ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧
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-ラリーは大家族の中で育ち、幼い甥や姪の面倒をずっと見てきた。その忙しさも一段落し、豊富な家事の経験を生かして、家政婦兼アシスタントとして作家のもとで働くことになった。主人のキャメロンは世界的なベストセラー作家でありながら、土地開発でも成功している実業家。多忙な彼の雑用を引き受けて、もっと仕事に集中できるようにするのが、彼女の役目だった。でもキャメロンは事業のほうはうまくいっているのに、小説のほうはスランプらしく、ため息をついてばかりいる。面倒見のよいラリーは、さっそく彼に救いの手をさしのべた。書けないでいる場面を、2人で実際に試してみてはどうかと。それがどんな結果を招くのか、考える余裕もないままに――。■今月、オーストラリアからお贈りするのは、作家のアシスタントになったヒロインが体験する、ちょっとミステリアスでゴージャスな夜の出来事。キスから始まるロマンスに、どうぞご期待ください。
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4.0書名の「ヘーローイデス」はヒロインのこと、所謂『名婦の書簡』。ギリシア神話に登場する女性が良人や恋人に宛てた手紙21歌。それぞれの神話の結末を暗示する内容。
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-仕事も楽しいけど、そろそろ子供が欲しい。でも、肝心の相手がいない。独身バツイチのルネの頭に、あるとき名案がひらめいた。精子バンクに保管してある元夫の精子を使わせてもらおう。さっそく手続きをとろうとすると、驚愕の事実が判明した。書類の手違いで離婚が成立していなかったのだ! さらには、ルネの計画を知った“元”夫が意外な形での協力を申し出て……。すれ違いで別れた彼のことが気になる女子のための復活恋愛譚。●本書は、2011年2月に小社より刊行された『しあわせの面影』を改題・再編集したものです。
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-ある日ベスに、親友夫妻からプレゼントが贈られた。それは、大富豪の不動産王トッド・グラハムとデートをする権利。恋愛からすっかり遠ざかってしまっているベスのためにと、チャリティ・オークションで競り落としてきたという。プレイボーイと噂の彼と、平凡な私じゃとても釣り合わないわ――その不安は的中し、デート当日、ベスはトッドの魅力に圧倒され、周囲のからかいの目にも耐えられず、途中で逃げだしてしまう。住む世界も違うし、もう彼と会うことは二度とないだろう。そう思っていたベスだが、意外にもトッドは家まで会いに来て……。
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-ウエディングドレスなんて着られない。愛する彼には……妻と子供がいる!■アーシュラは、ずっと前に“運命の人”と出会っていた。二人は考えも感じ方もぴったり。おまけにそのロス・シェリダンは彼女の上司で、いつでも会える。もっとも、どんなに好きでも彼と結ばれることはない。ロスはすでに結婚しているのだから。今でも、それを知ったときの絶望感を思い出す。アーシュラはそのときから彼への思いを振り切り、ただ仕事の上のつながりだけに目を向けてきた。ロスの妻は美しく才能豊かなデザイナーで、二人の間には天使のようにかわいいケイティがいる。どこから見ても幸せいっぱいだ。だがケイティの誕生会に招待され、アーシュラは彼の結婚生活が悲惨なものと知った。でも、たとえ愛する人の結婚がうまくいっていないからといって、その隙に彼の心に忍び込んだりできるだろうか。私にはできない……。
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3.0造園家のジャズは小さな村で、男性を避けるように生きてきた。十七のとき、母親は夫と娘を捨てて、よその男と駆け落ちした。そんな母親に似ているなどと思われたくなかったのだ。ある日、その静かな村に有名人が引っ越してきた。テレビで見るよりずっと魅力的なボーは、庭の手入れをジャズに頼み、そのうえ彼女をデートに誘う。断るべきだとわかっていながら、ジャズの心は揺れた。彼が私みたいな女を本気で相手にするはずはないわ。それに、やっぱり血は争えないと陰口をたたかれてもいいの?だけどほんのつかのま、女らしい夢を見てみたい……。★不動の人気を誇るキャロル・モーティマーならではの切ない物語をお届けします。あまりに違う二人の出会いは、いったいどこへ向かうのでしょうか。胸を打つロマンスをご堪能ください。★
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3.0常夏のカリブ海にある、高級リゾートホテルのビーチで、ミリーは1週間のバカンスをもてあましていた。上司に働きすぎを指摘され、一方的に休暇を命じられたのだ。ふと顔を上げると、夕日の中で一人の男性がこちらを見つめている。彼はチェイスと名乗り、気軽な調子で彼女をデートに誘った。ミリーは彼を追い払おうとしたが、次の瞬間、思い直した。いま彼と話していたとき、私は……笑っていたの?ミリーを絶望のどん底に突き落とした悲劇から2年、仕事に没頭することで感情を封印し、笑顔など忘れていたのに……。気づけばミリーは、彼と1週間をともに過ごすことに同意していた。
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-エリザベスは亡き母の遺品の手紙から、実の父親の存在を知った。ただひと目会いたい一心で所在を調べ、父のもとを訪れた彼女は、手違いから病身の父の世話係として雇われてしまう。たとえ娘だと名乗れなくても、そばにいられるのなら……。献身的な仕事ぶりを見せるエリザベスだったが、ただ一人、彼女に疑いの眼を向ける男がいた。冷酷な実業家アンドリアス──彼はエリザベスを財産狙いの悪女と決めつけ、正体を暴こうと策略を巡らせていた。ある日彼に呼び出された彼女は、耳を疑うようなむごい要求に絶句する。今後は秘書として、昼夜を問わず彼のあらゆる要求に応えろというのだ!
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-荘厳な教会に神父の堂々とした声が響く。オリヴィアは今まさに夫婦の誓いを立てようとしていたが、彼女の心は2年も前から閉ざされていた。これは親同士が決めた、偽りの結婚にすぎない。そのとき、背後で男の声が響いた。「式を中断してくれ!」オリヴィアは振り返り……息をのんだ。グレゴル。死んだはずの夫がなぜここに?愛する人を失ってから、ずっと抑えていた悲しみが悲鳴をあげ、彼女はゆっくりと気を失った。なぜ彼は、あんな変わり果てた姿に……と思いながら。■夫の生還は嬉しくても、2年ものあいだ音信不通だった理由を打ち明けてくれないことに、オリヴィアの不安は募ります。二人は元の幸せを取り戻せるのでしょうか。
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3.5唐突なプロポーズ――それは、あまりに悲しい恋の結末。 ロンドンの聖モード病院で働くオクタヴィアはある日、勤勉な仕事ぶりを買われ、出張看護の命令を下された。地中海めぐりのソクラテス号に乗船しろというのだ。船上で彼女は、かつて病院にけが人を運び込んだ男性と再会する。そのとき彼は“必ずまた会う”と自信満々に言い、オクタヴィアの脳裏にその姿を刻みつけたのだった。オランダの医師だという彼とともに船で過ごすうちに、無愛想だが親切な彼にオクタヴィアは心惹かれるようになる。だが航海が終わったとき、彼がもたらした残酷な仕打ち――それは愛のかけらもない、便宜的な結婚の申し出だった! ■「君に恋しているふりはできないが」と、ルーカス医師はあまりにむごい言葉とともにプロポーズします。オクタヴィアの返事はいかに……? 伝説のロマンス小説家ベティ・ニールズが描く、心がほっこり温まる珠玉作です。
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3.0一人旅でイタリアのベニスにやってきたジリアンは現地の男性と恋に落ち、やがて結婚することになったものの、式の最中に彼に騙されていたことを知り、傷心のなか逃げだした。以来、帰国して自分の失敗を家族に打ち明ける勇気も出ず、かといって、もうお金も底をつきそうで途方に暮れていた。そんなとき、ジリアンの前に思わぬ救世主が現れる。ひょんなことから知り合った公爵家の若き当主ジャンニから、産休中の秘書の代わりを務めてほしいと頼まれたのだ。ジリアンは藁にもすがる気持ちで引き受けることにするが……。
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-彼女にとって、その男性はまさに真っ暗な闇に差し込んだ一条の光だった。■コミュニティスクールの犯罪学のクラス──それはハイジの目的にぴったりだった。ただ一つ予想外だったのは、担当するのが引退した刑事ではなく、長身でたくましい現職刑事ギデオンだったことだ。そのクラスはミステリー作家の卵たち向けのものだと知り、ハイジは親友の冤罪事件を小説の“あらすじ”として発表し、ギデオンの注意を引いて再捜査に協力してもらおうと企てた。そして彼女の作戦は成功した。彼がすぐに“あらすじ”のことで話があると言ってきたのだ。これで親友を救えるかもしれない、とハイジは胸を高鳴らせた。その胸にある別のときめきは、今は無視して……。
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-父の死後、初めて母の遺品を見ることを許されたサビーヌは、実の父がほかにいるという事実を知って愕然とした。生前、母はフランスの生まれ故郷について多くを語らなかったが、かの地に行けば、本当の父親がわかるかもしれない。不安を胸に抱えて、サビーヌは母の故郷の村を訪ねた。すると一人の男がサビーヌを見たとたん、怒鳴りつけてきた。目に軽蔑の色を浮かべて、二度とここに来るなと言って。危険な香りと、鮮烈な魅力を放つ男の剣幕に思わず凍りつく。彼は、私の父が誰か知っているのだろうか……?
