あらすじ
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
...続きを読む感情タグBEST3
最高です
弁当屋でカキフライ弁当を頼んで、待っている最中に手に取りました。まさか弁当屋で泣くとは思いませんでした。
最高です。痺れました。
ずっとどきどきしていて眠れそうにありません。
すごい
作品としてとんでもない完成度です。
ストーリーが様々話題にあがった作品ですが、漫画表現としてもとても優れていると思います。
一コマとして無駄なコマがなく、随所にメタフォリカルな心理描写や伏線などが駆使されており何度見ても楽しめます。
お金を出す価値のある漫画だと思います。
力強い作品
ネット公開時に批判も起きた作品。私は作品の本質ではない部分への批判はナンセンスだと思ったが、今ではそれも多くの人の心を揺さぶった証ではないかと思える。
何も感じなかったという人は、時間をおいて改めて触れると響くものが出てくるかもしれない。
何もかもを作品内で説明し尽くすコンテンツが多い(それも一概に悪いわけではない)が、ここまで読者の読解に委ねた作品は最近では希少だ。
読み終えた後も心に残る傑作。
圧倒
ジャンプ+で掲載され読了しました。単行本も買おうと思います。
普通の読み切り程度のページ数の感覚で読んでいたら140ページ程度あり驚きました。
チェンソーマン、ファイアパンチなど読んできましたが、今回の作品は感情を描くのが上手すぎる。ただ圧倒されました。読めてない方は是非読んでほしい作品です。
セリフが修正されたのは本当に残念だけど、出版にあたりオリジナルに近いものに再修正されていてよかった。これからも漫画家の表現の自由を守っていってほしい。
買わない理由がない
創作者を表す短編として、足りないものは何一つしてない。
作る人の、強さも、当たり前の不安も、孤独な時に見た光明も、もしがあった世界を思ったあと(解釈分かれると思うけど)の強さも、全部全部入ってる。
短編マンガであんまり使わない言葉だけど、尊さを感じた。
Posted by ブクログ
【振り向いた過去】と【追い続ける未来】
互いの背中に憧れ追い求める。
彼女の為に。自分を求めてくれる人達の為にひたすら【藤本歩】は前を見て【歩】み続けて行く。
【ルックバック】は唯一無二の友情の物語だ。
Posted by ブクログ
アニメに感動した。そして原作もすごい。結末は修正された現実なのか、妄想なのか?『背中を見て』の作者は?アニメをもう一度見た。やはり妄想?雨の中を走るシーン、繁華街を闊歩するシーンは動きもあるし音も出る。映画と合わせ読書会を開催したい傑作
ルックバック
オンラインで掲載されていたときにも読みましたが、コミックでは作者の望む修正が入るだろうと思い購入しました。
理不尽な行為に対する怒りや、失われた存在への愛が感じられて大好きな作品です。
1冊のコミックにするには短い作品ですが、他の短編と一緒に収録されないことを嬉しく思います。
読んでよかった
後半からの怒涛の展開に引き込まれました。
ストーリーもそうですが、作画も魅力的で何度も読み返しています。
最後の窓に貼ってある4コマ漫画が切なくて最高でした。
Posted by ブクログ
漫画を描いた漫画。京本と藤野の努力が凄くて、漫画内の週刊少年ジャンプで準入選取った時は自分も喜んだ。で、ハッピーエンド!っておもたらちょっとバットエンド。京本が謎の男に殺された時は涙もろくなった。学校に先生が持ってきて、家のテレビで映画みてから原作を学校で読んだから、まぁまぁ深掘りできた。例えば最初の黒板のDon,tとルックバック合わせたらドントルックバックになったりとか知った。家にも原作があったけど、学校で読んでから読んだから学校で感動した所をまた家で無限に読めるから嬉しかった。藤本タツキさんすげ〜
Posted by ブクログ
ちょうど4年前に友達におすすめされてからまた再読。主人公藤野の漫画を描いている後ろ姿が表紙、時間経過と共に終始映し出されているのがめちゃくちゃ好き。様々な伏線回収や考察があって、短いのに読み応えバツグンな1冊。映画も良かった。
Posted by ブクログ
マンガ家を志す、藤野と京本2人の努力と成長、苦悩、そして別れのストーリー。
一文字ずつとると藤本になるのは、自己の過去を投影しているからか。
好きなシーンは、京本にサインを求められた藤野が、帰り道に土砂降りの雨の中、踊りながら家に帰るシーン。努力を人に認められることの尊さ。
