あらすじ
出産は病気ではない。だから、患者も家族も安全だと思い込んでいる。毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。その小さな命が助かることもあれば、助からない時もある。100%安全などあり得ない。それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。
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出産は、奇跡である──。
出産には、保険がきかない。なぜなら、出産は病気ではないから。
しかし、絶対に安全な出産など、この世には存在しない。
産む側も産まれる側も常に命懸けで、2020年には全世界で20万人以上の妊婦が出産で命を落としている。
そんな“命を授かる奇跡”と“命が誕生する現場”に関わる人々を真摯に描いた『コウノドリ』。
主人公のサクラは、生まれてすぐ母を亡くし、乳児院と児童養護施設で育ちながら「生まれてきたすべての赤ちゃんに”おめでとう”と言いたい」と願う愛情深い産科医。その一方で、情熱的な演奏をする謎多き天才ピアニスト・BABYの一面も持ち合わせた人物である。
そのミステリアスなサクラが、出産のリスクやアクシデントに直面しながらも、お母さんと赤ちゃんの命のために奮闘して、真剣に寄り添う姿に何度も心が揺さぶられる。
2015年、2017年のテレビドラマ化でも話題を呼んだ、奇跡の物語。
母から生まれたすべての人に、読んでいただきたい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ドラマ化もした産婦人科医兼ジャズピアニストのお話。全32巻+α。自分に起きた周産期トラブルを調べていてハマった漫画。
産後の身動きが中々取れない期間、電子で少しずつ気になる巻を購入して読んでいました。出産は本当に命がけだということを、改めて実感出来ます。
匿名
ドラマも漫画も見ていて、久しぶりに漫画を読んでグッとなりまして、購入しました。お産を自然にできていること。こどもが元気に育ってくれていること、本当に奇跡だなと思うお話です。
匿名
感動
赤ちゃんが産まれることがどれだけすごいことなのかそして産むお母さんとそれを支える医師と看護婦さんにとても感動しました。
Posted by ブクログ
医療をテーマにしたエンターテインメント作品は、漫画だったら自らが医師免許を持っていた手塚治虫の「ブラックジャック」を嚆矢とし(ていると思っていたけどWikipedia見るとそうじゃないらしい)、近年では「Dr.コトー診療所」や「ブラックジャックによろしく」など数多く、小説やドラマにまで範囲を広げれば、おなじみ「白い巨塔」や、この本棚にも登録してある「チーム・バチスタの栄光」など枚挙に暇がないほどの人気ジャンルです。自分も好物でよく読みます。
人の生死や医師という職業に賭ける使命感というドラマチックなテーマが日常的に扱われるからではないでしょうか。
この「コウノドリ」は、そのことに加え、子供の誕生という幸福で重たいテーマが扱われているのですから、面白くないわけがありません。
…なんて、つい偉そうに書いてしまいましたが、そんな他人事みたいな話ではなく、この「コウノドリ」では、扱われているテーマの多くが「自分事」です。幸い、医療モノのテーマになるような重篤な病気や大きな怪我、神の手を持つお医者様なんかとは縁の薄い人生を送ってきましたが、妊娠出産とそれにまつわるトラブルは、実際に直面したかもしれないものばかり。もう食いつくようにして読みました。「出産は奇跡なんだ」というサクラ先生の言葉(2巻だったかな?)が、本当に実感を持ってそのとおりと感じられます。
リアリティのある院内の様子や症例・事例は綿密でしっかりした取材の賜物でしょう。そして、主人公サクラ先生の言葉がいちいち心に沁みます。取材に協力した医師の考えや言葉なのでしょうか。サクラ先生やそのモデル・取材元のような先生が増えるといいなと思います。
ドラマも見ました。
親子みんなでです!
