切ない作品一覧
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-「声が抑えられない……これが感じるってことなの?」大手製薬会社で働く愛佳は“イケない体質”がコンプレックスで、恋愛に積極的になれずにいた。そんなある日、愛佳は薬品を持ったイケメン白衣男とぶつかってしまう。彼の持っていた薬品の入ったビンが落ちて割れ、あたりに漂う不思議な香り。白衣男は「早くここから立ち去れ!」と言い放つ。急いでその場を離れた愛佳だったが、その後の飲み会の席で身体に異変が。「身体が熱くて胸の奥がじんじんする……」。思いを寄せる上司、五十嵐から声をかけられると、その感覚は倍増。急いでトイレに駆け込むと、秘部からはしたたるほどの愛液が。愛佳は、我慢できず自慰行為にふけってしまい――?
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3.0――恋をしている。泥臭く相手にかじりついて、もがいて我を見失うような――高校生の田宮純は、母親同士が知り合いだったため一緒に育った馬庭隆――隆兄ぃに、ものごころつく前からずっと想いを募らせていた。イケメンリーマンの隆兄ぃは男が好きで、おれも男。それがこの難しい恋のたったひとつの希望――の、はずだった……。隆兄ぃの家に忍びこんだ純は、よりによって隆兄ぃが“女”と睦みあっているところを目撃してしまう。――なぜ!? 隆兄ぃも男が好きだったはずなのに!? 小さなころからあたためてきた純の想いは隆兄ぃに届くのか。キュン死確実の青春ラブストーリー!
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4.7「セフレ」として、ついに結ばれた日花(ひばな)と京太。お互いうまくいかない恋を抱える者同士として、心とカラダを慰め合う約束をした二人だったが、京太を好きになってしまったこと、日花をずっと好きだったことを隠しながらカラダの関係に。小さな嘘をかさねて、さらにこじれる恋の行方は!?(43P) (この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.18に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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4.8元同級生の日花(ひばな)と京太。うまくいかない恋を抱える者同士「セフレ」として、心とカラダを慰め合う約束をした二人。だが、実は京太は日花のことをずっと好きだった。そして日花も前の恋に区切りをつけた。でもそれを伝えると「セフレ」として会うことが出来なくなる二人。そんな「こじらせた二人」もついに「初の」ベッドイン!? 大好評セクシャルラブコメ第3弾(41P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.17に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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4.033年間という私の人生、あんなに自由でキラキラした人にあったのは初めてだった―… ただただ言われた通りに生きてきた。人生の選択肢も友人や恋人と過ごすときも。「素直だ」「優等生だ」と褒められることは気持ち良かったし、相手にとってもそれが最善だと信じて疑わなかった。そして大人になった私は「素直な優等生」から「つまらない女」になった。どうしてかはわからなかったが、そのうち父親推薦のお見合い相手と結婚、子供を産んで、普通の家庭を持ち、寿命が来たら生涯を終えるのだと諦めていた。自分の受け持つ生徒の奇妙な父親と出会うまでは―…【恋するソワレ】この作品は「恋するソワレ」2016年Vol.1に収録されています。
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2.0オオカミ男の血をひく一家の次男・業平。感情が昂ぶると耳と尻尾が生えてしまう体質は、普通の人間とセックスするには困りもの。 それでも業平は、これまで自分を制御しながらうまくやってきた。気持ちいいことはスキ。でも面倒くさいのはキライ。そんな性格から一夜限りを好む業平がある夜出会った男の名は、藤竹といった。 余裕でいたのも束の間のこと、ベッドの中、至近距離でかいだ彼の匂いに、くらくらと酩酊するように意識はふわつき、全身が媚薬を盛られたように敏感になって…!? 理性すら溶かす匂いに、クールなオオカミ男が乱される…! 「発情オオカミくんのごちそう」、「純情オオカミくんの初恋」に続く、人気シリーズ第3弾!
