ブックライブの書店員おすすめレビュー

少年・青年マンガ のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    ルード騎士家に生まれた少女・フィーアは、小さいころから騎士になることを夢見ていたものの、ずっと「お前には剣の才能がない」と家族から言われ続けてきました。そんなフィーアでしたが、家族から呆れられる中、ルード家の「成人の儀」を受けることに。
    しかし、その「成人の儀」の途中で黒竜に襲われてしまいます。死ぬことを覚悟したフィーアでしたが、そのときなんと、大聖女だった前世を思い出してしまい…!?

    この作品は、才能がないと思われていた少女が実は大聖女だと判明して、バカにしてきた周りの人々を見返して無双していく……そんな単純な物語ではありません! なぜなら、フィーアには絶対に周りに聖女だとバレてはいけない、とある理由があるからです。

    自分が聖女だということを隠しながら、上手く聖女の力を使って騎士団に入団することに成功したフィーア。そんな彼女の冒険が今、始まります!

    2024年11月11日
  • ブックライブ書店員

    漫画やアニメのアクリルスタンド、缶バッジ、クリアファイル……。推しがいる人なら一度は手にしたことがあるような、これらの「推し活グッズ」を制作している人々にスポットを当てているのがこの作品です!

    グッズ制作会社で働き始めて三年目の社員・度越大好が指導しているのは、独特な感性を持つ新入社員・津家若葉。この新入社員、「カッコイイ」という理由で鉄製のアクリルスタンドや巨大ロボの企画を立てては、指導社員の度越を振り回しまくるのです。しかし実は、度越の方も常に胸ポケットに美少女のぬいぐるみを入れていたりと、重すぎるキャラクター愛を持っているという一面があります。
    そんな個性溢れるキャラクター達のテンポの良い愉快な掛け合いに、思わず笑ってしまうこと間違いなしです! その一方で、「グッズってこんな風に作られているんだな~」と勉強になる場面も。

    読み始めたらページを捲る手が止まらなくなるはず! 新感覚の推し活応援コメディ、ぜひご一読ください。

    2024年11月11日
  • ブックライブ書店員

    夢は、呪いです。
    元キャリアコンサルタントで高校の進路相談を担当する教師・高梨は、そのあまりにもリアリスト的な姿勢から「夢なし先生」と呼ばれていた。夢なし先生から夢を否定されてもなお夢を追いかけた生徒たちの未来は……。

    それぞれの生徒がそれぞれの夢を持つが、高梨先生は夢の大小に関係なくバサバサと切っていく。
    そんなに否定しなくても…!とは思いつつ、知っている職業の暗く見えづらい部分を指摘していて、どの道を選んでも楽な道などないのだなと改めて思わされる。この社会でどう折り合いをつけてどのように自分らしく生きていけばいいのか、そのヒントが散りばめられた作品だ。

    2024年11月01日
  • ブックライブ書店員

    自己主張の強いお母さんに尻に敷かれるお父さん、落ち着いた娘、わんぱくな息子。この設定だけみると、題名をかの有名なアニメ「ザ・シンプソンズ」にあやかったと作者が言うとおり、アメリカのホームコメディのよう。でも、なんだかちがう。ただそこにいる、少し不思議な錦久家を描いている。

    話は、日常の些細なトラブルからトンデモ解決法が出てきて、なんだかんだ丸くおさまっていつもの平穏な日常に戻る、というものだ。
    大きな起伏のあるストーリーではないし、爆笑できるようなギャグがあるわけでもない。だからこそ、何もできない・やる気になれない・マンガすら読めないという日にも、この作品だけは読める。作品を読み終わった後には、平穏な心に戻っている気さえするのだ。こんなにもハチャメチャなのに、こんなにも心を癒してくれる。
    毎話のタイトルカットにも心躍る。

    2024年11月01日
  • ブックライブ書店員

    出産は、奇跡である──。

    出産には、保険がきかない。なぜなら、出産は病気ではないから。
    しかし、絶対に安全な出産など、この世には存在しない。
    産む側も産まれる側も常に命懸けで、2020年には全世界で20万人以上の妊婦が出産で命を落としている。

    そんな“命を授かる奇跡”と“命が誕生する現場”に関わる人々を真摯に描いた『コウノドリ』。
    主人公のサクラは、生まれてすぐ母を亡くし、乳児院と児童養護施設で育ちながら「生まれてきたすべての赤ちゃんに”おめでとう”と言いたい」と願う愛情深い産科医。その一方で、情熱的な演奏をする謎多き天才ピアニスト・BABYの一面も持ち合わせた人物である。
    そのミステリアスなサクラが、出産のリスクやアクシデントに直面しながらも、お母さんと赤ちゃんの命のために奮闘して、真剣に寄り添う姿に何度も心が揺さぶられる。