コミックスを読んでいた頃はほんとにちゃんと生まれてくるのかな、なんて心配だった子供と一緒にドラマを見られるなんて、とってもうれしく、膝に乗った子供が画面を見て「赤ちゃん可愛いねえ」なんて言うなんて、やっぱり奇跡だよなあなんて思いながら。
綾野剛のサクラ先生は、最初から綾野剛をモデルにしてサクラ先生をキャラデザしたんじゃないのってくらいはまり役。星野源の四宮先生も見ているうちになじみました。そして何よりも赤ちゃんをたっぷり画面で見ることができて満足満足。再放送、しないかなあ。
この第1巻に収録されているのは4編。
「受け入れ拒否」「切迫流産」「淋病」「オンコール」です。
巻が進むに従って登場人物が増え、それぞれのキャラクターがそれぞれの事情を抱えて努力し、悩み、成長していく姿が描かれる群像劇の色を濃くしていきますが、この巻で名前が与えられているキャラクターはまだサクラ先生と下屋先生だけ。
でも、最初のエピソードの冒頭から、サクラ先生の「未受診なのは母親のせいでお腹の赤ちゃんは何も悪くないだろ」って言葉で心を鷲掴みにされました。
ところで、サクラ先生の好物はポヨング焼きそば。
もちろんぺヤングのもじりでしょうけれど、ぺヤングのもじりで有名だった「ペヨング焼きそば」が実際に発売されてしまって使えなくなってしまったのでやむなくこの名前にしたのかなあ、って可笑しくなりました。
以下、各編に一言ずつ。
「受け入れ拒否」
未受診妊婦(野良妊婦)の話。
上に書いたとおり「未受診なのは母親のせいでお腹の赤ちゃんは何も悪くないだろ」って言うサクラ先生の言葉が心に沁みます。赤ちゃんの身の上に重ねてサクラ先生本人の出自が語られるのですが、「人の何倍……何十倍も辛いことがあるかもしれない ……でも人一倍幸せになることはできる」との言葉も。掴みは十分です。
あと、下屋先生はこのままでは一生ベイビーのライブには行けませんね。
「切迫流産」
切迫は「非常に差し迫ること」。
ですから「切迫流産」は今にも流産しそうな状態、なのですが、恥ずかしながら流産してしまった状態だと間違って覚えていました。
「今お話ししたことをふまえて 今日中…2日以内にお2人で決断してください 赤ちゃんを助けるのか 助けないのかです」。今後も度々出てくる「言わなければいけないことは客観的データに基づききちんと言う」サクラ先生の本領発揮。
小さく生まれてしまった赤ちゃんがお父さんの指を握るシーンで不覚にも涙腺崩壊。
「淋病」
打って変わってちょっとコミカルに妊娠中の注意事項を啓発する話、かな。お説教臭さを感じることなく読むことができました。
正直に告白して検査を勧めた旦那は、最低限の人としての良識だけは守ったんだけど、でも文化じゃねえだろうがよ。
あと、このあたりで反響から連載が揺るぎないものとなったからでしょうか、2巻の重たいエピソードの登場人物がチラッと出てきます。
「オンコール」
大切な商売道具に傷をつけられちゃ困る、と帝王切開に同意しないお母さんのお話。
帝王切開と母乳の話はどんどんやって欲しい。どんどん、何度でも。
良き
ドラマ版を見て、原作の存在は既に知っていたものの、今回初めて読了。
ドラマ版も好きでしたが、原作の雰囲気もいいですね。コウノトリ先生の優しい雰囲気、彼らの産婦人科医として秘めた強い覚悟が、優しいタッチの絵柄に本当によく合ってると思いました。
おすすめです。
ドラマ化でこの作品を知りました
学校の保健で、出産してから何ヵ月以内に死ぬ割合は1000人に何人(全然覚えてない)だとか勉強しました。
0.何%という確率ならば、実際沢山起こってることになり高いと感じましたが、少し納得できた気がします。
危険の伴う出産に焦点を合わせることで、将来の参考になりそうな漫画だと思いました。
ドラマ見た人は特に読むべき
ドラマが好きだったので漫画も読みたいと思い、読んでみました。確かに、ドラマに使われた話もありました。ドラマでは、映像に加え音声があるのでリアリティを感じますが、漫画では、登場人物一人一人の書き込みに工夫があります。(例えば、苦しみながらも命懸けで出産する母親の表情や、焦ったり、悩んだりするときの表情に書き込みが多く、迫力を感じます。)出産や命の大切さと感動を真剣に伝えてくれる、とても良い話がつまっています。
深い
それぞれの事情や、こんなにもたくさん予想外のことが起こるのですね。出産。
危険と背中合わせで、でも、昼夜関係なく必死で助けてくれる産科医さんは偉大ですね。改めて。
出産に100%の安全はない
何度読んでもハラハラドキドキしてしまう。
そして自分の出産を思い出しては、『無事に産まれてくれてありがとう』という感謝の気持ちを子ども達に伝えるのだ。
32巻も続いてることを初めて知りました。
続きがとても気になります!
