笠原真樹の作品一覧

自分が理想とする夢を貫く決断
人から求められる夢に魂を売る決断
どちらを選択しようとも
心は疲弊し、失望する。

そして、本来の自分を見失い、いつの間にか壊れていく。

激しく共感する。
私自身がそうだったから。

葛藤し、疲弊し、消耗し、自分が
いつの間にか壊れてしまって、
もう元には戻らないところまでいってしまった経験。

執着せずに、手放すことを許し、
胸を張って逃げることを良しとしているこの作品は、
夢を否定するのではなく、
夢を追った結果どうなるかを深く理解していて、
今キラキラと夢を追いかけている若者を救い出す
希望の光となる素晴らしい作品と評したい。

続きも気になるので追いかけ...続きを読むていきたい。

あ

この巻の見どころは、やはり、夢という単語ひとつで、言葉ひとつで人って高校から巣立っていって、中には夢って言葉ひとつで命を断つ人もいるんだな

名作すぎる。
進路って大人の私たちはいろいろ経験しているからある程度は、事実や想像力を駆使すれば、イメージができるけれど、
こどもたちにとっては、やったことないことなので大きな不安がつきまとう。そんな時には、その進路を辿った人がその先どんな人生になるのかをみるケーススタディが必要で、
それをこの作品は見せてくれる。

夢についてまわる光と影。
すべてを知った上で選択することが
自分の人生に責任を持つという進路で大事な「覚悟」を問われているのだと思う。

めちゃめちゃいい作品です。

現実

夢みる高校生の生徒指導。
夢は生きる糧になる反面、絶望の元凶にもなり得る。
戦略的撤退も視野に入れること。
この作品に救われる人は少なくないと思います。

運転士の話 最終

最後のシーンの空の広さがよかった。
都会は電気で動く電車だけど、田舎にはディーゼルで走る気動車があって(朝ドラあまちゃんの三陸鉄道みたいな)、それは電気を使わないから電線が無いんだよね。当たり前だけど空が広い。
伏見くんの視界も広くなったね。