    2015年、2017年のテレビドラマ化でも話題を呼んだ、奇跡の物語。
    母から生まれたすべての人に、読んでいただきたい。

    2024年10月30日
  • ブックライブ書店員

    「初恋」をテーマに4つの短編を収録した本作。しかし、「初恋」という言葉を聞いて感じるあの甘酸っぱさとはほど遠い。不器用で愚かで発達途上で、歪みながらもがいていたあの頃の、誰にも言えない「初恋」の思い出が無理矢理引きずり出され、読んだだけで心拍数が上がってしまった。
    特に表題作の「それでも天使のままで」は、クラスメイトに汗かきで気持ち悪いと敬遠されている主人公が、ある日同じクラスのワタナベさんに自作のエッチなマンガを読まれてしまうことから物語が始まる。ワタナベさんはクラスの女子から「天使」と呼ばれている少しユニークな女の子。しかし、「天使」はけっして純粋な褒め言葉ではない。主人公はそれゆえにワタナベさんのことを好きでいるのは自分だけだと恋心を自覚するが、そんな思いも束の間、ワタナベさんはクラスメイトに手を引かれ、主人公から離れていってしまう。それでもワタナベさんの苦悩をわかってあげられるのは僕だけだと、彼女は僕だけの「天使」だと思い込み、固執する主人公。2人だけで過ごした秘密の時間の濃度は、クラスメイトの軽口や噂話では薄まることはないのだった。
    「学校」という閉鎖的な空間で生まれる感情は、「青春」として昇華されるものもあるが、消化できず腐った思い出をお持ちの読者もおられるのではないだろうか。お互いの古傷を舐め合う感覚で、ぜひ勇気を出して読んでいただきたい。

    2024年10月30日
  • ブックライブ書店員

    騎士団にギリギリの成績で入団した新人・内藤段蔵。内向的な性格に加え、存在感のなさや、モンスターを討伐しようという時にもパズルゲームを続けるといった様子から、仲間には弱いと思われています。そんな彼は実は優秀な忍者。なぜ内藤は騎士団にスパイとして入団したのか? そして飄々と振る舞う彼の本当の姿とは――? 

    モンスターを討伐する内藤の格好よさがストーリーを引き締めつつ、彼のボケっぷりと新人教育係・セーラのツッコミがコミカルで読み手を飽きさせません。ニヤリと笑う内藤が個人的にツボで、ニヤリが見たくてページをめくる手が止まりませんでした(笑 内藤が繰り出す技や忍者ネタも見どころの一つ。スパッと敵を倒すシーンは爽快感があります! ぜひ、ご一読ください。

    2024年10月22日
  • ブックライブ書店員

    勇者・リクトは、「反転」というユニークなスキルを持つものの、その力を理解できていないパーティーから追放されてしまいます。無能の烙印を押されたリクトは、同じように追放されて辛い思いをしている人とパーティーを組みたいと考えます。そんな時、洞窟で出会ったのが少女・フェンリィ。その少女もまたユニークなスキルを持っていながら、パーティーに酷い扱いを受け、強制的にパーティーを追放されていた――。

    リクトが「反転」スキルで強い敵をサクッと倒す爽快感が心地よい作品です。「無能」なフェンリイが、同じく「無能」なリクトと一緒に戦っていくことで成長していく姿も見どころの1つ。果たしてリクトは魔王討伐できるのか、そしてフェンリイの想いは叶うのか……? 二人の冒険から目が離せません!

    2024年10月22日
  • ブックライブ書店員

    幼なじみの轟正斗 (とどろき まさと) の気を引くために不良になった真崎涼子 (まざき りょうこ)。構ってほしい一心で「不良」らしく 振舞おうと頑張る涼子に対し、不良になった理由もわからず、熱血指導すればするほど、勘違いさせる発言や行動でいっそう涼子を夢中にさせていく正斗。そうしている内に、少しずつ涼子のことが異性として気になりだして……?!

    構ってほしいからこそ不良で居続けようとする涼子ですが、不良らしく振舞おうとするものの、もとが真面目な性格ゆえ、ちょっと天然ボケな側面もあって、頑張る姿が実にいじらしいです。鈍感すぎる正斗と、ツンデレな涼子の今後はどうなるのか……ギクシャクしているのにどこかデレデレな二人の展開に目が離せません!

    2024年10月22日
  • ブックライブ書店員

    可愛らしいイラストと衝撃のストーリー展開、セリフの力強さにギャップの嵐!