未受診妊婦
・妊娠しているにもかかわらず、妊婦健診を受けていない妊婦=未受診妊婦、未管理妊婦。
・その妊婦が出産直前に来ること=飛び込み出産。
・未受診妊婦を受け入れる病院のリスクは大きい。
胎児の状態や母体の感染症などの重要な情報や判断材料がないからだ。
受け入れる病院は、あらゆる状況に対応できる準備をしなければならない。
それに対応できない多くの病院が、受け入れを拒否するため、
妊婦はたらい回しの状態となり、母子共に危険にさらされる。
・もし受け入れたとして、その妊婦が危険な感染症(ウイルス性肝炎やAIDSなど)だった場合、
医師や助産師、看護師などの医療スタッフにとって、その妊婦はとても危険な患者となる。
・お金のことが心配だった場合、妊娠して母子手帳を貰えば、無料のチケットがついてくる。
出産費用にしても、払えそうにない人には、産まれる前に申請すれば、出産費用を肩代わりしてくれる助産制度もある。
・未受診ということは、医学的にも状況的にも、確実に赤ちゃんの命は危険にさらされる。
それは、お腹の赤ちゃんに対する虐待と同じことを意味する。
・「未受診の飛び込み出産は、病院にとって迷惑でしかありません。
できれば関わりたくないんです。
しかし、産まれようとしている赤ちゃんが目の前にいれば、僕らは全力で助けます。
矢野さんも赤ちゃんを助けたかったから、救急車を呼んだんじゃないんですか?」
・「きっとキミには、これから人の何倍、何十倍もつらいことがあるかもしれない。
…でも人一倍幸せになることはできる。…負けるなよ」
・産まれてくる赤ちゃんが、全て望まれた命だとは限らない。
ただ、この場所で働いている人達は皆、産まれてきた全ての赤ちゃんに「おめでとう」と言ってあげたい。
そう願って働いている。
匿名
読んでて泣けてきた。
最初の話が野良妊婦。正直、妊娠しても健診を受けずに行き当たりばったりで出産する人に良いイメージはなかったけど。
無責任な男性と恋愛関係になった、生きてくだけで精一杯の貧困に苦しみ、身体はどんどん変化して出産に至る…
その悲惨な事情を知ってから、何とか救ってあげたいと思うようになった。
男性にもオススメです
書籍でも持っている作品です。
独身時代から新刊出てはすぐ購入していた作品で、結婚して引っ越ししても手元に置いている作品です。
妊娠中に父親向けの妊娠関係の本や雑誌を勧めても、全然読んでくれなかった旦那が唯一読んでくれました。
妊娠・出産の知識をしっかりわかるわけではないかもしれないけれど、妊娠・出産は危険と隣り合わせだとは認識してくれたのでは?と思っています。
子供が大きくなったら読ませたい作品の一つでもあります。
Posted by ブクログ
2013年6月21日発売。
TRACK1 受け入れ拒否
TRACK2 切迫流産
TRACK3 淋病
BONUS TRACK オンコール
何回読んでも
何回読んでもジーンと来る。
電車とかで読めない、うるうるする。
嘘偽りなく出産について書いてあって、生きていることは奇跡なんだと感じられる。
大切な大好きな一冊。
人が人を産み出すというのは奇跡なんだと感じる作品。
出産を経験して、初めてこの作品を読んだけど
子供が無事に産まれたことがこんなにも奇跡なんだなぁ、と感動出来る。
出産だけでなく、子宮頚がんの事も丁寧に描かれている
これから出産を経験する人に読んでもらいたい。
もはや教科書に導入して欲しい。
出産に関係ない人でも楽しめる
私は、たぶん、この先も、結婚を考えていない独身中年男性ですが、女性の妊娠▪出産はもちろん、それらに関わる病気や制度のことなど、独身男性にも非常に興味深いことが、イロイロ理解できるし、考えさせらる。各登場人物のキャラや、ストーリー全体としての雰囲気も良いと思います。人間の人生について考えさせられます。
