KFさんのレビュー一覧

旅行回

お仕事と恋愛の漫画。名取さんは随分モテていたらしい。みんな大人なので、多少こじれつつも最後にはすっきりしていて読んでいて心地いい。サングラスが似合わない名取がめちゃくちゃおもしろい。においが重要な漫画なので、よくある温泉回もなんだかちょっとずれた展開に……。洗っているところを見たい！って。

父親

鑑定の結果だけで判断していいものなのか？たとえば、姫川の父とは別の男性(=双子の父親)と姫川の母が繋がっていた可能性もありそうだが……。

賢治の活躍

いままでの話で賢治が活躍する場面はちょこちょことあったが、だいたい誰かとバディを組んで足止めをしたり助けたりと、個人での活躍シーンはなかった。今回、賢治が大きく動く話があり、またひとつ探偵社の一面を見られた気がする。「温厚さ」が蓋らしい……。
「ごめん特になかった！」の清々しさよ。
福地福沢の過去も知れたが、敦が聞いた真相とは……。
樋口さんと銀ちゃんは仲が良さそうでなにより。
福沢といい太宰といい芥川といい敦といい、続きが気になるところばかりだが、次巻はいつ出るのか……。

シリアス

緊張感の続くシリアスな展開が続いている……。主人公はもちろん敦だが、太宰の占める位置が大きい漫画だと思う。与謝野さんの過去は今後明かされるのかな。

ドストエフスキー

ドストエフスキー編終幕かと思いきや、まだまだ続きそう。ドストエフスキーによる探偵社vsマフィアの一連はひとまず解決したが、諸悪の根源は潰せていない。

ボス

福沢諭吉と森鴎外の過去の因縁が判明。そこに現れる夏目漱石の異能、名前が分かっても実際に何をしているのかは分からず……。

ドストエフスキー

組合のときと同様、やはり横浜の異能集団を衝突させる展開に。今回は共闘するわけにもいかないが……。ドストエフスキーという新たな黒幕による新章だが、フィッツジェラルドやホーソーンといった組合の件も踏まえていて、キャラが全員立っている。

国木田

今までの話ではっきりとした活躍が見られなかった国木田の活躍回がある。短編とはいえ彼の信念がよく分かる。ドストエフスキーの能力はいったい……。

双黒

ラヴクラフトの正体が気になる。異能でないならいったい？双黒の復活回はとにかく迫力がある。異能の組み合わせで力を補う展開がアツい。見開きの芥川は真ん中らへんの後ろ姿かな。

中島敦

中島敦の名文が。
鏡花やモンゴメリとのやりとりが心にくる。モンゴメリとの再会は、組合を倒したあとだろうか。芥川の活躍も期待できそう。

美麗曲線百合

前半はリズの話。リズがステフに懐く理由がわかった。後半は、謎の50セントと幽霊の話。真相は次巻でわかるのかな。季刊紙は次の巻までが長い……。鋼のステフは表情豊かでユーモラスさもあってもはや鋼ではなくなっている。真面目な百合だけれど、同性愛であることはなぜか意識させないのがこの作家さんの特徴な気がする。

完結

全ページ画集のような漫画だった。
オープンエンドで、暗くはないが明るすぎもしない。重く、真面目で、美しく、詩的な百合が好きなひとにおすすめ。

5、6巻同時発売だったからか、1巻がかなり短い気がする。
はじまりが断髪式直前で、いまがクリスマスだと思うと、この物語、時間は全然進んでいないんだな。

おまけ多め

三社鼎立が盛り上がってきた。いつものおまけマンガに、掌編、コラムとおまけが多めの巻だった気がする。文豪コラムがけっこう面白い。掌編では芥川の過去が少し見られる。銀ちゃんが妹って明かされてたっけ？

三社

絵が安定してきて、読みやすくなった。ページの白さもあまり目立たなくなった。
鴎外に続いて諭吉さんもその強さを見せた。残るボスはフィッツジェラルドのみか。

青鯖となめくじ

太宰と中也は仲が良いらしい(らしい)
鴎外さんの登場で三社のボスが出揃った。フィッツジェラルドの動きはいかに。

おまけ

おまけページの、敦の服装に関する話がよかった。そういった経緯だったのか……。鏡花は今後完全に味方になるのかな。

鏡花

鏡花が爆弾を抱えて飛び込むシーンが好き。表情がとても良い。機械みたいだけれど、感情がある表情。与謝野さんがカッコいい巻だった。

絵柄が好みで買った作品。ギャルと影のある優等生の百合で、王道の展開。中の絵は少し荒い線もあるが、マンガとしては動きがあって好き。

曲線美

曲線美の絵柄。とにかく美しい。
この作者さんの異性愛もボーイズラブも読んだことがあるが、今回の百合に関しても、異性であること／同性であることを意識させつつも、そこに特別感を与えないストーリーになっている気がする。

大団円

落ち着くところに落ち着いた。週刊で７年半とは、そんなに長かったのか。
早坂の最終回の、少し未来のかぐやたちの話がとても好き。

早坂のモーニングルーティーン話が、読んでいてくるものがある。早坂の心休まる時間が、かぐやとの会話というところは、年相応。

早坂やミコなど、エモいシーンの目のかきかたがとても好き。綺麗。
ミコの心情や、大仏の介入、大友へのコンタクトなど、石上の恋が動き出す？

おやすみ

おやすみかぐやの破壊力が高い。順序がめちゃくちゃなカップルのピュアなシーン。
かぐやとまきの、一緒に見るくだりはエモいけれど、見ているものはアレというオチ。

なぎさの強キャラ感(実際に強い)。
つばめ先輩は良い人ではあるのだけれど、クリスマスの件に関しては、少なくとも真面目な石上には地雷かトラウマレベルの対応な気がする。