京アニの事件から作られた?と言われる作品。
他の人のレビューを見て、最初と最後のページに書かれた英単語に気づいた。
マンチェスターでのテロ事件追悼集会で、集まった人たちが自然と合唱したというオアシスのDon't look back in anger。
世に作品を送り出してくれている、創作活動をしている人々へ、感謝。
Posted by ブクログ
広義に創作と括れる活動をする人には刺さりまくる気がする。
何か物を作るって事を具体的な「絵を描く」って事から「生きる」だと解釈する事もできると思う。
そう考えると生命への賛歌だと思う。
色んな隠し要素みたいなのが散りばめられててそれを探すのも楽しい。
映画もめちゃくちゃ良かった。
Posted by ブクログ
映画を観た。
創作することの虚しさも喜びも全て詰まっていた。
お互いの4コマ漫画がお互いを支えていたことが分かった時は感動した。
最初の「自信過剰」→「やる気の低迷」→「京本からの称賛」でまた自信を持ち直すシーンは良かった。
漫画も映画も最高でした
引き込まれる絵、内容。天才すぎる。
読み始めたら一気に話に夢中になり、ページが進んだ。最後の終わり方まで美しい。
『ルックバック』レビュー
藤野と京本、2人の関係性は、正直ちょっとしたサンドバッグの打ち合いみたいだ。京本が才能のパンチを繰り出し、それを受けて藤野が「私も!」と必死に反撃する。でも、試合が終わった後に「やっぱり京本には敵わないや」と藤野がリングの隅っこでしょんぼりしている、そんな図が頭に浮かぶ。創作って、こういう痛みを伴うものなんだろう。
藤野がランドセルを背負ってスキップするシーンは、まるで子どもがクリスマスプレゼントをもらった瞬間みたいだった。光が反射する水たまり、風に揺れる髪、そのすべてが「私の人生、これでいける!」と叫んでいるようだった。この感情の振り幅はアニメならではで、そんな「喜び」が爆発する瞬間こそが創作の原動力なんだろうなと思う。
京本にとって藤野は「外の世界」だった。それまで引きこもっていた彼女が、藤野という名の観覧車に乗せられて「こんなに広い景色があるのか」と驚く。そしてその観覧車を降りた先に、人生という遊園地が広がっていた。引きこもりだった京本を外の世界に引っ張り出した藤野は、彼女にとってまさに神様だったに違いない。
でも、藤野にとっての京本はどうだったのか?京本があまりにも絵が上手いせいで、藤野は「私なんて」と自分を否定する。それでも、京本と一緒に漫画を描く時間は藤野にとって何よりも特別だった。「背負うもの」だった京本との時間が、最終的には「抱くもの」になったというのは、映画で特に強調されていたと思う。人間関係って、こんな風に変わるものなのかも。
このマンガを語る上で、京アニ事件の影響を無視するのは不可能だ。美大襲撃事件は、現実の悲劇に対するレクイエムとして描かれているように感じた。京本を襲った悲劇は、「創作が持つ影の側面」を否応なく思い出させる。創作が他者に与える影響力って、時に想像を超えてしまう。
『ルックバック』は、創作の苦しさと喜び、その両方を描き切った作品だった。藤野と京本の関係性を通じて、「なんで描いてるの?」という問いを観客にも突きつけてくる。この問いに対する明確な答えはない。でも、それでも続ける理由が、あのラストの藤野の背中に詰まっているように思う。
観る人それぞれが、自分の背中を振り返りながら、この映画をどう受け取るかが問われている。『ルックバック』は、観終わった後にも自分の中で会話が続いていく、そんなマンガだった。
Posted by ブクログ
たったの500円弱で京本さんのこの笑顔を見れるのは安い。と思うぐらい。
映画が先でしたが、原作に触れて本当によかったです。いらないものは、全て削ぎ落とし、伝えるべきことだけを詰め込んだような作品に感じました。純粋さのある作品で、チェンソーマン(未履修ではありますが)とはまた違う作風に感じました。個人的な感想としては映画は特に放火犯に読んでもらい、漫画は創作側に読んでもらいたい作品な気がしました。
Posted by ブクログ
漫画は、セリフが少ない場面も多くて、自分の中でどんな状況でどんな心情なのかを想像しながら読まなきゃいけないかも。
漫画の後に映画を見たら解像度が上がった。
やっぱり感動するしいい作品です。
それでも描き続けると決めた藤野を応援したい!
