KFさんのレビュー一覧
レビュアー
-
-
すこしふしぎ
大好きな作家さんの新作。『やが君』の印象が強いが、今作は百合ではない。メインキャラの組み合わせはおねショタだが、1巻の段階では恋愛メインでもない(今後どうなるかは分からない)。SF(少し不思議)な世界の日常が、独特かつ迫力ある描き込みで進んでいく。今後の展開が楽しみ。
-
-
絵は素敵だが……
絵はあまり気にならない程度には安定していて、アクションや色もかっこいい。
ただ、ひぐらし本編が、(羽入の存在以外の)摩訶不思議な事件に関して、オカルトではない、そこそこ現実的な解答を用意していたのに、この「宵越し編」は霊やら魂やらのオカルトでオチをつけていてがっかりした。トンデモ科学やご都合主義があれど、本編の事件は現実的な解答を死守していたのだから、たとえスピンオフでも霊やら魂やらは関わらないでいてほしかった。 -
-
-
-
-
かけると焼き付ける
まとめて読むと気づけることがたくさんある。かけると焼き付けるは共存できない。
地頭の良いシンタローとヒヨリがいると心強さがある。4巻ではシンタローとヒビヤ、モモとヒヨリの組になりがちだったが、実はこの二人、かなり相性が良いのでは?
このルートだといささか養子三人組の活躍の印象が薄い(セトは元凶ともいえるが)と思っていた。特にカノは前ルートでも目立たないと感じていたが……。アヤノがかけたからこその、アザミへの擬態。
カゲロウデイズを操れるほどのメデューサになれたのなら、なぜかけるのアヤノは生きている?「たぶん」というのは、別ルートのアヤノの恋も含めて指しているのかもしれない。焼き付けられたシンタ...続きを読む -
表情が魅力的
この作家さんが描く表情は本当に魅力的だと思う。
エネが消え目を覚ますメデューサ、恐ろしい。
結局、一周目も二周目も、遥と同時に逝ったのは貴音で合っているのか?片方がのみこまれ片方が戻されるという法則から外れる気がする。
能力者の中でひとり能力のないものが主人公するというラノベ的展開。最高火力の攻撃的なイマジナリーリロードが始まるのなら、結末が近いのか。
全ての蛇が集まりメデューサとして根元からのループを実行できれば、アザミは人間と出会わないルートを作り出せる。すなわち人類の滅亡に近いわけで、ずいぶんとスケールの大きい話になった。カバー下のイラストに涙。しかし、冴えるを倒せたとして、既に亡くなっ...続きを読む -
ヒヨリ活躍
醒めるが入ったコノハの体に冴えるが同時に入れるものなのか?すると4巻の黒コノハも醒めると冴えるが共存するものになるのだろうか。セトの言う「透けたマリーから目が離せない」というのが恐ろしい。
そして、もとが聡明で行動力のあるヒヨリに凝らすが入ると、非常に強いことがわかった。「好きなやつ」発言は衝撃。本心を口に出せるかっこよさがある。
アディショナルメモリーにREDと、白赤2枚のアルバム外の曲のサブタイトルも含まれている。
小学生になったばかりのシンタローが数学をやっているのは、ギフテッド的なものだろうか。。エネの言い争うシンタローを見ると、ロスタイムメモリールートを想起するが、赤いジャージを着て...続きを読む -
-
-
-
-
-
-
アイドル
『かぐや様』も『クズの本懐』も好きな作品なので、タッグに期待し購入。キラキラとした明るい話かと思いきや、立て続けに事件が起こりダークな展開に……。横槍先生の可愛らしい絵も暗い絵も見事にマッチしていて素敵です。
-
-
-
-
-
ネットで話題の
発表時と変更時の2回、ネットで話題になった作品。単行本には変後のものが収録されるのかと思いきや、それともまた少し違う台詞になっている。本音を言うなら変更前のものが収録されてほしかった。
-
-
-
シンプルで、可愛らしすぎずゴツすぎない読みやすい絵柄。加えて、ストーリーも恋愛、家族、仕事……とほのぼの過ぎず暗すぎずの進行で、誰でも読みやすそうになっている。でも、作者さんのフェチなんだろうな~というところは節々に見えて面白い。
-
2人の恋愛だけでなく、麻子さんのコンプレックスの軸は、9巻まで続いてもぶれずに物語の核を握っていて、ストーリーがうまいなぁと思う。特装版冊子でしほちゃんとの話が読めてよかった。盛りだくさん。