妊娠・出産がいかに大変で予測しにくいものなのか勉強になった。産婦人科医が赤ちゃんを取り上げるだけが仕事じゃないのはなんとなくで知っていたつもりだったが予想以上でした。母親への感謝がより感じられるようになった作品です。
Posted by ブクログ
「出産は待ってくれないからね」
「目の前で生まれようとする命があれば、僕らは全力で助けます」
現場の最前線で働く医療者は
患者の今を守ろうと頑張ってくれています
だから医療は成り立っているのかな
「お母さんと赤ちゃんを守るのが僕らの役目です。」
もし、医療が損得だけで成り立っていたらもう医療は崩壊しているのではないかと思う
一方で
「産科は訴訟されなければ、黒字なんだから」
「余計なことするなよ」
「健診を受けずに出産した場合、赤ちゃんが死亡するリスクは通常の6倍以上です。それに未受診の妊婦を喜んで受け入れる病院はありません。」
病院を守る経営側が、患者を選ぶのは現実です
病院を、職員を、他の患者を、
守らなければならないので
仕方ない一面ではあると思います
産科の現場では、常に母子共に命が掛かっている
誰もが健康に生まれて、おめでとうではない
「全ての命が望まれて生まれてくるとは限らない。人生は平等じゃないから。恵まれない環境で生まれてくる命もある。それでも僕たちは願っている。生まれてくる全ての赤ちゃんに祝福がありますようにと。ようこそこの世界に。生まれて来ておめでとう。」
生まれてくる赤ちゃんにこの世界のルールなんて
現実なんて関係ない
赤ちゃんは、生まれる場所も、時も、選べない
だからって
赤ちゃんの権利を蔑ろにしていい理由にはならない
医療従事者に出来ることは限りあるかもしれない
だけど
目の前の命を守り
崖っぷちから落ちそうな患者を助けることは
医療者だけが向き合える事かもしれない
確かな知識と技術と態度が必要で
誰もが出来る仕事ではない
少なくとも僕は
患者を守りたいと願って医療を目指した
そんな原点を思い出させてくれる作品
全ての医療従事者に、子どもが欲しい人に、子どもがいる人に、いやこの世に生まれてきた全ての人に見て欲しい作品
最後に医療従事者の1人として、感謝を述べます
産科の現場はドラマにあるよりももっと緊迫していて
常に命の危険が、健康を脅やかす危険が潜んでいます
いつも現場で笑顔で頑張っている医療者だって
人間です
人の死に向き合って悲しくないわけがありません
思い悩まないわけがありません
辛くないわけがありません
医療者の笑顔は
多くの悲しみを知った上の笑顔なのかもしれません
そして、いつも患者を家族を不安にさせないために
必死に頑張っています
患者だって、家族だって
辛い事は、もちろん承知です
ですが、医療者も
患者や家族が辛い気持ちを
受け持った患者の数だけ背負い続けています
患者の辛い気持ちを
治したいという願いを
受け止めるのは
仕事だろと言われたら
それまでかもしれません
ましてや
分かっててその仕事やってんだったら
責任を持てよ
と思う人もいるかもしれません
ごもっともで反論する気もありません
ですが
勉強して、実習して、臨床に出たとしても
受け止められないほどの現場に
遭遇することだってあるんです
私は男性で産科で働いた経験はありませんが
実習で助産院、産科病棟にお世話になりました
僕は男性だから
女性の生理の辛さだって
陣痛だって、悪阻だって
想像でしか分かりません
だけど、現場で働いていた方々が
本気で、一所懸命に、毎日必死に
見えない所でたくさん勉強して
不安にさせないために
しっかり準備しているのを
僕は知っています
「赤ちゃんを産む事は、誰にとっても命掛けです」
だからこそ
親子を助け続けてくれて
僕たちを健康に産んで守ってくれて
ありがとうございます
と現場の方々に言いたいです
追伸
予防接種は打ちましょう!