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-ドレスも宝石もいらない。彼がほしい――心も、すべて。 妹亡きあと孤児となった甥を独力で育てているレイチェルは、困窮のすえ赤ん坊の伯父にあたる富豪ジョバンニに助けを求めた。手紙も電話も幾度となく無視され、進退きわまった彼女はベネチアのジョバンニ邸を訪れて使用人の手に赤ん坊を託し、あふれる涙をこらえながら豪壮な屋敷をあとにした。だがすぐに追ってきたジョバンニに腕をつかまれ、強引に唇を奪われて、レイチェルは驚きのあまり呼吸を忘れた。冷徹な実業家として名高い彼は、感情を交えず冷ややかに言った。「敵を見くびってはいけないな。君は僕と結婚するんだ」■僕たちの子供ということにして醜聞を最小限にすべきだと説明され、愛する甥のためにやむなく便宜結婚を承諾したレイチェル。しかし、あまりにも強烈な彼の魅力を前になすすべもなく恋に落ちて……。愛なき富豪と窮地の乙女の甘く切ないシンデレラ・ロマンスです。
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2.0ロンドンで小さな内装店を営むジェスは、急な来客に驚いた。やってきたのは、イタリア名門一族の総帥ドラゴ・カサーリ。彼は行方不明のいとこ、アンジェロが働いていた店を捜していた。数日前から休んでいるアンジェロを心配していたジェスは、彼が意識不明の重体だと聞き、乞われて、すぐにドラゴとともにベネチアへ向かった。ところがベネチアへ着くと、ドラゴは態度を豹変させ、ジェスを詐欺師と罵り、宮殿に閉じ込めてしまう。いったいどういうこと? なぜ私がこんな目に遭うの?身の潔白を証明するすべのない彼女に、ドラゴは誘惑を仕掛け……。
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-彼は秘書の仕事以上のものを要求するの?でも、わたしはベネチアに行きたい。■個人秘書としてベネチアで働くことになったソフィーは、ニューヨークからパリに向かう搭乗便を待っているときに、初めて雇主のマーク・ワシントンに会った。彼は予想外に若くハンサムな男性で、ソフィーはふと、採用の際の条件に“脚線美”があったのを思い出し、不安を感じた。昼は個人秘書、夜は女としての役割を期待されるのだろうか?だが思い出の地ベネチアで働くチャンスをあきらめることはできない。ソフィーは自分が採用された理由を思いきってマークに尋ねてみた。返事は意外だった。「きみの顔がいちばん気に入ったってことかな。控え室できみが目にとめた鏡はマジックミラーだよ」ソフィーは胸の内に怒りをたぎらせたが、同時に、遠い昔にどこかで彼に会ったという不思議な感覚にとらわれた。
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-いったいどちらが幻なの……?私の愛しい人と、私が憎む悪魔と。 18世紀ベネチア。街じゅうが祭り気分に浮かれるこの地に、母を捨てた父を捜しにやってきた17歳のキアラ。手持ちの金が乏しくなり、やむなく得意の占いで小銭を稼いでいると、怪しげな男たちにつかまって賭博の館へと連れ去られてしまった。そこで奴隷として扱われ、占いのみならず夜伽まで強いられそうになり、キアラは絶体絶命の窮地に陥った。彼女が館から逃げようとしたとき、一人のベネチア貴族が目に留まった――彼は、妹を手籠めにした悪魔!しかし、抗いがたい魅力で人を虜にするその美男ルカは光にあふれ、なぜかその背後に見える黒い幻に邪悪なオーラが取り巻いて見える。ルカが言った。「ぼくがその娘を買おう。美しい女の奴隷を」 ■水の都ベネチアを舞台に描かれた、敵か味方かもわからぬ謎の貴族に買われた不遇のヒロインの物語をお届けします。妹を傷つけた悪魔に瓜二つのヒーローを警戒しながらも、しだいに彼に心を奪われていき……。堕天使ルシフェルを思わせる彼の正体やいかに!? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-占いの腕を見込まれて、賭博場に連れてこられた美しいジプシーの娘キアラ。奴隷として売られた彼女を買った貴族は、妹を陵辱した男に酷似していた。★ジプシーの血を引くキアラは、ベネチア、サン・マルコ広場で占いをしている最中、怪しげな男に拉致された。着いた先は賭博場で、彼女は客の運勢を見るよう言われる。ふと、ひとりのベネチア貴族が目に留まり、キアラは愕然とした。ルカ! 妹を陵辱した悪魔だわ。抗いがたい魅力で女を虜にする情け知らずの悪魔。わかっていながら、キアラも例外とはなりえなかった。金で買われ、彼の館に閉じ込まれる羽目に陥ったのだから。
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-あなたが誰かを知っていたら、 この子を宿すこともなかった……。 ダニエラは親友主催のベネチア式の仮面舞踏会にやってきた。 互いに名前も素性も明かさずに楽しめる幻想的な夜。 「シャンパンでもどう?」海賊姿の男性に声をかけられ、 ダニエラは相手の情熱的な瞳を見た瞬間、恋におちた。 だがその夜、彼と結ばれたダニエラは相手の素顔を見て、 雷のような衝撃を受ける。まさか、ニコロだったなんて! 親友の兄で大富豪の彼だけは絶対に避けないといけなかったのに。 尊大な自信家のニコロは初対面のときから私に冷たかった。 ダニエラは逃げ出したが、数カ月後、体調に異変が……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ダニーは金色の仮面とドレスをまとい、親友が開いたベネチア式の仮面舞踏会にやってきた。互いに正体を明かさずに楽しめる幻想的な夜だが、親友の兄ニコロの相手だけは絶対に避けなくては。ベネチアの名家の長で銀行家のニコロは尊大で自信に満ち、初めて会ったときから、ダニーに冷淡だった。だから彼が私に声をかけるなんてありえないはずだけど。「シャンパンでもどうかな?」ダニーが振り向くと、海賊姿の男性が立っていた。その情熱的なまなざしに、ダニーはつい警戒するのも忘れ……。◆ハーレクイン・ロマンスの人気作家キャロル・モーティマーが仮面舞踏会の夜の、甘くてせつない愛のひとときを描きます。愛に臆病なヒロインの心に隠された深い傷とは……?
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-一夜だけでもいい、自信に満ちた魅惑的な女性になれたら。その一心でティナはベネチアの仮面舞踏会へ出かけ、身を捧げたいと思えるすてきな男性とめぐりあった。「仮面はつけたまま、名前も明かさないことにしよう」耳元でささやかれたその言葉に、彼女はこくんとうなずいた。ところが、夢のような時間を過ごしたあと、ティナはどうしても素顔を見たくなり、眠る彼の仮面をそっとずらした。まさか初めての男性が、兄の仇敵のニコだったとは!皮肉な運命に愕然とし、彼女は無言でその場を逃げだした。だが2カ月後、ティナはその身に小さな命を宿していて……。■『時間外の恋人』のヒーロー、レンツォの妹が主人公の物語をお贈りします。恋に落ちた相手は兄の仇敵だった! シェイクスピア劇『ロミオとジュリエット』を彷彿とさせる男女のドラマティックな出会いを、L・R・ハリスが切なく繊細な筆で綴ります。
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-一夜だけでもいい、自信に満ちた魅惑的な女性になれたら。その一心でティナはベネチアの仮面舞踏会へ出かけ、身を捧げたいと思えるすてきな男性とめぐりあった。「仮面はつけたまま、名前も明かさないことにしよう」耳元でささやかれた言葉に、彼女はうなずいた。ところが、夢のような時間を過ごしたあと、どうしても素顔を見たくなり、眠る彼の仮面をそっとずらした。まさか初めての男性が、兄の仇敵の侯爵ニコだったとは!皮肉な運命に愕然とし、ティナは無言でその場を逃げだした。だが2カ月後、ティナはその身に小さな命を宿していて……。 ■父親の愛を知らずに育った自分と同じ思いをさせるにしのびなく、侯爵ニコに妊娠を告げたティナ。ですが、強引に城へ連れ去られて……。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を彷彿させるドラマチックな恋を、リン・レイ・ハリスが繊細な筆致で綴ります。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-養護施設育ちのケイトはその不幸な生い立ちから、人を愛することを恐れていた。恋愛より何より、仕事で自立することが最優先だった。そんなある日、養護施設で姉妹同然に育った親友の訃報が届く。赤ちゃんが遺されたと知って、ケイトは何の迷いもなくその子を引き取ったものの、仕事との両立は困難で、シッターを雇うことにする。だが、現れたのはリックと名乗る黒髪の男性。まさか彼が赤ん坊を奪うつもりの大富豪とは夢にも思わず……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0孤児院育ちのケイトはその不幸な生い立ちから、人を愛することを恐れていた。彼女にとっては、恋愛より何より、仕事で自立することが最優先だった。そんな彼女のもとに、ある日悲しい知らせが届く。孤児院で姉妹同然に育った親友が事故で亡くなり、小さな赤ちゃんが残されたというのだ。ケイトは何の迷いもなくその子を引き取ったが、仕事との両立は困難で、見かねた知人がシッターを薦めてきた。リック・エヴァンス? まさか男性のシッターだなんて!ケイトは知る由もなかった。驚くべき彼の正体と、本当の目的を。
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-キャンダスは秘密の代理出産をしたが、依頼主の女性が亡くなった。心配でたまらなくなった彼女は素性を隠したまま、赤ん坊のベビーシッターとして、依頼主の夫ニックに雇われる。ニックは優しくハンサムで裕福な経営者だが、娘を見るとつらそうだ。亡き妻と浮気相手の間にできた子だと信じているのだ。とんでもない誤解だわ……キャンダスは真実を知っている。依頼主は、子どもがつくれない体だったから、キャンダスに夫の子を産ませたのだ。自分が妊娠したふりをして。苦しむニックを見ていられず、彼女は思わず告げてしまう。あの子は、わたしたち二人の子どもなの―― ■とてもドラマティックなシークレットベビー・ロマンスです。二人は初めて会ったときから惹かれ合っていましたが、ニックがすぐにキャンダスの話を信じるはずもなく、波乱の展開に。
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-キャンダスがベビーシッターに雇われた豪邸の主ニックは、病気で妻を亡くしたばかり。彼はハンサムで魅力的なのに、赤ん坊のジェニーにはなぜかひどく冷たい。胸を痛め、思わずニックをいさめたキャンダスに、ニックは心の奥に潜む傷跡を語りだした。多額の借金を負わされ、亡き妻との結婚を強いられたこと。そして亡き妻がおそらく浮気をしていたこと。だからジェニーは自分の子ではないと疑っていること。いいえ、ニック。それは事実ではないわ……。ジェニーを愛せず苦悩する彼を見かねたキャンダスはある日、ついに告白する。「ジェニーの実の母親は……わたしなの」
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5.0彼の手に託された小さな命は、愛を運ぶキューピッド? 外科医のブレイクは夜中に激しいノックの音で目を覚ました。玄関のドアを開けると、そこには置き去りにされた赤ん坊。周囲に人の姿はない。途方に暮れた彼は、屋敷の裏の家政婦部屋を貸している助産師のマギーを思い出した。地味な女性で、今まで気にかけたことすらなかった存在だ。赤ん坊を連れていくとマギーはてきぱきと世話してくれたが、ブレイクの期待に反して、赤ん坊を引き受けてはくれなかった。彼女のかたくなな様子にどこか引っかかるものを感じつつ、ブレイクはこう思わずにいられなかった――寝起きでパジャマ姿の彼女は……実に美しいではないか! ■愛に懐疑的で、女性とは軽いつきあいを楽しんでいるクールな外科医のブレイク。本物の赤ちゃんと、眼中にもなかった隣人のマギーが突然彼の人生に絡んできたとき、彼の価値観はいっきに覆されて……。キュートなヒロイン像が印象的な、心癒やされるロマンス!