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3.4「俺には美優がいるから…ずっと傍にいるから」 日常的な生活能力ゼロの大学講師・仁科雪成。そんな彼に、長年恋心を抱いている幼馴染みの美優は、彼と過ごすことが何より幸せな時間。けれど、彼の言動にひとつ疑問があった…「21時過ぎる時は、来なくていい」ときつく言われている美優…。ある日の21時頃、わけがあって雪成の部屋に入ってしまう美優は、これまで見たことがない雪成の昂った表情と鼓動…激しい抱擁と目隠しをされて、耳元で激しい息切れ…こんな雪成、私は知らない!と、初めて彼から感じる「恐怖」と「快楽」。次第に、ふたりの関係が崩れていく──。
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3.9社内でずっと好きだった笹田が結婚!! ショックを受けた日花(ひばな)は、そのことを忘れようと、高校の同窓会で張り切る。そこへ遅れて来た京太と再会。京太は日花の「一番の男友達」だった。恋がうまくいかない同士、意気投合した二人は「セフレ」になることに!? もう子供ではない二人はお互いの心とカラダを慰め合う約束をしたのだが…。Love Jossie初登場作家のドッキドキのラブストーリー第1弾!!(51P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.14に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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4.0「遠距離だって年の差だって、俺関係ないけど?」弟みたいに可愛がっていた幼なじみの蒼馬が、私の教え子として現れて─。新人教師の白岡深雪は赴任先の学校で、年下の幼なじみ成澤蒼馬と再会する。いつまでも可愛い子供だと思っていたのに、大人みたいなカラダで私に「イタズラ」してきて…!「私には彼氏いるんだから…」と突き放しても、「好きだよ、ユキちゃん…ずっと忘れられなかった」て、そんな本気な眼差しで押し倒されたら─!?私の中で大きくなっていく蒼馬の存在に、心を揺るがされて… ※本電子書籍は「Love choco~危険な年下」に収録の「年の差なんて関係ない~年下の幼なじみに押し倒されて…」と同内容です。
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4.0ジャージにひっつめ髪。お化粧なんてもったいないからもちろんすっぴん。それもこれもマイホームゲットのため――。家族一丸となって頑張っていこう!!とした矢先に夫の浮気が発覚して……。節約節約って……心まで貧乏になっていませんか?
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4.02年前、地方都市に転勤になってから夫は変わってしまった……。普段は人当りのいい優しい人なのに、ささいなことで突然「キレる」ようになり、信じられないような暴力を繰り返すようになってしまった。そしてそれは段々エスカレートして…
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3.0新婚そうそう地方へ転勤。ご近所ママ仲間ばかりで子供のいない私はなじめない。頼れるのは夫だけなのに、今日も背を向けるの…?人は誰しも、寂しさを何かで埋めながら生きている。私の場合、それはお酒だった――。
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3.0「お願いだから早く逝って!」いつまでたっても義実家にべったりなパラサイト小姑に怒りの鉄槌!「私、太ってるから結婚も、就職も、家事も、な~んにもできないの…♪ 一生面倒みてくれるよね、お兄ちゃん♪」と寄生してくる小姑…私達、死ぬまでこいつらに奉仕させられるの!? いいかげんにしろ!!