Posted by ブクログ
雨の中、田んぼで踊るシーンで号泣した。
創作に関わる全ての人を勇気づけてくれる最高の作品。つらい現実に向き合う力をくれるのはいつだってフィクションだ。
藤本タツキ先生の背中を見て、たくさんのクリエイターが力をもらったはず。素晴らしい漫画をありがとうございます!!
Posted by ブクログ
映画は既に観てて「良い話だな」とは思ったけど、何に良いと思ったのかが自分でもわからなくて泣けるほどの感動はできなかった。
世間の評価がこんなにも高いってことは自分が理解できていない部分があるんじゃないかと思って原作を読むことにした。
結論、自分のペースで噛み砕きながら読んだら、懐かしさとかやりきれなさとか悔しさとかたくさんの感情が詰まっててめちゃくちゃに心揺さぶられた。気になって人の考察もたくさん見てメタ的な解釈があることも知って、この作品ほど作者の感情がダイレクトに伝わってくるものに出逢ったことないと思った。この余韻のまますぐ配信観よう、、
Posted by ブクログ
観たかったのに映画館に観に行けずにいたやつ。
次男君が友達と観に行ってしまって、私は行く機会を逃してしまった笑
しかし今日アマプラで配信されてるの気づいて!!
結果、映画館行かなくてよかった…
こんなの…
こんなの…
こんなのって………
おうちで1人で号泣して観るやつーーーーーーー
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
ゔゔーーひっくひっく
漫画も良かったけど映画はもっと良かったーーー!!
とにかく胸が苦しくてまぶたがヒリヒリ熱いです
映画の方は背景とかすごい力入れてるなぁって
そこも素敵すぎた(語彙力…泣)
とくに空の色!
東の空のヴィーナスベルトとか
2人が衝突する夕方 、太陽が完全に沈んだ後のマジックアワーの空とか だんだんブルーモメントが濃くなる様とか…
はぁぁぁ 最高でした。
…さてと今日返却期限の本を急いで読みますか!
Posted by ブクログ
1回目読んだだけではいろいろ分からなかったけど、考察サイトを複数見て、読み返して理解深まった。
2つの世界線が僅かに交わるのが4コマ漫画なのがおもしろい。
Posted by ブクログ
たった一瞬のきっかけで全ての人生を捧げるくらい、周囲が見えなくなる、時間を忘れてしまうくらいの熱量と発揮できる素晴らしさに圧倒された。
言葉や文章ではなく背中と背景の表現と、無の時間や、踊るようなシーンの緩急に飲み込まれた。
人それぞれ過去には色々な経験や感情を吸収してきている、それを後悔ではなく過去を振り返らず、前に進もうということがこの作品の伝えたいことなのかなと思った。
Posted by ブクログ
夢中になるものを見つける、とは簡単なのかもしれない。それにずーっと時間を費やしてしまうものなのか。
それが、なんであれ、自分を形作るものとなる。
それでたまたまカネを稼げるなら仕事に打ち込めばいいし、たまたまカネを稼げないものであれば、仕事をそこそこに、趣味として没頭すればよい。
好きなものに没頭できる環境を用意するのが、人生戦略、キャリア戦略なのだー
匿名
これは面白い
「好きに理由なんてない」って感じで絵にのめり込んでいくのめっちゃいいなってなった。最後終わり方切ないなぁ
匿名
ジャンプ+で読み切りを読んでとても続きが気になったので単行本も買いました。
最後の藤野が京本に漫画を読ませて2人とも楽しそうなシーン、セリフがほとんどないけどグッときてしまいました泣
本当に2人ともいい子すぎる!T^T
Good👍
良いという話を聞いていながら中々買えずにいたが、今回購入
雰囲気の良さを感じました
セリフのない背中の絵は季節感も相待って
色んな感情や思いを自分なりに考えさせられる。委ねられてる感を勝手に感じながらも、続いていくと なるほど感
オモシロかったです!