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5.0イタリアの高級別荘地に住む祖母のもとを訪れたナタリーは、到着早々、隣家の男性にじっと見つめられていることに気づいた。祖母によれば、彼は地元では忌み嫌われた一族の出身だという。だが何度かその男性、デメトリオと言葉を交わすうちに、ナタリーは彼に強く惹かれていく自分に気づいた。祖母がなんと言おうと、彼は絶対に悪い人間じゃない。直感を信じ、ナタリーは何かとデメトリオにかかわろうとするが、当のデメトリオは金持ち娘の気まぐれだと彼女を相手にしない。たび重なる拒絶のすえ希望を失いかけていたとき、彼女は突然、デメトリオから激しいキスを受けた。
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-“二つの顔を持つ雌狐め”いったい誰がこんな手紙を……。■女優のレイシーは、官能小説家の友人の身代わりになって、セクシーな著者――マダムX――を演じて以来、一躍有名になり、スターへの階段を駆けあがっていた。ところが悪意に満ちた匿名の手紙が届きはじめ、レイシーの身の安全を心配した友人が、ボディガードとして元海兵隊員のアレックを雇った。豹のようにしなやかで魅力的なボディガードにじっと見つめられていては、別の意味で危険な状況になりそうだ。しかも、彼は口を開けばレイシーに命令や指図ばかりする。反発を感じはしたものの、アレックに惹かれる気持ちは抑えられない。仕事が終わりアパートメントまで送られたとき、ふと疑問がわいた。まさか彼はベッドルームまで見張るつもりじゃないでしょうね?
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-侯爵令嬢ルーシーは、きらびやかな社交界の花という仮面の下に、愛されたいと願う気持ちを隠していた。彼女に無関心な両親が望むのは、爵位のある男性と結婚して跡継ぎを生むことだけ。父が押しつけてくる花婿候補のサセックス公爵は堅物で冷ややかで、キスさえも礼儀正しい。確かにハンサムかもしれないけれど、彼には心なんてないに違いないわ。周囲が公爵を賞賛するほど、ルーシーの心は頑なになった。だがあるとき、彼女の向こう見ずな振る舞いに怒った公爵は思いがけず情熱を燃やした声で告げた。「きみを誰にも渡さない」
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3.7醜いあひるの子は知らなかった。彼女を求める、白鳥の情熱的な瞳を。 6年前に両親が亡くなってから、ベアトリスは夢をあきらめ、美しいがわがままなきょうだいを必死に育ててきた。そして彼らからの、使用人のような扱いに耐えていた。しかしある夜、妹にディナーの給仕をしているところを、富豪のエリオットにからかわれ、彼女はついに耐えられなくなる。きょうだいの中で一人だけ美しくないのが、そんなに悪いこと?屈辱と恥ずかしさから、ベアトリスがキッチンに逃げこんでも、追いかけてきたエリオットは“泣き顔まで醜い”とあざけった。ところが彼女が怒ると“かわいい君”と呼び、唇を奪って……。■2011年に惜しまれつつ亡くなった、ロマンスの女王ペニー・ジョーダン。彼女の幻の未邦訳4部作を刊行します。第1作のヒロインはベレア家でいちばん奥手なベアトリス。そんな彼女にエリオットはしびれを切らし、強引な方法で迫りますが……。
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-愛のない結婚に愛を求める。愚かでも、そうせずにはいられない。 私は愛された花嫁じゃない。こんなにみじめな結婚式がある?結婚行進曲はなし、写真撮影もなし、ドレスも理想とはほど遠い。切なさと悲しみの中、アレッシアはベールの奥から花婿を見つめた。すべては月の美しい夜、私が謎めいた億万長者ガブリエルを白馬の王子と信じ、純潔を捧げたことから始まった。冷たい目すら魅力的な彼が“花嫁”を欲しいのは間違いない。でも、決して相手が“私”だから欲しいわけじゃない。ガブリエルが手に入れたいのは私のおなかに宿った赤ちゃんだ。こんなに胸が苦しい理由ならわかっている。私が夫となる男性に愛されたいと願っているせい……。 ■ひと目で恋いこがれたヒーローの子を身ごもり、彼と結婚することになったヒロイン。けれど、妊娠がわかるまで“一夜の相手としての価値しかない”とヒーローに思われていたせいで心に深い傷を負い、新婚初夜にベッドをともにすることがどうしてもできず……。
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-美しき花嫁とすり替わった私は、がっかりされる花嫁……。 花嫁姿のドミニクは分厚いベールに顔を隠し、新郎ギデオンの隣にいた。この2カ月間、ギデオンを陰からひっそり見つめるうち、ドミニクは誠実そうで温かな笑顔の彼にいつしか恋をしていた。だが今、彼女の心は落ち着かなかった――本当に私がギデオンと結婚を?これは従兄弟が考えた悪ふざけの計画。彼女の貧しい母に家を与え、一生涯年金も払うと約束され、やむなく計画に協力してしまったのだ。一方、ギデオンの心は浮き立っていた――ついに愛しの女性と結婚した!金髪に青い瞳の美しい彼女は、この2カ月間、僕を魅了してきた。ギデオンはたまらなくキスがしたくなり、新妻の顔を覆うベールを……。その瞬間、彼は驚きに声を失った。このこげ茶色の髪の女性は、誰だ?! ■悪友に騙されて見知らぬ花嫁ドミニクと結婚してしまったギデオン。婚姻を無効にするつもりだったのに、彼は意地を張ってドミニクを連れて新婚旅行に出かけ、それだけにとどまらず、はずみで初夜を共にしてしまい……。リージェンシーの旗手サラ・マロリーの傑作!
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-オリーという小さな村の公園で発見された私は、記憶を失っていた。優しい村の人々に囲まれ、オリー村で暮らし始めることになった私は、素敵な人にも出会い、充実した日々を送るが……村の天候に異変が起こり始めた時、私は知ることになるのだった。自分の過去を、そして、自分の正体を。
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3.0まさか夢がかなうなんて!傭兵集団〈ペルセウス〉でアシスタントを務めるジェニーは、いつか実戦に携わることを夢見てきた。生来臆病で自信のない自分には無理だと諦めかけていたのに、誕生日プレゼントとして危険の少ない任務を与えられたのだ。だがパートナーの男性を紹介され、喜びは不安に変わる。相手は〈ペルセウス〉が抱える最高の傭兵マット・デイビスだった。小娘の子守りなどごめんだと言うに決まっている。ところが、ふだんは無愛想なマットがセクシーな笑みを向けて言った。「君にかみついたりはしないよ」混乱したジェニーは頬を染め、部屋から逃げ出した。
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-敏腕の女性ヘリコプター・パイロットのアキバは、副指揮官ジョーとメキシコ国境でパトロールに当たる。過去の体験から男性に心を閉ざす彼女だが、二人で危険な任務を行ううちに……。
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4.0ベラはひとり寂しく、バーのカウンターに座っていた。あしたは妹の結婚式。喜びに浮き足立った家族はみな、きょうがベラの誕生日だということを忘れてしまった。めずらしいことではない。女優志望のしがないウエイトレス。そんな彼女は堅物の家族から浮いていて、物笑いの種なのだ。ブライズメイドになるのに、エスコートのひとりもいない。メニューを見たままため息をつく彼女に、男が声をかけた。きわどい名前のついたカクテルを、ふたりのために注文している。家族とは違うワイルドな雰囲気の彼に、ベラは強く心を惹かれた。きょうはわたしの誕生日。さばけた都会の女を演じてみよう。■結婚式のエスコートも引き受けてくれた彼とめくるめく夜を過ごしたベラですが、夜も明けぬうちに彼は消えてしまい……。一筋縄ではいかないベラの恋の行方は? 女優への夢は? 冴えないヒロインが健気に奮闘し、美しく変身する物語です。
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-マンハッタンで暮らす最愛の妹が、謎の死を遂げた。ジャシンダは真相を知るため妹が住んでいたアパートメントに潜入し、偽名を使い、家政婦として豪華なペントハウスで働き始める。妹には秘密の恋人がいたことがわかっており、その相手がペントハウスの主、ゲイジではないかと考えたからだ。もしかしたら彼が妹を殺したのかもしれない――そう疑い、ジャシンダはゲイジの身辺を探るが、妹と彼をつなぐ証拠は見当たらず、かえって魅力的な彼にどんどん惹かれていってしまう。そんな矢先、ついに身分を偽っていたことがゲイジにばれて……。■作家競作六部作〈パークアベニューにようこそ〉も最終話を迎えました。長い間、ご愛読ありがとうございました。
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-あなたに求めるのは、慰めじゃない。大人の女性として、わたしを見て。 元モデルの母親が自殺し、チェルシーはマスコミに追われる。父親は娘を守るため、彼女をロンドンに送り出した。一家の古い友人である、弁護士のルーカスに託したのだ。「チェルシー! 本当にきみなのか?」19歳になった彼女に驚く彼の顔が、恥ずかしくて見られない。ルーカスは、幼いころからチェルシーにとって憧れの人だった。彼のペントハウスに身を寄せ、寝食をともにするようになるが、ルーカスはいつまでも彼女を子ども扱いしかしてくれない。わたしでは、あなたの恋人になれないの……? ■キャロル・モーティマーの“年の差ロマンス”をお贈りします。チェルシーの父親が彼女をルーカスに託したのは、彼が信頼する友人という以上の理由があって……。複数の恋模様が複雑に絡み合い、19歳のヒロインは大人の事情に翻弄されます。
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5.0杉本七海先輩は、剣道部のひとつ上の上級生。長い黒髪に、しなやかで品のあるプロポーションと、誰もが憧れる素敵な人だ。その七海先輩と放課後のトレーニング・ルームで二人きりの激しく濃厚なセックスに溺れる僕。二人の関係が始まったのもまた、このトレーニング・ルームからだった。今日は、僕らが初めて契りを交わしたあの日のことを書こうと思う……。
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-いわれのない中傷も、蔑みも、 愛する人のためなら耐えてみせる。 アルプス山脈の懐に抱かれた小国、キッツィニア。 この国の皇太子の有能な秘書であるエイドリアーナは、 あるとき皇太子に呼ばれ、弟のパト王子の世話役を命じられた。 世界が注目する皇太子の婚礼が間近に迫ったいま、 王族一の放蕩者パトの行動に厳しく目を光らせる必要があるのだ。 あらゆる女性を虜にするセクシーな魅力と憎めない愛嬌。 パトの強烈な引力にエイドリアーナは初日から翻弄される。 そして翌朝気づけば、なんとベッドの隣にパトが横たわっていた! 動揺する彼女に彼は、指一本触れていないと断った上で言い放った。 「僕が生まれたままの姿で寝るのが何より好きだと知らないのか?」
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-私からすべてを奪った男が、子どもを授けてくれるというの? 修道院に身を潜めるレイナは、かつては王子の婚約者だった。国を揺るがしたある事件をきっかけに、彼女は傷を負い、もう誰かを愛することも、子どもを持つこともあきらめていた。そんなある日、放蕩王子として悪名高いザンダーが帰国する。彼は18歳だったレイナと婚約しながら、彼女も国も捨てた男――今さら国を継ぐ決意を固めたというが、民衆は彼を支持しないだろう。だがそんなことはザンダーにもわかっており、だからこそ、民の人気を一身に集めていたレイナを妻に迎え入れようというのだ。利用されることを拒むレイナの弱みを、ザンダーは見抜いていた。「きみが一度はあきらめた、母親になるという夢を叶えてやるよ」 ■お待たせしました! 人気作家メイシー・イエーツが不定期でお贈りしている王宮を舞台にしたミニシリーズ〈ロイヤル・アフェア〉。『氷の富豪と無垢な王女』『愛なき王子の婚約者』に続く3話目は、キョーノスの王子ザンダーとレイナの再会ロマンスです。
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-私が国王の花嫁に?しかも、世継ぎを産むことになるなんて! ああ、なんてこと……。リヤール王妃の侍女アナイスは悲嘆にくれた。国王夫妻が悲劇的な飛行機事故で亡くなっただなんて――。いつ涸れるとも知れぬ涙を流す彼女に、寝耳に水の縁談が舞い込む。新国王が、堅物で有名なアナイスに白羽の矢を立てたのだ!プレイボーイのジャビド王子が、なぜ?数年前、フィアンセに裏切られたアナイスは傷心を抱え、逃げるように、この遠い異国へとやってきたのだが……。悩んだすえ、彼女は求婚を受け入れた。まさか、世継ぎをその身に宿すことになるとは夢にも思わず。私がまだ本当は清い体だなんて、絶対に彼に知られてはだめよ……。 ■男性嫌いの侍女と放蕩者で鳴らす傲慢な王子は、互いの亡きいとこの祖国のために、10年の期限付きで結婚します。ヒロインは決して彼とベッドは共にしないと、修道女のように固く心に誓ったものの、プレイボーイの魔手から逃げきれるはずもなく――!?
