 ジョシュが後ろから彼女の胸を包み込むと、首筋に唇を這わせる。 ウィルは前方に屈み、スカートの中から秘所を探る。「もう、こんなに……」 そのとき後ろでドアが開く音がして、ロバートが入ってきた。 グラスを片手に、ゆったりとした動作で壁際の椅子に腰かけると、彼は 「続けてくれ」と言った。ズボンの前を開き、長く突き出たものを解放しながら。
  • 熱すぎた満員電車
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    「おまえの汁をその女に塗りつけろ」 欲情したカップルのプレイに巻き込まれて、 Tバックの細い紐は、もうびしょ濡れ…。 エアコンの効いていない真夏の満員電車ほど、気が滅入るものはない。 汗で張りつく薄いワンピースや、ヒールの靴が不快極まりない。 ぽってりと厚めのあそこに食い込む、細いTバックも気に障る……。 ふと気づくと、私は外国人のカップルに挟まれる恰好で立っていた。 前の女は私と向かい合って立ち、電車が揺れる度、彼女の大きな胸がぐいぐい押しつけられる。 なんだか変な気分になってくる。乳首が刺激されて、薄手のブラの中で固くなるのがわかる。 と、電車が大きく揺れ、のしかかってきた後ろの男が体勢を戻したとき、 私の腰には、まぎれもない固いものが押しつけられていた。はっとして見下ろすと、 それは私のスカートの中をくぐってきて、太腿の間からぬらぬら光る先端を覗かせている。 前に立つ女がそれをつかみ、私のあそこに押しつけると、前後に動かし始めた――。
  • 覗き見ルームメイト
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    「隠れてないで出てこいよ―― スカートを脱いで、パンティに手を入れて」 ドリューはルームメイトだけれど、私たちはそれほど親しいわけじゃなかった。 彼はハンサムで、体もたくましくて、寡黙だけれど女の子にモテるタイプ。 ある日、ランドリールームから間違って彼の洗濯物を持ってきてしまった。 私はそれを彼のクローゼットに返そうとしたのだけれど……。 部屋のドアが開いた勢いでクローゼットの扉が閉まり、ドリューが入ってきたのがわかった。 とっさに振り返った私の目に、扉のブラインド越しでもそれははっきりと映った。 彼がシャツを脱ぎ捨てたのが。こんな状況、誰だって出ていくタイミングを逸してしまう。 私は目を見開いていた。息を殺して。彼がベッドに腰かけ、ファスナーを下ろし、 見事に屹立したアレを取りだす。そして彼はそれを握って、さすり始めた……。 恍惚の表情を浮かべて……。
  • 傲慢な英国紳士の要求
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    「きみのような肉付きのいい尻が好きだ。 ぴしゃりと叩ける立派な尻が」 私のいとこは、おしとやかで優しくて美人。 いつも挑発的なドレスを着ている私とは全然タイプが違う。でも私たちは仲良しだった。 彼女は郊外に邸宅を構える若き大富豪と結婚したのだけど、この夫が少々問題で、 訪ねてきた私を、ぶしつけなまでにあからさまな目で見つめてきたり、 めざとく私をキッチンまで追ってきて、コーナーに追いつめて身体に触れ、 私としたいというとんでもないプレイについて卑猥に囁いてきたりする。 「おまえとディープでハードなア〇ルがしたいんだ。妻は物足りない」 これには私もカチンときた。いとこの悪口を言って、私と不貞を働きたいだなんて。 そのとき私は、いつかいとこが恥ずかしげに打ち明けた、夫に言えない願望を思い出した。 ふーん……。ここは私がひと肌脱いで、2人の願望を同時に叶えてあげようかしら。
  • 十七番目の愛人
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    彼の指がヒップの柔らかな肉に食い込み、 私は猛烈に突かれながらカウチにしがみついた。 裕福な夫は事故で全身麻痺となり、勃たなくなった。 それにより若妻の“夫婦生活”は一変した。 夫は毎週のようにどこからか若い男を見つけてきて、妻にあてがうようになった。 見目麗しくたくましい肉体を持ち、妻が求めるだけ応じられるスタミナの持ち主を。 夫が彼らにいくら払っているのかは知らない。 彼らと名前を交換することも、次に会う約束をすることも決してない。 妻はいつもの部屋に彼らを迎え、鏡張りの部屋で汗と吐息と愛液にまみれる。 鏡の向こうでは、動けない夫が、情事に乱れる妻を一心不乱に見つめている。 その日、愛人No.17との行為が終わったとき、いつもと何かが違った。 鏡の向こうの夫にこの気持ちを気取られるわけにはいかないけれど、 彼だけは、このまま行かせたくない……。妻は初めて「もう一度、して」とねだった。
  • 若い隣人
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    彼は私を見ながら、大きくて硬くて長いモノをつかみ…。 ある夏の午後、ジーナはタンクトップ1枚で庭の草を抜いていた。 「奥さん」突然声をかけられ振り返った彼女は、声の主を見て息をのんだ。 「すみません。驚かせて」美しい青年が、決まり悪そうに微笑んでいた。 彼の名はリック。隣に越してきた夫婦の息子で大学3年、夏休みで帰省中なのだという。 他愛ない自己紹介を聞きながら、ジーナの身体は予想外の反応をしていた。 汗ばんでいるだけではない湿り気を、脚の間にも感じる。そこから甘い疼きが広がる。 すらりとした長身、引き締まった筋肉、外で過ごすことの多い若者らしい体つき。 よく焼けた肌はどこまでもなめらかだ。きっと触ったらうっとりするほど……。 その夜、寝室に入ろうとしたジーナは足を止めた。向かい合った隣家の窓に彼が見える。 リックはまっすぐにジーナを見ていた。美しく固く、そそり立ったものを握り締めて。
  • メイドの愛