    書影を見て「あらかわいい」と目に留まりましたが、タイトルを見て「ん?」と少し違和感を感じ、サンプルを立ち読み。
    1話冒頭(1ページ目w)があまりにも衝撃的で即買いました!

    本作は「殺ペン(さつぺん)」を繰り返すペンくんの発砲シーンから始まる。
    かたや、オキアミの天ぷらを食事に準備するマール。
    マールは世界への抗議と称して、卵の代わりに「石」を温め続ける…。

    本作は1話完結型でペンギン、カラス、ラッコ…と話が紡がれていきます。
    1話完結ではありますが、それぞれの話が連動しているとも言える。
    非常に哲学的なお話となっています。

    「石」の存在をポイントに、読み終わる頃にはすべてがつながります。
    そして、読むたびに新たな気付きを与えてくれる本作。
    生きるということ、死ぬということ。
    わたしたちが存在する価値とは。

    2024年10月08日
  • ブックライブ書店員

    平々凡々な会社員だったはずが、家の玄関で倒れた記憶から目を覚ますと、知らない言葉が交わされ、羽で犬が宙を飛び回る謎の部屋にいて、シルバートレイに映った自分と思われる姿は…赤ちゃん!?
    どうやら自分は死んでしまい、アルス・ローベントという人間として転生したらしい。小さな土地を治めるローベント家は貴族で、父母やまわりの人々には恵まれた生活をしている。3歳になるころには読み書きは完全に習得し、この世界にも詳しくなってきた。そして、自分自身はこちらの世界でも平凡だが、ただ他の人にはない「鑑定」というスキルがあり、人々の能力や適性を数値化して見ることができることもわかってきた。そして、学べば学ぶほど、自分や領地には荒れる未来しか見えず、アルスはこの「鑑定」の能力を使って、領地と領民を守るための人材の確保に乗り出すのだった…。
    主人公のアルスがもうとにかくいいヤツで、周りと信頼関係を積み上げていく過程が見ていてパズルがはまるかのように気持ちよく進みます。最強の国づくりを目指すアルスと、彼に見いだされた仲間たちの成り上がりライフを見守りましょう!!

    2024年09月30日
  • ブックライブ書店員

    「あっちゃん 俺 こどもできた」
    交際9年、同棲5年。自分たちらしく仲良く過ごしていると思っていた矢先、あっちゃんは恋人のコーヘーから衝撃の一言を告げられる。コーヘーは職場の先輩との間に子どもを作ってしまったのだ。それでもあっちゃんと一緒にいたいと言うコーヘー、そして訪れる自身の体の異変に、あっちゃんの心は乱れに乱れていく。
    この話には、たくさんの迷える大人たちが登場する。他者の立場から冷静に見れば、彼らの選択は間違っているのかもしれない。しかし、彼らと同じ立場に立って考えたとき、何を選ぼうともそこに正解などないのだろうとわかる。だからこそ、私はもがき揺れながらも前に進もうとする彼らの等身大の姿に勇気をもらった。このもがき揺れるしかない「第三次性徴」を迎えたとき、私はあっちゃんのように自分の気持ちに正直な自分であれるだろうか?

    2024年09月30日
  • ブックライブ書店員

    FXを題材とした投資系マンガ。

    家族に内緒でFXを行っていたくるみの母は、リーマンショックの影響で2000万円の損失を出して自殺。
    失った2000万円を取り戻す為、くるみはFXの世界に挑むのだが…。

    この作品、絵柄こそ可愛いもののその内容は洒落にならないほどエグい。
    相場とトレーダーの狂気を煮詰めたようなものである。
    もはやホラー。

    トレーダーの心情もよく描けており、平時のゆるふわ感・非常時の切迫感などの緩急表現が秀逸。
    読んでいる方のメンタルが滅入ってくるほどなのに、妙に引き込まれてしまうものがある。

    投資への注目が高まる昨今、FXに興味を持っている方もいるでは。
    そんな方は、くれぐれもくるみちゃんの真似はなさらぬよう。

    2024年09月27日
  • ブックライブ書店員

    言わずと知れた戦争・原爆の恐ろしさを伝える世界的な名作です。

    小学校の図書室や学級文庫に並んでいた記憶がある方も多いのではないでしょうか。

    当時の私は小学校低学年。
    初めて目にする戦争と原爆の悲惨さに衝撃を受けながらも、なぜか目が離せなかったことを鮮明に覚えています。

    全身を焼かれ皮膚が垂れ下がった人たちが歩き、全身にガラスが刺さったまま助けを求める人、
    防火水槽の中で重なるように亡くなった人々。

    恐ろしいを飛び越えてトラウマになりそうなほどでした。
    しかし、それもどこか「別の世界の出来事」として見ていたのでしょう。

    大人になった今、何度読んでも心に衝撃を受けます。
    原爆投下は悲劇の始まりでしかない。
    原爆の恐怖、引きさかれる家族、その中でも懸命に生きる人々の姿。
    小さな頃には感じ取れなかった人々の心理描写。

