おでんさんのレビュー一覧
レビュアー
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世界観がとても良い!
なるしま先生の作品の中でも特に好きな世界観です!
最後は、とりあえずひと段落、でもこれからも大変なことは続いていく、という雰囲気の終わりでした。特に、都で頑張ることに決めた小さな昴が心配です。でも、お人よしの蝶子や恒河シャ(の一部?)が昴を助けると決めてくれているようなので、少しホッとしました。
神々の強さ、美しさ。人の醜さ、欲望。そして、存在しないはずの不滅城など、わくわくする要素がたくさん出て来て、楽しませてもらいました。
なにより、主人公の鉄壱智がとても良いです!どんな時でも鉄壱智がいれば大丈夫だと思わせる明るさと頼もしさ。主人公らしくてとても良かったです(^^)鉄壱智の正体は意外 -
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大切なことを教えてくれる。
自分だけが正しいと思ってはいけない、というとても大切なことを教えてくれます。
トーイやクリス、そしてヴィンセントにもそれぞれの言い分があるのですが、彼らは全員、相手の方が間違っていることを前提に話をしてしまいます。けれど、たとえ相手がどんなに酷いこと(と自分が思うこと)をする人であっても、「自分が正しい。」と考えた時点で人は傲慢で排他的になってしまう。ラズを傷つけた相手にトーイが怒った時、ラズは相手が過去の戦争からラズのような人種を怖れているのだと諭しました。「そういう人もいるんだなってだけで良いんだ。いつも自分の考えだけが正しいと思わないで。」という言葉が胸に刺さります。実践するのはとても -
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答えの出ない問題。
誰だって、大切な人が亡くなって、その人がその人のままで戻って来てくれたら、もう二度と離れたくないと思うのではないでしょうか。
自分の身近な人で想像してしまいました(生きている人も、もういない人も)。「一度死んだことがある以外に生きている人と何が違うのか。」という問いに、返せる答えが見つかりませんでした。読み終わった後、ぐるぐる考えてしまいました。さすが、なるしま先生です。
リューと鷹子はどこで殺されてしまったのか、あの洞窟でのシーンの後一体何があったのでしょうか・・・。
このお話を読んで、以前見た夢を思い出しました。亡くなった犬が生前そのままの姿で生き返り、それは化物だから殺しなさいと誰 -
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ネタバレ 購入済み面白くて一気読み!
面白くて読み始めたら止まらず、一気に読み終わってしまいました!
ついに、きずなのお父さんを殺したことを打ち明けた仁。これまでの家族の形は壊れてしまいました。それでも、残っていたお互いを想う気持ち。大切な者を守りたい気持ちを「悪」と断言したのには驚きましたが、なぜ「悪」なのか、読んだら納得でした。仁も「悪」、きずなも「悪」、メイゼルも「悪」、リュリュも「悪」・・・。エレオノールは「悪」を守るから「悪」に加担していることになるのかな?私情をはさまず、執着もしないアンゼロッタ。彼女が「正しい」のだとしても、「悪」を行う人々の叫びに心が震えました。そ、それにしても、なぜアンゼロッタとメイゼルはそっく -