これは超絶傑作です是非読んで!
少年ジャンプ+でも読めますが、単行本、ぜひ買って欲しい大傑作というか、名作、でしょうね。
漫画家が漫画を描き続けるということの意味をこの1巻で描き切っていますね。
最初はTwitterで褒められているのを見て一読し、圧倒され、脱帽しました。
甥とかにも本をプレゼントしたくらいです。朝日新聞で漫画コラムを連載されている中条省平氏もこの作品を取り上げていましたので、やはり世の中には見事な傑作を描く作者っていますね。藤本さんが今後どんな作品を残されていくのか、非常に楽しみです。
同志だった彼女と私
読んでるとクリエーターとしての主人公達の情熱も伝わってくるし、マンガという媒体を上手く利用した、無音カットでの表現力に感心する。
途中でのやや分かりにくいシーンと、見分けが付き辛いキャラクターがちょっと気になるけど・・・
傷心の主人公を励ます声が聞こえそうな描写に、とても切ない気持ちになる。
名作
読んだ後、しばらく余韻が抜けずに呆然としてしまいました。
それくらい完成度の高い作品です。
タツキ先生の独特だけど多くの人に突き刺さる発想力と、それを描写する力が凄まじく、後半の怒涛の展開に惹き込まれました。
匿名
名作
小学四年生の藤野はマンガを描くことが大好きな女の子。
どれくらい好きかというと定期的に発行される学級新聞に四コママンガを掲載し先生やクラスメイトに見てもらうのを恥ずかしいと思わないくらいだった。
掲載されれば先生もクラスメイトも面白いと絶賛。
将来は漫画家になるつもりかとクラスメイトに聞かれるもあまり乗り気ではなく運動神経がいいためスポーツ選手のほうがいいかもというくらいの心持ちだった。
そんなある日藤野は担任から四コママンガの枠をひとつ隣のクラスの子のために譲ってほしいと打診される。
なんでもその女子、京本は不登校らしく学校には来れないがマンガなら描けそうと言ったかららしい。
学校にも来れない軟弱者が描くのは難しいと言いながらも了承した藤野がその後目にしたのは圧倒的な画力の背景画で描かれる京本の四コママンガだった。
自分が描いた作品が圧倒的に見劣りしているのは藤野だけでなくクラスメイトたちも感じ取っていたらしく、その反応を知った彼女は画力アップのためにマンガを描くためのスケッチブックや色々な本を買い本格的な絵とマンガの練習を始めた。
少しずつ画力もマンガもスキルアップしていが隣に掲載される京本の作品には遠く及ばない。
いつしか6年生になっていた藤野は友達からマンガを描くことに対して否定的な意見を言われる。
そしてついに彼女は筆を折り、マンガを描く前の日常を取り戻す。
しかし卒業式の後、担任に言われて京本の家に卒業証書を渡しに行った藤野が見たのは廊下に積み上げられた大量のスケッチブックだった……。
とても話題になった作品。
色々心に来てしまうが、連載ではなく読み切りなので感覚的にノンストップで物語に没入できる作品だった。
頑張れそう
何回も読み返してしまう。2回目以降はp47で毎回うるうるしてしまいます。
そうだよなぁ〜。お金もらって生きるために仕事しているって固定観念になっているけど、その価値観は自分を狭めていることに気付かないんだよ。と、しみじみ。。
この作品が、小学生の純粋な藤野ちゃんがダメダメな私に教えてくれました。きっと何回も思ったことはあるんだけど忘れてしまうんだよ笑。忙しいと特に。時々立ち止まらないとね。
匿名
超好きな作品
ジャンプ+で読んでとんでもない衝撃を受けました。
