ミンネさんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 購入済み
複雑なストーリー
この巻の主役はリムリスです。リムリスはバルドがハヴィのことを悩んでいるのが気に入らない。なぜバルドに惹かれるのか。やがて彼の失われていた記憶が蘇ってくる。彼はかつて王に使える魔道師だった。王とはバルドの祖先、始祖王。しかし王の寵愛を受けているのは彼ではなく、ハヴィのお師様だった。そしてリムリスは王の命により敵国へ赴かされることとなった。それはどんな虐待をも甘んじて受けるという意味があった。そして予想通り、言葉に出来ないほどの辱めと虐待を受けるのだが、幼い王の命を救ったことで地位を与えられる。
一方、敵国の帝国魔道師アスタドール。リムリスの力を奪い、彼の姿に成り代わり、幼い王の側近の魔道師とな -
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ネタバレ 購入済み
感動です
実はすでに小説「ファインダーの蒼炎」を読んでおりました。まだ電子書籍の小説に慣れておらず、そのときは世界に浸ることができなかったのですが、今回は感動しました。陶の成長と人生の試練。それを切なく見守るフェイロン。かわいい陶には他の道を歩んで欲しいと願ってきたのに。葉とフェイロンの関係も納得のいくものでした。
レビューを読むとこの作品より「蒼炎」の方が人気があるようですが、思い切って購入して正解でした。「烙印」の意味はこういうことだったのか、と思いました。一連のストーリーに深みが出たと思います。願わくばいつかフェイロンにも心から愛せる相手に巡り合って欲しい。 -
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購入済み
どうかいつまでも
これはBLでしょうか。もう別ジャンルとして確立している気がする。とにかくストーリー展開に目が離せません。
いつから麻見にとって、秋仁にとってお互いがかけがえのない存在になったのか、「標的」から何度も何度も読み返しています。フェイロンやミハイルだけでなく、キャスト全員の描写にも感服。やまね先生の後書きを読むたび、心を込めて一線一線描いてくださっていることを感じます。
新たな登場人物も加わり、さらに面白くなっています。デビュー20年は長いです。作品を愛し続けるファンの思いも汲み取りながら描き続けてくださってきたのだろうな、と俄かファンの私は感謝しかありません。 -
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無料版購入済み
BLの金字塔
だかいちはBLのエンターテーメントとしての立ち位置を確立してくれた作品ですよね。まず、アニメの出来がすこぶる良かった。リブレが総力を挙げているのが良くわかります。桜日先生の漫画はどのカップルも絶妙。この「だかいち」は攻受とも抱かれたい俳優ナンバー1,2。センスが良くてかっこいい。ちゅん太は果てしなくトータカに憧れる青年で手回しも良く、その手腕は怖くなるほど。一方、トータカは子役時代から常に第一線で活躍してきたワーカーホリックでプライドも高い。そんな彼の世界にまっすぐ割って入っていけるのはちゅん太しかいない。芸能界という身近で楽しめる世界を題材にしたことも良かったですね。物語の結末を作らず、いつ
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生命力のある作品
素晴らしかったです。フェイロンを知るほどに物語に彩りが出てきました。切ないです。そして秋仁の麻見への想い。フェイロンに対する嫉妬や麻見のことを知りたいと思う気持ちに比例して愛しさが増していく。何よりすごかったのは秋仁を奪われた麻見の憤り。本当に怖かった。それぞれの感情から立ち上がるオーラを感じます。作家さんの力量には脱帽です。面白い、という言葉だけでは足りないです。驚いたのはあとがき。シリーズが始まった頃の出版社さんがなくなってしまったとのこと。多くの方の作品を愛する力があって今、私たちはこのシリーズを読めるのかと思うと感慨深いです。
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読み応え十分
この蜜月を読みたくて(ラブエロが見たくて)、途中を飛ばしてしまったので、なぜ南の島に不時着して二人一緒なのかよくわかりません。けれどラブエロ満載、スーツ姿でない麻見に萌えてしまいました。おまけの毒きのこのお話では爽やかにスカーフをまとった麻見のオープンカードライブの様子もあります。反対にフェイロンとミハイルは痛い目にあっています。二人とも、血統がいいだけに身内には苦労させられていて可愛そうです。最後に下絵が掲載されていました。この作家さんは絵がものすごくうまいです。表情ひとつで感情の起伏だけでなく、格調まで変えてしまう。麻見の表情に見とれてはため息がでます。
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すごい、引き込まれました。
ストーリーにぐいぐい引き込まれていきました。圧巻は夜の豪華客船での交戦。実は1巻、2巻に別の作品が入っていたのでスローペースなのだろうと油断してこの5巻を先に買ってしまいました。猛省しています。これは神回ですね。想像もつかないような裏社会を垣間見た秋仁がどれだけ恐怖だったか。ライトアップされた船尾のデッキで再会する麻見と秋仁。顔を見合わせた時の一瞬の間、そして「何故もっと早く来てくれなかったんだ」と訴える秋仁を「俺を振りまわすな」と強く抱きしめる麻見へと続く。こんなにもお互いを求め合っていたなんて。そして、フェイロン、葉、ミハイル、それぞれの交錯する想い。小型飛行機に乗り込む絵はすてきでしたが
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購入済み
待ってました
続話、楽しみにしておりました。5話だけだとあっという間。やっと聖湖が帰ってきたのにラブエロもないし、なんだかさびしかったです。
次に期待。
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