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-親の顔も知らない貧しい私を、王が娶る。でも、彼の望みは世継ぎの王子だけ……。 恐れていた日がきた。ショーナは緊張し、現れたマラクを見た。ウエイトレスとして働く店に、場違いな高級スーツ姿の彼がいる。21歳の誕生日の夜、恋をして純潔を捧げた私を捨てた男性が。王子だった彼は王となり、過去の交際相手を調べたという。ショーナの顔に汗が流れた。やめて、続きは言わないで……。「出ていって!」この5年間を、マラクには知られたくない!彼女の不敬な言葉に護衛は気色ばんだが、王は高笑いをし、プロポーズにはほど遠い傲慢な言葉で、彼女に結婚を迫った。「君と僕の子は王子に、君は王妃となる。おめでとう、ショーナ」 ■『授かったのは、王家の秘密』『国王からの結婚命令』『獅子王は惜しみなく奪う』の関連作をお届けします。幼い我が子のそばにいるために、ヒーローの妻となるしかなくなったヒロイン。彼に愛されぬ王宮暮らしは華やかで贅沢でも、不安ばかりがつのり……。
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-我が子とのささやかな幸せさえ望めないの? 放蕩の貴公子を愛してしまった私には。 数多の女性と浮名を流すハンサムな実業家レオ・ラヴェニーノ。 彼にインタビューすることになった新米記者エマは、 高級クラブのダンスフロアで、無敵のオーラを漂わせる彼に見つめられた瞬間、虜になり、誘惑されるがまま純潔を捧げた。 だが翌朝、彼は黙って姿を消し、心をずたずたに引き裂かれる。 気持ちを落ち着かせようとレオの女性遍歴を書き連ねてみたが、なんと手違いでその文章が新聞に掲載されてしまった。 記事に激怒したレオの圧力でエマは解雇され、路頭に迷う。 追い討ちをかけるように妊娠が発覚、エマはしかたなく彼を訪ねた。 「妊娠? 今度はたかりに来たのか?」
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-田舎牧師の娘メアリーは、父を亡くし、まもなく家を出ていかなければならなかった。頼れる親戚も財産もない彼女は、村を出て働くしかない。暗い将来を思って不安になっていたとき、伯爵家の御曹子イアン・シンクレアが村に現れ、見目麗しい彼にメアリーは胸をときめかせた。放蕩者で高貴な彼に相手にされるはずもないけれど……。ところが、イアンは彼女の窮状を知るなり結婚を申し込み、メアリーは驚きながらも幸せな家庭を夢見て承諾した。イアンが父親への反発から、身分違いの彼女に求婚したとも知らずに。■いつか愛される日がくると信じて、イアンと結婚したメアリー。彼の思惑を知らず、よき妻になろうと努力する彼女の姿に胸を打たれます。1999年に刊行され、切なさで話題を呼んだ名作の復刻です。
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-「地味な田舎娘を、 10日間で社交界の花にしてみせよう」 プレイボーイの賭が、 19世紀倫敦に恋の嵐を巻き起こし―― RITA賞受賞作家、傑作リージェンシー・ロマンス!社交界デビューに向け常に品格ある振る舞いに努めてきたラヴィニア。 だがデビューは大失敗に終わった。“女たらしの悪魔”と呼ばれる 次期男爵タックから半ば無理やりダンスに誘われたところ、 転倒して周囲の紳士淑女を巻き添えにしてしまい大騒ぎになったのだ。 翌日、涙に暮れるラヴィニアのもとに、責任を感じたらしいタックが訪れて申し出た。 君を最高のレディに変身させ社交界の花にしてみせよう、と。
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4.0堅物美女と型破りな公爵家の息子――正反対な二人の恋の行く末は!?面白さお墨付きのキャンディス・キャンプ、最新刊! 白い薔薇で飾られたその舞踏会場で結婚式後の祝宴が開かれ、ライラは花嫁である幸せそうな親友の姿を壁際から眺めていた。親友が嫁いだのは社交界でも有名なモアランド公爵家。その変わり者揃いの公爵家の面々と、ライラもすっかり仲良くなっていた――ただ一人、コンスタンティンをのぞいて。末男の彼は調子がよく世慣れていて、堅物なライラと正反対。顔を合わせればついいがみ合ってしまうのだ。そのとき「踊ってもらえますか?」と声をかけられライラは振り向いた。そこにはコンスタンティンが目を煌めかせて立っていて……。
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-かつて愛の道標だった彼が今、わたしを愛の迷い子にする―― 19人目の求婚者を断り、ポリーは憂鬱な気分に沈んでいた。 5年前、社交界で注目の的だったヘンリー卿に熱烈に求愛され、彼女自身も魅力的な彼への想いに胸を焦がしていた。 しかし放蕩者で通る彼は、ポリーの親からすれば“要注意人物”。 まだ若すぎた彼女は親の言いなりで逆らうこともできず、ヘンリー卿からの駆け落ちの誘いを泣く泣く拒んだのだった。 あのとき、もしも彼の胸に飛び込む勇気があったら……。 その後のヘンリー卿はといえば、さらに放蕩に拍車がかかった様子だ。 ある夜、舞踏会で誤って飲酒したポリーは酔った勢いのままにヘンリー卿との過去を清算しようとして、逆に彼にキスされてしまう! ■リージェンシーの旗手ニコラ・コーニックが19世紀初頭のロンドン社交界を生き生きと描いた名作をお贈りします。悪名高き貴族ヘンリー卿への恋心は色褪せることなく、ポリーは心密かに未練を募らせてきました。彼の不意のキスの意味とは?
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-英国社交界一のプレイボーイと地味であかぬけない“本の虫”――正反対の二人が奏でる恋の協奏曲(ラプソディ)。 伯爵令嬢でありながら、26歳まで田舎に引きこもっていたメアリー。姉の出産に付き添うためいやいやロンドンに出てきたものの、到着早々、泥酔した男のあらぬ姿を目撃してしまう。最悪のトラウマを残したこの彼は数日後、別人のような見目麗しい姿で再び現れた。彼こそ、ベッドの前に女達が列をなすという社交界一の放蕩者ウェスト。警戒するメアリーだったが、なぜかとんでもないスキャンダルに巻き込まれ……。
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3.0二年前、アメリーは二十二歳の若さで未亡人となった。人々の心ない中傷から逃れたくてリッチモンドに越してきて早々、訪れた高級宝飾店で、ハンサムな兄弟に声をかけられる。地元では有名な放蕩貴族、エリオット卿とレイン卿だった。もう誘惑されるのはこりごりなのに……。数日後、亡父の賭博仲間が金を無心しに屋敷に現れた。困惑した彼女はとっさに嘘をついた。エリオット卿と婚約した、と。タイミングよくエリオット卿本人が現れ、窮地を救われたものの、彼は突然アメリーを抱きしめキスをする。そしてこう言ったのだ。「わたしが個人的に教えてさしあげましょうか?」亡き夫にキスもされたことがないと、見透かされてしまった?★誰もが思わず振り返る優美な若き未亡人、アメリー。その謎めいた境遇に放蕩貴族のエリオット卿も興味を引かれ……。★
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-あなたは、私がこの世で最も愛してはいけない人。 社交界を追われた紳士を、彼女は一途に想いつづけたが……ロレイン・ヒース 魅惑のヴィクトリアン絵巻、新章開幕! 伯爵令嬢のキャサリンは悩んでいた――25歳の誕生日までに結婚しなければ、祖母が遺してくれた大事な別荘を取り上げられてしまうのだ。奥手な彼女の縁談に手を貸してくれたのは幼馴染のグリフ。放蕩者の彼とは犬猿の仲だったが、その素顔に触れ、キャサリンは密かに育っていた恋心に気づく。だが直後、彼の父親が企てた謀反でグリフは社交界を追われてしまう。数カ月後に現れた彼は暗く危険なオーラをまとっていて……。
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3.0グレースは両親を亡くし、妹と二人暮らし。今は没落した名家でつましい暮らしを強いられている。地元の名士、サー・ドナルドに求婚されたものの、傲慢なうぬぼれ屋で、どうしても好きになれない。ある日、グレースは負傷した行き倒れの男性を発見し、介抱する。エリオットと名乗るその人物は、驚くほど端整な顔立ちだった。でも、見ず知らずの男性を女所帯に泊めるなんて論外だわ。グレースは拒んだが情にもろい妹に懇願され、しぶしぶ承知した。もちろん、グレースは知るよしもなかった――彼の正体がどうしようもない放蕩者のぺてん師で、いかさまをして金を巻き上げたならず者に追われる身だとは。★HS~313『黒の公爵』で家を飛び出した弟のエリオット。自堕落な日々を送ってきた彼は、清らかな乙女の優しさにふれ、放蕩者の汚名をすすぐことができるのでしょうか……?★
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-ウィーンを舞台に活躍する美貌のオペラ歌手ソフィーは十三歳で父の借金のかたに売られて以来、歌を支えに生きてきた。彼女にご執心のロシア皇帝らの誘惑も、どうにかかわしている。スパイ活動のためウィーンにやってきたレオ卿も彼女のすばらしい歌声と魅力の虜になった一人だった。放蕩者で鳴らすハンサムな彼にソフィーはたちまち心惹かれたものの、愛人契約を持ちかけられると、弄ばれるのが怖くてはねつけた。諦めきれないレオは、彼女を仲間のスパイにできないものかと考える。そんな折、ソフィーはロシア皇帝に歌を披露するため部屋に呼ばれ、もはや誘惑に屈するほかない状況に陥ってしまい……。■本作は「仮面舞踏会は公爵と」の関連作品で、ヒーローは前作ヒーロー、コールダー公爵の弟。同じくスパイで放蕩者のレオ卿と麗しき歌姫との波瀾に満ちたスリリングな恋の行方は……?