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4.1「ふだん真面目な先輩のこんなやらしい姿、俺しか知らない」 中学で自分は男が好きだと知った檀野は、うっかり想いを告げ、拒絶されたことに深く傷ついていた。そんな自分に嫌気がさしたまま迎えた高校2年の春、また性懲りもなく男を好きになってしまう。 気づかれないように、もう想いが育たないように…。そう願う檀野は、想い人である部活の後輩・木下に冷たい態度をとっていた。 そんなある日、檀野は保健室での自慰を木下に目撃されてしまう。 「興奮しますか? 好きな相手に見られてするの」木下に焦らされ、煽られながらする行為は目眩がするほどに気持よくて、檀野から理性を奪い―――? いじわるSで食えない後輩×従順で淫乱になっていく先輩の甘く感じる調教&開発デイズ。
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3.0「息子と別れて俺の女になれ」…夫の父親との絶対に許されない秘密の交わり。しかしカラダは罪悪感とは真逆に熱く熟れ、義父の求めるままに秘部を濡らしてしまう――! 高校時代、大好きだった橋本先生。その人が、まさか義理の父になるなんて。しかも先生も私のことを好きだった…って? 大人の色気と包容力、そして熱い情熱でワタシを求めてくる初恋の人――。深夜の脱衣所で、リビングのソファーで…愛欲に溺れた二人は夫に隠れて禁断の行為をエスカレートさせていく――!!
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3.5千里と陸が初めて会ったのは10年前。それからずっとお隣さんで、同じ大学になり一人暮らしになった今も「陸くんがお隣なら安心よね」との母の一言で、アパートの隣同士に。今日も千里の家に入りびたる陸。「彼氏、欲しいっちゃ欲しいね。せっかく大学生だし」という千里に「それなら俺でいいんじゃないの!?」 と迫る陸。そんな気配は無かったが「ずっと千里が好きだった」と言う陸。ずっと「おとなり」だけだった2人の「はじめて」は…!?(45P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.8に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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2.8婚約者と執事と3Pって、確かに私は世間的にはお嬢様。上流階級ならそんなこと当たり前…な訳なくて、何でこんなことになったんだろう!? 婚約者の源一郎は名家の出で、私に対して一途なのは良いけど、熱すぎてちょっとウザい。でも、親同士が決めたことだし、そのうち結婚するんだろうと思ってた。そんなとき、昔、私が好きだったアキラが執事として私の家に戻ってきた。昔はカッコイイお兄ちゃんって感じだったのに、7年間ホストをやってたらしくて、とにかくチャラい。私の着替えに乱入してきたり、乳首を弄ったり…。そんなことする人じゃなかったのに…そこで、アキラに付けられたキスマークを見つけて私を襲ってきた。本気で押さえつけられて、愛撫される私。アキラが気づいて助けてくれると思ったら、「執事ですからお手伝いしましょうか?」って何それ…!?
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4.7伊豆の豪族の娘と生まれ、源頼朝に嫁いだ政子。歴史の激流にもまれつつ乱世を生きた女の人生を直木賞作家が描いた。 直木賞作家、永井路子が描く王朝貴族の野望と葛藤。 藤原道長亡き後、王朝社会を操る黒幕となった息子藤原能信。 皇子誕生を巡る貴族たちの思惑と歴史に翻弄される人々がたどる数奇な運命。 『この世をば』に続く平安朝の物語を直木賞作家、永井路子が彩り豊かに描く。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。< また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.5なんで人間らしく生きなきゃならないんだギャァ…… 生まれてこないほうがよかったのに。 飢餓という極限状態の世の中に生み落とされたアシュラ。 大きな社会問題となったジョージ秋山氏の名作が電子書籍で復活! ジョージ秋山氏の魂のメッセージがここに! <著者情報> ジョージ秋山(じょーじ・あきやま) 1943年生まれ。1966年に別冊少年マガジン「ガイコツくん」でデビュー。人間を赤裸々に描く漫画で常に注目を浴び、70年には「銭ゲバ」「アシュラ」「日本列島蝦蟇蛙」などの問題作を次々に発表する。73年から始まった「浮浪雲」は、30年以上経った今も連載が続き、単行本も80巻に達するロングセラーとなる。同作品で第24回小学館漫画賞を受賞。また、「銭ゲバ」「浮浪雲」「恋子の毎日」といった多くの作品がドラマ化、映画化されるなど、その人気は多方面にわたる。
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1.3割り切った関係、そう思っていたしそれが一番だったはずなのに。日常が壊れていく…セックスフレンドとのあり方とは?