一本で救える、救われる命があります。
これを男性が描いてるのすごい
産科医、これを男性が描いてるのすごい!出産をこんなにディープなところまで書けて、、女性として嬉しかったです。ドラマも見たくなったな〜
良いです
ドラマの方を見ていたのですが、綾野剛の鴻鳥先生はマンガ通りでした。そして下屋は松岡茉優ちゃんが可愛すぎ(笑)
漫画を通して改めて出産を考えさせられる感じです。
Posted by ブクログ
これから子どもを産む方へあるいは将来子どもを産みたいと思っている方に。
産婦人科医療、保育、子育て支援などに興味のある方に。
とても参考となる本だと思いました。
僕自身過去に保育士を目指して保育の勉強をしていた時期があり、日本の医療が発達したおかげで妊娠による死亡率または乳幼児の死亡率は劇的に減少していると学んだ気がします。
ですが現場で働く産婦人科医師たちは妊娠におけるさまざまな厳しい現実に日々直面しているということを感じることができました。
医療がこれだけ発達したとはいえ子どもを産むという行為にはいくつもの危険が孕んでいるということをこの漫画を通して学ぶことができるように感じます。
統計では見えてないこと、現場の真実がここには描かれていると思います。
まだ何も知らない子どもたちにも子どもを産むということを教えるためによい漫画の1つになるのではないかと。
Posted by ブクログ
おお〜、おもしろい・・・これは・・・。
主人公の生い立ちともう一つの顔・・・すごいインパクトがあるにもかかわらず、産院で起こる出来事がどメイン(さらに上回っておもしろい)になるって、うーん!
すごく取材されてるんだろうなやっぱり・・・。
産科医のイメージ変わるなあ。
Posted by ブクログ
面白いです。評価としては満点。イケメンの必要はないけど、主人公の顔はちょっと微妙ですね。産科がテーマっていうのと、主人公の裏の顔があるのも、この作品ならではの味があって良いと思います。医療ものはある程度の感動が約束されている訳ですが、ただのお涙頂戴になっていないのも、ポイント高いと思います。
Posted by ブクログ
涙必至。11巻まで読んだ。
ドラマきっかけで読んだけど、漫画に忠実につくられてるので違和感なく読めた。
いまとなっては信じられないけど、私も子ども産むまで予定日通りに生まれるものだと思ってたし、お産は安全なものという思い込みがあった。
思いがけずNICU経験することになり、なんでうちの子だけ…みたいな思いもあったけど、みんな何事もなく出産してるようにみえて実は帝王切開の引け目やミルクへの引け目、色々なことを負ってるんだって気づいた。
いまとなっては、子育て色々苦労することもあるけど命の心配しなくてすむだけなんてありがたいんだろうと思う。
この漫画読んで再びいまの生活に感謝することができました。。
もう、ドラマも漫画も本当よくできた作品です…!!
Posted by ブクログ
【あらすじ】
出産は病気ではない。だから、患者も家族も安全だと思い込んでいる。毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。その小さな命が助かることもあれば、助からない時もある。100%安全などあり得ない。それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。
【感想】
今やっているテレビドラマで、わたしが見ていて唯一泣いたテレビドラマだったから、原作をすごく読んでみたかった。それで、ようやく1巻を読み終えて、やっぱり感動した。命の尊さを強く感じた。たくさん痛い思いをして、わたしを産んでくれたお母さんに、ありがとうって言いたくなるような気持ちにさせてくれた。
Posted by ブクログ
妊娠・出産について、知らなかったことたくさんあるんだなと思い知らされました。
と同時に子どもが生まれてきてくれるのは本当に奇跡なんだなと。
男性向けのコミック誌に連載されてるのがいい!
これは本当に男性に読んで欲しい内容です。
Posted by ブクログ
妊婦なので読みました。
すごく勉強になります!号泣した話も。
勝手に思い込んでることってたくさんあるんだな~と自省しました。
(→この巻ではないけど、予定日どおりにうまれなくて夫が会社の休みをとるので悩むっていう話がありました。私も子供は予定日どおりに生まれてくるって思ってたので読んで焦りました)非常にリアルなエピソードが多いです。
命が生まれるって本当に奇跡なんだと感謝しました。
医療現場の方がたを尊敬します。(妊娠するまで助産師さんと関わることがないから、目立たないけど、いざ妊娠すると助産師さん心強いです。娘うまれたら助産師さんになってほしいと思うくらいw)
辛い事例の話もありますが、希望が与えられているので、そこもすばらしいと思います。
妊婦などに限らず皆さんに読んで欲しいです。(これ男性誌連載なんですよね~!)