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    うしろの穴に押し込まれるなんて… どんな感じだろう? わたしは旦那様を心からお慕いしていた。このシャトーの当主である旦那様は、 美しい奥様をたいそう愛していらして、町に愛人を囲うこともしないと評判だ。 わたしは毎朝、決められた時間におふたりの寝室へ朝食をお届けする。 旦那様はつい今しがたまで奥様と愛を交わしていたかのように、 上半身裸で「おはよう」なんて言ったりして、わたしはたまらない気持ちになる。 おふたりが部屋を出ると、わたしは愛の名残が残るシーツの上で自慰をする。 叶わない恋。でも想像の中では、旦那様はメイドのわたしを思うままに弄ぶのだ。 ある日、ご夫妻の肖像画を描く画家が招かれ、旦那様はわたしに意外なお願いをする。 画家が指示した、旦那様と裸で絡み合うポーズを取るのを奥様が拒まれた。 体型の似ているわたしに、代役になってくれないかと言うのだ。
  • 5万ドルの愛人
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    濡れているね。いい感じだ。 さあ、今から尻を叩く。もう後戻りできないよ。 「100ドル? 本気で言ってるの?」私はお酒にむせそうになりながら言った。 バーで飲んでいた私に、見ず知らずの男が声をかけてきたのだ。 うちに来てくれたら――そしてセックスしたら――100ドルあげるよ、と。 憤慨して答えに窮していると、後ろから低く柔らかい声がした。「1000ドルではどうかな」 そう言ったのは、ダンディでセクシーで、見るからに裕福そうな男性だった。 もう、ふたりともやめて、と言うかわりに私は冗談を返した。「2時間で5万ドルよ」 するとダンディは革の小切手帳を取り出すと、さらさらと数字を書き込んだのだ。 えっ? どうしよう……。いったい彼はわたしに何をしようというの……? “お金で買われた女”として、彼の意のままに身体を嬲られる―― そんなシチュエーションに自分がどれだけ興奮するか、私はまだ気づいてもいなかった。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『5万ドルで買われた乙女~イケメン紳士はまさかのドS~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • しずかな奉仕
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    朝一番にボスの硬くそそり立ったモノを丹念に処理する── 奉仕こそ、わたしの人生最大の悦び。 エレナはすばらしい美人だが、お金も学歴も向上心もなく、特に欲もなく、 三度の食事よりフェラチオが好きという以外、取り柄のない女だった。 サンフランシスコのヒッピー街の古いアパートに住み、バイトを転々としている。 あるときエレナは、デクラン・ダナヒューという作家の雑用係に雇われた。 知識層の男性は苦手だったが、デクランはハンサムで気さくで優しく、 エレナはひと目で強く惹かれた。いつか絶対、彼と溶けるまでファックしたい。 物書きに性欲があるかどうかなんて、まったくわからないけど……。 彼女をあくまで従業員として扱うデクランのそばで、エレナはいつも濡れていた。 ついに我慢できなくなったある夜、「おつかれ、また明日」と笑顔で言うデクランに、 エレナはしずかに歩み寄ると、彼のファスナーをおろした。
  • 同僚豹変
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    親しくもない同僚との初めての会話が、 獣みたいな唸り声と卑猥な喘ぎ声だなんて…。 その日、私は同僚2人と仕事帰りにバーにいた。1人は饒舌なジョンソン、 もう1人は会社でもほとんど口をきいたことのない、マイケル・ターナーだった。 そろそろ帰ろうかというとき、そのマイケルが突然私に耳打ちした。 「このあと一緒に来たら、きみのあそこを舐めて死ぬほどイカせてやるよ」 えっ? いまなんて言ったの、なんて訊くまでもない。彼はたしかにそう言った。 ジョンソンがまた明日な、と帰っていき、私は……マイケルの自宅へ向かった。 もし彼が変質者だったら? 頭は警告を発しているのに、脚の間はびしょびしょだった。 そして彼の家に脚を踏み入れた瞬間、私は廊下でスカートを脱がされた。 彼がひざまずく。こんな展開にまったく備えていなかった綿のパンティを下ろされる。 そして私の脚を開くと、彼は顔を埋めた。ずっと前から私たちがこうしているかのように。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『クールなイケメンは豹変して過激な愛を囁く』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • マシュマロデザートの罠
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    ここは高級レストランの厨房── 絶叫はだめ。指を噛んで堪えなくちゃ。 私はジェイクのガールフレンドだけれど、彼の“所有物”でもある。 クローゼットは彼好みのぴらぴらした面積の小さい服で埋め尽くされ、 下着をつけずに外出して、お巡りさんの前で後ろを向いて屈まさせられたり、 パーティでいやらしそうなおじさんを挑発させられたりするの。 ジェイクは、ほかの男が私に欲情するのを見るのが大好きだから……。 ある夜、私たちはジェイクの友人が経営する高級レストランに行った。 ところが、まだ料理が運ばれてもいないうちにジェイクに仕事の電話がかかってきて、 私は置いてきぼりに。仕方なくひとりで美味しい料理をいただいたのだけれど、 携帯もお財布も持っていないことを思い出したのは、すっかり平らげてしまったあと! 慌てて謝る私に、要求された“支払い”は――。
  • 7人のG.I.