    地獄という言葉だけでは言い表せない残酷な世界で、ゲンのたくましさとユーモアに救われるたくさんの人々。
    ゲンの強さとやさしさに何度涙を流したかわかりません。

    まわりに散らばった幸せの欠片を拾い上げながら、いつまでも強く強く生きてほしい。
    そう願わずにはいられない作品です。

    2024年09月27日
  • ブックライブ書店員

    主人公の成瀬七海は、日本を代表するアイドルグループ「青春純情乙女ガールズ」で13年間活動していた元アイドルの無職(28)。
    人生の約半分をアイドル活動にささげた彼女にとって、「青春純情乙女ガールズ」は人生そのものであり、人生最高の夢でした。まだアイドルでいたかった、夢の終わりを見たくなかった七海にとって、アイドルをやめた今は「何もない人生」です。

    ある日の夜、廃校になってしまった母校の小学校に忍び込んで、たった1人で泣いていた七海。そんなとき、同じく学校に窓から忍び込んできた高校生・日下直人と出会います。直人との出会いによって、七海は少しずつ笑顔を取り戻していきます。惹かれ合っていく2人でしたが、どうやら直人は七海のことを年下だと勘違いしているようで…?

    青春時代をアイドルとして過ごしてきた当時の七海は、「ふつうのおんなのこ」とは程遠い存在でした。ではアイドルを辞めたからといって、「ふつうのおんなのこ」に戻れるのか?と訊かれれば、そんな簡単な話ではありません。普通の学生生活も恋愛も、アイドルじゃなければ体験できたかもしれないことを、七海は知らずに今まで生きてきたのです。
    そんな七海にとって人生初めての恋や、少しずつ「ふつうのおんなのこ」として生きていこうとする姿は、きっとあなたの心に響くはず。繊細で温かみのあるこの作品、ぜひゆっくりお楽しみください。

    2024年08月30日
  • ブックライブ書店員

    事故物件の元凶と交渉!? 幽霊たちと織りなす新感覚ホラーコメディ!
    霊感体質の売れないホラー漫画家・南無夢人の転居先には、長年住みついた幽霊がいた。他人と暮らすのが苦手な南無は、幽霊に出て行ってもらうため、交渉を持ち掛けることに…。
    幽霊との対話だけで事故物件の問題を解決させてしまう南無。その機転の利く解決方法に脱帽です…。生前の経験に縛られた幽霊たちが、南無の提案で新居を見つけることが出来ただけでなく、より満足した住処で暮らすことが出来ているところに、南無の手腕を感じました。生き生きした幽霊たちを見ると、ついつい彼らの新生活を応援したくなってしまいます! そして、独特な雰囲気をもつ南無ですが、一貫した行動からはカッコよさを感じます!
    怖くない魅力的な幽霊たちが描かれているので、どんな方でも楽しめる作品です!

    2024年08月30日
  • 母を亡くしたばかりの高校生・源間 菊光(げんま きくみつ)、彼女は親戚の家に居候していますが、彼女の父親が「悪魔」であるため親戚から煙たがられています。
    悪魔の強大な力と人間の優しき心を併せ持つ二世である彼女は、人間の世界でどう成長していくのか…!?

    作品全体に漂う独特の空気感と違和感に引き込まれました。

    その雰囲気を作り出しているのは、ユニークなキャラクターたちです。
    まずは主人公の悪魔二世である源間さんをご紹介します。

    彼女は普段、普通の高校生として過ごしていますが、その行動はどこか俯瞰的です。
    一見馴染んでいるように見えますが、人間を観察し、学び、演じているかのようなところがあります。そのため、他の登場人物との会話にもどこか違和感が漂います。
    そんな彼女ですが、人間を守るために悪魔と対話し、時には悪魔を退治します。
    彼女は悪魔二世であるためか、基本的なスタンスは人間寄りですが、最終的には独自の正義感で行動しており、その判断は非常に現代的な印象を受けます。

    次に、源間さんの同級生である河城くんをご紹介します。
    彼は人間でありながらも、悪魔に侵された人や状況を目の前にしても冷静さを保つ逸材です。
    源間さんの異常さを目撃してもそのまま受け入れる彼の姿勢は、器が大きいと取るべきか変わり者と取るべきか、悩むところ…。
    それでいて、バイト先の店長を心配して怪しげなセミナーに付き合ってあげたり、人の弱さを利用する存在に対して真剣に怒ったりと感情に揺れ幅があり、源間さんと対照的な描かれ方をしています。

