作品一覧

  • 間違いと妥協からはじまる公爵との結婚
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    1817年、英国。父から大嫌いな伯爵との婚約を迫られたアデルは、ハウスパーティの夜、大胆な賭けに出た。かつて求婚してくれたミスター・アトウッドの寝室に忍び込み、目撃されることで、結婚に漕ぎつけようとしたのだ。だが、なんと寝室にいたのはウルヴァートン公爵で、パーティの主催者夫婦に目撃されたアデルには、結婚する以外、名誉を守るすべはなかった。ミスター・アトウッドにも事情を説明したが、見放されてしまう。ところが、醜聞を無視しても問題のない立場にいる公爵が、結婚を申し込んでくれた。その高潔さに感謝したアデルは、結婚を決意する。 いっぽう、公爵にも思惑があった。前妻亡き後、残されたふたりの娘には母親が必要だと考えていたのだ。花嫁は条件さえ満たしていればだれでもよく、本当の夫婦になるつもりはなかった。 お飾りの妻となったアデルだったが、持ち前の明るさと優しさで娘たちとも心を通わせるようになる。そして公爵もまたアデルに惹かれるようになるが……。 偶然と妥協から始まった結婚。果たしてふたりは本当の夫婦になれるのか? 人気作家待望の新シリーズ!
  • 壁の花の小さな嘘
    4.0
    父親を亡くし、23歳という若さで一家の大黒柱を務めるキティは壁の花。 自分の結婚はあきらめていたが、妹の結婚に箔をつけるため、世捨て人で社交界に何年も顔を出さないソーントン公爵と婚約したと嘘の発表をする。ところが、新聞でそれを見て興味を持った公爵が現れた。意外にも公爵はそのことを面白がり、ふたりは友人になるが……。 嘘から始まった恋の行方は?
  • 壁の花の小さな嘘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    悪い人がいない物語。
    始まりは窮地に立たされたヒロインがついた嘘から。あまりにも大胆不適なヒロインにびっくり。
    ヒーローもヒロインも素直で自分の感情を言葉に出すのが好印象。
    「罪深き壁の花達」のお話も読みたい。

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    2024年01月15日
  • 壁の花の小さな嘘

    ネタバレ

    好みが分かれる作品

    ヒロインは妹達の結婚の為に大胆な嘘を思いつくし、ヒーローはそれを見て楽しむという変わり者で二人共かなり型破り。なので、二人のやり取りもあけすけで挑発的なものが多い。読んでいて飽きないが、好みが分かれるかもしれない。
    ヒーローが事故の後遺症で苦しむ姿や、心理描写はとてもリアルで胸に迫るものがあった。読み応えのある作品でした。

    #アツい #泣ける #切ない

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    2022年01月17日
  • 壁の花の小さな嘘

    Posted by ブクログ

    最後の方は『(愛の営み的な意味で)ミッション・インポッシブル』でした。ストレスフリーで読める素直〜なヒストリカル。

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    2020年10月14日
  • 壁の花の小さな嘘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妹たちの将来の為、事故以来スコットランドで引きこもってる公爵(ヒーロー)の婚約者だと嘘の発表をしたヒロイン。
    全然「小さな嘘」じゃないです(笑)

    キュンキュンしてもおかしくない内容なのに、ヒロインのキャラ変のせいであんまり集中できなかった。
    君、最初とキャラ変わってない!?
    と思ったけど公爵と婚約しただなんて嘘をつくぐらい大胆な女性なんだから、そこまで変わってないか。

    公爵から花と一緒に届く手紙にキュン(´ー`)

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    2020年10月30日

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