スタンフォード行きの告白。前巻同様、巻末の引きがうまい。来年も、と思わせたところで留学のことを告げるのは、むごいというか賢いというか……駆け引きの巻。

もうすぐ文化祭が始まる。かぐやがはっきりと口に出して本心を述べて、過去編も挟み、白銀とかぐやの話が大きく動きそうな雰囲気。

まきちゃんが可愛い。良いキャラしてる。高飛車さとウブさ、恋愛面での脆さや不器用さがかぐや様にそっくりで面白い。

石上

石上巻。石上とかぐやの関係は、落ち着いて見ていられて穏やかに面白い。石上が外の世界に心を開いた瞬間に、人の顔が鮮明になる描写がすてき。

メイン2人はもちろん、周りのキャラクターたちも本当に立っていて良いキャラ。ストーリーの軽さと重さの塩梅も素敵。

原作4巻

原作4巻の山場へ向かう。おしろい、翠苓、毛毛など、様々な要素が絡みあっていく。原作は3度ほど書き直された部分だからか、ここらの展開は非常に面白い。

春本のくだりからうかがえる、猫猫のしたたかさ。ころっと騙される壬氏がおもしろい。翠苓の動きは気になるものの、比較的平和な巻。

鳳仙の話、絵になるとくるものがある。情緒的でとても良い。顔が碁に見える、という認知と視覚の問題も、漫画になるとイメージがしやすい。

原作2巻終了。馬閃がだいぶモブっぽく見える。今後活躍するときがきたら、もう少し目立つ描き方になるのかな？

きな臭い話が続く。壬氏の正体もかなりにおわせ。男装の阿多の描き方がとにかく格好いい。倉田先生の絵柄にとても合う。

絵が安定してきた気がする。各キャラの表情がとても好み。里樹妃だけ原作とキャラデザがだいぶ違うのはどういう経緯なんだろう。

原作の１巻が終了。壬氏がこどもっぽく見えてきて、年相応な表情がみえる。こちらのコミカライズのやりて婆は、むかし美女だった感じが見える……ちょっと若い？

中華な背景の描写がとてもいい。テンポははやく、ミステリー的。巻末には、原作者・日向夏先生の書き下ろし短編つき。

サンデー版

なぜかコミカライズが二種類ある『薬屋のひとりごと』。サンデーGX版の薬屋は、本筋以外の要素を綺麗に省き、コマ数もおさえられているため、もう一方よりもテンポがはやい。壬氏が男性的なので、天女とは少し遠いかもしれない。

公式二次創作

公式が出した二次創作という感じ。きっとこのような未来もあるのだろう、と思う。リメイク版をやってからでもだいたい辻褄は合う物語だった。

リメイクされたので

リメイク版をプレイしメディアミックスにも興味が出たため購入。ゲームでは語られない、須賀や石守話が掲載されている。ゲームでは語られなかった部分が細かく記されており、須賀への解釈が深まった。

まさに大団円

最終巻。
しょっぱなの話が、第１話と同じ構図になっていて、でも2人の見た目や関係性は変わっていて、感慨深い。ふみちゃんはほんとにずっと良いキャラだなぁ。この漫画はふみちゃん以外の周りのキャラもすごくあたたかい。
前巻ラストで最終回と思うくらいまとまりがよかったので、今巻どうなるかと思っていたが、綺麗に終わっていた。
この話は、劇的な恋愛話ではないけれど、穏やかに読めて、気持ちが良い作品でした。

コンビニバイトくんも成長したんだね。

ついに……！

長かった……ついに2人が……。
間に休載があって、1巻の頃より年月が経ったからか、男らしさ・女らしさへ対する感覚が現代的にアップデートされている気がする。それとも、「コンプレックス」とある以上、最初から描きたかったことなのかな。

おいしい赤面

ローレンスの赤面いただきました。
9巻にして、ようやく自覚？長かった……。無自覚両片想いから自覚両片想いへ変わるのだろうか。今後が楽しみ。

今日あま

推しの子でお馴染みの少女漫画が出てきてにっこり。こっちが先なのかな？連載の時系列をよく知らないのでわからないが……。SNSのリプライでよく貼られるコマはこの巻のものだったのか。

幼なじみ

真琴の告白から、良くも悪くも二人の間に距離ができた気がする。次巻からは幼なじみに物理的な距離ができてしまう。真琴父って存在したのか。

ゆっくり……でもない？

一巻はわりとゆっくりだったけれど、二巻は真琴の言葉でずいぶんと話が動いた。周りのキャラが良い味。腹を括った真琴に対して、あきらはどうするのか……。

連載終了したので

インターネット連載の方が終了したので、一巻から読み直し。連載初期はかなり線が細くてこまかい印象。ゆっくり進んでいく物語がすきです。

クライマックス

あと一巻で終了とのこと。長かったなぁ。大一番が終わって、伏線関係性回収日常回といった感じ。会長とかぐやが幸せそうでなにより。

重曹

重曹ちゃん良い性格してる(褒め言葉)
口はめちゃくちゃ悪いけど、仕事にはひたむきで、天才ではなく秀才タイプなのだということがよく伝わってくる。読み返すと、ルビーと重曹ちゃんはそんなに最初から仲良しなわけではなかったのか……。