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3.0ともだちだと思っていた?女子力皆無の自分にも、やっと恋愛の芽が…そんな私を応援してくれていたはずなのに、一体どうしてたこんなことに?
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2.7こんなはずじゃなかった…欲求不満のままに始めた出会い系。気をつけていれば大丈夫、そんな私の心は砕け散っていった…
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2.0イケメンとみたら手を出さずにいられない!!貢ぎつづけて7千万!?お金とテクに糸目はつけません!!オイシイ男はとりあえずいただきます!!
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3.0あんたなんて母親じゃない…!男好きの母親を嫌って家を出たのに、結婚を機に復縁…それが間違いの始まりだった!?
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-「いいですね、その顔。気の強い女性って嫌いじゃないですよ?」3年前、一緒に仕事をしてから藤堂と不倫関係にある由香。秘密だったふたりの関係は、社長の息子・上原が入社したことで一変する。上原の教育係を任された由香の前に差し出された写真――それは由香と藤堂の不倫を証明するものだった。ふたりの関係を黙っている代わりにされた<お願い>を逆らえるわけもなく、由香は奉仕をする為に素肌を晒す……。胸の突起を這う舌、秘所を焦らすように愛撫する指、まるで本能を暴くかのような快楽に由香は溺れていく。理性では抗いながらも堕ちていく由香の様子を楽しむように、上原からの要求はエスカレートしていき……。
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5.0「お客様がいるヨコの押入れで…、深夜の露天風呂で…、強引で、でも優しい若旦那のHを拒めません!」 「私が仲居を勤める老舗旅館の若旦那は、かっこよくて仕事が出来て…でもすっごい遊び人! あぁ、なんでこんな人好きになっちゃたんだろう!」セクシーな京言葉のイケメン若旦那に翻弄される主人公、だが浮気な遊び人だと思っていた若旦那が、実は…。恋する乙女の共感度120%!! スペシャルエッチラブコミック登場
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2.620才の尚には、10年前に両親の再婚で義兄弟になった2人の兄がいる。今は別々に暮らす義兄弟たちだが、ある日突然、尚は6才違いの次兄・宏海の家に転がり込んだ。再会した宏海は、滞在は許してくれたものの、ぶっきらぼうな態度で目も合わせてくれない。歓迎されていないことを悲しむ尚だったが、兄には兄なりの事情があった。実は、尚のことが大好きでたまらない宏海は、兄弟として振る舞うことへの葛藤を抱えていたのだ!必死で自分を抑える宏海だが、風呂場でもベッドでも無邪気に接近してくる尚を前に、理性は崩壊寸前で──!?ツンデレイケメン兄×無邪気な小動物系弟の同居生活は危険がいっぱい!? ひとつ屋根の下の義兄弟ラブ!!
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4.0直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 平将門、楠正成、祟徳上皇など、中世および近世の武家社会における悪霊を、時代とともに、描いた連作評伝。悪霊を描きながらも、歴史上の人物の人間臭さ、本質に迫る。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.3時代は戦国、波乱の時代。強大な武力を誇るヴァルマー帝国は、名門フレイヤー家を一夜で滅ぼした。この戦で全国統一の覇業に燃えるジョージ〈無謀王〉ヴァルマーに対抗する勢力は消えたはずだった。が、ここにひとりヴァルマー帝国に敢然と立ち向かう戦士が現れる。その名はコロナ・フレイヤー。男の子として育った熱血少女は、単騎ヴァルマー宮殿に殴り込みをかけた! そこで……。愛! 冒険!! 大ロマン!!! 伝説の巨大ロボット格闘すちゃらか珍道中~っ★