漫画を読んで、一つの映画を見終わったかのような気分になったのは初めてでした。
単行本が出ていることを知って秒で買いました。
この作品、超好き。
話題になっていた漫画ですが、いまさら気になって読みました。
独特の雰囲気がとても引き込まれるし、読後感も素晴らしい。話題になるだけの力がある作品だと思いました。
どんな環境でも人は夢を描く
どんな場所、どんな環境、どんな人でも夢を描いたことがあると思います。
この漫画はそんな夢にひたむきに向き合う物語。
切ないけど、胸が熱くなるマンガです。
いい味が出ている
ご存知、「チェンソーマン」「ファイアパンチ」で知られる藤本タツキの長編読み切り作品。
ラストの一部を除き、今までの作品とかなり雰囲気を変えており、静かに情緒的に物語が進む。
正直、「こういう作品も書けるんだ」と驚くと共に、作者の懐の深さに感心した。
登場人物の表情を丁寧に描くところなど、少し押見修造の「血の轍」などにも似ている?
過去の連載2作が少し崩したようなキャラ絵だっただけに、このちょっとした表情(特に目)の違いでキャラの心情を描き分けるところは感心したし、素晴らしかった。
また、相変わらずコマ割りが特徴的。
セリフの無い絵だけで情景を語る手法はかなりいい味を出している。
ラスト前の展開は、ようやくこの作者らしい流れ。
こういうところが、「さよなら絵梨」でいうところの「ひとつまみのファンタジー」なんだろうか?
確かにこの部分が無ければ、単なる「いい話」で終わってしまいそう。
殺人犯が登場するシーンなどは、「チェンソーマン」の銃の悪魔の登場シーンを思い出す。
このシーンも含め、ところどころに散りばめられた作者のオマージュ、遊び心もまた楽しい。
そして、非常にスッキリした形のラスト。
読み終えて、どこがどうという訳ではないが「良い作品を読んだ」という満足感が湧き上がってくる感じがした。
連載物だとすれば、ドラマチックな展開に欠けるという見方もあるかもしれない。
が、「長編読み切り」という場では非常に好ましく、余韻の残る良作だと思う。
まあ個人的には「さよなら絵梨」の独特な雰囲気の方がより好きなんですけどね。
洗練
チェンソーマンで衝撃を受け、購入しました
チェンソーマンとはまた違う、短編だからこそのまとまりが素晴らしい作品でした
購入してよかったです
泣きます
出勤するバスの中で、朝から涙腺崩壊。
こういうのを待ってました。
チェンソーマンしか読んだことないですが、チェンソーマンのセンチメンタルな部分を拡大した印象です。
全国の小中学校に置いてほしいぐらいです
読んでよかった
読んでよかった作品です。子どもの頃に読んでいたらめちゃくちゃ影響受けていたと思うし、今読んでもかなりきてます。大人になってから漫画から離れていたこともあり、作者のことも知りませんでした。そんな私がSNSでたまたま話題になっているのを知って、読んでみたいと思いタイトルをメモし、買ってからも読む時間はあれど気持ちが向かずにしばらく読まずにいました。何となく今かなってタイミングが今日で、この漫画を読むことができてよかったと心から思っています。とにかく絵が、1コマ1コマの絵が目に飛び込んできます。積み重ねた時間と途切れなかった気持ちを感じられる絵で、それだけでも胸がいっぱいになります。ルックバックというタイトルがもう…それだけで全て表現されていると思います。
感動した