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    一人が私を貫き、もう一人が私の顔に跨る。 さらにもう一人の指が私の乳首を転がして…。 ゼイディーには、秘密の願望があった。 複数の――できれば大勢の男と、女1人のセックス、というシチュエーションが、 まさかAVじゃあるまいし、本当に実現するなんて――。 叶えてくれたのは、彼女の恋人で元軍人のデーン。 彼は、むかし同じ部隊にいた元軍人仲間6人を郊外の森に集め、 ゼイディーを獲物として放つと、彼女のアソコを賞品に、 サバイバルゲームの始まりを宣言した! 革のタイトスカートとハイヒールという衣装で森を走るゼイディーは、 早くも1人目に捕まった。迷彩服に覆面の男が、銃を構えて辺りをうかがいながら、 彼女の腕を股間に押しつけ、くぐもった声で命令する。「勃たせろ! しゃぶれ!」
  • 緑の瞳に炎は宿り
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    没落寸前の公爵家を救うための政略結婚。すべてうまくおさまるはずだった、あの日、真実の愛に出会うまでは……。19世紀イギリスを舞台に贈るドラマティック・ロマンス。 早くに両親を亡くし、貧乏暮らしをしていたリリーは、6年前、裕福な親戚に引き取られた。ある日、いとこの縁談のため相手方の公爵邸へ向かっていた彼女は、道中で追いはぎに襲われてしまう。リリーを救ったのは、地上に降りた天使のような端麗さと優しさを兼ね備えた公爵家長男のロイヤルだった。お互いの立場を知りながらも強く惹かれあうふたりだったが、彼にはリリーを選べない理由があり……。
  • 午前零時のサンセット
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    この夏、“いい子”のわたしに別れを告げ刺激的な恋の相手をさがすはずが、出会ったのは正反対のシングルファーザーで……!?最高にスイートなローリー・フォスター最新作! 湖がきらめく町サンセット。獣医師のアイヴィーは、しばらく前から冷めきっていた恋を清算し、この夏はお堅い自分から卒業しようと決意していた。そんな矢先に出会ったのは、年下男性コービン。最高にハンサムで紳士的で“ひと夏の恋”にはぴったり……と思いきや、彼は10歳の息子を持つシングルファーザーだった。軽はずみに近づくわけにはいかない相手なのに、アイヴィーの恋心は加速して――
  • 情熱を知った夜【ハーレクイン文庫版】
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    7歳で両親と死に別れ、祖母に育てられた古風なベス。眼鏡をかけた地味な服装の秘書では、ボスが淡い恋心に気づくはずもなく、美貌のモデルへのプレゼントの婚約指輪を、ベスに取りに行かせるのだった。そんな彼女を、ボスの兄であるテオ・キリアキスが見ていた。弟がご執心中のモデルとかつて婚約していたテオは、元婚約者の強欲さを知っており、弟の目を覚まさせたかった。あの平凡なベスを美女に変身させ、弟の気を引かせよう。しかしテオ自らが、突然美しくなったベスに心奪われて……。 *本書はハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 言えない秘密【ハーレクイン文庫版】
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    小さな宿を営むジェニファーは、人工授精で子供を産む条件で余命幾ばくもない老資産家セバスチャンと便宜結婚した。後継者が欲しい彼と、結婚は諦めていても子供の欲しい彼女には好都合だった。ただ……その精子提供者が問題だった。やがてセバスチャンが亡くなると、彼の息子レイフが現れた。長身でセクシーな億万長者の言葉にジェニファーは震え上がる。「君のおなかの子の父親が僕だってことは、知っているんだ」彼が精子提供者だということは、秘密のはずだったのに……。なんのためにやってきたの? まさか、私の子供を奪いに? *本書はハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 一夜が結んだ絆【ハーレクイン文庫版】
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    「ぼくに話すべきことがあるんじゃないか?」元婚約者のイタリア大富豪ダンテに詰め寄られ、ジャスティナはもう逃げられないことを悟った。9カ月前のあの夜、二人は激しく求めあった。身分差を理由に彼の親族から疎まれて破局した過去も忘れ、最後の一夜のつもりで、ジャスティナは自らを捧げたのだ――彼の子を身ごもってしまうとは、思いも寄らず。妊娠を知って追ってきたダンテの目は怒りに燃えながらも、彼は臨月のお腹を優しく撫で、唇に熱く口づけをしてきて……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 涙は真珠のように
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    『優しさに包まれるとき』ニコールは6週間前、事件に巻き込まれ、頭を撃たれた。記憶障害で言葉もうまく話せず、日常生活に支障をきたした彼女を、恋人ドミニクが優しく支えてくれた。そんななかニコールの身に突然、不思議な出来事が――世間が注目する幼女誘拐事件の白昼夢を繰り返し見るようになったのだ!『初恋を取り戻して』冷たい親に育てられた18歳のヘイリーにとって、恋人マックが心の支え。だがドライブ中の事故でマックだけが重傷を負ってしまう。彼の家族に面会すら拒絶され、失意のヘイリーは彼に別れも告げずに故郷を去った。10年後――
  • ボスの十二カ月の花嫁【ハーレクイン・ロマンス版】
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    子どものためだけの期限付き結婚に、身も心も結ばれる可能性はない……。 ラーナはヴァレンテ社重役のボス――マットに夢中だった。その端整な容貌と自信に満ちた態度は、全女性の憧れの的だから。ある夜、マットに誘惑され、夢のような一夜を過ごしたものの、妊娠に気づくと、彼に何も言わず会社を去って赤ん坊を産んだ。1年半後、突然マットが家に現れ、ラーナは驚きに言葉を失った。名うてのプレイボーイであるマットは、結婚するつもりも父親になるつもりもないはずなのに!ところがマットは赤ん坊に自分の誇り高き姓を与えるため、1年限りの結婚をラーナに提案し、拒むなら法に訴えると脅した。寄る辺のないラーナは式場で誓いのキスを交わすしかなく……。 ■マクシーン・サリバンの持ち味は、巧みな心理描写と起伏に富んだストーリー、そして、とびきりセクシーな愛の表現です。形だけの結婚をしたヒーローとヒロインに訪れるのは、はたしてどんな結末でしょうか? 最後まで一気読みしてしまう名作をお見逃しなく! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 非情なウエディング【ハーレクイン・ロマンス版】
