カフェさんのレビュー一覧

これはすごい

読み終えたあと、充足感に満ちた息が自然と洩れるほど素晴らしかった。新入部員たち(まだ入部していません)が登山の三種の神器を揃えていくシーンには心底ワクワクさせられ、何度も読み返したい。そして、このマンガを読むまで「日本の国土の75％は山林です」という事実を知らなかった。

ロボット星屑と女子高生ニーナの日々の交流が描かれるのかと思いきや、予想外に時間の流れが早くてとても興味深い。

このマンガに掲載されているレシピほど一般人に不要なレシピは存在しないのではないだろうか。材料が調達できずに再現不可能すぎるんだが、だからこそ作者のこだわりを感じることができるありがたいレシピだ。

やっぱりおもしろい。憎めないキャラクターたちの織り成す面倒くさいようなゆるい日々が何だか愛しくなる。このマンガで近藤聡乃さんの存在を知り、他の作品も追いかけるほど大ファンになりました。

世界観も物語の主軸もよくわからないのだけれど、何だかとても惹き付けられて読んでしまう。どう展開していくのか気になる。

本来の自分でいられないということがこんなにも残酷で、それでもそこにちゃんと存在しているという現実が愛しくもある。ふたりの当たり前のような毎日がとても切なくて、独特の絵柄が情感豊かに迫ってきてすごい。

密度が濃すぎて圧倒されてしまう。ものすごい深みを感じる。「自分は考える軍人であります」ってすごいセリフだ。

子供の頃夢見た世界がここにはあって、とても懐かしい気持ちになった。魔法のようにどこまでも広がるイマジネーションに魅了される。

オチは予想がつくのですが、そんなこと気にならないほど素敵な物語だった。暖かい暖炉の前で読んでいるような気分にさせてくれる。

マンガを読んでいるはずなのに自然と映像に変換されるという不思議な感覚を味わっている。ぜひ映画化してほしい。

幻想的な世界に迷い混んだような、不思議な世界を覗いているような気持ちになる。独特の筆致でとても圧倒された。

すごくおもしろかった。イマジネーションの広げ方がとても素敵で、優しく抱き締めたくなるような作品だった。

アニメは１話で離脱したのですが、こんなにおもしろい作品だったとは。マンガの方がこの世界観に親しみやすい気がします。いろいろ謎があって続きが気になります。

肉食AIスピーカーとの生活が、だいぶ面倒くさそうでもあり何だかんだ楽しそうでもある。AIスピーカーもBLの時代なのかと驚く。

乙一さんのファンなので読み始めたら、見事にハマってしまいました。とてもオシャレな絵で、街並みや背景の描き方も好きです。

鳥というテーマでこんなに幅広い作品を描けるものなのか。自由で柔軟な発想に触れることができて嬉しい。あと、このシリーズの表紙がとても好き。

エルフを通して、人間という生物の持つ時間について考えさせられる。時間といういうものが相対的なものだということに気づかされた。

2話は表紙なども含めて18ページという短さなのですが、しっかりと読者の興味を引き付ける展開になっています。ミステリアスなヒロインが予想以上にミステリアスです。

表紙の色味に惹かれて読んでみたらとてもおもしろった。先生の肩の力を抜いたような言葉が染みる。ほんのりとBL 感もありますが、とても爽やかなのでBL 好きな方もそうでない方にも受け入れられそう。

このマンガめちゃくちゃおもしろい。ヒロインは自分を当て馬だと思い込み、ライバルの花澤さんは自分こそヒロインだと確信しているという構造が超おもしろい。花園さんがなかなか愉快なキャラクターで憎めない。

いくえみ綾さんて本当にすごすぎる。このマンガ素晴らしすぎて、いくえみ作品の中でもトップ級に好きかもしれない。

現代的な廃墟ではなく、SF的な廃墟が舞台で不思議な形状をした見慣れない地形や生物が興味深かった。そして、コモンブレットの味は某カロリーなんちゃらみたいな味なのかなとか想像しながら読めて楽しかった。

森野さんが優しすぎる。それに対してモモのひねくれ具合は増していくのだけど、そんな中でも彼女特有の健気さや可愛らしさもちゃんと感じられて、なんだかんだお似合いなふたりだと思う。

あまりのクオリティーの高さにてっきりマンガの方がオリジナルだと思っていました。ミステリアスで不穏な空気感や会話のテンポの良さがとてもおもしろいです。

銭湯のシーンで太郎さんに対する好感度が下がりまくり、この主人公は好きになれないと確信したはずだったのに、酔っ払った太郎さんのあまりの可愛らしさに悶えまくることになった。あざとくないのがまたすごい。