文字より絵をちゃんと見ないと一番最後のシーンよくわからなくなるので注意です。この漫画で初めて絵や表情の表現をちゃんと味わった気がします。絵柄は自分にとって新鮮で特に影はトーンより線で表現されているところに登場人物生きてる感じがして印象的でした。
ネットで話題の
発表時と変更時の2回、ネットで話題になった作品。単行本には変後のものが収録されるのかと思いきや、それともまた少し違う台詞になっている。本音を言うなら変更前のものが収録されてほしかった。
魂の震える表現
「藤野ちゃんはなんで描いてるの?」の問いにフラッシュバックする、セリフすら一切ない、数ページにわたる京本の笑顔。
不特定多数からの承認欲求だけで四コマを描いていた藤野が、本当に漫画を描きたいと思ったきっかけとなった、かけがえのない友達の愛情が溢れて、藤野に再び描く力を与える圧巻のシーンに釘付けでした。
思わず雨の中に踊る小学生時代のシーンを見返してしまった。
感動の一言に尽きる。
Posted by ブクログ
職場の先輩が貸してくれました。
兄が映画館へ足を運び、特定を頂き、それを姪っ子が気に入って何回も読んでいると聞いてた。
あまりにもあまりにも希望に満ちているから、希望を持ち期待して読んでしまった。
セリフがないシーンでは、藤本のスケッチ本や参考資料が増えていったり、
読み切りなのに、こんなに気持ちが混乱する作品は凄いと思った。
なんなんだろう、あの藤本が言われた一言で、
狂うかのように飲み込んで絵を描く続けたこと。
この後色んな考察を読んでみようと思った。
京本の純粋な笑顔がとっても可愛かった。
それと、わたしも美大に行きたかった。
20年前の田舎者の私は美大という存在を知らなかった。
上京する時に、森本千絵さんの影響で知ることになり、
その頃バイト先に武蔵美の子が居て遊びに行ったなぁ。
きらきらと眩しい世界。
Posted by ブクログ
アニメは視聴済み。内容はアニメとほとんど内容は同じ気がする。ベータ世界線に移ったあとが、いまいちついていけず。アニメではすんなり内容が入ってきたので、うまく表現されていたんだなと認識した。
Posted by ブクログ
卒業証書を渡しに行っても行かなくても京本は背景描いてたし、藤野に会ってたんだな。
あのときああしてれば、どんなに後悔しても抗えない「大いなる流れ」って確かにある気がする。
たらればに囚われて選ばなかった道をなぞり続けるのは、その流れの中で受け取ったものを否定しかねない。
今目の前にある現実に心の底から降参したら、私も覚悟が決まるだろうか。
Posted by ブクログ
京本ちゃんがたいへん尊い。最初の藤野とのやりとりとかニヤニヤでした。絵は細かいところにもこだわりがあって、一コマを絵画のように楽しむことができます。終わり方含めてすてきな作品だと思いました。
Posted by ブクログ
セリフもなくひたすらに漫画を描く背中がカッコいい。
世界はいつなにが起こるか分からない。だからここまで熱量をかけられる人生を過ごしたい。
互いに切磋琢磨する仲間のような同志のような二人の関係がなによりも熱い
めちゃくちゃ話題になって、評価も高くてすごく期待していた作品です。期待値が高すぎたのか期待以上では正直なかったけど、話題になるのは納得でした。時間を置いてまた読んでみようかなと思います。
Posted by ブクログ
感想
こうゆうのめっちゃ好き、思いを作品隠して伝える的な。まあ俺は読み取りの能力が低いため、考察やら解説やら見ないとわかんないんだけど。
何故か気になるこの続き
主人公の藤野さんって、作者の藤本さん???