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    子供を産むために買われた花嫁は、夫を愛してはいけないの? 「あなたの身代わりで見知らぬ人と結婚しろというの?」双子の妹からの懇願に、アリッサは仰天した。大富豪セルゲイ・アントーノヴィッチ。彼が期限付きの花嫁を募集していると知った妹は、姉の経歴を詐称して応募したらしい。審査を通り、すでに受け取った多額の契約金は母のために使い、恋人の子を妊娠した妹は追いつめられ、泣きついてきたのだった。これは家族を守るためよ。アリッサは覚悟を決めた──契約には、子づくり必須の条項があるとも知らぬまま。夫セルゲイに魅了され、思いがけず身ごもった彼女は、出産後は用済みで契約終了だと聞き、ショックで家を出るが……。 ■不動の人気を誇るリン・グレアムの珠玉作をお楽しみください。邪悪な妹に騙され、出産ありきの結婚契約を受け入れてしまったヒロイン。妊娠に気づき舞い上がった彼女は、それがヒーローとの別れを意味すると初めて知って、泣く泣く姿を消しますが……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 世継ぎを授かった灰かぶり
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    王子が望むのは、おなかの世継ぎだけ。私の愛が届く日は絶対に来ない! イギリスから逃げるようにリネア王国へ移り住んで7年、クララは遠からず国王となるアラリックに仕えている――ひそかな想いをずっと押しころしながら。だが、彼が資産家令嬢との政略的な婚約を破棄した夜、クララはほとばしる情熱を抑えきれず、身を捧げてしまう。5週間後、妊娠が明白になると、彼は非情な結婚を申し出た。「きみを愛せないが、子どもには王位を継がせたい」彼女は冷徹な言葉に傷ついたが、我が子のため求婚を受け入れた。ハネムーン先で恐るべき試練が待ち受けているとも知らず。 ■確かな描写力と抜群の構成力で人気急上昇中のエミー・グレイソン。暗い過去を引きずるイギリス人ヒロインと王族としての義務を最優先する傲慢ヒーローの、契約結婚ロマンスをご堪能ください。
  • 十六歳で宿した恋のかけら
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    かつて彼は稲妻のように現れて消えた。16歳だった私に小さな命を授けて。 ヘリコプターが着陸し、アリシアは必死に仕事用の顔を作った。彼女を待っていたのはスペイン富豪グラシアーノ――10年前に純潔を捧げて以来、一度も会っていなかった男性だ。機体から降りようとしたアリシアは緊張のあまりぶざまに転び、グラシアーノに抱きあげられて彼の家へ運ばれた。手当てをされる間、アリシアは10年前に戻った気分だった。相変わらずグラシアーノは自信と気品にあふれている。でも以前、この人は私に「二度と電話をするな」と言った。だからグラシアーノは知らない。一度だけ結ばれたあの夜、私が妊娠したことも。彼には今、9歳になる娘がいることも。 ■妊娠を知った父親に捨てられてから、ヒロインはシングルマザーとして必死に我が子を育ててきました。再会後、なにも知らないヒーローに娘がいると伝えようとしますが、親権を奪われるのが怖くて……。C・コネリーが描き出す愛憎渦巻く激情ロマンスをどうぞ。
  • 惑いのバージンロード【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
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    私を人生から追い出した傲慢富豪との再会。私の息子の父親はあなた、なんて言えない! エンリコの恐ろしい形相に、フレイアは2歳の息子の手を強く握った。3年前まで彼女はイタリア大富豪エンリコのもとで秘書として働き、彼の自宅に住み、彼のベッドで眠る関係だった。だがある日、エンリコのいとこがフレイアのいるベッドに入り込み、その瞬間を、出張から戻ってきたエンリコに目撃されてしまった。むりやり迫られただけだったのに、エンリコは話を聞こうともせず、無情にもフレイアを家から、そして人生から追い払ったのだった!今、彼女の小さな息子を見たエンリコが言った。「この子は僕の子だ」フレイアが弱々しくも否定すると、彼は無慈悲な悪魔のように告げた。「嘘をつくな、冷酷な女め。この報いは必ず受けてもらうからな」 ■フレイアの勤め先の会社を最近買収したばかりのエンリコ。会社のロビーで偶然再会したかつての秘書兼恋人が小さな男の子を連れているのを見て、我が子だと直観します。けれども、いとこと彼女が浮気したと思い込んでいるため、いとこの子の可能性も考えて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛を請う予感【ハーレクイン・マスターピース版】
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    傲慢に次ぐ傲慢――なのに彼に惹かれてしまうなんて。 友人の結婚式と仕事のため、異国の地を訪れたキーラ。豪華ホテルでの式が終わり、中庭で披露宴が始まる前のこと。穏やかな低い声がして振り向くと、長身で黒髪の美男が立っていた。これほどの色気を放つ男性に会うのは初めてだわ……。言葉を交わすうち、抗いがたい魅力に惹きつけられ、気づけば彼に唇を奪われていた。ああ、なんということを!娼婦の娘と蔑まれてきた生い立ちから、男性とは関わらないと誓っていた。破滅の予感に怯え、キーラは彼の腕を振り払ってその場を逃げ出した。ところが翌日、仕事の依頼でさる宮殿に足を運んだ彼女を迎えたのは、なんとキスの相手――現代のマハラジャと名高い実業家ジェイだった! ■キーラはジェイと仕事の契約を結びますが、強烈な男性的魅力を持つ彼とは距離を保つべきだと考え、恋心を自制します。ところが、とてつもない豪雨に見舞われたある日、とうとう彼の部屋で純潔を捧げてしまいます。そこから愛人関係を結ぶことになるとは……! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 若すぎた恋人【ハーレクイン・イマージュ版】