Posted by ブクログ
出産とは?という問いに
これでもかと鋭利に疑問を投げかけ、
読者である私たちは改めて考えさせられる。
命をテーマに扱うだけあってズシっと重くのしかかる。
これから出産を控えている妊婦さんのみではなく
男性側も是非読んでほしい作品。
それにしてもピアニストという設定が
生かし切れるのか今後に期待。
Posted by ブクログ
どうせパフォーマンスだらけの医療漫画だろうと思いながら素通りしていました。ですが、勧められ読んでみると確かに面白かったです。
お産が危険を伴うもの、数少ないなかオンコールで24時間対応する産科医の大変さ、母親になる女性の葛藤をきれいごとなく描いています。
お産を控えている妊婦さんとその家族にはちょっと辛い話が多いかもしれません。ですが、せめて妊婦さんの家族は読むべきだと思います。
Posted by ブクログ
妊婦さんに是非読んでもらいたいシリーズです。
妊娠、出産、その後の入院中に関することが、
患者、産科医師、助産師、小児科医師の目線で、
しっかり描かれています。
妊娠は病気でないからこそ、
心の準備は必要なので、その予習にピッタリです!
Posted by ブクログ
医療漫画の中では、理想と現実のバランスが絶妙な作品だと思う。
医者同士の人間関係にはあまりスポットを当てず(そのためドロドロすることもない)、淡々と患者一人一人のケースを描いている。
主人公の医師は決して奇跡をもたらす存在ではなく、現実に沿った治療や対処を提案する。
しかし患者側には当然さまざまな事情や問題があり、その部分が漫画としての盛り上がりをつけている。
リアルであり、フィクションである。そのバランスの良さが魅力的な作品だと思う。
Posted by ブクログ
妊娠出産を題材にした漫画。トラブルはつきものだし、出産はいくつもの奇跡でできていると思う。共感したり、初めて知ることがあったり、悲しくなったり色々なことを教えてくれる読み応えのある漫画だと感じた。出産の予定がない方や男性にも読んでほしいと思った。妊娠中の方はメンタルが不安定なので産後に読んだ方がいいかもしれない。
将来の夢を見ること
人生を楽しむこと
幸せになること
誰かに無理だって笑われても
自分で無理なんて言うもんじゃない
産前に読みたかった
産後に読んだのですが産前に読んでおきたかったなぁと思いました。
ドラマ化されるのも納得の面白さ!
でもベイビーである必要はあったのかなぁ…
出産前に読んだ
妊娠・出産がいかに大変で予測しにくいものなのか勉強になった。産婦人科医が赤ちゃんを取り上げるだけが仕事じゃないのはなんとなくで知っていたつもりだったが予想以上でした。
大好きな作品。ドラマを観てから、興味を持って、読み出しました。医療ドラマは 色々と学べるし 好きです。特に 産婦人科がメインで 悲しくなったり 切なくなるシーンもあるけれど、生命の強さも垣間見れて、勇気を貰えます。
性行為の延長に子が成せる。 そんな時代は終わった。 妊娠、出産は 単なる繁殖としてではなく、絆とかしがらみとか、仕事とのバランスとか病との戦いとか、福祉の助けや制度の荒さ… 色んなものを『産科』という視点で描いてくれるので、絵空事ではなく自分の隣にあることとして読める
現在妊婦ですが、とても勉強になりますし、内容が興味深いです。 医師側の考え方など、納得させられます。色々な出産があるのだな、と妊娠、出産の奇跡を改めて感じました
何度も読んで、何度も泣きました。 助かる命もあれば、助からない命もある。 新しい命を生み出す事は、それこそ命を賭けなければならない。 そうやって子となり親となる事を、真摯に伝えてくれる作品だと思います
どの話も泣けます。お産に至るまでの心理的な葛藤だったり、過程がとても丁寧に描かれています。男女で親役割の認識に差がありがちなこともリアルに描かれているのが印象的でした。女性としてとても為になりました。母親は偉大ですね
わが家には一人息子がいて寝かしつけて見て毎回号泣していました。産まれてくることは奇跡なんだと思いながらも毎日の育児に追われて忘れてしまいがち。この奇跡に感謝しながら子育て頑張ろうと思えるマンガです
私は妻が妊娠して里帰り出産中に一気読みしました。 出産って無事な事が当たり前ではない事を教えてくれるマンガです。 女性はもちろんですが、子供がもうすぐ生まれてくるような旦那さんにぜひ読んで欲しいです。 産んでからだ妻にありがとうと伝えられると思います
