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奄美群島で発見された小さな人型の生き物「蝶人(ハヴィラッチュ)」はさまざまな開発活動の影響で絶滅危惧種となっていました。
絶滅を防ぐために人間によって保護され管理される蝶人たち。
物語の主人公である蝶人の青年・忍野はそんな環境で生き、人間により決められた交配相手のマイという少女に想いを寄せていますが、二人の関係はなかなか進展しません。
そこで忍野は思い切った行動に出ますが、そこでマイの本当の気持ちを知ることに…。
ある日蝶人たちが暮らす教室にカラスが襲来し、蝶人たちは次々と捕食されてゆきます。
そんな危機的状況から助けてくれたのは人間からの解放を訴える蝶人・沖たち。
人間に管理されていれば安心した世界で暮らせる…しかし、それは果たして本当に幸せなことなのか…!?
忍野の選ぶ答えとは…!?
人間によって保護されているという建前ですが、飼育されていると言える状況の蝶人たち。
生まれた時からつがいが決められ繁殖を求められる環境で、当人たちの感情はおいてけぼりです。
ですが絶滅させる訳にいかない…という管理する側の人間の使命感も理解できます。
実際の生き物としてはありえる話ですが、擬人化されることで読者側はなんとも言えないジャリっとした感情を抱くことでしょう。
そんな中、人間から与えられた環境なら安穏と生きられるかもしれない…という思いがありつつも、管理者である人間の「先生」からの強制的な繁殖指導に対し、「マイが笑っていないならだめだろ!」と忍野が貫く熱い想いが胸にぐっときます。
しかし自由を選んだとしても、脆弱な蝶人たちは果たして保護管理下外で生きることができるのか!?
忍野の純愛はどうなるのか…!?
蝶人解放を訴える沖の思惑とは…!?
タイトル、絵柄からは全く想像がつかない物語がそこにありました。
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