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    彼のあの甘美な仕打ちを忘れたことは一度もない……。 故郷ジェイコブズビルに戻ってきた小学校教師のサリーは、事故で失明したおばとその幼い息子の面倒をみている。ある日、二度と会いたくなかった相手、エビニーザと再会した。6年前の春、10代だったサリーは憧れていた彼に、ドライブデートに連れていってほしいとお願いした。意外にもエビニーザはすんなり聞き入れてくれたが、30分後、サリーは彼の車の助手席から逃げ出すはめになった――年上の彼の強烈すぎる男性的魅力と強引さに恐れをなして。無垢な彼女にとって、あのことはいまだに深い心の傷となっていた。それなのに、エビニーザは何事もなかったかのように接近してきて……。 ■HQイマージュ~至福の名作選~より、巨匠ダイアナ・パーマーの不朽の名作をお贈りします。表向きは牧場主、本当の姿は百戦錬磨の傭兵――そんな男の中の男、エビニーザが本作のヒーロー。6年前、若くて純真なサリーをあえて怖がらせて遠ざけた彼の本心は? *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 再会愛と大きすぎる秘密
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    言えない。絶対に言えない。彼の知らない、小さな宝物のことは。 アイリスは幼くして親に捨てられ、子供のいない夫婦の養女となるも、養父母に悲願の実子が生まれると厄介者扱いされるようになった。愛のある家庭に人一倍憧れたアイリスは、23歳でラクランと結婚した。しかし子供ができず、養子を迎えようという夫の提案も、不遇な養女だった自らの過去を告げられぬまま拒み、離婚したのだった。あれから8年。今、アイリスが働く病院に、3カ月の短期契約で新しくやってきた医師に、彼女は驚いた。離婚以来ずっと音信不通だった元夫、ラクランが現れたのだ!アイリスの胸はちくりと痛んだ――彼と家族になれなかった過去に。そして、今は独りで7歳の愛娘を育てているという秘密に。 ■心の機微を巧みに描き、最後には読み手をほろりとさせる物語で大人気のS・ウィルソンの感動作をお贈りします。8年前と変わらずハンサムで誠実なラクランと再会し、二人の時間を過ごすうち、アイリスは彼を愛している、いや、ずっと愛していたことに気づき……。
  • 裏切られたレディ【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
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    恋の喜びが一転して、愛の苦しみになるなんて……。 外科医の娘カサンドラは馬車に乗っていたある朝、不穏な銃声を聞いた。見ると、整った鼻筋と官能的な唇を持つ優美な男性が倒れていた。痛みに顔を歪めながらカーロウ伯爵と名乗った彼に、応急処置を施す。カーロウ伯爵といえば、傲慢で、ロンドン中の美女との噂がある男性だ。とても魅力的だけれど、私とは住む世界の違う人だわ……。しかしその後、カサンドラの妹がカーロウ伯爵のいとこと駆け落ちし、彼女は伯爵と一緒に、いなくなった二人を追いかけることになった。しだいに惹かれ合い、カサンドラは生まれて初めての恋をした――伯爵が彼女を誘惑できるか友人と賭けをしていると、偶然立ち聞きしてしまうことになるとも知らずに……。 ■明るく華やかな英国摂政期を舞台に繰り広げられる恋を描くリージェンシー・ロマンス。なかでも実力派ヘレン・ディクソンが生むヒロインはとてもけなげで好感度が高くて人気です。本作のヒロイン、カサンドラも正義感が強くて賢く、好きになること請け合いです! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 伯爵を愛しすぎた家なき家政婦
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    愛する人の愛人にはなりたくない。でも、せめてつかの間だけでも愛されたい。 両親に家を追い出されて以来、イギリス中をさまよったケイトは、半年前にとうとう無一文になってしまった。運よく、湖水地方にある主人不在の伯爵邸で家政婦の仕事を得て、ほかの使用人と屋敷の切り盛りをしながら平和に暮らしていた。だがある日、主人である伯爵ヘンダーソン卿が突然イタリアから帰国。2人の妻を妊娠と出産で亡くした過去を持つ彼は、不幸な思い出の残る屋敷を売り払うために帰ってきたのだ。ケイトは思いとどまらせるため、伯爵を楽しませようと心を砕くうち、いつしか密かな恋心を抱くようになっていった。そうとも知らず、彼はケイトにひとときの愛人契約を持ちかけて……。 ■伯爵に想いを寄せるケイトは、愛人になるのを一度は断りながら、彼が滞在している間だけでも愛されたいと思い直して応じることにしますが……。それぞれ悲しい過去を背負うヒーローとヒロインの心情を繊細に丁寧に描いた、ローラ・マーティンの日本デビュー作!
  • 緑のまなざしに魅了されて
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    「これだけは覚えておいてください。 この約束には男女の関係は含まれないと」 妹たちを守るため、未亡人のふりをして 版画店を経営するイライザ。 伯爵に協力して、盗まれた絵を取り戻すことに…… 日本初登場作家! 〈あらすじ〉 1815年ロンドン。版画店を経営しているイライザは、あるオークションで伯爵グレイソンと出会う。高名な美術評論家でもあるグレイソンは、イライザが狙っていた絵を高値で競り落とす。その絵は、イライザの妹アメリアが描いた贋作だった。姉妹は悪名高い贋作画家ミラーの娘で、父が失踪した直後、生活のためにやむなく売ったのだった。 オークションの数日後、イライザは店と妹たちを守るため絵を取り戻そうと、グレイソンの元へ向かう。 グレイソンは競り落とした絵が贋作だと見破っており、返してほしければある貴族から盗まれたレンブラントの絵を探す手伝いをするよう告げる。 グレイソンはかつてミラーの贋作に騙されて信用を失い、復讐のためその行方を追っていた。娘であるイライザにも腹を立てていたが、美しい緑の瞳と、美術への知識と愛、妹たちを守ろうという決意にいつしか惹かれてしまう。いっぽうのイライザもグレイソンの優しさ美術への熱意に心を動かされて……。 身分や立場の違いを超えて惹かれ合ってしまったふたり。この恋の行方は――?