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-ぼくの人生は変わってしまった――。 この世で一番嫌な相手と婚約する羽目になった令嬢は破棄をもくろむが、 なぜか侯爵は結婚に前向きに!? 放蕩者は変わることができるのか――? 大好評〈ワーシントン〉シリーズ! 〈あらすじ〉 社交界デビューしたばかりの伯爵令嬢シャーロットは、ある日、猫と共に悪漢にさらわれてしまった。彼女を救い出したのは、たまたま誘拐現場に居合わせた侯爵コンスタンティン。シャーロットは監禁された宿屋で無事救出されたものの、ふたりが一緒のところを目撃され、コンスタンティンは婚約の挨拶のための旅だと周囲を納得させる。 彼に感謝しつつも、放蕩者として有名で、以前劇場で見かけた際の様子に嫌悪感を抱くシャーロットは、なんとか形ばかりの婚約で済ませられないかと考えていた。ところが、これまで絶対に結婚したくないと花嫁候補たちから逃げ回っていたコンスタンティンは、なぜかシャーロットにひどく惹かれて……。果たして放蕩侯爵は自分を変えることができるのか?
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-「清純ぶるな。 あいつのモノを突っこんでほしそうな顔をして」 卑猥な言葉は屈辱的なのに…。 ここはいったいどこ? ヘレンは眠気で朦朧とする頭を起こし、まばたきした。揺れるろうそくの光―― 見慣れない部屋だ。身を起こそうとして、愕然とした。縄で腕を縛られている! 「ようやく目が覚めたね」部屋の隅から聞こえてきた低い声の主は……新郎のピアースだ。 ヘレンは父を恨めしく思った――悪名高き放蕩侯爵に娘を嫁がせた父を。 固く立ち上がった乳首をピアースの指がかすめ、ヘレンはあえいだ。「ほら、体はこんなにも正直だ」 レースのナイトガウンの胸元からは乳房があらわになっているし、その下のサテン地も薄く、秘所の茂みまでが透けて見えている。 そのとき、食事の盆を抱え使用人が現れた。ああ、使用人の目に裸同然の新妻の姿をさらすなんて……。 花婿は、ズボンの前のふくらみを大きくした使用人を下がらせてから言った。 「清純ぶるな。その脚を開いて濡れたところにあいつのモノを突っこんでほしそうな顔をしただろう?」 卑猥な言葉に屈辱を覚えながらも、恥ずかしいことにヘレンはその部分が潤ってくるのを感じて……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『無垢な幼妻は絶倫侯爵に調教される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
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-半年ほど前からソフィアの元に謎の崇拝者から花や香水が贈られてくるようになった。いつも一緒に大胆な内容の手紙を添えて。ソフィアはその手紙を不適切だと思う一方、率直な情熱に惹きつけられるものを感じてしまう。贈り主は放蕩者として悪名高いブレトン子爵ジュリアスではないかという確信が彼女にはあった。会話は交わさなくても、いつも熱い視線をソフィアに向けていたからだ。ある夜の舞踏会で、彼女は贈られたバラを髪にさして、謎の崇拝者の正体がジュリアスだとたしかめる。そして、ついに真夜中の逢瀬に応じたソフィアは、感じたことのない情熱を知るが、彼女はまだ気づいていなかった。年下のジュリアスがどれほど彼女に恋焦がれているのかを――。
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-あの夜の記憶を失ったあなたに、娘がいるなんて、言えない――。 18歳のとき、エレノアは兄の親友の子爵、ニコラスに夢中だった。だが彼女が純潔を捧げた次の日、ニコラスは忽然と姿を消し、以来6年間、彼を見た者はない。兄たちの必死の捜索も無駄に終わった。悲嘆に暮れるエレノアにとってただひとつの喜びは、娘の存在――ニコラスに生き写しの娘の瞳に、彼女は希望を託し続けた。そんなある夜、彼女が兄と暮らす屋敷に、突然ニコラスが帰還する。傷を負い、変わり果てた姿の彼は、エレノアを覚えてすらいなかった。ハンサムでたまらなく魅力的な放蕩子爵はどこへ行ってしまったの?元のあなたに戻って……娘のために。エレノアはおずおずと切り出した。「私に、あなたの記憶を取り戻すお手伝いをさせてください」 ■実力派作家の日本デビュー作です! 子爵は莫大な財産を狙われ、恐ろしい事件に巻き込まれていました。記憶を取り戻すため、かつて共に訪れたロンドンのカフェや美術館を巡る二人。6年前、初めてキスをした書店の暗がりで、奇跡が起きます。
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4.0おなかの子のために、 わたしと結婚するですって? いわれなき噂を立てられ、社交界を追われたリディア。ある夜、張り込みの記者につかまり、はずみで足首を怪我したところを、放蕩子爵エイドリアンに助けられた。今までつらい目ばかりを見てきたリディアは、彼の優しさに触れ、たくましい胸に思わず飛びこんでしまう。それは、女としての悦びを初めて教えられた一夜だった。また彼と会いたい……でも、これ以上噂の的になるわけにはいかない。そう思った彼女は、心を鬼にしてエイドリアンを追い返した。まさかその後、彼の子を身ごもったことを暴く記事が、新聞紙上に躍ることになるなど夢にも思わずに。■『侯爵のひたむきな愛』(PHS-40)で印象的な役割を演じていた エイドリアンがヒーローとして登場します。彼が魅せられたのは、 醜聞の渦中にいるレディ。二人の恋のゆくえにどうぞご声援を!
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3.0惹きつけては、突き放す――放蕩貴族に弄ばれた女心。 リディアは継娘のお目付け役として訪れた舞踏会で、二度と会いたくないと同時に誰よりも会いたかったニコラスと再会した。彼は8年前、社交界デビューをしたばかりの地味なリディアに目をつけ、その気にさせて求婚の言葉をささやいておきながら姿を消した。失意の彼女はやむにやまれぬ事情で父親ほど年上の男性に嫁いだものの、人知れずニコラスへの叶わなかった想いをずっとくすぶらせていた。時が過ぎ、彼女は若き未亡人に、彼は立派な子爵になった今、再会を機に、未遂に終わった恋がふたたび燃えあがるかに見えた。ところが、そんな切ないリディアの想いを嘲るかのように、なぜかニコラスは蔑みの目を向けてきて……。 ■HQヒストリカル・スペシャル看板作家の一人、アニー・バロウズが綴る、せつない愛と誤解の再会物語です。ヒロインの純粋な心を弄んだヒーローが自分の行いを悔い改める日はくるのでしょうか?本作には『伯爵の花嫁候補』(PHS-86)と共通の脇役も登場します。
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-「きみは自分が美しいとわかっているはずだ。」 顔に傷のあるエミリーは憧れの人と再会した。 ただし、彼の役割はただのお目付け役で…… モーリー子爵マルコムは、親友の侯爵ケイレブから、屋敷で2週間に渡り開かれる結婚パーティの期間中、内気な妹エミリーの面倒を見てもらえないかと頼まれた。エミリーは、12歳の時に不慮の事故で双子の兄を目の前で亡くし、自らは顔に消えない傷を負い、以来、心を閉ざしてひっそりと暮らしていた。しぶしぶイエスと答えたマルコムは、約束通りエミリーのお目付け役として気を配ることにした。 いっぽう、エミリーは幼い頃に憧れていたマルコムとの再会に心を躍らせていた。だがそれもつかの間、目の前に現れたマルコムは、なぜか自分にだけ不愛想で意地悪を言い、思い出の中の優しい男性とは変わってしまっていた。マルコムは最初はこの役割にいらいらしていたものの、エミリーの中に本人ですら存在を知らない気骨を感じ取り、ないがしろにされていい存在ではないと周囲に示させようとしたのだ。 ”約束“に縛られて付き添っているだけだと思っていたマルコムと、彼の本心を知らないエミリー。互いに心を閉ざしていたふたりはすれ違いながら惹かれ合って――。ゴールデンハート賞受賞作続編!
