悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書)

悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書)

836円 (税込)

4pt

4.2

ニコロ・パガニーニ。全身黒ずくめの姿で繰り出す超絶技巧で人々を熱狂させた、空前絶後のヴァイオリニストである。「悪魔ブーム」をブランディングに用い、巨万の富を築いた守銭奴にして女好き。「無神論者」の烙印を押され、遺体となっても欧州をさまよった彼には、「幽霊となっても音楽を奏でている」との伝説も生まれた。十九世紀に鮮やかな刻印を残した「西洋音楽史のメフィストフェレス」、本邦初の伝記。

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悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト―パガニーニ伝―(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』が面白かったので、こちらも手に取った。
    やっぱり面白い!

    音楽史でもなく、ただの歴史でもない。
    切り口が斬新だし、愛ある分析だなぁと思う。

    0
    2022年10月27日

    Posted by ブクログ

     かつてビートルズはフェノメノンであると言われた時代があった。本書の主人公であるパガニーニも百数十年前のヨーロッパを席巻したフェノメノンだったと言えるようである。

    0
    2018年11月23日

    Posted by ブクログ

    日本人によって書かれた唯一のパガニーニ評伝ということで貴重な本である。

    私がこれまでに目にしたことがある日本人によるパガニーニ伝と言えば、2002年に出版された石井宏氏による「誰がヴァイオリンを殺したか」の「第三章 "悪魔のヴァイオリン弾き"パガニーニ」くらいであった。同書の6

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    バイオリンの伝説的名手パガニーニの伝記。1782年生まれ1840年没。
    彼が生きた時代には、ベートーヴェン、シューベルト、ベルリオーズ、リストなどとの影響や関係も深い。
    ナポレオンの妹との関係なども興味を引く。
    どれだけバイオリンを弾きこなしたのかは、さまざまな評価が残っているのでそれからの推定だが

    0
    2018年10月11日

    Posted by ブクログ

    パガニーニって言葉が クラシック曲のいろんなところにでてくるけど なに?と思っているくらいの人にもピッタリ。(実際わたしがそう)そしてよむと まずパガニーニが聞きたくなる。

    本を読むのが苦手な人にも読みやすい文章。
    パガニーニの人生を負いながら、この時代の背景や、イタリア半島事情 バイオリンのこと

    0
    2018年09月10日

    Posted by ブクログ

    中世から近世史に興味がある私。最近、再度ブーニンの世界に浸っている事もあって『天才の名をほしいままにした男』の象に迫る分析の旅はなかなか面白かった。

    パガニーニの名は知っていても、具体的にはバイオリンの名手とだけ知るのみ。ドラクロアが彼の肖像を描いていたのは驚いたし、こういったデモーニッシュなイメ

    0
    2021年07月31日

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