  • ご主人様、仰せのままに
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    「そろそろフェラチオを教えてやろう」 「どなたですか?」 「人ではない」 2週間前、モリーはアッシュフォード・ホールのメイドに雇われた。 美しい容貌の主アッシュフォード卿は、堕天使さながら気に入らないことがあれば使用人たちを容赦なく怒鳴りつけ、激しく叱責する。 ある日、図書室ではしごのてっぺんに立ち、本の埃取りをしていたモリーは、物音に気づいて振り返った。ご主人様のブルーの目がモリーを見上げていた。 はしごの一番下の段に乗ったご主人様の手が、スカートの下を這い上ってくる。 逃げるべきなのはわかっていた。でも……相手はご主人様だ。 「旦那様、失礼いたしました。あとで戻ってまいります」 「だめだ」ブルーの瞳がきらりと光る。 「まだアッシュフォード・ホールへの歓迎のもてなしがすんでいない」 そう言うとアッシュフォード卿ははしごを上りながら、モリーの真っ白なふくらはぎから太腿へと指を――。
  • 博士の欲望
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    「この罰が気に入ったか」 太い二本の指が、濡れて待つ部分に入り…。 考古学者のテッサは発掘隊の若きリーダー、ブロディ・ジャクソンに惹かれていたが、 内気な彼女には、彼と言葉を交わすことすら荷が重かった。 その夜も、送ろうかと声をかけてくれたブロディの誘いをもごもご断り、 ひとり、夜の砂漠に残り発掘を続けていた――。と、不思議なことが起こる。 ふとしたことから彼女は砂に埋もれた秘密の小部屋へと落ちてしまい、 古のエジプト王の番人を名乗る姿の見えない男から、王の聖域に侵入した罰として、 全身に執拗な愛撫を受け、強引に攻められ、気絶するほどイカされてしまったのだ! 翌朝、宿舎の部屋で目覚めたテッサは朝食の席でブロディと顔を合わせる。 「ここ、空いてるかい?」隣の椅子を引き、腰かけたブロディの引き締まった脚が、 テーブルの下で腿をかすめた。テッサはもう、慌てて脚を引っこめたりはしなかった――。
  • 先生の寝室
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    「爆発しそうでぎりぎりなんだ。 パンティを脱がせてもいいだろう?」 10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 ミスター・ローレンス――高校3年のときの、数学の先生。 当時から、授業中に目が合うたび、ほかの誰とも感じられない何かを感じていた。 先生との間にはきっと何かがある、きっと先生も同じ気持ちでいるはず、と思っていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私は違う。いつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。その数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
  • 体育倉庫の思い出
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    「大きい…ああ、すごく大きいわ」 ずっと夢見ていた――彼のモノに貫かれる瞬間を。 10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 同窓会は、高校のホールで開かれた。 私はいつ“彼”が現れるかとそわそわしながら、入り口のほうばかり見ている。 ドリュー・ハートリー。学校一のハンサムで、バスケのスター選手だった。 当時、彼とひょんなことから体育倉庫でふたりきりになったとき、 私たちは舌を絡め合ってキスをして、彼は私の下着に手を入れた。 もうすごく濡れてて、彼がオシリの穴を触ってくるだけでイキそうだったのに、 突然入ってきたスティーヴに邪魔さえされなければ、きっと最後までいっていたのに……。 10年も経って、いまだ引きずっているなんてバカげてると思うかもしれないけれど、 まさかその夜、同じ体育倉庫で、同じシチュエーションになるなんて。 しかも今度はあのとき邪魔をしたスティーヴも、ドリューと一緒に私を愛撫して……。
  • Hなサンドイッチ
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    「あなたたちがほしいわ。二人とも」 私は今夜、秘密の夢を叶える。 ジョーとウォーカーという、2人の美しい男たちとの三つ巴の饗宴を。 若く美しいゲイのカップルに同時に愛されるなんて初めて。 私はどうすればいいの? 服を脱ぎはじめる? どちらかにキスをする? そんな不安も束の間、やがて2人は私が夢見ていた以上のプレイを披露してくれた。 ベッドに仰向けになったウォーカーは、快感にのけぞる私を羽交い締めにし、 脚を極限まで開いてオシリを責めてくる。 あらわになったもうひとつの秘所に、ジョーが自分のものを奥深くまで突き立てる。 ああ、私の中で男たちが蠢くのがわかる。脚の間で2人の睾丸がぶつかり合う音が響く。 私は恍惚の極みに突き上げられながら、ただひたすら嬌声をあげていた。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『強引なボスと極上イケメンに溺愛されて困っています』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • ミューズの選択
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    君はイク直前にどんな声をあげるのだろうか。 コリンは美しく聡明な女で、マンハッタンに生きる詩人だった。 だが同時に、社長秘書という職を持つ、現実に生きる女でもあった。 優秀で見栄えのする秘書を社長は夜な夜なパーティに連れ出し、 そこでコリンはルーク・モリソンと出会ったのだった。 ひと目で惹かれ合い、パーティを抜けだそうとしたまさにそのとき、 ルークが上司である社長の親友で、同じ会社の重役だと知った。 現実的な女として、コリンは、社長の親友と寝るリスクは冒せないとシンプルに告げた。 ルークは少し残念そうに、けれどどこまでもスマートに、彼女の意思を尊重した。 だがそれから毎日、オフィスで顔を合わせる日が続く。ひそやかな目配せ、他愛のないメモ。 コリンの中で何かが苦しく募っていった。彼への想いで蕩けてしまいそうだ。 あふれる想いを言葉にのせて紡ぐ詩作の衝動さながらに、 ルークとふたり欲望のまま溺れる一夜に、コリンは身を委ねることにした。
  • 海賊に贈られた花嫁
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    船長が、ふくらみに舌を這わせる。 「むきだしにしてやるから待ってろ」 ガートルードは、修道院から海賊船の船長へ差し出された。 それがなんであろうと、船長が彼女に求める役目を果たすために。 湯浴みをしていた船長がざばと湯から上がる。黒い毛の奥に隠されているそれが、 まるで彼女に触れようとするかのように伸び、ふくらんで、こちらを指さしている。 目をつぶろうとしたが、できない。船長がガートルードの耳元に口を寄せた。 「その一。海賊は奪う」船長の指が、喉から乳首へとすべっていく。 「その二。海賊は豊かなところから奪う。持ち腐れの宝を狙うんだ」 彼の手が乳房を包み込んだ。熱く、荒々しく。彼女の心臓の鼓動を感じているはずだ。 「その三」彼のささやきが髪をくすぐる。彼の手が、腿の間へ延びる――。 「ああっ、神さま……!」ガートルードの叫びを、船長の熱いキスが塞いだ。
  • アメジスト色の蠱惑
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    妖しく光るアメジストは、色欲の呪いをかけた。 「もっと深く、もっと早く。お願い、もっと、もっと!」 1811年のハイチ。とある海賊船の船長が、色欲の強すぎる愛人に手を焼いていた。 その女は船長1人ではとても足りず、 隙あらば手下の海賊たちを連れ込んで、おさまることを知らない欲望を慰めさせているのだ。 あるとき船長は業を煮やし、愛人をまじない師のもとへ連れていった。 不思議な魔術を使う老女は紫色に輝く大粒のアメジストに呪いをかけ、船長に渡した。 「このアメジストを握らせれば、女はあんたへの欲望を抑えられなくなる。 だが石から手を離せば、尼さんのように貞淑な女に逆戻り、というわけさ」 このまじないは恐ろしいほどの効き目を見せ、船長は己の欲望のままに愛人を操った――。 時は現代。ブランディはスキューバダイビングのツアーでキューバ沖を訪れていた。 今日は、ハイチの海賊船が沈んでいるという噂のエリアに潜る予定だった。 ペアを組むライアンと共に出発したブランディは、海底に紫色に光る石を見つけた。 船に戻り、例の石をライアンに見せようと手のひらにのせて差し出したとき、 ブランディの身体を、暴力的なまでに甘く激しい戦慄が駆け抜けた。 「ライアン――わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 悪魔公爵の愛撫