    ホラーとユーモアの絶妙なバランスもこの物語の魅力です。
    悪魔によって引き起こされる事件はホラー的な要素を含みつつも、人間の心の弱さや身近に潜む恐怖などを描いています。
    そんな怖さがありながらも、軽やかなテンポと前述したようなユニークなキャラクター達によって読み口がライトになっており、ジワジワと読者の心に沁みこんできます。
    読めば読むほど味わい深くハマっていく作品です。

    今回がデビュー作とは思えないほどの期待の新作です。
    今のうちから是非チェックしてください!!

    2024年08月28日
  • 隕石が衝突し荒廃した地球。
    さらにはスカベンジャーと呼ばれる人間を主食とする奇形生物の増殖により、人は大地を捨て天へと暮らしを発展させていました。
    下層に残された人々は中層区域管理組織【国土浄組合】に支配されており、そこで血の繋がらない姉と上層を目指して懸命に生きる主人公のニチカ。彼の体には本人も知らない秘密が…!!

    様々な困難や敵と対峙しながら、ニチカ自身の過去や真実に迫る物語!!
    最下層から成り上がり?這い上がり?幸せを掴むことができるのか…!?

    描くのは『曇天に笑う』『煉獄に笑う』の唐々煙先生!!
    圧倒的な筆致は「さすが」の一言。
    世界観の表現力はもちろんのこと、キャラクターの生き生きとした描写が素晴らしいです。

    最初は自分自身が何者かも把握していなかったニチカ。
    彼の成長とともに、世界の謎や隠された真実が徐々に明らかになっていきます。
    様々な能力を持った個性的なキャラクター達も魅力的!
    スカベンジャーや組合とのバトルシーンはとにかくカッコイイ!!

    家族愛や友情、成長、そして人類の生存と進化も描かれており、バトルマンガとしてもファンタジー作品としても存分に楽しんでいただけると思います。

    果たしてニチカは姉の仇を討ち、上層部に革命を起こすことができいるのか!?
    奈落で強く生きる主人公を描いた『ガチアクタ』が好きな方には特におすすめの作品です!!

    2024年08月27日
  • ブックライブ書店員

    狂気的なまでの純粋さは二人の関係を壊すのか? すべてが美しくてしんどい……!! 歌舞伎青春ストーリー!

    歌舞伎役者の養子だが演技がドヘタな照親。そんな照親と幼馴染で歌舞伎の天才的な才能を持つが、女であるがゆえに舞台にあがることができない邦。照親は、邦を間接的に舞台にあげるべく、邦の演技を模倣して賞賛を得るが…。

    純粋さって時に狂気ですよね。まっすぐすぎると余計に。
    純粋な気持ちが裏付けになっているからこそ言えないこと。相手のことが人間として好きだから言えないこと。おそらく皆さん経験したことがあるのではないでしょうか。
    照親と、邦。この歪な関係性は果たしてどうなっていくのか……もう目が離せません!

    歌舞伎の艶めかしく美しい表現とストーリー性、そして、主人公たちの光と影を持った彩りある感情が重なり、今最高に熱いマンガとなっているので、ぜひご一読ください!

    2024年08月26日
  • ブックライブ書店員

    ドラマ・映画も大ヒットした、究極の騙し合いゲーム!

    バカ正直な大学生・神崎直のアパートに、ある日突然届いた小包。送り主は、心当たりのない「ライアーゲーム事務局」。不思議に思いながら開けた、その箱の中身は、なんと現金1億円。
    この日を境に、神崎直は、人を欺くマネーゲーム「ライアーゲーム」に巻き込まれていきます。

    戸田恵梨香さん × 松田翔太さんの実写ドラマ・映画も話題を呼んだ本作。
    魅力は、何といっても天才詐欺師・秋山深一の頭脳を駆使した戦い方です。
    冷静な判断力と卓越した洞察力で、どのゲームでも、読者が思いもよらない必勝法を編み出します。
    それだけでなく、実は情に厚い一面も持ち合わせており、良心を捨てていない敗者に対しては必ず救いの手を差し伸べるのです。
    そして、人を信じ抜こうとする神崎直と共に、「ライアーゲーム」の真の目的に迫っていきます。

    金のためなら人は平気で噓をつく。
    そんな人間の本性を暴く、騙し合いの世界に、あなたも。
    「ようこそ、ライアーゲームへ」

    2024年08月21日