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4.0直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 数々の苦難に遭いながら、十年の歳月を経て、戒和上鑑真とその弟子が渡日。 彼らは、「戒」を伝承するためにやって来たのだが、日本側の仏教に対する温度差に戸惑い、不遇をかこつ。 権謀術数に長け、光明皇太后の信任を得て、権力の中枢にある藤原仲麻呂が牛耳る天平の時代を丹念に史料を読み込み、紡ぎ出した歴史大作。 第21回女流文学賞受賞作。 【上巻 目次】 出 発 時 間 言 葉 儀 式 葬 送 行 演 出 杖 死 優 詔 空 白 遺 構 唐律招堤 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.7直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 時の権力者、関白・藤原兼家の三男坊の藤原道長は、機転が利きカリスマ的な存在感を放つ長兄の道隆や野心家である次兄の道兼に比し、平凡でおっとり、出世も遅々としていたが、姉である詮子の助力を得ながらも、左大臣の娘・倫子と結婚する。以来、徐々にではあるものの、道長にも運が向いてきて、姉・詮子、妻・倫子などの支援を受けながら出世街道を上りつめていく……。表面的な華やかさに誤解されがちな人間・藤原道長の素顔を見事に浮かび上がらせた名作。 目 次 男 と は 首 よ り も 今 宵 来 る 人 深 泥 が 淵 風 の 精 影 絵 あ し の う ら 離 洛 帖 花と地獄の季節 後 宮 明 暗 腥 風 の 荒 野 「一声ノ山鳥」 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
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4.3『NHKスペシャル』で取り上げられて以来、佐村河内守の名声と人気はいや増すばかりの天井知らずである。本稿では、テレビ出演以来くすぶる「本当に氏は全聾なのか?」は棚上げするにせよ、音楽自体にマスコミが絶賛するような価値があるのか否かを考えてみた。心ある音楽ファンなら誰もが溜飲の下がるしごく真っ当な批判であろうと自負している。
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2.0中国、北宋の時代。 天下に悪疫が流行し、これを払うために霊山へ登った勅使は、人の諫めも聞かずに伏魔殿の封印を破ってしまう。そこから放たれた百八の魔星妖星が、時を経て人間に生まれ変わり、乱れた世を正す義賊として梁山泊に集い、躍動する――。 中国最大の伝奇小説を、吉川英治が大胆に意訳。生身の人間の夢と欲望が壮大な世界観の器に盛られ、興奮の一大マンダラと化す。 ・序曲、百八の星、人間界に宿命すること ・毬使いの幸運は九天に昇り、風流皇帝の徽き 宗に会うこと ・教頭の王進、追捕をのがれ、母と千里の旅に落ちゆく事 ・緑林の徒の涙を見て、史進、彼らを再び野へ放つこと ・史進、家郷をすてて渭水へ奔り、魯提轄と街に会うこと ・晨に唄い女翠蓮を送って、晩霞に魯憲兵も逐電すること ・蘭花の瞼は恩人に会って涙し、五台山の剃刀は魯を坊主とすること ・百花の刺青は紅の肌に燃え、魯和尚の大酔に一山もゆるぐ事 ・花嫁の臍に毛のある桃花の郷を立ち、枯林瓦罐寺に九紋竜と出合いのこと ・菜園番は愛す、同類の虫ケラを。柳蔭の酒莚は呼ぶ禁軍の通り客 ・鴛鴦の巣は風騒にやぶられ、濁世の波にも仏心の良更はある事 ・世路は似たり、人生の起伏と。流刑の道にも侠大尽の門もある事 ・氷雪の苦役を九死に一生を得、獄関一路、梁山泊へ通じること ・無法者のとりで梁山泊の事。