作画が上手いというが丁寧で背景が凝ってる。
この先の展開はいったいどうなるのか気になりますね。
Posted by ブクログ
なんともいえない切なさを感じつつ、前を向いてあるいていく。どこにでもありそうな、なさそうな。
言葉がなくても描写で伝わる時間の経過や想いがすごかった。
何度も読むごとに感じることがありそう。
不思議な余韻
一生懸命にやっても上手く行かない時も行く時もあり、人との繋がりが有ったり無かったり。それらが良かったのか悪かったのか、ふっと事あるごとに考えてしまう様な作品でした。
短いけど切ない
二人の少女が打ち込んだもの。
お互いがなければこの結末にはならなかった。
悲しい結果、実社会に基づいた事件、それは偶然なのだろうけど、二人の絆だけは強く結ばれ続けたと信じて。
一気読みして泣きました。もっと長く深くても良い作品だと思ったので星一つ減らしました。
描いてる背中がなにより印象的な作品です。
何度か読み返したい漫画
ウェブで話題になった際にリアルタイムで読んではいたが、読み返したくて単行本が出たということで購入して再読。子供の心理描写、時間の流れの表現、現実の社会問題、作者自身を思わせる登場人物、異なる世界線の組み込みなど、多くの要素が含まれていて考察をすることに楽しみを見出すこともできるだろうが、単純に読んで強い思いや迫力を感じて何度か読み返したいと思った。読むたびに少し感じ方が変わったり新たな気づきがある漫画。
Posted by ブクログ
☆3.5 正直、過大評価
このマンガはストーリーよりも、マンガの構成の方が巧みだ。むしろ「絵を読む」とでもいったほうが正しい。
藤本タツキは藝術肌なんだなとわかる。作家なら純文学だ。
京アニ事件とか藤本タツキの編集者とかのネタもある。『17-21』のあとがきを読むと、無力感につらぬかれた感情の発散が、この作品を結実させてゐるやうだ。それは文学的なやりかたと通じるとおもふ。
下敷きになったのは『22−26』にある短篇「妹の姉」らしい。「妹の姉」のほうが、ルックバックのわざとらしい人間関係よりも丁寧でよい。
Posted by ブクログ
難解な作品であることは間違いなく、ネット上でも解釈論がアップされていることも理解できる。正解のない人生を題材とする創作作品の解釈は、人により異なって当然ということを改めて感じることになったが、説明表現を最小限に抑えた作品であればこその結果ということなのかもしれない。次に読んだときにはどこに感じるのだろう。
Posted by ブクログ
ずっと好きでいられるものがあるって良いなぁ、と思いました。それを共有できる友達がいることも。無い物ねだりで。
最後まで二人の関係性の変化を描いて、穏やかに完結して欲しかった…かも。
後半は想像かな?
全てのコマに意味があって、さっと一読しただけでは…
もしもあの時こうすれば…
想像は無数に広がってゆくけれど…
彼女が死んだことで全てが心の中で痛みに変わってしまう。理不尽さが強く残る。
だからこそ、もし…が脳内で再生されていくのも頷ける。
Posted by ブクログ
映画を拝聴。
世間では絶賛されているようだが、
私にはありきたりに思えてならない。
突然並行世界の話に枝分かれするので、
ん?
となるけど、
こんな世界線もあるだろうなと描かれていることが
観ているうちに理解してくる感じで、
テンポはGOOD。
この作画は、この作風と合っていると思うので、
とても青春な感じでキラキラしていて好きです。
とりわけ感はないですが、
上映時間も短いので、観るのはあり。
わからーん!!
本当に正直に言うとどういうことなんか分からんかった。
かなりすごいって評価多いからみんながそれほど理解していることに驚いてる。
もう一回読んでみる
表現に凝った漫画
メイン2人の描く漫画の違いや経過した時間の流れなどの、描写が細かくて、素人目線ながらもすごいと感じました。
ストーリーは少々わかりにくい部分もあったものの、漫画に対する情熱のある作品だったように思います。
唸る!
後半からのファンタジー要素を含んだ怒涛の展開に唸った。
全体を通して見せ方がうますぎる。
細かな伏線などまだまだある気がして何回も読み返したくなる。
好きな人は好きなんだろうけど…
画も話の展開も、なんでそんなにほめられてるのかよく分かんないなーと思いつつ読んだ
映画の評価が高かったから買ってみたけど、自分には合わなかった