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    「私に花嫁はつとまりそうですか…?」 「私のものに触れればわかる」 「それは使わない約束です」 ロザリンドは従者も連れず、徒歩でファロン公爵の屋敷にたどり着いた。 “悪魔公爵”と噂される男の屋敷を女が1人で訪れるなど正気の沙汰ではないが、 誰も頼る者のないロザリンドにとって、ファロンだけが残された救いだった。 ギャンブル好きの父は常に金に困っており、金目のものならなんでも売る。 そしていま、娘さえも売り飛ばそうとしているのだ。好色な年寄りの貴族に。 私があの老人のものになるより早くファロンと結婚してしまえば、父も手を出せない。 突拍子もない申し出を携えて現れた娘に、ファロンは思いがけない提案をした。 妻としてふさわしいかを見る試験に合格すれば、おまえを娶ってもいいと。 いったいどんな“試験”なのかとロザリンドがおそるおそる訊くと、公爵は答えた。 「おまえがわたしの愛撫によって絶頂に達するところを見たい」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『野獣公爵に命じられた淫らな花嫁試験』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 恍惚のスパ
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    こんなマッサージ、合法なの? お願い、早く…あなたをなかに入れて! 1年前に離婚して以来、私の毎日は仕事と家の往復だけという味気ないものだった。 そんな私を憐れんで、親友が誕生日にプレゼントしてくれたのが、 〈恍惚のスパ〉という超高級マッサージパーラーのギフトチケット。 私はさっそく次の週末、凝り固まった体を引きずって〈恍惚のスパ〉を訪れた。 高級感溢れるサロンで迎えてくれたのは、名札に“ハンター”とあるハンサムな男。 裸同然の恰好でうつぶせになり、ハンターにすべてを任せ、マッサージが始まった。 大きな手がお尻を絶妙な力加減で揉みしだく、円を描くように。そして―― えっ、ちょっと待って……こんなマッサージ、違法じゃないの? 思わず体を硬くした私におかまいなしで、彼の指がお尻の割れ目から忍び込んでくる。 始まって10分。その淫らなタッチだけで、ああ、2回もイクことになるなんて……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『極上イケメンの淫らな愛撫に翻弄される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • カムフラージュ~男装の恋人~
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    「おまえを犯している最中に口答えは厳禁だ」 「あっ、伍長…イエス、サー」 イゾベル・“ボブ”・ヘイリーは、家族を養うため、男装して兵隊になった。 美しい胸をきつく巻いた包帯で隠し、重い銃をかついで泥の中を進軍する。 男言葉で話し、不衛生極まりない環境で寝起きするのも、もう慣れっこだった。 女としての欲望や悦びは……というと、実は、秘かに叶えられている。 イゾベルの正体を知るマイヤー大尉と、彼の秘密の恋人ダグリッシュ中尉は、 男同士の熱い睦み合いに、より深い倒錯と快楽を求めて彼女も加えてくれるのだ。 叶わないのは、同じ部隊に所属するアンドリュー・サウジー伍長への想いだった。 筋肉質だが細身のしなやかな体。くしゃくしゃのブロンド、泥に汚れた繊細な横顔。 女だとは告げられない。けれど彼は、男の私にも興味はなさそう―― イゾベルは、彼にあらゆることをされる妄想で自分を慰めるしかなかったのだが……。
  • 伯爵とメイドの禁じられた逢瀬
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    ご主人様の指がコルセットの中へ滑り、 乳首をつままれた瞬間にイってしまったのは秘密。 貧しく、読み書きもできないメイドのアメリアは、 毎週火曜日の朝、黒いヴェールで顔を隠し、読めもしない詩集を手にして、 ベンチに腰かけ、伯爵のエイドリアンが馬車で通るのを待つ。 彼の姿を、人目を気にせず見つめたい――ただそれだけの理由で。 屋敷の鼠くらいの存在でしかない私が、伯爵に恋をしているなんて知られたら……。 ああ、それなのに。まさか彼にずっと見られていたなんて。 「きみは誰なんだ? ぼくはもう自分を抑えられない――!」 石の壁に押しつけられ、彼は抗えないアメリアのスカートをまくり上げる。 ズロースの上から熱く濡れた秘所に唇を強く押し当てられ、アメリアは悶えた。 彼は息を荒らげながら言う。「きみもぼくと同じくらい求めているね――」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『無垢なメイドは傲慢伯爵に溺愛される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • ボーイフレンド・ラヴァー
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    友情が壊れたってかまうもんか。 きみのTバックの奥に舌を差し込みたいんだ。 幼いころからずっと、いちばんの親友だったジャック。 時が経ち、ふたりとも大人になったけれど、友情は変わらなかった。 変わったのは、成熟したお互いのカラダ――。 男性の手でも包みきれないほど豊かに、感じやすくなったわたしの胸。 ジャックは見上げるほど背が高く、逞しくなって、男らしい香りも声もたまらない。 彼のあそこがどんなか、どんな味がするのか、想像せずにはいられなかった。 心はいつまでも友達なのに、いつしか私のカラダは内側から叫んでいた。 ジャックが欲しい、ジャックをしゃぶりたい、ジャックを中で感じたい――! けれどお互いのセックスライフを開けっぴろげに話し合う仲では、 とても言い出せる雰囲気にはならなかった。そう、今日までは……。
  • 深紅のドレスと真珠のプレイ
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    「何も穿いていないのか?」 「ええ、ストッキングと香水をひと振り。それだけ」 恋人の手ひどい裏切りに遭って以来、アナリースはもう誰ともつき合わなかった。 男たちには求められるままその美しい肢体を与え、アナリース自身も、 貢がれる快感を貪ってきた。“尻軽女”でいるほうが、ラクだし楽しい。 ところが、出会って3カ月になるゲイブとは、あまりうまくいかなかった。 誰といても何をしていても、ゲイブに会いたくてたまらないのだ。 こんなふうになるのは自分らしくないのに、彼のことを考えて切なくなる。 今も、募る想いを抑えきれず、わざわざこのレストランまで来てしまった。 商談中のゲイブから見える席で脚を開き、これみよがしにウエイターと触れ合う。 ゲイブは嫉妬に燃えるまなざしを隠しもしない。アナリースはどうしようもなく濡れた。 このあと彼がバスルームまで追ってきて、激しくファックされることを思うと……。
  • メディテーション・セックス
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    ボンネットに横たわり、ヒップをゆすって彼と繋がる。 ああ、これが欲しかった…。 ギャビーはジムのパーソナル・トレーナー。 日毎、よだれが出そうなカラダをした男たちが彼女のプログラムを受けにやってくる。 彼らはギャビーの指示や叱咤に、まるで忠実な僕のように従いながら、 マシンの上を走り、ウェイトを上げ、汗と男性ホルモンを彼女に振りかける。 トムは最近ジムに入会したばかりの新顔で、ことごとくギャビーのタイプだった。 たくましいカラダは言うまでもなく、女のアソコを貪るためにあるような、あの唇。 ある晩ギャビーはなかなか寝つけず、借りっぱなしになっていた瞑想の本を開いた。 本のとおり瞑想を試みても、どうしてもトムの裸を思い浮かべてしまって…… ふと気づくと、ギャビーは真っ赤なポルシェの上に仰向けになっていた。 脚の間で唇と舌とをいやらしく使い、彼女のクリトリスを貪っているのは……トム?!