出産や育児について深く考えさせられ、自分がいかに恵まれて幸せに生きているのかと言うことを感じました。 無事に生まれてきてくれた子どもたちに心からありがとうと思えました
大大大ファンです。周りに妊婦さんがいるといつもおススメしてます。家族を持つ人、持たない人、誰もがこの世に生を受けて産まれた大事な命… 色んな人に読んでほしい
赤ちゃんが無事に生まれることは当たり前じゃないということ。妊娠から出産までの大変さ。出産・新生児に関わる医療の重要性。知らなかったことばかりで、とてもためになります。 すごく重いテーマを扱う作品だけど、鴻鳥先生をはじめ、登場人物の人間味が細かく描かれていて、読みやすい作品です
人生で出産できる回数は限られているので、自身では知ることのできない出産にまつわる話が知れていいと思います。悲しい話もありますが、現実におこりうることなので目をそらさず受け止めれたらなとおもいました。ぜひご夫婦で読んで欲しいです
私自身が去年母親になりました。 母親になって自分で我が子を育てられることは当たり前ではない、かけがえのない日常だとコウノドリを読んで思いました。さまざまなバッグボーンを持つ子どもが皆幸せになれますように
出産、子育て、そして命、家族…。その尊さや難しさについて改めて気づかされ、考えさせられる作品です。 綺麗事ばかりではない現実も丁寧に描いておられる作品ですが、主人公のまなざしや寄り添いが暖かく、優しいです。いろいろな人に読んでほしいなあと思います
簡単にしているように見える出産は命懸けだということ、産まれてくるまで一瞬たりとも安全な時はない事がすごく分かりやすく描かれていました。 自分も簡単に子供が欲しいなんて思っていましたが、きちんと色んなことを知って、覚悟を持って子供を授かれたらと思いました
妊娠出産を経験すると、身をもって怖さや痛みを感じることになります。順調にいけば幸せですが、そうでない場合もあるということが、本作品を通して学ぶことができます。私は妊娠中に本作品と出会い、正直涙なしでは読めませんでした。生温い同情物ではなく、現場に置かれる先生方の厳しさや試練、妊婦の体の変化や現実など、多くを知ることができます。教育的観点からも重要ではないかと思いますので学校などでも読めるといいですね
命の現場ってやっぱり感動的ですね 子供が大きくなってもこれを読むと、自分のお産思い出します ドラマより漫画派ですが、ドラマも漫画も良い作品って私の中では数点しか無いのですが、そのうちのひとつです
妊娠出産が奇跡であるということを改めて感じさせられる漫画です。妊娠出産にまつわるエピソードがリアルに表現されており、これから妊娠するであろう人、出産を経験した人、男性にもぜひ読んで欲しい漫画です
産婦人科のこと、病気のこと、妊娠出産、色々考えさせられる。 勉強になります。 個人的には出生前診断の所が、自分の妊娠時期とも重なり、より深く考える機会になりました
読んだあと子供が本当に愛しくなります。 またお腹の中の赤ちゃんや子供になりかあると自分のせいだ、と考え凹むことも多いですが妊娠出産は本当に奇跡で素晴らしいかとなんだって気が付かせてくれます
自分が親になってから読んだので、どんなお話しも涙無くしては読めないものばかりです。出産の奇跡や苦悩や悲哀を余すところなく描いているので、老若男女問わず読んでみて欲しい作品だと思います
無事に生まれるのは当たり前ではなく、色々な出産があり、出産は命懸けなんだと思いました。また、人が生まれるまでにはたくさんの人の力が携わっているのだと思いました。紡がれる命は、奇跡だと改めて思わせられます
妊娠中に読んでいたので 無事に妊娠、出産する事ががどれだけ大変で奇跡的な事なのか 考えさせられました。 サクラ先生みたいなお医者さんばかりではないけれど 女性だけしか体験出来ない妊娠と出産をもっと理解してほしいので 男性にもぜひ読んでほしい作品です
産後自分の赤ちゃんがNICUに入り、その経験を経て読むとまた改めてハマりました。 兄弟祖父母面会など共感できる部分も多く、妊娠出産の奇跡を実感できます。 何度も読み返しているオススメの漫画です
産科の現在起きている事がリアルに描かれている。妊娠してから、無事に出産出来る事は、当たり前ではなくて、奇跡なんだと、改めて感じられる。 是非夫婦で読んで欲しい作品