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-イギリス子爵は砂漠の民の血を引くシーク……!? 亡父の跡を継いで考古学者を夢みるアレクサンドラ。 大英博物館の学芸員でもある子爵と遺跡を求めて旅することになったが……。 日本初登場作家のホットなロマンス。 (あらすじ) 1880年、ロンドン。 考古学者だった父の遺志を継ぎ、ファラオの寵妃の墓の発掘を夢見るニューヨークの令嬢アレクサンドラ(アレックス)は大英博物館を訪れた。 研究のためロゼッタストーンの閲覧を申し込んだアレックスだったが、女性というだけで門前払いされそうになってしまう。 そこへ、博物館の研究員ブレイクニー子爵が現れてとりなしてくれた。 ぶじヒエログリフの解読に成功したアレックスは墓の場所を確信し、エジプトに旅立とうとするが、女性だけの旅は危険だと子爵が同行を申し出てきた。 実は、亡きアレックスの父が砂漠の案内を依頼し、文通していたシーク・マジールは、イギリス貴族の父とベルベル人の母の間に生まれた子爵だったのだが、過去のつらい経験からシークであることをアレックスに伝えられないでいた。 秘密を抱えたまま、美しく情熱的なアレックスに魅了される子爵。 そして研究ばかりで男性に興味のなかったアレックスも彼に惹かれて……。 エキゾティックでエロティックな恋と旅の行方は? 著者について モニカ・バーンズ Monica Burns 9歳の時に現在の筆名を使ってロマンスの執筆を始めた。 ヒストリカルとパラノーマルを得意とし、それぞれのジャンルで評価されている。 2011年RT BookReviesReviewers Choice Awardをはじめ受賞多数。作家、妻、母として忙しく生活している。 大須賀典子 Noriko Osuga 1969年神奈川県生まれ、香港育ち。 雑誌編集者を経て英米文学翻訳者に。 主な訳書にエマ・ワイルズ『恋はどしゃ降りの夜に』『放蕩子爵からの愛の花束』『禁じられた「恋の指南書」』『不埒な公爵と恋の賭けを』『ささげられた夜の乙女』、レイチェル・ヴァン・ダイクン&リー・サンダース『壁の花とワルツを』、キャスリン・ラロック『麗しの子爵ときまじめな令嬢』(竹書房)、エリザベス・ボイル『愛しの伯爵と秘密のひとときを』、エミリー・カーマイケル『恋は天から舞いおりて』(宙出版)など。
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3.5レイヴンスカー伯爵デヴィンは社交界を賑わす放蕩者。恵まれた風貌ゆえ女性に不自由せず、享楽的な生き方にどこか虚しさを覚えつつも独身を謳歌している。一方で伯爵家の領地は困窮の一途を辿り、ついに長男の彼が裕福な花嫁を娶るしかなくなった。そこで母が相手に選んだのが、莫大な持参金を持つ、アメリカから英国に来たばかりのレディ。どうせ自国で嫁ぎ先が見つからない、不器量な田舎者だろう。気乗りはしないが他に手もなく、腹を括ったデヴィンは彼女の邸宅に赴く。そしてろくに顔も見ぬまま求婚の言葉を口にするが……。
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-もしも夫を愛してしまったら、偽りの妻は去るしかない。 亡父の借金のせいでギャングに追われているクレアは、女性の噂が絶えない大富豪デーヴの豪華クルーザーに逃げこみ、彼のキャビンのクローゼットに身を隠した。 数時間後、眠りこんでしまったクレアは、激怒したデーヴに 叩き起こされ、追いだされそうになって、涙ながらに懇願した。 見捨てられたら、お金だけでなく命の危険もあるのだ、と。 考えを巡らせたデーヴが持ちかけたのは契約結婚だった。 「きみの安全は保障され、僕は放蕩者の汚名を返上できる」 彼を愛さなければ問題ないはず。だがなぜかクレアの心は揺れた。 ■話題作の続くタラ・パミーが渾身の情熱で描く、契約結婚から始まるスリリングなロマンス! プレイボーイで知られるヒーローの思いがけない素顔を知り、どんどん惹かれていくヒロイン。しかし無情にも結婚契約の期限は刻一刻と近づいてきて……。
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-稀代の放蕩富豪が求婚したのは、父にさえ愛されない醜いあひるの子。 母を亡くし、父から“返品されたもの”のように扱われるアデリーン。きっと、私には母のような美しさが欠けているからだわ……。そんな彼女には、父に決められた20歳も年上の婚約者がいた。さるレディの屋敷で催されるハウスパーティーへ招待されたとき、アデリーンは婚約者とそのレディが密通していることを知り、彼を愛していないとはいえ屈辱に耐えなければならなかった。翌日の晩、さらに驚くべきことが――アデリーンの眠る部屋に目が覚めるほど容姿端麗な男性が現れ、彼女の純潔を奪ったのだ!相手は、彼が歩いた後には恋に破れた女のハートが積み重なると言われる社交界随一の人気者、放蕩富豪グラント・レイトン。いったい、なぜ? ■アデリーンの部屋にグラントがやってきたのは、婚約者の浮気相手のレディが仕組んだ罠でした。期せずしてとはいえ、アデリーンと夜をともにしたグラントは、責任を取って彼女に求婚する羽目に。けれど傲慢な男性にあれこれ指図されたくないと、彼女は断り……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている『一度だけの誘惑』を改題したハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-結婚しよう……ですって?私のことを愛してなどいないのに。 ジェシーは数年来の恋人だった大富豪ネイトの屋敷を訪れた――妊娠したことを知らせるために。ネイトとは出会ってすぐに惹かれ合い、情熱的な関係を続けてきたが、気まぐれな彼はふたりの仲が進展しそうになるたびにジェシーを遠ざけた。彼女がどれだけ傷つくかなど、まったくおかまいなしに。先日、また距離を置こうと告げられ、ジェシーの心は限界を迎えた。ところが、別れを決意した直後に身ごもっているとわかったのだ!彼はわたしを愛していないのだから、結婚はありえない。これを最後に姿を消し、ひとりでこの子を産み育てよう。しかし、ネイトは妊娠のことを聞くとすぐに結婚を迫ってきて……。■次なるダイアナ・パーマーとの呼び声高いキャシー・ディノスキーの新作は、予期せぬ妊娠がテーマです。突然の求婚に驚き、それを拒んだジェシー。するとネイトは、彼の屋敷にともに住もうと提案し……? 本作は『独身富豪は理想の父親』の関連作です。
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-彼への愛は募るばかりなのに、契約が終わったら、本当に別れられるの? 「半年だけ僕の妻になってくれないか? むろん対価は支払う」結婚!? この4年、私に見向きもしなかった憧れのボスと?ギリシア彫刻のように美しい億万長者の上司、エツィオの突然のプロポーズに、ティルダの心は揺れた。両親の死後、病気がちな弟の面倒をみてきた。恋は諦めて。エツィオは愛など信じない冷酷なプレイボーイだが、ビジネスを有利に運ぶため結婚を利用しようとしているのだ。彼とギリシアに引っ越せば、弟を不良から引き離せるけど……。ティルダは悩んだすえ、夫婦としての関係はなしという条件で、愛されぬ形だけの花嫁となって、アテネに発つ――。 ■世界一すばらしい外見を持つ、世界一傲慢な億万長者のボスの契約花嫁となったヒロインでしたが、日ごと彼への想いは募ります。別れの日が来る前に彼の子を授かりたいと思うようになり、やがて妊娠して……? 鬼才キム・ローレンスが描く、劇的物語!
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-私は愛するあなたの目になりたい。だから、どうか私に心を開いて。 父を知らず、病身の母の看病で満足に学校に通えなかったオーガスタ。母の死後、必死に勉強し、今は実業家マティアスの秘書をしている。その日、朝の5時半、オーガスタは1本の電話に叩き起こされた。放蕩者として名高いマティアスに企業スパイの疑いが生じたという。オーガスタは彼の豪邸に駆けつけ、根も葉もないゴシップを消すにはもっと大きなニュースで世間の関心を逸らしては、と提案した。「よし。僕が結婚すれば大ニュースだ。相手は……きみだ」あくまで偽装だと言われて、オーガスタは同意する。だがこのあと、二人の乗った車が木に激突する事故が起き、まさか憧れのボスが失明するなど、夢にも思わなかった――! ■人気急上昇中のテーマ“ハンディキャップ”を乗り越え恋を成就させる感動作をお贈りします。視力を失ったヒーローがプレイボーイの仮面の下に隠していた素顔とは? どんなテーマでも自由自在に読み応えある作品に紡ぎ出す、ミリー・アダムズの筆が冴えます!
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3.0両親の死後、ひとりで弟の面倒を見てきたグロリーは、一族の見捨てられた遺産である、スパの再興を決意した。今は廃墟同然だが、かつては女王にも愛された場所らしい。ところが、村にたまたま滞在していた公爵のオベロンは、グロリーの計画をままごと扱いし、彼女は反発をおぼえる。地位も富もある、名うての放蕩者らしいけれど、なんてぶしつけで傲慢なの!そんなある日、オベロンが改装中の建物を見学に訪れ、はからずも2人は一緒に温泉水を飲んだ。その水にまつわる、縁結びの言い伝えを知らずに。■圧倒的な人気を誇るデボラ・シモンズの華やかなリージェンシー・ロマンスをお届けします。
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-英国の考古学者がエジプトの王墓から発掘した貴重な副葬品と共に行方不明になった。その娘フィービーに外務省の捜査員が尋問するが有力な手がかりは得られない。彼女を疑っている外務省側は放蕩者の貴族ラムジーを使い、フィービーを誘惑して父親と発掘品の在処を突き止める作戦に出る。手練手管に長けた名うての遊び人と高名な考古学者の娘。実はラムジーとフィービーは四年前に人には言えない出会いを果たしていた…。練達のストーリーテラーが贈る波瀾万丈の“放蕩者トリロジー”第二弾!
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-オリヴィアは伯爵令嬢ながら、父が借金だけ遺して亡くなったため、もはや結婚をあきらめ社交界を離れて静かに暮らしていた。一方、ハザースト侯爵ガブリエルは、兄の急死を受けて家督を継いだはいいが結婚の意思はさらさらなく、名うての放蕩者として浮名を流していた。そんな二人がある舞踏会で偶然顔を合わせる。ひと目でオリヴィアに惹かれた侯爵は彼女を誘惑しようとするが、オリヴィアには人に言えない秘密があった・・・。大家が軽快な筆致に乗せて送る官能と興奮のリージェンシー!
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4.0貧しい家を支えるシーアは、見かねた幼なじみから求婚を受けることに。すると彼の従兄の侯爵ジャックが、いっそのこと僕の愛人にしてやろうと申し出た。
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-放蕩者として名高い子爵のルーカスは、ベッドを共にした女性が自殺したことに責任を感じ、一年間の禁欲の誓いをたてて田舎での隠遁生活を決意する。コーンウォールの海辺に小さな家を借りて住み始めたルーカスだったが、付近では密輸団が暗躍しているとの噂が。ある日、彼は崖上に立つ黒髪の美女を見て、ひと目で魅了される。飛び込むつもりなのかと思わず声をかけたルーカスに対し、なぜか地主の娘だというブリスは警戒心をむき出しにして…名手コニーが贈る官能たぎる興奮のリージェンシー!放蕩者シリーズ完結篇!