  • ドクターの情熱【ハーレクインSP文庫版】
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    結婚式当日、花嫁は逃げだした。お腹の子の父親は、別の誰かを愛しているから…。 イタリアを旅行中、ティアは医師のルカと出会い、その情熱的でセクシーな魅力を前に、瞬く間に恋に落ちた。やがて二人は結ばれ、彼女の妊娠を機に結婚に踏みきるが、式当日になって、ティアは衝撃の事実を知ってしまう。ルカには、ルイーザという名の愛する女性がいたのだ――!すべては赤ちゃんのため……だからこそプロポーズのときも、妊娠がわかったときも、彼は一度も愛を口にしなかったのね。打ちのめされたティアは教会から逃げだした。こぼれ落ちそうになる涙を懸命にこらえながら。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 捨てられたシンデレラ【ハーレクインSP文庫版】
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    ギリシア富豪に隠した、愛しい秘密の命。 ケリーは、ロンドンの店に入ってきた男性を見て驚愕した。ギリシアの不動産王、テオ・ディアコスではないか。14カ月前、私を紙屑のように捨てた男が、今さら何をしに?おののくケリーに、酷薄な微笑を浮かべて、テオは言った。「きみの手を借りたいことができてね。連れ戻しに来たのだ」相変わらずの身勝手な言い分に憤りつつも、ケリーは安堵した。どうやら“あの秘密”がばれたわけではないらしい。翌日、脅しまがいの彼の要求に屈し、ケリーはアテネに発った。密かに産んでいた、テオとの間の我が子を身内に託して。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 涙の湖【ハーレクインSP文庫版】
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    冷酷社長の罠にかかった、個人秘書。 病気の母の療養費を稼ぐため、記者のダナは身分を偽って有名会社社長のエイドリアンに近づき、潜入取材を行った。だが彼女の記事の誤りのせいで、彼の会社は破滅してしまう。3年後、まだ罪悪感を拭えずにいるダナを思わぬ事態が襲う。みごとに会社を建て直したエイドリアンが、宣伝のために記事を書いてほしいとダナを指名してきたのだ。きっと復讐する気だわ! 恐る恐る彼を訪ねたダナは、エイドリアンの本当の目的を聞いて、思わず耳を疑った。「半年間、僕の秘書として働け。償いをしてもらう」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 十七歳の花嫁【ハーレクインSP文庫版】
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    ロマンスの巨匠たち~リン・グレアムの軌跡8~愛されてなんていなかった…!幸福の絶頂から、失意のどん底へおちた無垢な花嫁は――。大人気のリン・グレアム全作コレクション、第8弾! 父を訪ねてきたニックに会ったとき、リーはひと目で恋をした。こんなすてきな人のためなら死んでもいいとさえ父に言い、17歳のリーはニックと結婚式を挙げた。だが、結婚初夜からずっと彼はリーに指一本触れようとしない。もう5年も、リーは砂を噛むような空疎な日々を送ってきた。ニックと別れる決心を固めた矢先、彼女は恐ろしい事実を知る。父がニックの家族の重大な秘密を握り、脅迫して、彼に結婚を承諾させたのだという。夫は、別れたくても私と別れるわけにはいかないのだ! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 隠された愛の証【ハーレクイン・ロマンス版】
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    この再会は運命なの?彼に瓜二つな子の存在は秘密なのに。 「兄の忘れ形見に会わせてもらいたい」べスが愛した唯一の男性ニコが、ふたたび目の前に現れた。――快活な面影は失せ、冷徹な大富豪のオーラをまとって。5年前、ベスはニコのことを心の底から愛していた。だが、ニコの出生の秘密を盾にした彼の兄に結婚を強要され、愛する人を傷つけたくなくて、何も言わずに去ったのだった。あれから連絡を断っていたのに、まさか訪ねてくるなんて!亡夫との地獄のような結婚生活の中、心の支えは息子だけだった。オリーブ色の肌と黒髪をニコから受け継いだ、男の子……。絶対だめ。ニコにそっくりな息子を会わせるわけにはいかない。 ■かつてニコの邪悪な兄に脅され、望まぬ結婚をしたべス。予期せず現れた最愛の人を前にして、胸の高鳴りを抑えきれません。一方、深く傷ついたニコは事情を知る由もなく、いまだに情熱をくすぶらせ……。R・ベイリーのドラマティックな名作をご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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