ならびに吹毛剣を巷に売る浪人のこと ・青面獣の楊志 、知己にこたえて神技の武を現すこと ・風来の一怪児、東渓村に宿命星の宿業を齎すこと ・寺小屋先生「今日休学」の壁書をして去る事 ・呉用先生の智網、金鱗の鯉を漁って元の村へ帰ること ・六星、壇に誓う門外に、また訪れる一星のこと ・仮装の隊商十一梱、青面獣を頭として、北京を出立する事 ・七人の棗商人、黄泥岡の一林に何やら笑いさざめく事 ・“生辰綱の智恵取り”のこと。並びに、楊志、死の谷を覗く事 ・二侠、二竜山下に出会い、その後の花和尚魯智深がこと ・目明陣、五里霧中のこと。次いで、刑事頭何濤の妻と弟の事 ・耳の飾は義と仁の珠。宋江、友の危機に馬を東渓村へとばす事 ・秋を歌湖島の河童に、百舟ことごとく火計に陥つこと ・林冲、王倫を面罵して午餐会に刺し殺すこと ・人の仏心は二婆の慾をよろこぼせ、横丁の妾宅は柳に花を咲かせる事 ・女には男扱あつかいされぬ君子も、山野の侠児には恋い慕したわれる事 ・悶々と並ぶ二ツ枕に、蘭燈の夢は闘って解けやらぬ事 ・ふと我れに返る生姜湯の灯も、せつな我れを失う寝刃の闇のこと ・地下室の窮鳥に、再生の銅鈴が友情を告げて鳴ること ・宋江、小旋風の門を叩くこと。ならびに瘧病みの男と会う事 ・景陽岡の虎、武松を英雄の輿に祭り上げること ・似ない弟に、また不似合な兄と嫂事。ならびに武松、宿替えすること
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4.3大人の性愛と感情の高まりを緻密な筆で描き切る「黄昏流星群」。大人の恋愛コミックの最高峰との評も高い。すべてが傑作ぞろい400話を越える作品から、作者・弘兼憲史がこの企画のために選び抜いた3エピソード「鎌倉星座」「煮星メンのかほり」「星を追いかけて」240Pをご提供! さらに作者による自選作品一覧も掲載。
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5.0震災直後、たくさんの遺体が収容された凄惨な光景と、そこで「厳しい現実」に向き合った人々を追ったルポルタージュ『遺体』が、映画となって公開された。取材から約2年。あのとき遺体安置所で出会った人々は、いまどんな日々を送っているのだろうか。
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5.0猟師見習いの少年・ディオンの夢は、「精煉」で飼い犬・アッシュの病気を治すこと。父親の才能をうけついで、ディオンの精煉術はピカイチだけど、一緒に暮らす祖父はなぜか渋い顔。そんなある日、ディオンは山で、クマに襲われている天然系美少年・フェルナンドを助ける。時を同じくして、帝国陸軍のエリート精煉師部隊、『蒼い鷹』の入隊試験通知が届き…!? 天才少年×クールな軍人たちの、友情&成長ファンタジー!!
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4.3「こんなの…これ以上されたら…っ!」 冷徹王子の甘い溺愛 「そんな反応されたら、もっとしたくなる」──侍女のリリーは仕える姫のかわりにリナリア・フローライトとして、隣国プラタナス国第七王子のもとに嫁ぐことになった。王子のグレイは実の兄たちを手にかけ、“氷の死神”と恐れられている。しかし歓迎パーティーで第八王子アッシュの手からリリーを助けてくれたグレイは、とてもやさしい目で彼女を見つめてくるのだった。そしてふたりきりになったとき、彼は…
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3.0両親の亡き後、祖母の営むおにぎり屋を手伝う宝田四郎は、同級生で幼馴染の三井穂高に想いを寄せている。 四郎はその秘めたる思いは生涯口にしないと決めて生きてきた。 そうとは知らない穂高は部活に恋愛にと充実した日々を過ごしている。 四郎の気持ちには全く気がついていないようだ。 部活(フェンシング)の試合に優勝した穂高や他部員を労うために店のおにぎりを競技場まで届けた四郎は、後片付けをしている時に穂高が控室にいないことに気がつく。 穂高は競技場の裏手で喫煙しており、窓からその様子を見てしまった四郎は、通りすがる教員に見つかってしまっては穂高の競技人生が大無しになると考え咄嗟に驚くべき行動に出てしまう・・・。
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