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-テスは信じられない思いで、目の前に立つデイミアン・ザウアーを見つめた。愛する彼のもとを去ったのは、もう六年も前のこと。まさかこうして再会する日が来るなんて……。テスがうろたえていると、彼は平然とした口調で頼みがあると告げた。家の改装やパーティ・プランニングを職とするテスに、あるコテージの改修を頼みたいという。それはかつて、将来二人で住もうと誓った想い出のコテージ。息をのんだテスは、デイミアンの目に燃える炎を見て悟った。彼は私に復讐するつもりなのだ、と。★ミニシリーズ〈ゴージャスな罠〉もついに最終話です。ラストを飾るにふさわしい、切なくて甘い罠をどうぞご堪能ください。★
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3.0ある日マディソンは弟のカイルから、富豪ディミトリアスが所有するヨットを海に沈めたと打ち明けられた。ディミトリアスは姉弟の父親を無実の罪に問い、死に追いやった男だ。弟の気持ちもわかるが、彼に知れたらどんな報復をされるかわからない。不安を募らせていると、突然ディミトリアスが家にやってきた。彼はすでにカイルが犯人だという証拠を握っていると言い、執拗に居所をきき出そうとする。だめ! 彼みたいな冷酷な人に、弟は渡せないわ。でも、百五十万ドルもの損害額を賠償できるはずもない…。するとディミトリアスは目を光らせ、ひとつの選択肢を提示した。
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-なんの魅力もないと言われ続ける私をなぜ、愛人にと望むのですか……? 15歳で父を亡くしたヴェリティは、冷酷な叔父に引き取られた。何不自由なかった暮らしがまるで嘘のように、使用人同然に扱われても、無一文の身では、このつらい毎日に耐えるしかなかった。そんなある日、屋敷を訪ねてきたハンサムな伯爵を見て、ヴェリティは驚いた――父の墓前で優しくしてくれたマックスが、なぜ?これまでずっと、記憶の中にある彼の面影を心の支えに生きてきたのだ。なのに悲しいことに、彼はヴェリティだと気づいていない様子だ。しかも、内心動揺するヴェリティに向かって、マックスが思いもよらない提案を平然と持ちかけてきた!「きみを愛人として迎えるつもりだ。ぼくの支援を受けるといい」 ■同居する叔父一家から冷遇されてきた天涯孤独のヒロインと、愛を避けなければならない宿命を背負った伯爵。そんなふたりの切ない背景を知れば知るほど、心を揺さぶられる感動作をお贈りします。編集担当が文句なしに太鼓判を押す名作中の名作をご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.7ヴェリティが十五歳のとき、父は自殺した。その後、叔父の屋敷での召使い同然の扱いに耐え続けている。唯一の心の支えは、記憶の中の紳士の面影。父の墓前で優しくしてくれた伯爵、マックスだった。歳月は流れ、ヴェリティは可憐な娘に成長した。ある日マックスが、叔父の屋敷を訪問する。だが悲しいことに、彼はヴェリティに気づかない。それでも、温かいまなざしは変わっておらず、冷遇される彼女に同情し、いとこの執拗な誘惑からも救ってくれた。しかも、思いもよらない提案を持ちかけてきた。彼の愛人にならないかというのだ。★悲運に耐える心優しい娘に惹かれた伯爵が、恩人の娘とは気づかず、愛人契約を持ちかけます。豪華なドレスと宝石で身を飾り、瀟洒な邸宅で生活する――はたして、それは真の幸せなのでしょうか?★
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-やがては自由に歩けなくなる私と、 一緒に歩んでくれる人などいないと思ってた。9歳から進行性の病と生きてきたバーニーには杖が欠かせなかった。 仕事を終えて下宿先に帰る途中、不意につまずいて車道に倒れてしまい、 バーニーの目の前で黒塗りのリムジンが急ブレーキで止まった。 「見事なタイミングで飛び出してきたな」 リムジンから降り立った男は、彼女がわざと転んだと思っているらしい。 その男、大富豪マイキー・フィオーレはそういう女に飽き飽きしていた。 スター顔負けのルックスと莫大な富を狙う女性が後を絶たないのだ。 だが、転倒した拍子に飛んでいった杖を捜してほしいと彼女が言うので、 マイキーは自分の過ちに気づき、家まで送ると申し出た。 そして、断るバーニーを軽々と抱き上げ、問答無用で車内に押し込んだ!
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-わたしはこれで死ぬのだ……。サディは医師としてアメリカから中東に赴任したとたん、病院が盗賊の襲撃を受け、砂漠のキャンプに連れ去られた。だが身代金は支払われず、見せしめに処刑されることになった。銃を突きつけられ、サディは死を覚悟した。「その女はおれがもらう」突然、男の声が響いた。最近キャンプに加わったナシールだ。新参者なのに、あっという間に一目置かれる存在になった、誰もが恐れる男。ところがテントで二人きりになると、彼は流暢な英語で優しく言った。「落ち着くんだ。きみを傷つけるつもりはない」この人は何者?サディと謎めいた男との脱出劇がこのとき始まった!★主人公が王国に巻き起こる反乱の嵐に勇敢に立ち向かいます。砂漠の自然が織りなす熱いロマンスをお楽しみください。★
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3.3インディアン・ロックに越してきたばかりのエコーは、隣人の孫娘の誕生パーティーに招待されて、ためらいをおぼえた。子供たちの父親──ランス・マッケトリックは、エコーが町に着いて早々ちょっとした諍いをした相手なのだ。とびきりハンサムなことを差し引いても、彼の印象は最悪だ。だが妻を亡くしてから仕事三昧のランスは、今夜も出張で顔を見せないとわかった。安心したエコーがパーティーを楽しみ始めたとたん、空にヘリコプターが現れ、ランスが駆けつけた。そして輝くような笑みを浮かべ、まっすぐ彼女に向かってきた。
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-“「もう一度言わせるな、外へ出ていけ」立ちはだかる白衣の独裁者の不遜な口調にFBI捜査官のリディアは唖然とした。重傷を負ったテロリストを見張るため病院に来たところ、いきなり担当ドクターにどなられたのだ。人殺しの命を救おうとするなんて、どういう神経をしているの?たとえ天才心臓外科医ルーカス・グレイウルフでも許せない!ところが病室から出てきたルーカスは、怒りも冷めやらぬリディアに再び命じた。「上着を脱ぐんだ」なんですって? 彼は何を考えているの?”■『救命病棟は眠らない』はブレア・メモリアル病院に所属する優秀なドクター達が主人公。今後、外科医リースと令嬢の恋と冒険を描く「ドクターに恋したら」を刊行します。
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-半人前扱いするのは、もういいかげんにしてほしいわ。フインコム連邦情報委員会の諜報員P・Jは、海軍特殊部隊SEALの将校ハーヴァードにうんざりしていた。これまでも男社会で血のにじむような努力をして信頼を得てきたが、SEALとの合同対テロ訓練が始まって以来、彼はP・Jから片時も目を離そうとしない。まるで、か弱い女を守るのが男の務めだというように。しかも心を惑わすような微笑みを浮かべ、熱い視線を向けてくるのだ。いくら一流大学を首席で卒業した精悍な美男子でも、私の実力を認められない偏屈者なんてお断りよ!
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3.0ウェールズ辺境の森で、キャトリンは盗賊に襲われた。少数の護衛を連れて幼なじみの居城へ向かう道程だった。偶然通りかかった騎士ニコラスは助けに入ったものの、盗賊の反撃に遭って傷を負う。キャトリンも背中に3本の矢を受け、いまや虫の息だ。生死の境をさまよう彼女を洞穴に運び、懸命に介抱するうちに、ニコラスはキャトリンの過去を知ることになる。彼女がひとりきりで胸の奥に秘め続けてきた、あまりにも悲しい秘密を……。
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-この人が探偵ですって?嘘でしょう。ザックをひと目見るなり、マライアはいぶかしく思った。彼女の私立探偵としての勘が警鐘を鳴らしていた。今回の依頼はそもそも謎が多い。盗まれたウエディングドレスの捜索だなんて、聞いたことがない。しかも、協力を要請した友人の探偵事務所から送りこまれたのが、気を散らされかねないほどセクシーな男性だなんて。マライアの懸念をよそに、ザックは言った。「ぼくは準備万端だ」そうなの?いいわ、それなら試してみましょう。マライアは彼を採用する代わりに、ある交換条件を持ち出した。★三カ月連続ミニシリーズ『愛と欲望のテキサス』の第2話をお届けします。消えたウエディングドレスをめぐって交錯する、愛情と憎悪――。ほろ苦い大人のロマンスです。★
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-故郷と恋人を捨てて世界的デザイナーになる夢を叶えたが、母親の死を受けて帰郷することになったファンシー。ヒロインが恋の季節に見つけた永遠の愛とは…。
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-白衣の天使は富豪に分不相応な恋をした。彼の望みが手近なベッドの相手と知りつつ。 森の中で足首をひねって動けなくなっていたグレースは、突然現れたイタリア富豪テオに助けられて驚いた。この人は私に激怒しているはずだ。彼の父親を看取った看護師の私に、莫大な遺産の半分が譲られたから。冷酷と評判のテオは写真より実物のほうが何倍も魅力的で、財産めあての女と疑われているのに、気づくと彼を目で追いかけずにいられなくなっていた。惹かれる気持ちを見透かされたようにテオに唇を奪われたとき、グレースは悟った。私は炎よりも熱く彼に恋いこがれている、と。 ■妹に恋人を奪われて以来、恋に臆病だったヒロインが惹かれたのは彼女を強欲とさげすむヒーローでした。しかしヒロインに命の危険が迫るたび、彼は必ず助けに現れ……。大スター作家A・グリーンファンは一読の価値ありの、スター作家K・ローレンス作品です!