ドラマにもなった有名な作品ですが、マンガで読むと考えさせられることが多く、勉強になります。ストーリーによっては本当心が苦しく号泣してしまうこともたびてび。小松っちゃん、幸せになってほしいなぁ〜
長女を妊娠中で、妊娠出産について漫画でいろいろなエピソードを知りたくて読みました。すごく分かりやすくて、妊娠出産は全部が全部うまく経過をたどって終わるのでは決してないということ、いま自分がこうしていることさえも、幾重にも奇跡が重なってこうなっていることを実感しました。 夫にも読んでもらいました。つわりや妊娠症状に理解がない家族や、理解があってもどうしたらいいか分からない人は読んでもらうととても分かりやすいと思います
以前、お産現場のドキュメント番組でこの漫画が取り上げられてから興味を持ってハマってしまいました。 学校の性教育や保健の授業に取り入れてもいいのでは?と思います。中学生くらいだと理解して読めるのではないでしょうか。 妊娠中に読むと、不安半分感動半分。読み手によって違うかな
子どもが生まれてくるって奇跡だ!感動したり辛かったりで涙なしでは読めない!先生や助産師さん、看護師さんて本当に尊い仕事してるんだな。心が優しくなる作品
知り合いの出産話で大変だった話聞くとコウノドリで読んだアレか、ホント大変だったろうなと思うのでだいぶ毒されているか笑 読んでると思わずホロリと来る事もある、好きな作品です
出産経験も無いのにこの漫画のおかげで随分出産に詳しくなったと思います。別に勉強目的で読んでいるわけではなく、面白くて読んでるウチに自然とね。考え方、捉え方は人それぞれなので、この作品での捉え方が全てと思っていませんが、少なくとも『出産は安全なモノでは無い』事は間違いじゃないと思います
言わずもがなの、産婦人科の現実を描く医療ドキュメントドラマ。妊娠から産後まで、生死、悲哀、挫折、絶望と克服、そのあるがままを医療者と患者、その家族の目線から描く良作。これを読むと自然と医療知識が身につき、医療従事者や妊産婦を見る心持ちが、変わることでしょう。読む価値のある素晴らしい作品です
是非読んで欲しいです。 妊娠のことが詳しく書いてあるので 是非読んで欲しいです ただ不安になるのもあるので 妊婦さんは軽い気持ちでは読まないことを おすすめします笑
妊娠中に一度読み、産後数年経ってから再び読みました。検診でなにも問題なくても、いつなにが起こるかわからない。安産だとしても、産後どんな問題に直面するかもわからない。一話一話感動しますが、妊娠・出産・子育て・婦人科系の病気、災害について人ごとではなく明日は我が身と思い勉強にもなります。 女性だけではなく、男性にこそ特に読んでもらいたいです
出産についてのあれこれは、実際体験してないうちは何も知らないままです。子供は自然に産まれるだろう、そんな甘い考えは覆されます。 全ての世代の方に読んで欲しいですが、特に1番読んで欲しいのは奥さんが妊娠中の男性です。 子供は勝手には産まれない。今奥さんがお腹で守っているのはこれから命懸けで産む大切な命なのだと、噛み締めて欲しいです
出産に関する事が分かりやすくておススメ現在、3人目の子供を出産し育休中です。少し前に出産を終えたばかりなので、懐かしくもありながら、知らない事も多く勉強になります。私は3回の妊娠出産を何の問題もなく終えましたが、それはとても有り難いことなんだと再認識。これから母親になる人にも、男性にも読んでもらいたい漫画です!
本当に奇跡なんだなと実感します。妊娠中に読んだので 色々と心配になりましたが、知っといて損はない知識と内容。そして命の尊さや大切さを改めて感じることが出来ます
スムーズな妊娠出産なんてないです。それをよくいろんな視点から捉えて描かれていて、妊娠出産に対して考え方や捉え方がこの漫画を読んで変わりました。この漫画は当人同士だけでなく老若男女いろんな世代の方々に読んでもらいたい
感動する話も多く、涙必須のお話です★☆ いろいろ考えさせられるお話もありますが、感動したい人にはオススメです。 でも私は妊娠中に読んでしまったタメ、不安が倍増してしまいました。。 笑
ドラマにもなった有名作品ですが漫画は初めて読みました。妊娠出産の奇跡、産科医の苦悩など色々と考えさせられます。自分も出産の経験がありますが、何事もなく産まれて来てくれたことは本当にラッキーだったんだなぁ…と。この作品はぜひ幅広い年齢の方々、特に若い世代に読んで欲しいと思います。下手な性教育よりよっぽど胸に刺さると思いますので。。