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4.0大学などの授業でも取り上げられるリベラルアーツ。だが、真のリベラルアーツとは、その歴史をひもとけば、授業で教えられる教養のようなものではなく、より深い「遊び」の精神であるという。本書は、リベラルアーツの本質を個人個人がどのように活かし、生きやすい未来へつなげていくべきか、その方針を提案する、まったく新しいリベラルアーツ本。
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-~~~~~ 山田 今日もすぐ終わりますよ。「オーケストラに未来はあるか?」 「ない!」で終わり(会場爆笑)。 浦久 そういわれてしまうと、もう身もフタもない(笑)。 ~~~~~ 浦久 指揮者から見た理想のオーケストラとは? 山田 自分のイメージというか、アイディアを具現化してくれるオーケストラが、 理想のオーケストラということになると思うんですよ、ふつうはね。 浦久 では、そのイメージを持っていない指揮者の場合はどうなるのかな? 山田 ほらきた(会場笑)。 ~~~~~ 山田 観客のみなさんがちょっとかわいそうって思うこともある。 浦久 緊張感を強いられて? 山田 指揮者が棒を下ろすまで拍手はするなとか。あれ、やめてほしいですね。 だからぼくは、あえて指揮棒をずっと上げておこうかなって(会場笑)。 ~~~~~ 浦久 日本では、みんなで歌って踊って、わいわいいう音楽のほうが、 はるかに長い歴史を持っていた。 山田 なるほど。日本人は劇場から飛び出して、盆踊りをしよう(笑)と。 ~~~~~ 日欧の文化を知悉し、コンサートプロデュースや文筆でユニークな活動を続ける文化芸術プロデューサー・浦久俊彦と、現在もっとも多忙な音楽家のひとりとして世界中を飛びまわりながら、日本の音楽界にラディカルな問いを投げかける指揮者・山田和樹が、「クラシック音楽の明日」についてガチンコ対談。 山田が実演家として現場的・実践的疑問を提示すれば、浦久が古代から現代までの音楽思想や人文科学の知識を総動員してガチで答え、浦久が大風呂敷の「音楽文化改革案」を提示すれば、山田がカリスマ指揮者の余裕で全肯定! 抱腹絶倒の対話は、コロナ禍にあえぐクラシック音楽界への福音となるのか!?
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3.81巻1,166円 (税込)あいちトリエンナーレ2019、日本学術会議 会員任命拒否、検察官定年延長、加計学園問題……今、起きている出来事の本質を見抜くための論考集。 「百人組手で知性を鍛え、不当性に抗う訓練になる一冊」――荻上チキ(評論家) あらゆる「自由」が失われつつある中で、研究者・作家・芸術家・記者などが理不尽な権力の介入に対して異議申し立てを行う。少しでも声を上げやすい世の中になるようにと願って26名の論者が集い、「自由」について根源的に掘り下げる。 批判的思考を養うための書! 【本文より】 表現の範囲がどんどん狭まっている――ヤマザキマリ 批判精神に欠けた学者に囲まれた政府は、端的にいって災厄――藤原辰史 アーティストやタレントが政治的な発言をするたびに、猛バッシングを受けますが、彼らも市民の一人です。政治的発言をしてはならない理由がわかりません――上野千鶴子 私たち日本人は「自由は取扱いの難しいものだ」という実感に乏しいように思われる――内田樹
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