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4.0また、いやな夢を見た。無理もない。シェラザッドは戦いの場と化したバルカン半島にいて、負傷者の治療をおこなうトラックの中で眠る日々が続いていた。でもこの体があちこち痛むのは、襲撃してきた男に殴られたせい?その瞬間、シェラザッドははっと目を覚ました。地面に横たわり、覆面をした男に覆いかぶさられている。これは夢ではない!彼女はひどく動揺し、男を見て……様子がおかしいことに気づいた。彼は出血している。このままでは命がもたないかもしれない。だが、トラックを襲ってきた張本人を手当てするべきだろうか?そのとき、彼がふいにつぶやいた。「シェラザッド、僕は君の仲間だ」■砂漠や過酷な地で燃えあがる、美しくも激しい愛を描いて人気のオリヴィア・ゲイツ。本作は、昨年7月に刊行されて好評だった『朝の光に咲く花』(I-2105)の関連作ともなっています。
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-家具職人の娘アナリースは夜の森で瀕死の若者を見つけ、放っておけずに家へ連れ帰った。きっとならず者に襲われた犠牲者に違いない。なぜなら、わたしの母も同じように襲われ、殺された……。心やさしいアナリースは若者がかわいそうでならず、必死で看病を続けた。その甲斐あって、若者は日ましによくなっていったが、決して素性を明かそうとしない。体を動かせるまでに快復すると、なにを思ったか、彼はアナリースの父に家具作りの手ほどきを受けたいと言いだした。どこか奇妙なこの申し出に、彼女は首をかしげるばかりだった。★本作の舞台は西暦1472年、イングランド王家がランカスター家とヨーク家の二派に分かれて争っていた時代にあたります。ランカスター家が赤ばら、ヨーク家が白ばらのバッジを使用したことから、ばら戦争とも言われ、1455年から三十年あまりも続きました。★
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-シンデレラは気づいてしまった──自分はただの都合のいい愛人だと。 マーニーは大富豪レアンドロに勤め先のバーで見初められ、一緒に暮らし始めた。だが1年が過ぎても、彼はけっしてマーニーを公の場にパートナーとして同伴することはなかった。私にとってレアンドロは最愛の人。でも彼は私をどう思ってるの?二人の関係に疑問をもち始めた矢先、ふとした諍いから彼が発した言葉にマーニーは凍りついた。「きみは愛人だ。この先、僕の妻になることはない」彼女は耐えきれず屋敷を飛び出すが、その直後、妊娠に気づいて動揺する。レアンドロからはDNA鑑定を迫られ、さらに屋敷の宝石類を盗んだ疑いまでかけられて、一気に体調が悪化したマーニーは転んで頭を打ち、すべての記憶を失って……。 ■DNA鑑定の結果、ヒロインが宿しているのは自分の子だと知ったヒーロー。態度を突然翻し、記憶喪失の彼女に優しい言葉をかけ、献身的な世話をして、完璧な婚約者を演じ始めますが……。傲慢な彼にヒロインの切ない想いが届く日は来るのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.7彼は私をこう呼んだ。“完璧に都合のいい愛人”と。 “イタリアのプレイボーイ”と名高い大富豪レアンドロに勤め先のバーで見初められ、マーニーは彼と同棲を始めた。昼夜を問わず求めてくる彼との、めくるめく愛の営み――だが、彼は決してマーニーを公の場に同伴しなかった。1年が過ぎ、ふたりの関係に疑問を感じ始めた矢先、ふとした諍いから彼が発した言葉にマーニーは衝撃を受ける。きみは愛人だ。この先ぼくの妻になることはない……。深く傷ついたマーニーはレアンドロの屋敷をあとにした。お腹のなかに新たな命が宿っているとは夢にも思わずに。■別離の直後に事故で記憶を失ったマーニー。お腹の子の親権が欲しいレアンドロは、何とか彼女と結婚しようと完璧な婚約者を演じ始めますが……。繊細かつドラマチックなシンデレラストーリー。
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3.0内気で地味な自分にさよならを告げる旅に出よう!ラナは一大決心をして、南太平洋を巡る豪華クルーズに参加した。意気込んだものの、結局いつもと同じような紺のスーツ姿で船に乗り込んだ彼女は、タラップでさっそく転びそうになった。「危ない!」うしろからたくましい腕に支えられ、びっくりしてふり返った彼女の目に飛びこんできたのは、まぶしいほど白い制服を着て、海よりも青い目をした男性の姿だった。「お、驚かさないで」思わず口走り、ラナは自分を罵りたくなった。せっかく助けてくれたのに、なんという気の利かない台詞だろう。ところが彼は、からかうような笑みを浮かべてラナを見つめ……。■豪華客船の広報担当というザックはことあるごとにラナをからかい、憶面もなく彼女への興味をあらわにしますが、男性と軽口をたたくことに馴れていないラナはおどおどしっぱなしで……。内気な女性とプレイボーイの、アバンチュールの行く末は? ご期待ください。
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5.0あなたに心も奪われてしまった―― 悪徳後見人に結婚させられそうになった令嬢は 逃げ出した直後、勘違いで攫われてしまう。 そのまま別人のふりをしようと思い立ち……!? キャロラインは幼くして両親を亡くし、富豪だった父の遺産は後見人が管理している。しかし後見人たちは次々と変わり、5人目である強欲なオリヴァーは、キャロラインの資産を使い込むばかりか、息子と結婚させようともくろんでいた。財産を自由にできるようになる21歳まであと6週間という夜、オリヴァーの息子パーシーに襲われそうになったキャロラインは、屋敷を逃げ出す。しかし離れた町で、家庭教師や宿屋の住込み掃除婦の職を探そうと歩き出した途端、勘違いから貴族の次男ブレイクに攫われてしまう――。 ブレイクもキャロラインが目当ての女スパイではないと早々に気づくが、行くあてのないキャロラインは誕生日まで後見人の所に戻らなくてすむよう、あの手この手で策略をめぐらせる。わざと一晩中咳き込んでしゃべれなくなったり、役に立つところを見せようと庭の手入れを始めたキャロラインを苦々しく思っていたブレイクはだったが、なぜか彼女にキスをしてしまう。おまけに使用人たちまでもすっかり彼女のファンになってしまって……。 若きジュリア・クインの幻の名作、ついに日本刊行!!
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-パーティー会場で、華やかなドレスに身を包んだセレステは、父の会社の後継者が発表される瞬間をいまかと待っていた。娘のセレステが継げば、母の死後、娘を顧みなくなった父もきっとまた彼女を認め、絆を深め合うことができる。それがセレステにとっては何よりも大きな夢だった。ところが、発表された後継者の名は、ベントン・スコット。業界に名を轟かせている若手の投資家だという。いったいなぜ……?茫然自失のセレステを、男性がひとり、会場の隅から見つめていた。“きみが誰かは知らないが、ぼくは欲しいものは必ず手に入れる”射るような青い瞳で、まるでそう宣告するかのように。■父親に後継者に指名されなかったばかりか、新しい後妻まで紹介され、セレステは打ちのめされてしまいます。そんなとき、意外にも彼女を慰めてくれたのは敵であるはずのベントンで……。セレステとベントン、皮肉な巡り合わせで出会ったふたりの熱いロマンスをお楽しみください。
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3.0「まさか、そんな」ハナーの口からつぶやきがもれた。もしこれがあの人なら、ここにいるだけで村が危なくなる。看護師として、北アフリカで医療活動を続けるハナーは、救援物資を村に届けてくれたトラックの運転手を見て驚いた。途中で武装勢力に襲われ、傷ついているばかりではない。彼はハナーの祖国の英雄、アーリム・エル・カナールだったのだ。世界でもっとも有名なレーシング・チームのドライバーであり、石油と天然ガスを掘り当て、国に繁栄をもたらしたシーク。でも、その栄光は三年前に終わりを告げた。兄を事故で失って以来。彼は今祖国を捨て、失踪中の身。こんなところで会おうとは……。ハナーは背後に迫る追っ手の影を感じていた。
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2.3アサドというのはアラブの国によくある名前。それでも、アイリスは悪い予感につきまとわれていた。仕事で訪れた中東の国で、国王との連絡係を務めるのがもし知っているアサドなら、6年前、彼女の心をずたずたにした男。大学時代、初めてのデートで夢中になり、結婚まで考えたのに、突然彼女を捨てて国に帰り、隣国のプリンセスと結婚してしまったのだ。そして予感は的中し、アイリスは忘れられないアサドを前にする。国王の命で、ガイド兼保護者として付き添うという彼に、アイリスは不安を隠せなかった。一緒に過ごせるわけがない――今では妻を亡くし、砂漠のシークとなって一段と魅力を増した彼と。■砂漠の国のロマンスで多くのファンを魅了する作家、L・モンロー。イタリア人やギリシア人のヒーローとはひと味違う、精悍な魅力をたたえたシークと結ぶ、灼熱の恋の物語をお楽しみください。
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-さようなら、皇太子さま……。恋人だったこの夜を、私は忘れない。 買い物に出た両親が事故で帰らぬ人となり、ビアンカは茫然自失に陥った。そんな彼女を、さらなる衝撃が襲う――母が遺した日記によると、ビアンカは父の実の子ではないかもしれないというのだ。出自がわからなくなり、足元が崩れるような不安に苛まれながらも、ビアンカはウエディングプランナーの仕事に打ち込もうとする。そんななか出逢った、さる王国のレオことレオポルド皇太子に雇われ、彼の妹の結婚式を手がけることになった。準備に明け暮れるうち、黒髪と神秘的な瞳が魅力的なレオに日ごとに惹かれ、ある夜、ビアンカはとうとう彼に一夜の愛を捧げてしまう。やがて一国の王となるレオとの恋に、未来などないというのに……。 ■ロマンティックなシンデレラ・ストーリーを得意とする作家、J・フェイ。ビアンカは身分違いを理由に、愛するレオとの恋から立ち去ろうとします。一方のレオも、妹の結婚式の翌日には、母の選んだ妻候補の中から婚約者を発表することを約束させられていて……。
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-“ひどく退屈な男”“我慢ならない男”前評判を覆す、すてきな人が現れた! 年老いた両親と暮らす22歳のセリーンは、ある日、父が密かに投資に失敗して家計が苦しいと気づいた。自宅の屋敷で宿泊業を営むことを思いついた彼女は、一日中働いて部屋を磨き上げ、夜は疲れきってベッドに突っ伏した。そんな努力の甲斐あって、仕事が軌道に乗り始めた頃、客の老紳士が突然、体調を崩して倒れてしまい、彼の甥で医師のオリヴァーが呼ばれることになった。老紳士の息子によると、オリヴァーは退屈で我慢ならない男だという。翌日、白髪交じりの魅力的なオリヴァーが高級車に乗って颯爽と現れた。噂と違って親切な彼に、セリーンは思わず胸をときめかせるが……。 ■けして芳しいとは言えない前評判だったオリヴァーに対して、最初はそっけない態度をとってしまったセリーン。けれどもしだいに、彼の親切や大人の男性としての落ち着きに安心感を覚え……。うぶな彼女を翻弄するプロポーズなど、ドキドキさせられる名作です。。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0かつて領主の邸宅だった自宅を利用し、セリーンが始めた朝食付きの宿は、ようやく軌道に乗りつつあった。ところがある日、宿泊中の老紳士が脳卒中で倒れてしまう。彼は苦しげな声で、甥で医師のオリヴァーを呼んでくれと頼んだ。やってきたオリヴァーは有能で、信頼できそうな男性だったが、セリーンはどうしても心を開けないでいた。彼女はすでに老紳士夫妻の息子、ニッキーと恋に落ち、彼から、オリヴァーはとにかく我慢のならない男だと聞かされていたからだ。だが強引に結婚を迫るニッキーに、セリーンは不信を抱くようになる。そしてみんなが宿を去る日、オリヴァーは彼女に衝撃の事実を告げた。■イマージュで長く愛されてきたロマンスの名手、ベティ・ニールズ。よき時代の息吹を伝える、なつかしい作品をどうぞご堪能ください。
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3.0愛する人の子どもを産む。彼からは、愛されないまま。 男に騙されやすい母のもと、貧しい子ども時代を送ったアシュリンは、仕事ひとすじで必死に生きてきた。だがここ2年ほど、一人の顧客がアシュリンの心を占めている。ジャンルカ・パラディオ――ローマのホテル王で大富豪だ。あるときついに彼の誘惑に屈しベッドを共にしたアシュリンは、数週間後、身ごもっていることに気づき、愕然とする。結婚どころか恋愛すら無縁だった私が、妊娠してしまうなんて!意外にもジャンルカは結婚しようと言った。子どものために。君を愛してはいないが――彼の心の声が聞こえたような気がした。 ■ハーレクイン・ロマンスで息の長い人気を誇るシャロン・ケンドリックによる2008年初版の名作。愛する人に想いを伝えられない切なさが涙を誘います。
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-男性に頼っては捨てられる母親を見て育ったアシュリンは自立こそ自分を守るすべだと信じ、ヘッドハンターとして成功したが、女性らしい夢や恋愛とは無縁に生きてきた。ジャンルカ・パラディオに出会うまでは。彼から仕事の依頼を受けてからというもの、会うたびにアシュリンは落ち着かない気分になった。いつもビジネスライクな私がどうして?巨大なホテルチェーンを経営し、たくましく、ハンサムな彼はとても私の手が届く相手ではないのに。それでも彼に惹かれていく自分がアシュリンは怖かった。
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