下書きのようなラフな線が随所に使われていて、なんだか幻のような不安定で繊細な雰囲気で、とても不思議な作風だった。

薙刀に興味を持つきっかけとなるマンガです。顧問の先生が登場するシーンすべてが面白すぎて、もっと登場してほしい。

お引っ越しマンガだけれど、散策マンガとしても楽しめます。知らない街の何気ない風景や雰囲気をじっくりと感じることができて、ほのぼのとした豊かな気持ちになります。

まるでシャーロックホームズが実在の人物であるかのように錯覚してしまう、謎の説得力に満ちた作品。漱石も今後どのように絡んでくるのか非常に楽しみです。

なんて形容したらいいのかわからない。世界ってこういうもんだよねって認識していた固定観念が緩やかに剥がれていくような、混乱するような、救われるような。わかるのは、よくわからないけれど面白いということだけ。

ホストクラブで貢ぐ相手が人間ではなく猫だったら、あら不思議、偏見が消えてすんなりと受け入れられる。そのうえ、貢ぎたくなる気持ちまで理解してしまえる。猫に置き換わると見えてくるものがある、すごいマンガだ。

この１巻に恋愛要素を期待して読むと拍子抜けしてしまうかも知れませんが、読めば読むほど婆さまのことがどんどん好きになっていきます。ラブコメ要素を求めている方は2巻をぜひ読んでほしいです。

この表紙で1ミリもシリアスさの欠片もない、コメディ全開ギャグマンガってどういうことだ。主人公二人とも美形なのに残念なキャラでめちゃくちゃおもしろい。

まさかのアニメ化。ボッジのあまりのいじらしさに母性が溢れて止まらない状態になってしまう。優しさや思いやりを思い出させてくれる。

ボッジの表情に涙腺が刺激されました。デフォルメされた絵柄でこんなに繊細な表現ができるなんて本当にすごい。

黒崎さんがヤバすぎる。イケメンで10億円差し出せて思いやりもあるって最高じゃないですか。なのに超ヤベェ奴なんです。話せばわかってくれるがズレた感性がとてもおもしろい。あと、「国宝級の新連載」っていうキャッチコピーにも笑った。

コロコロと変化するボッジの表情がとても可愛い。そして、第二王子のダイダの名前は代打に掛けてるのかなと考えながら読むと面白かった。

とても面白くてあっという間に読み終えてしまうと思っていたら、ページ数が16ページだった。短いけれど内容がギュッと詰まっています。

最高だった。予備知識なしに読んだので、途中性別で混乱したけれど、そんなのどうでもよくなるほど良かった。スーパーで日々の細々としたものを買い物するだけという、何気ない日常の幸せが描かれていてとても素敵だった。

とてもおもしろい。サブにはどこまでも寒がっていてほしい。もはや物事の基準が暖かいか否かで判断されているところが堪らなく好き。

ヒリングがよくある意地悪な継母ではなく、とても愛情深い人柄だったことに驚きます。ボッジとヒリングの関係性が素敵すぎて、このマンガすごいです。

あだち充作品で一番好きです。主人公二人の関係性が変化していく様子や何気ないエピソードの一つ一つが素晴らしすぎて何度も読み返しています。名作とはこういう作品のことなんだろうなと思います。

「好きです、となりのお兄ちゃん。」の元となった作品なので、ファンにはたまらない作品です。どちらから読んでもおもしろさに影響しないところも嬉しい。

姉弟バージョンもとてもおもしろいです。マオくんだけが恋愛奮闘中ですが、今後どうなっていくのかとても楽しみです。

新本姉のぶっ飛んだキャラクターとそんな彼女に密かに想いを寄せる斉藤弟の関係性がたまらなく好きです。巻末の兄妹バージョンも最高です。

お義兄ちゃんだけでなくお義父さんの娘への愛も重すぎる。ムスメシアゲームって一体何なんだよ。最初から最後までおもしろい。

可愛いものを愛でる時のあのなんとも言えない幸せな気持ちが超伝わってくる。実際におじさんが可愛いもの好きだとは人には言いづらいものなのかとても気になる。

相変わらず兄の変態暴走っぷりが凄まじくて最高に面白かった。もはやシスコンというよりも、ただの変態である。

登場人物それぞの心情をものすごく丁寧に描かれていて非常に良かった。脇を固めるキャラクターの視線の鋭さや、相手を見透かすような観察力と、どこか歪んでる言動がこのマンガをとても面白くしているように感じた。

あー税金で買った本ってそういう意味だったのか。てっきり税金対策や経費で購入した本のことなのかと早とちりしてしまいました。普段知ることのない図書館の裏側がのぞけて新鮮で興味深く、図書館に行きたくなります。